国内PC出荷台数、4月平均単価過去最高額(by.JEITA)

2018年5月30日

JEITAが2018年4月の数値を公開。

新年度となり累計がリセットされて2018年度へ。毎年4月はPC1台あたりの平均単価が高くなる月であり、過去7年の全期間を通してこの4月が最高値を更新してしまっております。

いつも通りJEITAのコメントから。

国内パソコン出荷台数の前年比推移

ソースはこちらの2018年。

JEITA / 統計データ
http://www.jeita.or.jp/japanese/stat/pc/

当月のコメントより。

4月も前月に引き続き法人向けが堅調に推移し、2ヶ月連続で台数・金額ともに前年を上回った。

それはおかしい。いや、本当なのだろうけれど、そうならば前年比103%、台数は平年並なので個人向けの出荷が堅調に推移しなかったと言えてしまう。

全体の台数推移。

前年比

前年比は半分前年次第でもあるのでよくわからない。

カテゴリ別。

カテゴリ別

オールインワンがひどいですな。何があったのか4ヶ月連続で6割付近。

それ以外はすべて2ヶ月連続で前の年を上回ったようで、法人は3月に買いまくり4月は大人しくなるかと思えば出荷台数だからなのか、3月に決済して4月納品のパターンもありそう。

先日、ビックカメラに立ち寄りPCコーナーを見た時は、確かにオールインワンが昔ほど展示されていなかった。目についた形は大きめなノートが増えつつ、モバイルノートも13型くらいが種類豊富な印象。

 

2018年4月は平均単価が過去7年で最高額

というわけで平均単価から。2018年4月の単月を線にすると表示されないので点にしております。左上の水色。

平均単価

単純に出荷金額/出荷台数で算出したもので、2018年4月の平均単価は空気を読まない102,459円でグラフ内過去最高額を叩き出してしまった。

ちなみに最安は2012年9月で平均単価62,386円。当時と比較すると出荷台数は6割まで減少し、平均単価は当時の方が今の6割だったと思えば妙な関係。いや、関係はないか。

台数と金額の推移。

出荷台数と金額

激しく平年並み、2017年とほぼ同じ。

4月の単月で過去を見ると、XP祭り終了から1年経過した2015年4月から4年分の中では2018年が台数と金額ともに最高値。とはいえ、グラフを見ての通りそう変わらない。

パソコンまだ売れていた頃との差。

過去比

台数は53%、金額69%。

PC出荷台数1千万台超え時代は6~7年前の昔話。但し、JEITAがそう言っているだけで、MM総研の調べでは昨年度ギリで1千万台行っております。しかも増。

出荷台数 1,025 万3,000 台 前年比 1.7%増

出荷金額 9,061 億円 前年比 4.0%増

source:2017年国内パソコン出荷概要 | 株式会社MM総研

集計の期間と分母違いによるもの。

 

出荷台数は1千万台超えから700万台前後の時代へ

先月、作ろうとして忘れていたので今作った。

jeita-2018-04-7yr

年度ごとに4~3月までの12ヶ月間の出荷台数を合計した推移で、XP祭りのあった2013年を頂点として急激に下降。

2011-2012年頃が1120万台くらいで推移していたので、2017年度は60%まで減少したことになりますな。y軸の下限を600万台にしたので大げさにみえるものの、4割減という変化は凄まじい。

グラフ内期間でのPC市場縮小の歴史。

  • 2011年・・・NECがレノボへPC事業を表向き協業
  • 2014年・・・ソニーがVAIOを見限る
  • 2016年・・・NECがレノボ丸投げ
  • 2017年・・・富士通がレノボへ

これだけではなく、学生や子どもが自分のスマホを持つことによる家庭内PC需要の減少もあると思われ、一概に「パソコンはスマホやタブレットに置き換わらない」とは言い切れない点も影響しているのでしょう。

今後、PC出荷台数が下がる根拠はあれども上がる要素が見当たらず、メモリ事業をマジで売り払ってしまった東芝がPC事業をどうするか。

しかし供給過多が解消された時からが本当の勝負かも知れませんな。自分でも何を言っているのかよくわからないけれど。

今月のオススメBTOパソコン

リンク用ソース

コメント(2)

>オールインワンが昔ほど展示されていなかった
私宅の近所にある電気屋だと、10台に1台も無いくらい。ちなみにケーズデンキとノジマ電気。ケーズデンキまでは車で30分。ヤマダ電機も存在はしていますが、デスクトップ3台くらい、ノート5台くらいしか置いていないほど存在感の無いPCコーナーにつき、あまり参考にはならず。

>最安は2012年9月で平均単価62,386円
ノートだと「薄い・軽い・速い」のウルトラブックが浸透しはじめた時期でしょうか。Windowsは8が2012年8月リリース。もしやWindows8の不出来さは、Windows7を売るための盛大な釣りか、と思える結果。

富士通|FMVサポート 「ウルトラブック」ってなに?
https://azby.fmworld.net/kids/pc/doyou/39/

>PC出荷台数が下がる根拠はあれども上がる要素が見当たらず
よし対策でも打とう。

1.全Windowsについて、サポート無しエディションを無料提供する
2.無料提供の際はMSアカウントの登録が必要
3.無料提供のOSを使用するには、週に1回のフィードバックが必須
4.フィードバックをしないとライセンスが切れる

とりあえず自作ユーザとか中古PCとかジャンクPCとかで頑張るユーザに向けた方策でも。

>台数は平年並なので個人向けの出荷が堅調に推移しなかったと言えてしまう

国内PC市場、前年比出荷台数2.2%増を記録。働き方改革などで法人需要増加 - PC Watch
https://pc.watch.impress.co.jp/docs/news/1123711.html

国内PCは家庭で売れず法人頼みが明らかに - 週刊アスキー
http://weekly.ascii.jp/elem/000/000/415/415084/

個人向けが売れず、法人ではPCが売れているようですよw
もはや3分の1がレノボ系列ですねw

もはや生活にPCは不要?! より鮮明になるモバイルシフト【iNTERNET magazine Reboot】 - INTERNET Watch
https://internet.watch.impress.co.jp/docs/imreboot/news/1124618.html

>とりわけ、20代はスマートフォンが87.8%、PCが63.8%という大きな差が目につく。
20代は40代についでPCが使われていますがw 若者のパソコン離れというより、むしろスマホが使われすぎと言えると思いますw

>もはや生活にはPCは不要になりつつあるのかもしれない。
家庭ならそう言えるかもしれないが、仕事にはPCがないと難しいでしょうw

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2011年頃から安く無くDELLを選択肢に入れる理由が薄く回線抱き合わせ販売の価格がまぎらわしい。ゲームPCのAlienwareは見た目重視コスパ最悪なので要注意。

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TSUKUMO

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ヤマダ電機による買収後はマニアックな感は無くなり家電通販のような普通のパソコン屋に。BTO PCは機種が少なくやや割高。ツクモファンなら選択肢へ。

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