国内PC出荷台数、8月も台数伸びず前年割(by.JEITA)

2017年10月 4日

JEITAが2017年8月の数値を公開。

前月大きく割れたので今回で取り戻すのだろうと思いきや、過去7年分の8月期で最低に近い数値を叩き出しており、やはりこれが今後の標準になるのかと思った。2012年以前の景気には戻りそうも無し。

いつも通り前年比から。

国内パソコン出荷台数の前年比推移

ソースはこちらの2017年。

JEITA / 統計データ
http://www.jeita.or.jp/japanese/stat/pc/

JEITAコメントより。

2ヶ月連続で台数・金額ともに前年同月を下回った。

という事は9月の出荷が増えるのかも知れないという、適当な事を書いておきましょうか。台数の前年比推移がこちら。

台数推移

数値で書くと93.3%なのでマイナス6.7%。

ところがカテゴリ別にするとA4型(ノートPC)が比較的大きめに落ちているだけで他の形は100%前後での推移。

種類別

なぜこうなるかは、JEITA統計内のノートPCの出荷割合が多めに出ているので影響力がデカいという事かと。

DELLとHPのような法人率8割、国内BTOのマウスやドスパラのようなデスクトップ単体が主力のメーカーが統計に参加すればA4ノートがここまで影響しないはず。

 

前年度&一昨年度と同じくらいの台数&金額

前年比は動向見るには向いていないので実際の台数と金額、その推移。

出荷台数

重なっているので見づらい、出荷台数はほぼ前年または一昨年に近い数値で動いており、金額もまた同様な感じ。

全盛期900万台前後がここ3年くらいは500万台前後となっており、昔の5~6割しかパソコン売れなくなってしまったという事なのだろうか。出荷と販売数は直結はしないとしても間接はするはず。

祭りを平均化した棒グラフバージョン。

平均化

5月が大きめに減った程度で他の月はやはり過去2年とだいたい同じ。

金額を台数で割り算した平均単価おおよそ。

平均単価

高いから売れないのか、売れないからモニタ折れたり外れたり、おさわり操作まで付けて高くなってしまっているのか。この点、「クラムシェルでタッチは求められていない」と言い切り先月新VAIO出したVAIO社は上手いと思った。

最後に過去比と称したPC売れていた頃を1とした場合の本年度。

過去比

出荷が約-4割に対して金額は-2割5分くらい。やはり無駄に高いから売れないのでは無かろうか。

ちなみに左から2番目の5月、オレンジの出荷台数は切れているわけではございません。まぎらわしいので上下60%へ今書き換えたので次回から反映。

 

本当にパソコンは国内で「売れて」いないのか?

売れてを強調した理由は出荷台数と直結しているかいないか不明な為。出荷台数と販売台数の関係を3種類にしてみましょう。

  1. 売れると予想・・・多めに出荷
  2. 売れないと予想・・・数を抑える
  3. 他に原因がある・・・製造ペースを落としている

昔が1で現在が2ならば普通に納得。

もし3ならば弾数が少ないので販売台数を伸ばせない。ところがそうなると売り場側から催促されるはずで、作る側も売れるなら出すが自然。

私がNECなら法人向け代理店から来る発注や出荷台数を見て個人も比例させる。ところがNECと富士通はレノボがやっているのだから法人はターゲットが違うとしても個人向けのNEC製品などの生産数を抑えたなら自社製品が売れる可能性。

単純にそうは行かないだろうし、国内ブランド大好きなおっさん達がレノボ買うとは思えないものの、一応店頭販売もしているVAIOの伸びが気になる。

以下、売上のみ。単位は百万円。第1期は7/1にVAIO独立、7/31決算の1ヶ月しか無いので省略。

  • 2期:7,319
  • 3期:19,807
  • 4期:18,869
  • 5期:18,860

XP終了祭りに乗り遅れたのか2期目は赤字ながら3期からは黒字化。200億円規模はマウスやドスパラの半分くらいだけれども上手い事行っている印象。国内大手の実質撤退や事業縮小とは逆を行っております。

というわけでVAIOやDELLなど、その他パソコン工房以外のBTOメーカーが入っていないJEITA統計が国内PC出荷台数を名乗るのはどうなのか?として、来年のMM総研発表待ちとしましょうか。

リンク用ソース

コメント(1)

>A4型(ノートPC)が比較的大きめに落ちている
前年比90%ですから、確かに下落原因として大きいですね。7月が66%ですから、それよりよほどマシではありますが。ちなみに4月からの累計でも、A4型ノートは89.7%でワースト前年比。

>昔の5~6割しかパソコン売れなくなってしまったと
昔は2年で買い替えていたPCが、今は5年でも性能不足を感じないとすれば、必然的に買い替え需要は落ちて行きますね。それでも販売台数を増やすなら、単価を下げるか付加価値をつけるかしか無し。

いっそWindowsストアで有料ゲームを3,000タイトルくらい無料配布すれば、ゲームをやるためにPCを買う層を刺激できそう。子供がゲーム機ではなく、そこそこの性能を持ったゲーミングPCを欲しがるようになれば御の字。

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BTOパソコンメーカー比較

パソコン工房

高性能: ★★★★ 長保証: ★★

コスパ: ★★★★★ 安保証: ★★

部品選: ★★★☆☆

初心者や実用重視のPCユーザー向け。デスクトップ以外にノートも多数有り価格と性能のバランスが良く選びやすい。全国に実店舗が多数有るBTO PCメーカー。

マウスコンピューター

高性能: ★★★★★ 長保証: ★★

コスパ: ★★★★ 安保証: ★★

部品選: ★★★☆☆

パソコン工房と同様に機種が多くノートの取扱も有りゲーム用やクリエイター向けPCも有り。送料が比較的高額なので総額注意。知名度は国内トップクラス。

ドスパラ

高性能: ★★★★★ 長保証: ★★

コスパ: ★★★★ 安保証: ☆☆

部品選: ★★★☆☆

デスクトップPCならパソコン工房とマウス以外にドスパラも見る価値有り。秋葉原に本拠地を構える昔ながらのBTOパソコンメーカーで知名度はマウス並に高い。

DELL

高性能: ★★★☆☆ 長保証: ★★

コスパ: ★★☆☆☆ 安保証: ☆☆

部品選: ☆☆☆☆

2011年頃から安く無くDELLを選択肢に入れる理由が薄く回線抱き合わせ販売の価格がまぎらわしい。ゲームPCのAlienwareは見た目重視コスパ最悪なので要注意。

日本HP

高性能: ★★★★ 長保証: ★★

コスパ: ★★★☆☆ 安保証: ★★

部品選: ☆☆☆☆

高性能ノート以外は見る価値が薄く高額なLenovoという感じ。早々にWindows 7を捨て8に切り替えたので7が必要なら行っても無駄。2012年後半から迷走中。

TSUKUMO

高性能: ★★★★ 長保証: ★★

コスパ: ★★☆☆☆ 安保証: ★★

部品選: ★★☆☆☆

ヤマダ電機による買収後はマニアックな感は無くなり家電通販のような普通のパソコン屋に。BTO PCは機種が少なくやや割高。ツクモファンなら選択肢へ。

FRONTIER

高性能: ★★★☆☆ 長保証: ☆☆☆

コスパ: ★★☆☆☆ 安保証: ☆☆☆

部品選: ★★☆☆☆

2013年7月に(株)KOUZIROが倒産しヤマダ電機子会社インバースネットが続投。長期保証が消滅。これと言った特徴が無く難点は有れど利点が見当たらない。

サイコム

高性能: ★★★★★ 長保証: ★★

コスパ: ★★☆☆☆ 安保証: ★★★

部品選: ★★★★★

自作しない中~上級者のPCユーザ向け。初心者にはカスタマイズが難しく動かない構成でも購入できるので注意。パーツへのこだわりや知識が有るなら。

※並びはBTOメーカーの知名度の順。大小関わらず信用できない要素があるメーカーは未掲載。

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ヒツジ先輩

書いてる人:

BTOパソコンの元修理担当。ハードウェアに超詳しいワケではありませんが、どうしたら故障するのか何となく解るので壊れにくいパソコンを紹介します。