国内PC出荷台数が再び前年比マイナスへ(by.JEITA)

2016年6月30日

JEITAが2016年5月のデータを公開。

先月は前年比101.2%というギリで上回る数値を出していたところ、今回で再びマイナス。99%などという生易しい数字では無い余裕の二桁%割れにて83.5%。ここまで減るともはや清々しい。

いつも通り前年比から。

国内パソコン出荷台数の前年比推移

ソースはこちらの2016年。

JEITA / 統計データ
http://www.jeita.or.jp/japanese/stat/pc/

5月のJEITAコメントを引用。

個人向けにおいて低い水準となり、台数・金額ともに前年同月を下回った。

という事はJEITAの中では法人と個人が別れているのでしょう。手抜きせず公開とし表に出して欲しい。

出荷台数全体の前年比。

出荷全体の前年比

前年割れ再び。

てっきり今後はギリの100%超えで推移すると思っていたところ、やはり普通に割れてしまうという事は年々PC市場は小さくなっているという事。

カテゴリ別。

カテゴリ別

デスクトップ単体が跳ね上がっている点は前年と比較すれば100%超えだけれども、ノートと比べると分母が比較的小さいのでブレ易い。

 

過去5年間で台数・金額ともにワースト2を記録

実際の出荷台数と金額の推移。

出荷台数と金額

2015年度と似た形になるかと思いきや本年度は5月で下降。

5月の単月で過去6年分見ると過去最低。2011~2012年度は約80万台、2013年70万、2014年90万、そして2015年は50万と来て2016年は40万台。

赤い線はXP祭り開催中なので無視すると、Windows 8発売以前の2012年10月以前の水準と比較し、8/10時代は半分とまでは行かないとしても低くなっております。ちなみにMacは2015年度まで特に変化無し。あとはわかるな状態。

祭りを薄める為に2013&2014年を平均化。

平均化

2016年、6月がどうなるかでしょうな。

過去の数値を見ると4~5月で上下しても6月は確実に4~5月を上回っており、要因は大手PCメーカー夏モデルの投入時期のひとつな為。

NECレノボは平常運転、しかし東芝は海外から撤退したり中国の工場を売りたがっていたり。富士通も縮小したと思われどうなるか。

パソコン売れない原因の一つはWindows 10無償アップグレード。これが7月で終わるならば8月以降は売れ始める、と見るか、または10の評判の悪さからして引き続き売れない=出荷台数絞ると考えるか。

私がメーカーならば夏モデルは一旦絞り、10月の7/8.1 PCの出荷終了後需要に向けて9月出荷分から様子見がてらやや本気出す。

 

PC市場の低迷は祭り終了の余波か10の影響か(まとめ)

前年比が邪魔なので出荷の台数のみ。

出荷台数全体横長

左端がXP祭り開始直前、6月からNECと富士通が本気出した時期。濃い棒は国内大手の春夏秋冬モデルチェンジ。

祭り期間ほどの復活は無いとして、2015年は反動があるのでまだしも、2016年度がこれでは先が思いやられる出荷台数。

ところで、「本年度のJEITA統計は東芝と富士通入っていないのでは?」疑惑の答えが出ております。

2015年度自主統計参加会社の「(株)東芝」が2016年度は「東芝クライアントソリューション(株)」になっており、富士通は会社変更無しなので引き続きデータ貰えていると考えるべきでしょう。

2014年以降は2015年度からソニーが抜けているものの、ソニー製VAIOは2014年度の春モデル(1~2月頃発売)が最後なのでJEITA上2014年度には影響無いはず。

という事は、DELLやHPなどが入っていない点はスルーし、相対的に見てPC出荷台数は減少傾向であり、JEITA上では2012年頃の月80万台規模が40万台まで低下したと言えるかも知れない。

JEITA統計では判らないところは、もし国内メーカーからDELLやマウスなどBTO、ASUSやAcerなどの完成品ノートへ消費者が流れている場合。

しかし現状、最新のWindows 10が無償アップグレードとか、XP祭りで7へ買い換えたPCがまだ2~3年しか経過していないわけで、買い替え需要が高まるわけが無かろうと。

とりあえずマイクロソフトのせい。

今月のオススメBTOパソコン

リンク用ソース

コメント(1)

Windows10がたとえ良いモノでも、前年比を恒常的にプラスへ転じさせるのは難しいでしょうね。

>金額
4月が464億円に対し、5月が392億円ですか。出荷台数は「478,000台→430,000台」と約10%ダウンのところ、金額は約15%のダウン。単価が大きく下がったのでしょうか。

>東芝
未だに東芝と言えばサザエさんが浮かびますけれど、スポンサーは何とか続ける模様。

J-CASTニュース:東芝、白物家電手放しても「サザエさん」継続 不正会計のイメージ回復はこれしかない?
http://www.j-cast.com/2016/04/03262601.html


BTO系のPCなら、5月末に発売したGTX 1080の影響で、6月の統計は少し上向く可能性もあるにはありますが、ユニットコム以外にはあまり影響が無さそうですね。

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BTOパソコンメーカー比較

パソコン工房

高性能: ★★★★ 長保証: ★★

コスパ: ★★★★★ 安保証: ★★

部品選: ★★★☆☆

初心者や実用重視のPCユーザー向け。デスクトップ以外にノートも多数有り価格と性能のバランスが良く選びやすい。全国に実店舗が多数有るBTO PCメーカー。

マウスコンピューター

高性能: ★★★★★ 長保証: ★★

コスパ: ★★★★ 安保証: ★★

部品選: ★★★☆☆

パソコン工房と同様に機種が多くノートの取扱も有りゲーム用やクリエイター向けPCも有り。送料が比較的高額なので総額注意。知名度は国内トップクラス。

ドスパラ

高性能: ★★★★★ 長保証: ★★

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部品選: ★★★☆☆

デスクトップPCならパソコン工房とマウス以外にドスパラも見る価値有り。秋葉原に本拠地を構える昔ながらのBTOパソコンメーカーで知名度はマウス並に高い。

DELL

高性能: ★★★☆☆ 長保証: ★★

コスパ: ★★☆☆☆ 安保証: ☆☆

部品選: ☆☆☆☆

2011年頃から安く無くDELLを選択肢に入れる理由が薄く回線抱き合わせ販売の価格がまぎらわしい。ゲームPCのAlienwareは見た目重視コスパ最悪なので要注意。

日本HP

高性能: ★★★★ 長保証: ★★

コスパ: ★★★☆☆ 安保証: ★★

部品選: ☆☆☆☆

高性能ノート以外は見る価値が薄く高額なLenovoという感じ。早々にWindows 7を捨て8に切り替えたので7が必要なら行っても無駄。2012年後半から迷走中。

TSUKUMO

高性能: ★★★★ 長保証: ★★

コスパ: ★★☆☆☆ 安保証: ★★

部品選: ★★☆☆☆

ヤマダ電機による買収後はマニアックな感は無くなり家電通販のような普通のパソコン屋に。BTO PCは機種が少なくやや割高。ツクモファンなら選択肢へ。

FRONTIER

高性能: ★★★☆☆ 長保証: ☆☆☆

コスパ: ★★☆☆☆ 安保証: ☆☆☆

部品選: ★★☆☆☆

2013年7月に(株)KOUZIROが倒産しヤマダ電機子会社インバースネットが続投。長期保証が消滅。これと言った特徴が無く難点は有れど利点が見当たらない。

サイコム

高性能: ★★★★★ 長保証: ★★

コスパ: ★★☆☆☆ 安保証: ★★★

部品選: ★★★★★

自作しない中~上級者のPCユーザ向け。初心者にはカスタマイズが難しく動かない構成でも購入できるので注意。パーツへのこだわりや知識が有るなら。

※並びはBTOメーカーの知名度の順。大小関わらず信用できない要素があるメーカーは未掲載。

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