国内PC出荷台数23ヶ月ぶりに前年比プラス(by.JEITA)

2016年5月28日

JEITAが2016年4月のデータを公開。

早いものでXP終了祭りから2年が経過。それによる特需の反動とWindows 8/10襲来の影響と思われる前年割れが続いていたけれど、ようやく単月で100%超えを達成しております。ここまで棒読み。

いつも通り前年比から。

国内パソコン出荷台数の前年比推移

ソースはこちらの2016年。

JEITA / 統計データ
http://www.jeita.or.jp/japanese/stat/pc/

4月のJEITAコメントを引用。

単月としては、23ヶ月振りに台数・金額共に前年を上回った。

確かにそうなのだけれども、決してPC市場が明るくなって来たとは言えない件は後ほどとし、出荷台数全体の前年比。

前年比全体

わずかながら前年を上回る101.2%まで浮上。数値やグラフに強い人ならばこの時点でタネ明かし状態となっておりましょう。ヒントは昨年4月の点。

そういう見方をすると、本年度1月が99.9%と中々の高さをを誇っていたけれど、ヒントは昨年1月というわけで100%前後とはいえども何もめでたくは無さそう。

カテゴリ別。

カテゴリ別 

デスクトップ単体が大躍進、と言いたいけれど昨年4月(もういい

 

台数と金額の数値で見ると全然良くはなっていない

まだ良く無かった人の為として、デスクトップ単体の出荷台数がこちら。

デスクトップ単体のみグラフ

水色の線、前年比は飛び上がっているものの出荷台数は過去1年でワースト3となる6万4千台であり、前年4月はグラフ内で最低を記録した5万2千台。

2016年4月の出荷金額は105億円なので単純に割り算するとデスクトップPC単体1台あたりの単価は76,563円。

確か5年くらい前のサードウェーブ(ドスパラ)全体の売上が300億円超えていたので300とし、単価は一旦落ちて最近は再び上昇しているので7.6万円で割り算すると約40万台/年、なので月あたり3万3千台くらいとなり、ドスパラはデスクトップPC主力と仮定するといかにJEITAの数値が低いか判りましょう。

過去5年ほどの年度別での推移。

出荷台数と金額

101.2%なので昨年4月とほぼ同じ。折れ線グラフはポイント付けなければ単月表示出来なかったので丸にしております。

XP終了祭り特需と翌年度を平均化したグラフ。

平均化

全体で見ても全然悪いですな。この調子では5月も50万台とか500億円で茶を濁してくれそうな予感しかしない。

 

マイクロソフトが頑張るに比例しメーカーは苦しい(まとめ)

Windows 10への無償アップグレードは、ここまで失敗しているプロモーションとかマーケティングは見た事が無いレベル。

  • マイクロソフト・・・10へ上げて欲しい -> 思うようにユーザ増えない
  • PCメーカー・・・無償アップは迷惑 -> パソコン売れない原因
  • 7/8.1ユーザ・・・10押し付けウザい -> 早く来い来い7月29日
  • 自作ユーザ・・・新CPUは10のみ -> 旧WindowsのDSP版がゴミ化

マイクロソフトは微妙だけれども、ほぼ誰も得していない状況。

これが本当に7月末で終われば良いけれど、そこはマイクロソフト、方針や予定がころころ変わる辺りはお家芸とか十八番なので油断出来ない。

もしマイクロソフトが今後は無償アップグレードなど何もせず、8月になれば好転するかといえばそう変わらない。10にしたい人はしており、したくない人は故障しない限り2019年末や2022年末まで7/8.1を頑なに使い続ける予定な為。

マイクロソフト的には10の良さを「セキュリティ強化」と言っているものの、そういうのはOSより専用のセキュリティソフトの比重がデカく、「7は7年も前のOSなので設計が古い」と言うけれど、Windowsは10で終わるらしいので今から6年後の10に対してどう言い訳するつもりなのか。

やたらとセキュリティ強化を売り文句にしている印象があるけれど、セキュリティと見た目や操作感や収益導線押し付けは関係無いだろうと。

マイクロソフトが10で何をしたかったのか、そう遠くない将来判るでしょう。※答:そのOS、蒼き衣をまとい広告をデスクトップ上に撒き散らすべし(予言)

今月のオススメBTOパソコン

リンク用ソース

コメント(2)

>早いものでXP終了祭りから2年が経過
Windows7の登場が2009年ですから約7年前、Windows8.1の登場が2013年ですから約3年前ですか。特にWindows7は、懐かしいと言っても良いレベルになってしまいましたね。

>ドスパラ
ちなみにドスパラでは、昨日27日からPalit製「GeForce GTX 1080」を販売中。価格は税込で「98,820円」の模様。ただしリファレンスのため、Palit製である利点は価格のみ。

ドスパラ通販:Palit NEB1080015P2-PG413F (GeForce GTX1080 8GB)
http://www.dospara.co.jp/5shopping/detail_parts.php?bg=1&ic=438411&lf=0

>マイクロソフト的には10の良さを「セキュリティ強化」と言っている
見た目として強化されているのが分かる点は、WindowsDefenderとSecurityEssentialsが統合され、デフォルトでセキュリティソフトが導入済みになったくらいですから、ユーザには分かりづらいですね。WindowsHello(生体認証)なんぞ、ほとんどのユーザは不要でしょうし。

ただ、個人的にWindows10のセキュリティ機能で便利だと思えるのは、アプリが持つ各機能への権限を個別にオンオフできる点、くらいなのですがね。

ライフハッカー:デフォルトのままは危険? 「Windows 10」のプライバシー設定はこう変えよう
http://www.lifehacker.jp/2015/08/150817win10_privacy.html

>マイクロソフト的には10の良さを「セキュリティ強化」と言っている
それなら、Windows7のセキュリティ部分だけ強化版出してくれれば、
少々高くても買うんですけどね。
多少デスクトップ広告が増えるぐらいなら許そう。

閑話休題。
会社で使ってる業務ソフト屋さんから絶対Win10に挙げないでくれっちゅう
注意喚起メールがきました。
勝手にWin10にあがっちゃった顧客対応でてんてこ舞いだそうです。

コメントする ※要ユーザ登録&ログイン

BTOパソコンメーカー比較

パソコン工房

高性能: ★★★★ 長保証: ★★

コスパ: ★★★★★ 安保証: ★★

部品選: ★★★☆☆

初心者や実用重視のPCユーザー向け。デスクトップ以外にノートも多数有り価格と性能のバランスが良く選びやすい。全国に実店舗が多数有るBTO PCメーカー。

マウスコンピューター

高性能: ★★★★★ 長保証: ★★

コスパ: ★★★★ 安保証: ★★

部品選: ★★★☆☆

パソコン工房と同様に機種が多くノートの取扱も有りゲーム用やクリエイター向けPCも有り。送料が比較的高額なので総額注意。知名度は国内トップクラス。

ドスパラ

高性能: ★★★★★ 長保証: ★★

コスパ: ★★★★ 安保証: ☆☆

部品選: ★★★☆☆

デスクトップPCならパソコン工房とマウス以外にドスパラも見る価値有り。秋葉原に本拠地を構える昔ながらのBTOパソコンメーカーで知名度はマウス並に高い。

DELL

高性能: ★★★☆☆ 長保証: ★★

コスパ: ★★☆☆☆ 安保証: ☆☆

部品選: ☆☆☆☆

2011年頃から安く無くDELLを選択肢に入れる理由が薄く回線抱き合わせ販売の価格がまぎらわしい。ゲームPCのAlienwareは見た目重視コスパ最悪なので要注意。

日本HP

高性能: ★★★★ 長保証: ★★

コスパ: ★★★☆☆ 安保証: ★★

部品選: ☆☆☆☆

高性能ノート以外は見る価値が薄く高額なLenovoという感じ。早々にWindows 7を捨て8に切り替えたので7が必要なら行っても無駄。2012年後半から迷走中。

TSUKUMO

高性能: ★★★★ 長保証: ★★

コスパ: ★★☆☆☆ 安保証: ★★

部品選: ★★☆☆☆

ヤマダ電機による買収後はマニアックな感は無くなり家電通販のような普通のパソコン屋に。BTO PCは機種が少なくやや割高。ツクモファンなら選択肢へ。

FRONTIER

高性能: ★★★☆☆ 長保証: ☆☆☆

コスパ: ★★☆☆☆ 安保証: ☆☆☆

部品選: ★★☆☆☆

2013年7月に(株)KOUZIROが倒産しヤマダ電機子会社インバースネットが続投。長期保証が消滅。これと言った特徴が無く難点は有れど利点が見当たらない。

サイコム

高性能: ★★★★★ 長保証: ★★

コスパ: ★★☆☆☆ 安保証: ★★★

部品選: ★★★★★

自作しない中~上級者のPCユーザ向け。初心者にはカスタマイズが難しく動かない構成でも購入できるので注意。パーツへのこだわりや知識が有るなら。

※並びはBTOメーカーの知名度の順。大小関わらず信用できない要素があるメーカーは未掲載。

勝手に評価シリーズ

結果として宣伝になっていますが依頼されたわけでは無く、依頼されてもやりません。

データ復旧のIUECを勝手に評価
あなたの街の~を勝手に評価
ESETセキュリティを勝手に評価

お知らせ


Windows 7サポート終了は2020年1月14日

カテゴリと更新通知

プロフィール

ヒツジ先輩

書いてる人:

BTOパソコンの元修理担当。ハードウェアに超詳しいワケではありませんが、どうしたら故障するのか何となく解るので壊れにくいパソコンを紹介します。