国内PC出荷台数が1年半連続で前年を割る(by.JEITA)

2016年1月12日

JEITAが2015年11月のデータを公開。

した時期は先月の下旬、忘れていたので今更グラフ化。もはや割れて当然、前年比マイナスは平常運転と化しており全然驚けない。タブレットやスマホやApple Watchの影響でしょうな(棒読)

いつも通り前年比から参りましょう。

国内パソコン出荷台数の前年比推移

ソースはこちら。

JEITA / 統計データ
http://www.jeita.or.jp/japanese/stat/pc/2015/

JEITAの11月分コメント。コピペでは無く、前月の7を8へと変更。

個人・法人向けにおいて低い水準となり、台数・金額ともに18ヶ月連続で前年同月を下回った。

先月の記事より私のエスパー。

この調子では来月は18ヶ月連続になる予感。

24ヶ月連続と予想しておきましょうか。この調子ならば2年くらいは軽いと思う出荷台数の前年比がこちら。

8発売月からのPC出荷台数前年比(全体) by.JEITA

やや右上がりな傾向になっているものの、前年割れした前年より割れている時点で不自然なわけで、出荷台数が回復しているわけではございません。

カテゴリ別。

カテゴリ別

こちらも上がっているように見えるけれど、XP祭り終了の反動で低下した前年を更に割っているわけで、せめて100%を超え続けなければおかしい。

 

前年比では無く実際出た数で見ると食い止めた感

比で見ても意味が無いので数にて。

出た台数と金額

最新の11月(緑の右端)は底を打った感。

40万台、400億円が下限と見るべきか。単純に割り算するとPC1台あたりの平均単価が10万円になってしまう辺りは、大手ブランドによるボッタクリ価格が原因と憶測。

精度を上げると11月の単価は92,824円。何が価格を引き上げているかカテゴリ別で割り算すると、オールインワン(一体型)が平均12.6万、モバイルノート11.0万円くらい。

ところでなぜ一体型PCという駄目設計なパソコンがが売れ続けるのだろうと考えてみると、一体型が選ばれているというより店頭にデスクトップ単体が無いと言える為、20型を超えるモニタが良いなら店頭では選択肢が無いわけですな。

祭りを薄める為、2013と2014年のみ平均化したグラフ。

祭り平均化

あれを貼っておきましょうか。

MM総研の調査によるとMacの出荷台数は落ちておりません。

総出荷数の内7.8%がAppleらしいので37万台くらい。2014年上期のAppleの数値は分からなかった為、%が出ている2014年度全体を参考にすると、総出荷1260.9万台の内5.8%がAppleなので年間約73万台。単純に2で割ると36.6万台

source:2015年上期国内PC携帯タブレット出荷数(by.MM総研) - BTOパソコン.jp

source:国内PC出荷台数と金額が過去最低値を更新(by.JEITA) - BTOパソコン.jp

パソコンの需要は低下していないという意味。もしくはApple信者が減っていないともいう。 

 

XP祭りの反動+OSクズ化=Windows PC販売不振(まとめ)

XPサポート終了の移行により、法人向けが爆売れしてしまった反動が2014年の4月以降。JEITAはドスパラやマウスなどBTOが入っていない為、単体のデスクトップPCはほぼ法人と見てよろしいかと。

こちらの図はデスクトップ単体のみの前年比と出荷台数。

デスクトップPC出荷数

水色は当ページ2つ目のグラフ、カテゴリ別のデスクトップ単体と同じデータ。2015年4月から比率は上り調子に見えるものの台数は過去2年間で右肩下がりし続けている件。

多くの企業が2014年3月頃までにXPから7へと移行済になってしまった為、そこから3~5年くらいは買い換える必要無し。

リースと同時に保守契約もするだろうし、Windows 7の出荷や販売が終了してもライセンスに金を支払っているのだから故障しても無関係。

XPの反動は仕方無いとしても、問題は季節ごとの新モデル、主に個人向けが出荷減少している点で、以下のグラフは全体の前年比と出荷台数推移。

時期によるPC出荷数

前年比の青い線はスルー。棒の濃くした月は年に4回有るモデルチェンジの月の出荷台数で、和式の新年度を境に6,9,12,3月と毎年右上がりとなる傾向有り。

本年度も同じように右へと上がっているものの、その数が昨年より低く、自動的に12月と3月も低調になるという予想は容易。

図の左半分はWindows 8系の影響で盛り上がっていたのでは無く7 PCが多く売れた為。その後、8系が居残ろうとも10になろうとも出荷台数の減少は止まらないわけで、8系と10が原因と見てよろしいかと。

大手メディアや業界著名人がはっきりと「パソコンが売れない原因はWindowsのせい」と言わない理由はMSとの政治的な繋がりや、雇われライターとしての立場、図のようにグラフ化しても根拠として薄い為と推測。

そして、はっきり言ってしまい真実が広まってしまうと、パソコンに詳しく無い人まで「Windows 8や10は駄目らしい」と知ってしまい、Windows PC業界に悪い影響を与え何もプラスにならない為と見ております。

今年の4月以降からどうなるかが見どころ。

JEITAが新東芝やニュー富士通を引き続き入れて統計したとしても落ち続けるようなら、Windows PC販売事業は縮小へと向かっている証拠となり、同じく縮小しているもののまだ息をしている量産系BTOの市場内比率が高まり、JEITA統計がゴミ化するかも知れない。

JEITAは2016年3月にてマジで一旦リセットし、せめてDELLとHP、行けるならドスパラとマウスも入れた方が良いと思う。やってもやらなくとも給料が変わるわけでは無いので面倒なだけだろうけれど。

今月のオススメBTOパソコン

リンク用ソース

コメント(5)

>この調子ならば2年くらいは軽いと思う
何か起爆剤が無い限り出荷数は下がる一方でしょうから、24ヶ月は固いでしょうね。

>PC1台あたりの平均単価が10万円になってしまう
5万円以下のノートが3割、10万円以下のノートが2割、10万円以下のデスクトップが3割、10万円超えのノート&デスクトップが2割くらいでしょうかね。

ノート:3万円×50、4万円×50、5万円×200、7万円×50、8万円×50、9万円×50、10万円×50
デスク:5万円×50、8万円×100、10万円×150
ノート&デスク:15万円×100、20万円×50、30万円×50

以上で平均9.6万円。これでも少し足りない事に驚き。

>一体型PCという駄目設計なパソコン
利点は省スペースですね。

・PCが必需品では無い
・PCで負荷の掛かる作業は行わない
・PCで重要な作業を行わないためバックアップは不要
・机が狭いため本体を机上に置きたくない
・ペットや子供が居るため床にPCを置きたくない
・ノートPCでは画面が小さい
・修理やアップグレードは眼中に無い
・修理はメーカへ丸投げ
・保証が切れたら買い換える

このくらいの姿勢なら、一体型のメリットをそこそこ享受できるかもしれません。特に最近のCPUは、GPU性能まで優秀ですから。

>店頭にデスクトップ単体が無い
近所の家電量販店、東京へ出た際の電気屋など、私の行動範囲内にある10店強の販売店では、どこも一体型PCは数えるほどしか置いていませんでしたよ。秋葉原のヨドバシカメラでも、置いてる一体型は5台がいい所だったはず。確実に置いてあるのは、AppleコーナーのiMacくらいです。

>Windows 8や10は駄目らしい
そういえば確実にWindows10のせいかは不明ですが、先日Excelで集計表を作っていた際、Excelのフリーズが頻発しましたね。セルに文字を入れる→エンターを押すとフリーズ、の繰り返し。

1.Windows10 + Excel 2016……フリーズ
2.Windows10 + Excel 2013……フリーズ
3.Windows8.1 + Excel 2016 ……問題なし
4.Windows7 + Excel 2010……問題なし

1~4は全て別PC。検証は面倒な上にそんな事をやっている時間は無かったため、サブのノートPCで作業するはめに。症状は現在も発生中。特定の作業やファイルで発生する訳ではなく、フリーズする時はとことん発生、フリーズしない時は終わりまでスムーズ、という気まぐれな模様。

>JEITA統計がゴミ化するかも知れない
私的には既に重要度はかなり低く見ています。ゴミとまでは言いませんけれど、少なくともヤフーリサーチよりは信用度が低い格付け。

確かにドスパラやマウスの販売状況は知りたいですね。
ただ決算報告をみると落ちているようにも見受けられるのですが、実際のところどうなんでしょう。

「Windows 10」は予測変換でクラウドを利用しているので遅いと感じる場合があるかもしれませんが、その影響ではないのでしょうか?
私はあまりに遅いので、無効化しましたが。

編集長が展望する2016年 - 市場縮小、業界再編――パソコンはどこへ向かうのか?:ITpro
http://itpro.nikkeibp.co.jp/atcl/column/15/122100290/010700009/

マイクロソフトがパソコン市場を縮小させる?【16年予測】 - 日経トレンディネット
http://trendy.nikkeibp.co.jp/atcl/column/15/121500028/122100009/

日経によると、ここ2~3年でタブレット市場は盛り上がり、タブレットやスマホがパソコンを食い、パソコンからタブレットへ主役が交代するらしいですよw

15年の世界パソコン出荷、10.4%減 過去最大の落ち込み幅 : PCパーツまとめ
http://blog.livedoor.jp/bluejay01-review/archives/47512539.html
世界的に落ち込んでいるようですよw

>8系と10が原因と見てよろしいかと。

これまで、日本の一番の富裕年齢層でかつ、人口比率で一番の発言権をもっておられるジジババ共に、「ぜひとも認知症防止にPCをどうぞ」といって売りつけていた構図が、windows8登場で崩れた感じ。彼らは次々に脱落して他の趣味へ移行した感じ。最近は、TVショッピングなどで「板PC(タブレット)が認知症防止に効果的」と宣伝してるのを見たw

高齢者がPC販売台数にそんなに影響を及ぼすとは思えないけど、ちょっとは影響を及ぼしてるかもしれないw

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BTOパソコンメーカー比較

パソコン工房

高性能: ★★★★ 長保証: ★★

コスパ: ★★★★★ 安保証: ★★

部品選: ★★★☆☆

初心者や実用重視のPCユーザー向け。デスクトップ以外にノートも多数有り価格と性能のバランスが良く選びやすい。全国に実店舗が多数有るBTO PCメーカー。

マウスコンピューター

高性能: ★★★★★ 長保証: ★★

コスパ: ★★★★ 安保証: ★★

部品選: ★★★☆☆

パソコン工房と同様に機種が多くノートの取扱も有りゲーム用やクリエイター向けPCも有り。送料が比較的高額なので総額注意。知名度は国内トップクラス。

ドスパラ

高性能: ★★★★★ 長保証: ★★

コスパ: ★★★★ 安保証: ☆☆

部品選: ★★★☆☆

デスクトップPCならパソコン工房とマウス以外にドスパラも見る価値有り。秋葉原に本拠地を構える昔ながらのBTOパソコンメーカーで知名度はマウス並に高い。

DELL

高性能: ★★★☆☆ 長保証: ★★

コスパ: ★★☆☆☆ 安保証: ☆☆

部品選: ☆☆☆☆

2011年頃から安く無くDELLを選択肢に入れる理由が薄く回線抱き合わせ販売の価格がまぎらわしい。ゲームPCのAlienwareは見た目重視コスパ最悪なので要注意。

日本HP

高性能: ★★★★ 長保証: ★★

コスパ: ★★★☆☆ 安保証: ★★

部品選: ☆☆☆☆

高性能ノート以外は見る価値が薄く高額なLenovoという感じ。早々にWindows 7を捨て8に切り替えたので7が必要なら行っても無駄。2012年後半から迷走中。

TSUKUMO

高性能: ★★★★ 長保証: ★★

コスパ: ★★☆☆☆ 安保証: ★★

部品選: ★★☆☆☆

ヤマダ電機による買収後はマニアックな感は無くなり家電通販のような普通のパソコン屋に。BTO PCは機種が少なくやや割高。ツクモファンなら選択肢へ。

FRONTIER

高性能: ★★★☆☆ 長保証: ☆☆☆

コスパ: ★★☆☆☆ 安保証: ☆☆☆

部品選: ★★☆☆☆

2013年7月に(株)KOUZIROが倒産しヤマダ電機子会社インバースネットが続投。長期保証が消滅。これと言った特徴が無く難点は有れど利点が見当たらない。

サイコム

高性能: ★★★★★ 長保証: ★★

コスパ: ★★☆☆☆ 安保証: ★★★

部品選: ★★★★★

自作しない中~上級者のPCユーザ向け。初心者にはカスタマイズが難しく動かない構成でも購入できるので注意。パーツへのこだわりや知識が有るなら。

※並びはBTOメーカーの知名度の順。大小関わらず信用できない要素があるメーカーは未掲載。

勝手に評価シリーズ

結果として宣伝になっていますが依頼されたわけでは無く、依頼されてもやりません。

データ復旧のIUECを勝手に評価
あなたの街の~を勝手に評価
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Windows 7サポート終了は2020年1月14日

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ヒツジ先輩

書いてる人:

BTOパソコンの元修理担当。ハードウェアに超詳しいワケではありませんが、どうしたら故障するのか何となく解るので壊れにくいパソコンを紹介します。