国内PC出荷台数が15ヶ月連続で前年割れ(by.JEITA)

2015年9月30日

JEITAが2015年8月のデータを公開。

通常ならば6月以降の前年比は割れないはずのところ、依然として3ヶ月連続で割れております。タブレットに食われたかApple Watchの影響か、はたまた安倍総理のせいなのか。どれも違うので真に受けず。

出荷と金額を適当に見て参りましょう。

国内パソコン出荷台数の前年比推移

ソースはこちら。

JEITA / 統計データ
http://www.jeita.or.jp/japanese/stat/pc/2015/

JEITAの8月分に対するコメント。

8月としては、現行体系となった2007年度以降、過去最低となり、台数、金額ともに15ヶ月連続で前年同月を下回った。

というわけで、台数全体の前年比推移がこちら。

前年比推移

最右の赤い文字を追加。

本来ならば前年の6月から割れ始めたので、その割れた数値に対しての比較になるのだから、今年6月からは割れるのはおかしいと言える期間の開始。

率をイメージで言うと、

  • 2013年度・・・120%(やたら多い)
  • 2014年度・・・80%(120%との比較なので割れて当然)
  • 2015年度・・・100%(平常運転になるはず)
このようになるはずのところ、2015年度も出力80%状態が続いているという。2012年度以前の100%と比較し、2015年度は3割くらい低い感じ。

カテゴリ別で分けたものがこれ。

カテゴリ別

モバイルノートが復調するかと思いきや再び低下。

主に法人向けとなるデスクトップ単体も低迷が続いており、どこかのメディアが「悪いのは個人で有り、法人は低調では無い」と書いていたけれど、法人も悪いと思うグラフがこちら。

デスクトップ単体のみの台数と前年比

水色の前年比が落ち続けている線は一つ前のグラフと同じ。台数を見ると2015年4月はグラフ上の期間内で最低、そこからも出荷台数は低い状態が続いておりましょう。

富士通やNECの営業力によりXPから7へと無難に置き換えた法人が、2年も経たず10へ移行するわけが無いと見てよろしいかと。

 

国内PC出荷と金額の実際の数の推移

上が台数、下は金額。

出荷台数と金額

2014年(青)を2015年(緑)が延々と下回っている件。2013年度(赤)はXP終了祭り、青はその反動、緑も反動が続いているのか。

赤と青を平均化し、2015年のデータを入れて行っているグラフ。

XP祭りの平均化

平均した2年間は2012年以前とそう変わらないものの、最新の2015年も平均に混ぜて差し上げた方が良さそうな低さの連続。

4月にApple Watchが出た影響でしょうな(投げやり)

 

国内PC出荷台数15ヶ月連続前年割れ(まとめ)

なぜ前年比で割れ続けるかは、個人向けの夏モデルがマイナーチェンジばかりで新製品の出荷が少なかった為も原因と見ており、なぜ夏モデルがパッとしなかったかはWindows 10が7月末リリースの為、出すに出せなかったのだろうと見ております。

しかし各社、秋冬モデルには間に合った模様。

富士通は10月3日より、NECと東芝は9月中旬の発売、という事は出荷時期は8月下旬辺りから9月にかけて順次小売店へと送られて行くはず。

いずれも最初から標準でWindows 10仕様。10の評判は私ら7ユーザには高くは無いものの、8~9月に実施した調査では10の好感度は8ほど悪くは無く、どちらかと言えば良いと感じている人が多め。

問題は、いくらWindowsが新しくなろうと10の評判が悪くは無かろうと、手持ちのパソコンが7か8.1ならば最新のWindowsへとタダでアップグレード可能な事。

NECや富士通などを選び新しいパソコンへと買い換える人達が、果たしてハードウェア丸ごと新しくするだろうかという疑問。

勝負は9月に始まり年末商戦で盛り上がる12月までの4ヶ月間。

このおおよそな和式第3四半期で前年を割り続けるようなら、ガチでもうダメかもわからんね状態と思われ、安倍総理では無くマイクロソフトのせい。10への無償アップ終了予定の来年7月までPC市場は大寒波かも知れない。

以下、オレンジ色を濃くした月は6,9,12,3月。

新製品は年4回

NECなどのパソコンを買うなら型落ちを推奨、型落ちを買うなら時計の上下左右の月が良いと過去何度か書いている月は新モデルの出荷な為で、濃い棒がその月。

過去の推移と今年の6月を見ると、2015年度9月は80万台行かないかも知れませんな。行かなければ10月以降も厳しいと思う。

今月のオススメBTOパソコン

リンク用ソース

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BTOパソコンメーカー比較

マウスコンピューター

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令和時代の鉄板スタンダードなPC初心者向けメーカー。標準構成のバランス感覚が突出しており、私でさえケチを付けることが滅多にできない。性能の下から上まで幅広く実用的。

パソコン工房

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性能とパーツの相場がある程度わかる人なら標準構成が多いのでコスパ重視で選びやすい。同じに見える同じ価格でも仕様の違いがどうなのか判る人には最適。

ドスパラ

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コスパ: ★★★☆☆ 安定: ★★

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昔はドスパラ=BTOだったけれど最近は普通のパソコンに力を入れておらず、2018-2019年の偽インテルチップ中華SSDの件が未解決なので信用問題的に何とも言えない。

DELL

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10年以上前まではDELL=初心者向けの安いパソコン、それはもう通用しておりません。クーポン適用後が適正価格だと見抜けるパソコン詳しい人向け、または大人買いで割安になる法人向け。

日本HP

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コスパと性能以外にも見た目も重視したいならHPのノートも選択肢としてアリ。自社製造状態なのでBTO=ダサい印象は払拭されるかと。デスクトップは法人用、ゲーミングは海外向け。

TSUKUMO

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昔のマニアックな感は無くなり家電通販のような普通のパソコン屋に。機種が少なく特徴的な少数精鋭状態なので選べる人を選ぶが、それにしても選びにくい。

FRONTIER

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PC自作しない中~上級者向け、昔ながらの2chおっさん御用達な鉄板メーカー。動かない構成でも購入できるので初心者にはおすすめ不能。量産系BTOのようにコスパ悪くならないのでサイコムだけは自由なカスタマイズを激しくおすすめ。

※並びはBTOメーカーの知名度の順(暫定)で、大小関わらず信用できない要素があるメーカーは未掲載。

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プロフィール

ヒツジ先輩

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BTOパソコンの元修理担当。ハードウェアに超詳しいワケではありませんが、どうしたら故障するのか何となく解るので壊れにくいパソコンを紹介します。