SSDチップのリマーク問題インテル回答(2018年10月)

2018年10月17日

中華SSD問題に関して進展あり。

Colorful製品に始まり、中華SSDの多くで刻印を消された廃棄チップや検査落ちしたチップをインテルロゴ入れリマークして採用していた疑いの件。自作も完成品PCユーザもこの話は重要。

SSD搭載するならますますご注意あれ。

SSDチップリマーク問題に日中インテルが回答

元ネタはこちら。

PC修理廃人さんのツイート: "Colorful SSDのIntel 3D NANDについてIntelから最終的な回答がありました"
https://twitter.com/pana_junk_pc/status/1050326607364149248

intel-mail

廃人のコメントが参考になる。

Intelは自社製品の品質基準に満たないチップは一部販売しているそうです。しかしIntel品質や性能を語る事は許可されてないとのことです。

許可されていないがポイント。

現在中華SSDに使用されているフラッシュIDがIntelのチップは全てIntelで不合格とされたもののようです。不合格品に刻印はしないでしょうから無刻印チップを勝手にリマークしたもののようです。

中華SSDのインテルチップは全て不合格もポイント。

リンクスインターナショナル(@linksevent)ではColorful製SSDの3D NANDについてIntel正規品で品質に問題ないと繰り返していましたが嘘のようです。 ColorfulだけでなくIntel 3D NAND搭載を謳った中華SSDは全て表記に問題があります。

そのようで。

links-intel3d-news

source:COLORFUL SSDにおける型番と容量の関係、および製造ロットに関する情報についてお知らせ | 株式会社リンクスインターナショナル

ハッキリと「Intel 第1世代 3D TLC」と記載されており、インテルなのにインテルのブランドコンポーネントは使用されていないという、4ヶ月の時を超えてブーメランがお帰りなさいするスタイル。

信憑性が高まる、別のインテルからの返信もございます。

画像は「你好」から始まっているので中国のインテルなのでしょう。

ここまでの話、この人の要約がわかりやすい。

  • intel 3DNAND搭載という触れ込みのSSDはintelが「SSDに乗せるべきではない」として選別時点で弾かれたNANDを他社が仕入れて勝手にSSDにした
  • intel以外のintel3DNAND搭載製品は「必ず」低品質と考えて良い

source:西井擲弾兵さんのツイート

というわけで、インテル以外のSSDでインテルを名乗るSSDは逆に低品質という意味となり、6月頃に話題となった線の細い偽インテルロゴがマジならColorfulは偽装までしている可能性も高くなった。

ついでに、西井擲弾兵さんのツイート でヤバそうなメーカー山手線ゲームして来たので書き出しておきましょう。

  • AGI
  • SUNEAST
  • kingfast
  • kingdian
  • KingSpec
  • LEVEN
  • HIDISC
  • PHISON
  • Zheino

これらメーカーのSSDを搭載しバックアップしていないならナウ。

 

価格コムやAmazonでも普通に販売(当たり前)

Amazonのランキング20位以内に中華SSDは現在4種類、の内の最高ランクは7位でZheino製品がございます。評価は悪くないどころか良い方ですな。

amazon-ssd-ranking-Zheino

source:Amazon.co.jp 売れ筋ランキング: 内蔵型SSD

価格コムはSSDコーナーの左、メーカーを開いたところ。

kakaku-ssd-25-219

source:【価格.com】SSD | 通販・価格比較・製品情報

販売終了が含まれるとしても、Colorfulだけで15製品も存在しており、1つ上のCFD16種類を超えそうな勢い。

 

SanDiskやドスパラオリジナルSSDも芋づる?

インテルのやり方、売り方がこの業界で仮に一般的だとするならば、これも話が変わりそうな気がする。

NANDチップ上のSanDiskの刻印を上から消した状態になっています。これは、SanDiskが他社にNANDチップを供給する場合、主にNANDチップの価格への影響を考慮して、状況に応じて出荷前にSanDiskロゴを消してから出荷することがあるためです。

source:COLORFUL SSD、「SL500 256G (MLC + DDR)」における実装NANDおよび製品仕様についてお知らせ | 株式会社リンクスインターナショナル

わかりやすく変換するとこう。カッコ内は私の憶測による解釈。

WD「SanDiskの旧チップなら売ってやるよ。(但しうちでSSDとしては使える品質ではないし、SanDiskの刻印入りで安いUSBメモリとか製造されても困るので)価格への影響を考慮しロゴ消してからな」

価格への影響=旧製品だからという理由のみではなく、旧製品+SSD用ではない品質=安い=SanDiskロゴ入で安売りはマズい、とも考えられる。

となると、SanDiskの刻印消しとは逆にMicronの刻印入れたZ1も怪しさがアップし、より黒へと近づいた感。

dospara-vm-2018-08

source:オリジナルSSD"Z1シリーズ"3製品についてお知らせ

大丈夫だと言いつつ、第三者機関とやらの回答はまだなのか。なぜ第三者なのか意味がわからないけれど。

当然のごとくカスタマイズにZ1は無し。

dospara-cs-2018-10

Colorfulも無くなっており、そちらは風評被害の巻き添えを避けるためなら普通の対応ながら、Z1はどうなった。

 

代理店やBTOメーカーは被害者なのか?

肩を持つわけではないけれど私はそう判断しており、知らなかった、あるいはだまされていた、のならばリンクスもドスパラも被害者にあたるかと。

何がマズいかは両者共通し、ヤバいと思った時は脊髄反射的にプレスリリースを出す割に、日中インテルのメールが出て1週間くらい経つ割に無反応なところが卑怯だと思う。

私はクレーム対応の自称プロだった経験があるので、こういう場合どうするべきか流れを書いてみましょうか。

  1. SNSで流れている情報の事は知っている、現在調査中とする
  2. (時間かかるなら)引き続き調査中 ※原因わかるまで何度でも
  3. (過去情報に不備があったなら)私らが納得できる詫び文を掲載
  4. (必要であれば)リコール

大の大人が「変な製品ではない」と言い切っておきながら、ここまで色々な信憑性ある情報が流れているのだから放置はマズいでしょう。

Twitterでの反論は、「安物買って文句言うな」との意見もあり、確かにそうだとしても、ウソの情報だった(のかも知れない)を放置するのは企業としてダメには違いない。

で、ドスパラ。

2018.8.14(火)

(中略)また現在、弊社では当該製品を第三者機関に依頼し、更に検証を進めております。

2ヶ月経つけれど、どうなったのか。2ヶ月間何の経過報告も無しの放置か。もし問題ありZ1使用している人が居たなら、データ吹き飛んだり認識しなくなったなら?とは考えないのか。

私もトシなのか、最近メーカーなどに対して怒って叩く記事はめっきり減ったけれど、この件に関しては割と激おこでございます。

大人としての思考回路で、メーカーとしての対応を、速やかにするべき重要なことなのは、ユーザのデータが危険にさらされている可能性があるからに他ならない。

私はメーカーの修理工場で泣く泣くデータ消される人をたくさん知っており、ドスパラもメーカー側なのでそういう気持ちはよくわかっているはず。

そこで「実は1本も売れていない」と言いたいかも知れないが通用しない。当時は上手い逃げ方と言ったけれど仇になった。

販売ショップはドスパラ秋葉原本店だが、8月4日(土)夕方の時点で「週末販売分は完売した」(同店)とのこと。

source:ドスパラブランドの格安SSD「Z1」が発売、480GBは実売8,980円 - AKIBA PC Hotline!

完売なので最低でも1本は出ているはず、容量は3種類なので最低3本か。これを否定するとウソをついたことになるわけで、もし1本も売れていなくとも売れたことにするしかない。

当サイト全ページに「ドスパラ最悪」と書く日は遠くないのだろうか。


公開前追記:ドスパラへメール送信(00:32)

dospara-send.png
今月のオススメBTOパソコン

リンク用ソース

コメント(7)

100歩ゆずって再利用するのは良しとしても、他社のロゴを勝手に入れるのは抗議されてしかるべき。

私は「理由も調べず安いからと飛びついたお前が悪い」派ですが、BTOに組み込まれた方はかわいそう。ドスパラも不良品の扱いにして無料交換なんぞ仕掛ければ、イメージアップに繋がりそうですがね。

>Intelから最終的な回答
文章をそのまま受け取ると「インテルの品質や性能を満たした製品だと主張してはいけませんが、インテルの部品を使用していることを主張する行為は規制しません」と読めますね。ただしそうなると、動作速度を明示する場合は全数を実測で計る必要がありそう。

メモリモジュールなんぞは高速(OC状態)で動かない個体を下位速度モデルとして販売しますが、データを恒久的に保存するSSDに関して選別落ちのモデルを使うのはやや怖いところがありますね。ハードオフなんぞで激安購入したノートPCを復活させるような用途には、安い中華SSDは最適やも。

>Colorfulだけで15製品も存在
ここでヒツジ先輩がヤバそうな中華SSDに書き込み&読み込みチェックを延々と行い、HSBW(Hituji Senpai Botchy World)を発動して記事の水増しを図るのも一興。

>TITAN行くか。と思いきや完売にてセーフ。
買いたいから探せという反語視点の要求ですね。分かります。

ドスパラの中古は地味に豊富。今すぐ買えば間に合いますよ。

ドスパラ中古販売:ノーブランド GeForce GTX TITAN BLACK
https://used.dospara.co.jp/sale/detail.php?serialno=83520000005189&br=21&cbr=2105&kw=TITAN&sort=1

品切れが怖いので、他にもTITANの購入場所をピックアップしておきます。

中古・アウトレットのソフマップ|GTXTITAN-6GD5
https://www.sofmap.com/product_detail.aspx?sku=44363976&gid=UD46090000
29,580円

中古・アウトレットのソフマップ|GeForce GTX TITANBLACK 6GB
https://www.sofmap.com/product_detail.aspx?sku=44366834&gid=UD46090000

勢いで3,980円のSSD 240Gを2台ポチった : PCパーツまとめ
http://blog.livedoor.jp/bluejay01-review/archives/54334379.html
激安ですがADATAのSSDはどうなんでしょう?w

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BTOパソコンメーカー比較

パソコン工房

高性能: ★★★★ 長保証: ★★

コスパ: ★★★★★ 安保証: ★★

部品選: ★★★☆☆

初心者や実用重視のPCユーザー向け。デスクトップ以外にノートも多数有り価格と性能のバランスが良く選びやすい。全国に実店舗が多数有るBTO PCメーカー。

マウスコンピューター

高性能: ★★★★★ 長保証: ★★

コスパ: ★★★★ 安保証: ★★

部品選: ★★★☆☆

パソコン工房と同様に機種が多くノートの取扱も有りゲーム用やクリエイター向けPCも有り。送料が比較的高額なので総額注意。知名度は国内トップクラス。

ドスパラ

高性能: ★★★★★ 長保証: ★★

コスパ: ★★★★ 安保証: ☆☆

部品選: ★★★☆☆

デスクトップPCならパソコン工房とマウス以外にドスパラも見る価値有り。秋葉原に本拠地を構える昔ながらのBTOパソコンメーカーで知名度はマウス並に高い。

DELL

高性能: ★★★☆☆ 長保証: ★★

コスパ: ★★☆☆☆ 安保証: ☆☆

部品選: ☆☆☆☆

2011年頃から安く無くDELLを選択肢に入れる理由が薄く回線抱き合わせ販売の価格がまぎらわしい。ゲームPCのAlienwareは見た目重視コスパ最悪なので要注意。

日本HP

高性能: ★★★★ 長保証: ★★

コスパ: ★★★☆☆ 安保証: ★★

部品選: ☆☆☆☆

高性能ノート以外は見る価値が薄く高額なLenovoという感じ。早々にWindows 7を捨て8に切り替えたので7が必要なら行っても無駄。2012年後半から迷走中。

TSUKUMO

高性能: ★★★★ 長保証: ★★

コスパ: ★★☆☆☆ 安保証: ★★

部品選: ★★☆☆☆

ヤマダ電機による買収後はマニアックな感は無くなり家電通販のような普通のパソコン屋に。BTO PCは機種が少なくやや割高。ツクモファンなら選択肢へ。

FRONTIER

高性能: ★★★☆☆ 長保証: ☆☆☆

コスパ: ★★☆☆☆ 安保証: ☆☆☆

部品選: ★★☆☆☆

2013年7月に(株)KOUZIROが倒産しヤマダ電機子会社インバースネットが続投。長期保証が消滅。これと言った特徴が無く難点は有れど利点が見当たらない。

サイコム

高性能: ★★★★★ 長保証: ★★

コスパ: ★★☆☆☆ 安保証: ★★★

部品選: ★★★★★

自作しない中~上級者のPCユーザ向け。初心者にはカスタマイズが難しく動かない構成でも購入できるので注意。パーツへのこだわりや知識が有るなら。

※並びはBTOメーカーの知名度の順。大小関わらず信用できない要素があるメーカーは未掲載。

勝手に評価シリーズ

結果として宣伝になっていますが依頼されたわけでは無く、依頼されてもやりません。

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プロフィール

ヒツジ先輩

書いてる人:

BTOパソコンの元修理担当。ハードウェアに超詳しいワケではありませんが、どうしたら故障するのか何となく解るので壊れにくいパソコンを紹介します。