デルの Insprion13z がVAIO並の価格で新発売

2011年8月16日

夏のデル特集というわけでは無いけれど、インスパイロン13z。

AKB48で斜め明後日に暴れている日本HPとは違い、堅実にノートPCを強打して来るDELL。先日は法人向けノートVostro1540が安いと思いきや、他社と比較するとそうでも無かったり良く判らない状態。

今回のInspiron13zはタイトル通り、DELLらしくない高めな価格。

Inspiron 13zの性能と価格、特徴など

2011年8月11日に発表、同時に発売したと思われる13型ノート。

inspiron13z-bl.png

14型の14zも出ており、そちらも気になるならEngadgetでもどうぞ。

デル Inspiron 13z / 14z 発表、アルミデザイン & USB 3.0採用
http://japanese.engadget.com/2011/08/14/inspiron-13z-14z/

13zの価格は約55千円。そして主要構成を一覧。

  • OS:Windows7 Home Premium 64bit版
  • CPU:インテル Core i3-2330M (2.2GHz、3MB、2コア/HT)
  • チップセット:インテル HM67 Express
  • グラフィック:インテルHDグラフィックス3000
  • メモリ:2GB(2GBx1)DDR3 1333Mhz
  • HDD:320GB (7200RPM)
  • 光学ドライブ:※無し
  • モニタ:13.3型HD(1366x768)
  • その他:IEEE802.11b/g/nUSB3.0x2、Bluetooth3.0
  • バッテリ駆動:約6.3時間
  • 重量:1.755kg

この価格でメモリ4GB、HDDが100GB前後有れば中程度な性能のノートとしては完成に近いかと思うもののSSDは無理でしょうな。

メモリ以外は悪く無いというか普通に良い構成。USB3.0が無ければLenovoやAcerの完成品が4万円台で有るので、チップセット代が1万円くらい。

USB3.0x2に1万円以上の価値が有ると思うなら有りでしょう。

 

ナショナルブランドの型落ちや夏モデル値下がりが半端無い

価格コムのノートPCカテゴリより、ページ左のシリーズ名やメーカーへ飛ぶと判るかも知れない、今年の夏モデルは早くから値下がりしており、併せて春モデルも早期処分。

例として常にやたら高いVAIOより「E」シリーズ。

vaio-e-49800.jpg

source:http://www1.jp.sonystyle.com/Product/Computer/Vaio/Eg/VPCEG1AJ_Q/

価格は約5万円。DELLと比較すると。

  • CPU:Core i3-2310M ・・クロックが0.1GHz低い
  • チップセット:HM65 ・・HM67よりは下
  • メモリ:4GB ・・2倍
  • USB:2.0のみ ・・3.0無し
  • バッテリ駆動:約3.5-4.5時間 ・・短い
  • 重量:約2.3kg ・・650gくらい重い
  • 保証:標準3年 ・・3倍

このVAIOをカスタマイズでCore i5-2410Mにすると約58千円。Inspiron13zより3千円程度高くなるものの標準3年保証を考えると、高いとは言えますまい。

VAIOユーザはモバイル目的が多いようですが、これではDELLの方が持ち運ぶには良く、VAIOは性能が高いという事に。

デザインという点で見るとVAIOには更に価値が有るのかも知れないけれど、個人的にはどちらもそう変わらず。

VAIO=12万円超えが標準、DELL=6万円以下が普通、と思っていた私にはVAIOがやたら安く、DELLがやけに高く感じた次第。

 

DELLは本気でBTO(カスタマイズ)を減らしている

上で張ったリンク先のEngadget本文より文末を引用。

いずれもBTOオプションの少なさが、このごろのデルらしいところです。

いずれも とは13z/14zの事で、最近のDELLノートはこれらに限らずハードウェアのカスタマイズ不可が増えて来ており、保証やサポート、オプションなど簡単に後付出来る物のみ変更可とする機種が多め。

昨年10月の記事、DELLが法人で特急便(完成品)を増やし納期を早めるような話が現実になり、個人用も適用されて来ているようです。

私が想像するDELLユーザは。

  • 個人・・安い、有名、皆が持っているから安心
  • 法人・・安い、実績有り、営業に丸投げしたい

DELLは安いというイメージが根強く有るかと思われるものの、前回のVostroも同様、Inspironシリーズでも安くは無い価格設定になるなら、DELLを選ぶ理由が大きく減るかと。

VAIOに限らず国内メーカーのノートは型落ちで半値は普通、台湾(Acer、ASUS)や中国(Lenovo)の完成品は始めから激安。

DELL以外のメーカーが急激に安くなっており、納期が早い代償として完成品を安く出来ないなら個人用ノート市場では取り残されて行きそうです。

個人的にDELLへ期待する事はSSD搭載の標準化。

日本のシェアは中堅クラスとは言え、DELLがSSDを載せて低価格ノートを展開したなら他社もやる事になりSSDの単価が下がるという夢を見る日はまだでしょうか。

この点、VAIO(ソニー)には全然期待しておりません

今月のオススメBTOパソコン

リンク用ソース

コメント(4)

>中程度な性能のノートとしては完成に近いかと思うもののSSDは無理
つまり自分でSSD換装すれば完全体になれるってことですね。わかります。


>VAIOがやたら安く、DELLがやけに高く感じた次第
あれ、ちょw、ものすごく記事タイトルが微妙にw


>完成品を安く出来ないなら個人用ノート市場では取り残されて行きそう
てか、もう法人重視で個人向けはあんまりやる気ないんでしょうな

>個人的にDELLへ期待する事はSSD搭載の標準化
これは期待。どこのOEMかで地雷度数が決定するな的に考えてw

>DELLがSSDを載せて低価格ノートを展開したなら他社もやる事になり
>SSDの単価が下がるという夢を見る日はまだでしょうか
夢はいいから、さあ早くSSDをポチる作業に戻るんだ。
実際みんな買ってて相当売れてるんですよ。それでも下がらないんだってば。
待つのは もういい…! もう…休めっ… いや、休めじゃなくて買えw

>この点、VAIO(ソニー)には全然期待しておりません
ワロタ 微妙な記事タイトルはこのオチのためかw

>Inspiron 13z / 14z
ノートに回転数7200rpmのHDDはやや珍しいですが、その割に6.3時間駆動とはなかなか優秀です。気になるのはキーデザインでしょうか。準備中なのかDELLが商品詳細ページで写真を掲載しないためはっきりしませんが、バックスペースキーやシフトキーが巨大すぎて邪魔な感があります

そして何故かオンラインでの注文が中止中の14z

>VAIOより「E」シリーズ
こちらはInspiron 13zに比べると光学ドライブ搭載ですから、重くなるのはしょうがないと言えばしょうがないのでは。OSにWin7のHome Premiumしか選べない点に悪意を感じます


パソコンに興味がなく、必要だからと購入する一般人にとってBTOはあまり意味のあるサービスではありませんから、法人向けに注力するDELLがそれを廃止するのは自然の流れかもしれませんね。3万円の電子レンジに5,000円プラスすれば出力500W→600Wになりますとか、10万円の冷蔵庫に3万円プラスすれば2ドアになりますとか、25万円の液晶テレビのHDMI入力端子を4つから2つに減らせば3万円マイナスになりますとか提案しても、じゃあ始めから仕様がその通りの機種を買うよ、という方がほとんどでしょうから

ブランドのイメージって重要ですしね。
選ぶ人がPC事情に精通しているわけではないでしょうし、「DELL=安い」って思っている人なら、法人用として選ぶのではないかと思います。

ありえんわー18(笑 正しくはAlienware M18x)もそうですが、
DELLはある程度ブランド力がついてきたので
今までの低価格志向はやめる方針なんだと思います。

例として、エイリアンのベーシックモデルは同等のスペックのG-tune(マウス)ノートより数万円高いですし。


向かうとこ敵なしのハイエンドノート、と謳っているのに
搭載できる光学ドライブの最上位はBDコンボドライブのみで、
何故か書き込み可能な普通のブルーレイドライブを載せてくれない。


もう、こんな中途半端な値段・製品作ってるんなら、
とっとと法人専用メーカーに移った方がいいと思うんですよね…。

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BTOパソコンメーカー比較

パソコン工房

高性能: ★★★★ 長保証: ★★

コスパ: ★★★★★ 安保証: ★★

部品選: ★★★☆☆

初心者や実用重視のPCユーザー向け。デスクトップ以外にノートも多数有り価格と性能のバランスが良く選びやすい。全国に実店舗が多数有るBTO PCメーカー。

マウスコンピューター

高性能: ★★★★★ 長保証: ★★

コスパ: ★★★★ 安保証: ★★

部品選: ★★★☆☆

パソコン工房と同様に機種が多くノートの取扱も有りゲーム用やクリエイター向けPCも有り。送料が比較的高額なので総額注意。知名度は国内トップクラス。

ドスパラ

高性能: ★★★★★ 長保証: ★★

コスパ: ★★★★ 安保証: ☆☆

部品選: ★★★☆☆

デスクトップPCならパソコン工房とマウス以外にドスパラも見る価値有り。秋葉原に本拠地を構える昔ながらのBTOパソコンメーカーで知名度はマウス並に高い。

DELL

高性能: ★★★☆☆ 長保証: ★★

コスパ: ★★☆☆☆ 安保証: ☆☆

部品選: ☆☆☆☆

2011年頃から安く無くDELLを選択肢に入れる理由が薄く回線抱き合わせ販売の価格がまぎらわしい。ゲームPCのAlienwareは見た目重視コスパ最悪なので要注意。

日本HP

高性能: ★★★★ 長保証: ★★

コスパ: ★★★☆☆ 安保証: ★★

部品選: ☆☆☆☆

高性能ノート以外は見る価値が薄く高額なLenovoという感じ。早々にWindows 7を捨て8に切り替えたので7が必要なら行っても無駄。2012年後半から迷走中。

TSUKUMO

高性能: ★★★★ 長保証: ★★

コスパ: ★★☆☆☆ 安保証: ★★

部品選: ★★☆☆☆

ヤマダ電機による買収後はマニアックな感は無くなり家電通販のような普通のパソコン屋に。BTO PCは機種が少なくやや割高。ツクモファンなら選択肢へ。

FRONTIER

高性能: ★★★☆☆ 長保証: ☆☆☆

コスパ: ★★☆☆☆ 安保証: ☆☆☆

部品選: ★★☆☆☆

2013年7月に(株)KOUZIROが倒産しヤマダ電機子会社インバースネットが続投。長期保証が消滅。これと言った特徴が無く難点は有れど利点が見当たらない。

サイコム

高性能: ★★★★★ 長保証: ★★

コスパ: ★★☆☆☆ 安保証: ★★★

部品選: ★★★★★

自作しない中~上級者のPCユーザ向け。初心者にはカスタマイズが難しく動かない構成でも購入できるので注意。パーツへのこだわりや知識が有るなら。

※並びはBTOメーカーの知名度の順。大小関わらず信用できない要素があるメーカーは未掲載。

勝手に評価シリーズ

結果として宣伝になっていますが依頼されたわけでは無く、依頼されてもやりません。

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