HTCのViveで普及加速か?VR映像用BTOパソコン発売

2016年7月11日

2016年7月7日よりHTCが本気出しております。

HTCは日本でもスマホを出している台湾の大企業。そのHTCがVR用端末Viveを大規模に宣伝&販売、体験する場をいくつか用意しており、BTOメーカーも3ブランドが便乗しているので紹介。

VR始まりそうな感が強まったか。

BTOメーカーがVR映像用PC発売と体験スペースを用意

ドスパラとツクモが店舗改装していた話の結果がこちら。

いずれも7月7日オープン、どちらもHTC Viveを体験出来る広めなスペースを確保しているそうな。どうでも良いけれど、ドスパラはDOS/Vパラダイスの略なのだから、VRパラダイスもVパラで良い気がした。

ところで、何故ドスパラとツクモ共に背景が黄緑色なのだろう?と思い検索してみると、どうやらクロマキー処理でVR映像の中へ自分も合成されるらしく、今までのVRゴーグル、Oculus Riftなどより一歩リード。

もちろん販売もしており、大々的な発表が7月7日というだけで4月から売られております。その売場が更に広がったという話がこちら。

「HTC Vive」店頭発売、9万9800円。全国36店舗にて - Engadget
http://japanese.engadget.com/2016/07/07/vr-htc-vive-36/

実売はいくらなのか価格コムを見て来ると、通販での取り扱いはドスパラとツクモのみとなっており、どちらも税込107,784円なので希望小売価格状態。これでどの程度売れるか様子見しているのでしょう。

もちろんVive単体で動作するわけでは無く、それなりの性能を持つパソコンが必要。というわけで、ドスパラBTOのプレスリリースがこちら。 

ポイントバック対象となる製品は下記の通り。

  • HTC Vive購入で10,000円分
  • GALLERIA HTC Vive推奨モデルと同時購入で20,000円分(計30,000円分)

source:ドスパラ、HTC Vive購入で最大30,000円分のポイント還元キャンペーン - PC Watch

推奨モデルはこれらだと思う。

dospara-htc-vive-pc

左端の仕様で行くと、OS1.5万、グラボが10万、CPUが3.5万くらい。

  • メモリ:8GB
  • SSD:480GB
  • HDD:2TB
  • マザー:H170
  • ケース:ミドルタワー
  • 電源:700W

これらが合計5万くらいとすると合計20万円となり妥当か。しかし私は税込表記の価格コムを見ており、ドスパラは税別表記なので1.6万円+送料分の2万円くらい盛られている気がする。

そこで2万円分ポイントバックが利くわけですな。HTC Viveもドスパラで買えば1万円分なので得。

ツクモは控え目にGTX 1070、またはRadeon RX 480仕様。

CPUがCore i7-6700(3.4GHz)、GPUはGeForce GTX 1070(8GB)、メモリ16GB、SSD 480GB、500W電源(80PLUS Bronze)、G-GEARミニケース(8M05)、OSはWindows 10 Homeを搭載。

source:TSUKUMO、HTC Vive推奨のGeForce GTX 1070/Radeon RX 480搭載PC - PC Watch

税別約15万円、GTX 1070が5.5万円なのでやや割高か。

Radeon RX 480搭載モデルはSSD 240GB、メモリ8GBなので、RX 480でもまともに使えるのならこちらでも良いと思うけれど、約12万円はやはり割高な印象。

パソコン工房は推奨PCのリリース無し、ゴーグルのみ販売告知。

ユニットコムでは、VR開発者向けのデスクトップPCも取り扱っており、パソコン工房のWeb直販サイトにて仕様などを確認できる。

source:ユニットコム、HTC Viveの取り扱いを開始。価格は107,784円 - PC Watch

もう少し安くならないのかと思うならば、HTC Viveが動作する必須環境が以下の通りなので現状難しい。

  • GPU:NVIDIA GeForce GTX 970またはAMD Radeon R9 290以上
  • CPU:Intel Core i5-4590またはAMD FX 8350以上
  • RAM:4GB以上
  • 映像出力:HDMI 1.4、DisplayPort 1.2以上
  • USBポート:USB 2.0以上x1ポート

GTX 970とi5-4590ならば余裕で10万円切れるのでは?と感じたならば甘い。これは必須であり、言い方を変えると最低限、これ未満ではまともに動作しないレベルと考えるべきなのでドスパラやツクモの盛りまくり仕様が正しい。

GTX 970ではVRAM(グラフィック用メモリ)が足りないとか、4コア4スレではDirectX 12対応ゲームでi7に負ける割に価格差は大した事無いなどの支障が出るやも知れず。

とりあえず日本始まりそうなので、

viv_18

source:秋葉原に「ドスパラ VRパラダイス」がオープン - GAME Watch

気になるならアキバのドスパラで予約し全裸で正座して待ちましょう。仮想では無くリアル留置所が体験出来そうなので、もちろんおすすめはしない。

こういうのもあった。

ソニーの株、買っておくべきかも知れない。

 

VR映像用の動画自作もそう遠い未来では無さそうな件

VRは小型モニタでも巨大スクリーンに見えるとか、3Dや合成もお楽しめる以外に360度で映像が切り替わるコンテンツもあるという特徴がございます。

具体的には、センサーの付いたゴーグルを装備し、右を向けば右の映像、上なら上が見える感じ。振り返ると後ろが見える。

しかしそれをやるには横方向だけで360度なので、通常のカメラが画角60度くらいとするなら横だけで6倍。更に垂直の縦まで加わると6倍どころでは無し。

大量のデータが必要となり、特に実写フルカラー高解像度ともなればファイルサイズがえらい事になり、転送速度も追いつかないだろうと以前書いた気がするけれど、意外とそうでも無さそうな製品がこちら。

4K撮影対応360度アクションカム登場、実売16,800円 - AKIBA PC Hotline!
http://akiba-pc.watch.impress.co.jp/docs/news/news/1009314.html

Cube360H

もちろん中国製で4K動画は24fpsになるというオチも付いているものの、半天球カメラが1.7万円は激安だと思う。解像度2Kならば30fps、1080pまで落とせば60fpsまで上がるので問題無さそう。

これ(Cube360H)のひとつ前にあたる旧製品(Cube360)で動画撮影している人が居られたので参考に。

7分辺りからこのカメラの意味が分かる映像。11分頃からドローンへ搭載し飛ばした状態で360度ビューの紹介。これをVRゴーグルで映せば、自分がドローンに乗って飛んでいる感じになるはず。

横はもちろん360度、垂直は旧型番で190度、新製品は220度なので結構頑張っている模様。

しかも無線LANまで内蔵とかなかなか凄い。

本体にはMini HDMI、Micro USB、microSDカードスロットなどのインターフェイスが装備。microSDカードはClass10以上が必要とのこと。バッテリー容量は1,200mAh(3.7V)で、動作時間は無線LANオフ時で110分間、オン時で80分間。

ボトルネックはSDカードへの転送速度になるか、と思えばSDカード側も中々の勢いで進化しております。

XCERIA-PRO-N101

source:ASCII.jp:260MB/secの東芝製SDカード「EXCERIA PRO N101」

但し、

UHS-Iでは約4倍の104MB/sまで、UHS-IIでは約12倍の312MB/sまで対応可能となる。ただし、この高速通信には機器側の対応も必須である。

source:SDメモリーカード - Wikipedia

なので対応していなければそこまでの速度は出ないので、Cube360Hの場合は素直に従来のClass10で探した方が良さそう。逆にUHS対応カメラが出たなら、今より高解像度や高フレームレートが望めるやも知れず。

SDカードでは無いけれど薄型高速ならこれも新しい。

samsung-ufs10

source:Samsung、microSDカードサイズで転送速度530MB/s - PC Watch

もはやSSD並。

256GBモデルではシーケンシャルリード530MB/sというSATA 6Gbps接続のSSDに匹敵する速度を実現。UHS-I規格のmicroSDカード比で5倍の速度を謳う。

以上。360度カメラに興味があるならこちらの解説が詳しい。

360度映像制作ガイド | ORIHALCON Technologies, Inc.
http://www.orihalcon.co.jp/technologies/documents/how_to_make_immersive_movies.html

 

PCは20万円級でゲーム機10万円クラスは厳しい(まとめ)

パソコンでまともにVRするならば、PC本体はどう抑えても10万円を切れずゴーグルが10万円。プレステ4はゴーグル5万円くらいなのでPS4本体との合計は9万円くらい、ソフトが数千円でもちろん別売り。

こう考えるとかなりハードルが高いものの、PS4持っている人は追加で5万、高性能PCを既に所有している3Dゲーマーならば10万円おかわり。

これを高いと見るか妥当と感じるか、結局はコンテンツ次第でしょうな。現時点で今すぐ買うか今夜買う人は相当なアーリーアダプターという属性か、余程金に余裕がある人かと。

プレステ4は秋以降に対応ゲームが出るだろうし、6月からの予約分はソッコーで完売したらしいので待てば良いけれど、問題はPC用の買い時。

ゴーグルが今10万円でも数年で半値以下まで落ちると思われ、その数年後にはどこまでアダルトコンテンツと現役二次元オタク向けの3次元CGオタク向けへの何かが充実するか。

空を飛ぶとかジェットコースターなどは名前の通り体験版であり、生活に必需とは言えない娯楽なのだから、金を落とさせるには独身の主に男性向けな何かを垂れ流すべきでしょうな。

とりあえずDMMは艦これをVR用へと移植し、提督が艦隊の中で観戦出来るようにすれば月額2千円くらいは固いのでは無かろうか。

今月のオススメBTOパソコン

リンク用ソース

コメント(1)

>HTCは日本でもスマホを出している台湾の大企業
最近はauからばかり新製品を出しますね。モデル名の頭に「HTC」と付くモノばかりなため、新しいシリーズでもHTC製だとすぐに分かるるのは助かります。使ったことはありませんけれど。

タブレットだとNexus9が有名というか唯一ですね。

Nexus 9 | HTC 日本
http://www.htc.com/jp/tablets/nexus-9/

>推奨モデルはこれらだと思う。
VR目的だと、CPUも高性能にする必要がある点は、財布へのダメージが痛いですね。ところで画像の右端にある199,980円モデル、もしかしなくともスリムケースですよね。ハイエンドCPU&GPUでもスリムケースでOKとは、省電力&低発熱化は順調な模様。

>SDカードでは無いけれど薄型高速ならこれも新しい
斬新なデザインのmicroSDカードですね。上部にある波型の突起、意味があって付けているのでしょうか。


私がVRで見たいモノといえば、野生動物の視点ですね。チーターが獲物を捕食するまでの視点とか、アマツバメやハヤブサの加速時から捕食時までの視点とか。欲を言えば息遣いや風切り音などの音声も欲しいところ。

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BTOパソコンメーカー比較

パソコン工房

高性能: ★★★★ 長保証: ★★

コスパ: ★★★★★ 安保証: ★★

部品選: ★★★☆☆

初心者や実用重視のPCユーザー向け。デスクトップ以外にノートも多数有り価格と性能のバランスが良く選びやすい。全国に実店舗が多数有るBTO PCメーカー。

マウスコンピューター

高性能: ★★★★★ 長保証: ★★

コスパ: ★★★★ 安保証: ★★

部品選: ★★★☆☆

パソコン工房と同様に機種が多くノートの取扱も有りゲーム用やクリエイター向けPCも有り。送料が比較的高額なので総額注意。知名度は国内トップクラス。

ドスパラ

高性能: ★★★★★ 長保証: ★★

コスパ: ★★★★ 安保証: ☆☆

部品選: ★★★☆☆

デスクトップPCならパソコン工房とマウス以外にドスパラも見る価値有り。秋葉原に本拠地を構える昔ながらのBTOパソコンメーカーで知名度はマウス並に高い。

DELL

高性能: ★★★☆☆ 長保証: ★★

コスパ: ★★☆☆☆ 安保証: ☆☆

部品選: ☆☆☆☆

2011年頃から安く無くDELLを選択肢に入れる理由が薄く回線抱き合わせ販売の価格がまぎらわしい。ゲームPCのAlienwareは見た目重視コスパ最悪なので要注意。

日本HP

高性能: ★★★★ 長保証: ★★

コスパ: ★★★☆☆ 安保証: ★★

部品選: ☆☆☆☆

高性能ノート以外は見る価値が薄く高額なLenovoという感じ。早々にWindows 7を捨て8に切り替えたので7が必要なら行っても無駄。2012年後半から迷走中。

TSUKUMO

高性能: ★★★★ 長保証: ★★

コスパ: ★★☆☆☆ 安保証: ★★

部品選: ★★☆☆☆

ヤマダ電機による買収後はマニアックな感は無くなり家電通販のような普通のパソコン屋に。BTO PCは機種が少なくやや割高。ツクモファンなら選択肢へ。

FRONTIER

高性能: ★★★☆☆ 長保証: ☆☆☆

コスパ: ★★☆☆☆ 安保証: ☆☆☆

部品選: ★★☆☆☆

2013年7月に(株)KOUZIROが倒産しヤマダ電機子会社インバースネットが続投。長期保証が消滅。これと言った特徴が無く難点は有れど利点が見当たらない。

サイコム

高性能: ★★★★★ 長保証: ★★

コスパ: ★★☆☆☆ 安保証: ★★★

部品選: ★★★★★

自作しない中~上級者のPCユーザ向け。初心者にはカスタマイズが難しく動かない構成でも購入できるので注意。パーツへのこだわりや知識が有るなら。

※並びはBTOメーカーの知名度の順。大小関わらず信用できない要素があるメーカーは未掲載。

勝手に評価シリーズ

結果として宣伝になっていますが依頼されたわけでは無く、依頼されてもやりません。

データ復旧のIUECを勝手に評価
あなたの街の~を勝手に評価
ESETセキュリティを勝手に評価

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Windows 7サポート終了は2020年1月14日

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BTOパソコンの元修理担当。ハードウェアに超詳しいワケではありませんが、どうしたら故障するのか何となく解るので壊れにくいパソコンを紹介します。