日本HP「p6-2220jp/CT」は約3万円、標準構成は約4.5万円

2012年7月14日

日本HPより、最小構成29,820円のデスクトップが発売。

約3万円のデスクトップ繋がりでいうと、パソコン工房が2012年上半期に販売していたレサンセが有ったけれど既に販売終了。3万円のノート版レサンセのように復活はしておらず。

安い事は良い事なので適当に見て参りましょう。

日本HP夏モデル「HP Pavilion p6-2220jp/CT」7月13日発売

リリース記事をPC Watchより。

【PC Watch】 日本HP、39,900円からのAMD Trinity搭載デスクトップPC
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/news/20120712_546229.html

p6-2220jp-CT.jpg

日本HPの2012年夏モデル発売としていくつか有る機種の内、p6-2220jp/CTの情報は少なくこれだけ。

H61ベースのミニタワー「p6-2220jp/CT」は、新メニューとしてCPUにCeleron G460、HDD 3TB、BDXLドライブを追加。ビデオカードはRadeon HD 7350、GeForce GT 630になった。最小構成の価格は29,820円。

カスタマイズのパーツが増えたという程度で、最後に最小構成価格が載っているのみ。以前からこの価格で出ていたという事でしょうか。

p6シリーズは店頭モデル(家電量販店用の機種)が7月27日に発売と有るものの、9万円は高いと思うのでスルー。

標準構成が判らないので日本HPの公式通販より。

p6-2220jp-CT-select2.jpg

カスタムモデルは最小構成価格29,820円(税込)~。

カスタマイズのページより主な仕様を引かせて貰うと

  • OS:Windows7 HomePremium 64bit
  • CPU:Celeron G460(1.80GHz、1コア/HT対応、1.5MB)
  • マザー:インテル H61 Expressチップセット搭載
  • グラフィック:インテルHDグラフィックス※CPUに内蔵
  • メモリ:2GBx1(PC3-10600※動作はPC3-8500
  • HDD:500GB(7200rpm、SATA)
  • 光学ドライブ:DVD-ROMドライブ
  • ケース:ミニタワー
  • 電源:不明
  • その他:無線キーボード/マウス、リカバリメディア、ノートン15ヶ月

Celeronはデュアルコアで以前パソコン工房が貸してくれたデスクトップで触れた通り、Celeronとは言え最近の物なら結構な高性能。インターネット用途なら問題無いレベルでしょう。

H61は拡張性が低く、メモリ2GBx1はややケチっており、HDD500GBは大容量なもののデスクトップの構成で現状なら最低と言える容量。

しかし改造しない前提ならH61でも充分と言え、メモリは2GB有ればライトユーザには多いくらい。私がまさにそうで、メモリ18GB(メインメモリとしての認識は3.4GB)くらい載っておりますが体感では2GBと変わらない。

HDD500GBも動画保存や高解像度のデジカメ画像でも無ければ、普通の人には使い切るに何年掛かるか。

DVD-ROMだけは頂けず、一般向けなら原価に大差無いと思われるスーパーマルチにするべきでしょう。余計な世話ですな。DVDーROM(DVD書けない)はHPとエプソンダイレクトに良く有る仕様。

ケースはHPのオリジナル、電源はDELLと同様に毎回の事ながら不明、付属品の中にノートンの製品版で15ヶ月ライセンスが入っている辺りが特徴でしょうか。

標準構成価格は44,625円、送料を含めると総額47,775円。

リリース記事ではいずれも最小構成29,820円と記載されているので誤りでは無し。しかし他社が通常は標準構成でニュースリリースを打つので紛らわしいという。

 

約1.5万円安くなる最小構成にする際の注意点

最小構成についてはカスタマイズのページに注意書き有り。

※標準構成は、弊社が推奨する以下のオプションをあらかじめ選択しております。 不要の場合は以下推奨オプションを外して頂く様お願い申し上げます。

  • リカバリメディア
  • ワイヤレス日本語キーボード & ワイヤレス光学スクロールマウス
  • キーボードカバー
  • Norton Internet Security™ 2012 (15ヶ月間)

PCやBTOパソコン初心者の人には良く判らないかも知れないので、私の主観では有りますが何を意味しているか解説。

リカバリメディア

Windowsの再インストール用DVDメディアで、普通のWindows再インストールと違う所は工場出荷、要するに購入初期状態まで一気に戻せる事。

何が違うかは、ドライバの再セットアップ、バンドルソフトの再インストールなどが不要になる便利かも知れない物。

これが無ければ再インストール出来ないのか不明なので、今これを書きつつ日本HPに電話で問い合わせると、イメージ作成が1回だけ出来るパターン。

デスクトップ上やプログラムファイルの中にリカバリメディア作成のショートカットが作られており、それを実行するとDVDメディア(3~4枚との事)を焼ける仕組。

しかしこの機種はDVD-ROMが標準。DVDを焼くにはスーパーマルチに上げる必要が有り、プラス2940円。リカバリメディアは3675円。

手間を選びDVDドライブをアップグレードするか、手間を省きDVDは書込出来なくとも良いか。またはどちらも載せるかは予算次第ですな。

ちなみにリカバリメディアの作成が1回だけな理由はWindowsのラインセンス問題と言われており、一度リカバリメディア作成を実行すると「ショートカットが」消滅する仕組のはず。あとはわかるな、という事にしましょう。

ワイヤレス日本語キーボード & ワイヤレス光学スクロールマウス

日本HPが選ぶ無線キーボードと無線マウスに4200円の価値が有ると思うなら。

既にキーボードとマウスを所有しているならそれを使い回せば良く、4200円有ればロジクールでそこそこのキーボードとマウスが購入出来るので趣味の問題でしょう。

このカスタマイズに私は違和感を感じており、マイナスのカスタマイズにしては値引き額が大きい事。通常、BTOパソコンのカスタマイズは物や性能を足すとやたら高く、引く時はかなり安くなるもの。極端な例としては、ドスパラの場合キーボード/マウスはサービス品なので無しにしても0円とか。

ちなみに光学マウスは赤LEDの方で、精度の高いレーザーマウスとは違うので、細かい作業をしたり、柄入りや緑系のマウスパッドを使いたいなら外して別途購入した方が無難。

キーボードカバー

個人的に最も要らないと思う物がキーボードカバー。

昔はクリーニングが面倒と思い付けていた時期が有ったけれど、タイピングが重くなったり、カバー自体の汚れが落ち難かったり、最終的に破れて買い換える頃にはそのキーボード用のカバーが生産終了していたり。

キーボードはホコリや手垢などで自然に汚れては行くものの、定期的にブラシやウェットティッシュなどでクリーニングしておけば良く、そのくらい気を遣った方が良いとも言えましょう。

必要と思う環境はペットなどが粗相をしたり、居眠り運用でコーヒーや焼酎をぶっかけてしまう人用。最近のカバーは軽くなったと聞くものの、やはり無駄に指への負荷が掛かるのは間違い無い為、2940円も出すくらいならキーボードが汚れたり壊れた時に買い替えましょう。3千円も有れば付属キーボードより良い物が購入出来るはず。

Norton Internet Security 2012 (15ヶ月間)

日本の3大有名ブランド、または3大重いセキュリティソフトの一つ。

ウィルスバスター、マカフィーと並ぶ初心者向けな親切かつ高機能では有りますが、逆に言うと余計な世話の如くポップアップが激しく、快適に使う為に軽量化する設定変更箇所が多く分かり難い。

15ヶ月は製品版を意味しており、カスタマイズで削れども60日の試用版が必ず抱き合わせになり3990円引き。1ライセンス版は価格コム最安で送料込4600円くらいなので、後付けでもよろしいかと。

良く判らないなら試用版60日を使い不満が無ければそのまんまインターネット購入出来るはず。そこで高額なら最安探し。ノートン以外にも良いセキュリティソフトは有るので探すのも楽しいかも知れませんな。

パソコンの買い替えなら買い替え前のPCのラインセンスが残っているはずなのでそれを流用しましょう。

以上、要するに全部要らないので最小構成で良いと思うけれど、リカバリメディアだけはメディアを買うかDVDをスーパーマルチにしなければ面倒な事になりそう。

ちなみにリカバリメディアを買わず、DVD-ROM標準でWindowsの再インストールが必要になった際は、修理扱いで日本HPへ送る事になると思われご注意有れ。

不具合(Windowsが起動しないなど)では無く再インストールを依頼する場合は保証対象外になる可能性が高く有料になるかも知れない。

その際、PowerMaxなどでフォーマットし「何もしていないのに起動しなくなった」などと不具合を装うと保証内なら無償になるかも知れないけれどやってはなりません。

保証期間が過ぎた後が怖いですな。私の予想では日本HPの再インストールは1~2万円くらい。

 

「p6-2220jp/CT」は約3万円、標準構成は約4.5万円(まとめ)

パソコン工房のレサンセと比較してみましょうか。

日本HPのp6~の最小構成が負けている箇所。下はレサンセ。

  • CPU:Celeron G530(2.40GHz、2MB、2コア/HT無、TDP65W)
  • メモリ:4GBx1枚(PC3-8500動作)最大16GB、空きスロットx1
  • DVD:スーパーマルチドライブ
  • 付属:キーボードマウス ※有線

勝っていると(私が個人的に)想像する箇所。

  • ケース:スリムタワー
  • 電源:300W

他の仕様は同等なので省略。

価格は同じくらいなものの送料で2400~3000円くらい日本HPが高く、細かく言えばリカバリメディアがパソコン工房側には付属。

体感での性能は誤差のようなものと思うけれど、使い方によりメモリ4GB、スーパーマルチの差は大きいでしょう。

私はスリム嫌いなのでケースは日本HPが良いとするものの、一般的にはスリムが人気らしいので微妙。電源は足りていれば判らない差なのでレサンセに優る点は無いとも言えましょう。

しかしPC工房の3万円レサンセは販売終了。日本HPのこれも悪くは無いというか、軽めな用途なら充分と思うので、リカバリメディアなどの必須盛りや送料の高さが気にならないなら有りでしょう。

日本HPの本領は6~12万円クラスのノート。HPにしては今回のデスクトップは頑張っていると感じております。

リンク用ソース

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BTOパソコンメーカー比較

パソコン工房

高性能: ★★★★ 長保証: ★★

コスパ: ★★★★★ 安保証: ★★

部品選: ★★★☆☆

初心者や実用重視のPCユーザー向け。デスクトップ以外にノートも多数有り価格と性能のバランスが良く選びやすい。全国に実店舗が多数有るBTO PCメーカー。

マウスコンピューター

高性能: ★★★★★ 長保証: ★★

コスパ: ★★★★ 安保証: ★★

部品選: ★★★☆☆

パソコン工房と同様に機種が多くノートの取扱も有りゲーム用やクリエイター向けPCも有り。送料が比較的高額なので総額注意。知名度は国内トップクラス。

ドスパラ

高性能: ★★★★★ 長保証: ★★

コスパ: ★★★★ 安保証: ☆☆

部品選: ★★★☆☆

デスクトップPCならパソコン工房とマウス以外にドスパラも見る価値有り。秋葉原に本拠地を構える昔ながらのBTOパソコンメーカーで知名度はマウス並に高い。

DELL

高性能: ★★★☆☆ 長保証: ★★

コスパ: ★★☆☆☆ 安保証: ☆☆

部品選: ☆☆☆☆

2011年頃から安く無くDELLを選択肢に入れる理由が薄く回線抱き合わせ販売の価格がまぎらわしい。ゲームPCのAlienwareは見た目重視コスパ最悪なので要注意。

日本HP

高性能: ★★★★ 長保証: ★★

コスパ: ★★★☆☆ 安保証: ★★

部品選: ☆☆☆☆

高性能ノート以外は見る価値が薄く高額なLenovoという感じ。早々にWindows 7を捨て8に切り替えたので7が必要なら行っても無駄。2012年後半から迷走中。

TSUKUMO

高性能: ★★★★ 長保証: ★★

コスパ: ★★☆☆☆ 安保証: ★★

部品選: ★★☆☆☆

ヤマダ電機による買収後はマニアックな感は無くなり家電通販のような普通のパソコン屋に。BTO PCは機種が少なくやや割高。ツクモファンなら選択肢へ。

FRONTIER

高性能: ★★★☆☆ 長保証: ☆☆☆

コスパ: ★★☆☆☆ 安保証: ☆☆☆

部品選: ★★☆☆☆

2013年7月に(株)KOUZIROが倒産しヤマダ電機子会社インバースネットが続投。長期保証が消滅。これと言った特徴が無く難点は有れど利点が見当たらない。

サイコム

高性能: ★★★★★ 長保証: ★★

コスパ: ★★☆☆☆ 安保証: ★★★

部品選: ★★★★★

自作しない中~上級者のPCユーザ向け。初心者にはカスタマイズが難しく動かない構成でも購入できるので注意。パーツへのこだわりや知識が有るなら。

※並びはBTOメーカーの知名度の順。大小関わらず信用できない要素があるメーカーは未掲載。

勝手に評価シリーズ

結果として宣伝になっていますが依頼されたわけでは無く、依頼されてもやりません。

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プロフィール

ヒツジ先輩

書いてる人:

BTOパソコンの元修理担当。ハードウェアに超詳しいワケではありませんが、どうしたら故障するのか何となく解るので壊れにくいパソコンを紹介します。