パソコン初心者が本体購入する際のBTOの選び方

2010年7月19日

カテゴリにもありますがBTOパソコンの選び方です。

数年パソコンを使っているというよりいじっている中級者以上ならパソコンを何に使うか、価格の相場やパーツの性能も分かっており簡単かと思いますが、初心者には何からどうして良いのか分からない、とオフラインで不満を聞きました。

私の考えが入り偏るため、良くも悪くもこういう考え方も有るという例として。

私が相談を受けた際、始めに聞く事から。

好きなメーカーは有るか

NEC一本、ソニーしか要らない、などメーカーを特定している人は滅多に居ません。なぜならメーカーを決めているなら私に相談して来ない。自分で電器屋や通販を見て購入するため他人に聞く必要は無いわけです。

嫌いなメーカーは有るか

ほとんどの人は、今使っているNECはもう嫌だ、以前使っていたDELLは最低だった、などと言われ、過去に使っていたメーカーを避けようとします。一応聞きますが私が毎回言うことはケースやロゴが違うだけで使っているパーツは同じと説明し、パソコンは運で故障し家電よりぶっ壊れる頻度の高い物と納得して貰います。

 

デスクトップorノート、BTOパソコンで良いか考える

メーカーを特定しないなら次はノートかデスクトップ。先にBTOパソコンで本当に合っているかを考えてもらいます。

ノートパソコンはBTOパソコンにこだわらない

どうしてもノートが良いならBTOにこだわる必要は無く、2010年7月現在のお勧めは東芝のdynabook(ダイナブック)。春モデル処分が数ヶ月前から始まっており激安かつ高性能。以前やった東芝vsBTOパソコンを御覧有れ。

BTOメーカーはカスタマイズで予算と性能を操作する為、カスタマイズで性能が大して上がらず、選択さえ無いパーツが多いため、比較すると有名メーカーの型落ちがおすすめになります。

東芝に限らず、発売当初は20万のノートが3ヶ月で12万円など良く有る事で、BTOメーカーは初めから14万円で設定しており、次の性能へ上がるまでは放置しているとも言える為、こういう現象が起こります。

デスクトップならBTOパソコン

現在のナショナルブランド(NECや富士通など)はデスクトップとは書かれているものの、でかいノートの本体キーボード部分に液晶が張り付いているだけでノートと似た構造。

修理代は高くなり構造に無理が有るため販売価格も高く、型落ちになる前に次の製品へ移行し安い時期や在庫が中々出ない。それが目当てなら通販では無く家電量販店の処分を見張りましょうという事で。

ケースの大きさはBTOメーカーではスペックに比例してしまう為、ここでは触れる事が出来ません。自作ならフルタワーにCeleronでマイクロATXなど自在ですが、なぜか最近のカスタマイズは高性能はミドルタワー、中以下はマイクロやスリムとなっております。

 

用途または予算から性能を決めて行く

デスクトップでの話。OS付き、モニタ別で2種類。

  • メールやインターネット・・4~7万円
  • 動画編集やゲームなど・・7万円以上

本格的にメールやインターネット用途の場合

その他、家計簿やオフィスソフトを使う程度しかやらないなら4~5万で充分な性能に出来ます。特にパソコンに自称弱い方、専業主婦をされている方のパソコンは安く上がります。

なぜ7万円まで幅を取っているかは、アプリケーションを入れまくったり重いウィルス対策ソフトなどを常駐させまくるような使用頻度の高そうな場合。金にものを言わせてソフトを買いまくる属性の方。

簡単に言うと、Celeron+メモリ1GBでも上記の用途なら使えますが、Core i3でメモリ2GBの方が3~5年後でも安心。Windowsはアホなので時間に比例しレジストリがごちゃごちゃして重くなって行きます。それらをメンテせず再インストールもしなくて使うならやや高めの性能をお勧めします。

また、CPUさえ多少性能高めにしておけば、他のパーツは交換が容易で安く性能や容量を上げやすい事も有り。私のPCが良い例で、購入当時はPen4(550)、512MB、80GB程度でしたが、現在はPen4(550)、2GB、160+250+2000GBになっております。

メールやインターネット以上の事をするなら

何をするかによりますが、どうしてもパソコンで地デジを観たかったり、意地でもハンディカムの動画をブルーレイに焼きたいなら、それ相応のCPUやメモリ容量、ハードディスクは容量のみならず本数やバックアップ用の何かまで予算に入って来ます。

3Dゲームもやるなら改造や自作寄りへ

グラフィック性能が要となる3Dゲームも用途とするなら、改造前提の自作寄りを勧める事も有ります。

自作で最も危ない箇所はCPUの換装で、それ以外は基本抜くか挿すだけの為、誰でも出来ると言えば出来ます。今は高性能でも2年も経てばロースペック。延長保証は付けず、その時になりメモリ追加のために増設や交換、グラボを短期間で交換しまくる事もパソコン遊びの醍醐味でしょう。

 

メーカーと予算からの上手い選び方

予算は出せる限界という意味も有るため、上で7万などと決める事も有りません。但し5万円と10万円のパソコンでは性能は違うものの、性能を使い切る事が無ければ5万円と6万円程度の差しか無いかも知れず。

予算を7万とした場合、各メーカーのトップページを見ましょう。

やる気の有る競合を意識した値下げ合戦上等なBTOメーカーなら、必ず何かキャンペーンや特価セールをやっています。ここでは期間限定の無償性能アップなどのキャンペーンを見ます。

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Lenovoのように元の販売価格が高すぎるメーカーも有りますが、例として私が左に作っている評価ではそういうメーカーは除外しています。どこでも良いので片っ端から開きたい所ですが、それでは多すぎるので私の感覚で分けると

ドスパラ、パソコン工房、マウスコンピューター

基本構成が多く予算別で分かり易い、初心者でも選び易いかも知れないカスタマイズページ。各社キャンペーンを常時やっており、CPUから選ぶ事も可能。

フェイス、TWOTOP、TSUKUMO、クレバリー、サイコム

ややマニア向けで予算から入るには分かりにくいかも知れない。マザーボードやメモリのメーカーが書かれている事も有り。OS無しに注意。

DELL、日本HP、フロンティア

有料サポートや4年以上の延長保証が必要なら。DELLは激安、HPは普通、フロンティアは高いけれど稀に特価PC有り。

 

カスタマイズの上手いやり方とパーツの選び方

基本的にカスタマイズは保証以外変更しません。

BTOパソコン、カスタマイズ出来る良さと矛盾しているように見えますが、なぜ変更しなくて良いかは理由が2つ有り。

  • 標準でメーカーのお勧め仕様になっている
  • カスタマイズすると工賃が含まれ高額になる

ドスパラの例で言うと、カスタマイズなしなら当日出荷が有り、予想ですがカスタムPCより完成品の需要が高いという意味にも取れます。良くある質問も2つ。

  • CPUをどこまで上げたら良いか?
  • グラフィックボードはどこまで必要か?

悩んでいる時点で性能が良く分かっていないという事になるため、調べないなら予算の限界まで突っ込めばよろしいという事になりましょう。または標準から変更しない。

保証は改造やセルフリペア前提なら無しで良いかと思いますが、カスタマイズしたパーツの保証も延長される事になるため考え所。安ければ長く。

 

最後に情報収集をしつつも自分の意志は変えない

 これを先にやってメーカーから決める人が居ると思いますが、その選び方はおそらく後悔します。体感ですが悪い噂が多い所では、DELL、ドスパラ、マウスコンピューター。いずれもパソコンをよく知らない初心者(自称中級者や自称上級者)がクレーマーになっているのみ。

多少でもパソコンの事を知っている人間なら、パソコンは普通に故障するものと知っており、BTOならマザーや電源のメーカーまで選べない事も知っており、果てはパーツを組み立てているだけのBTOメーカーが悪いわけでは無く、悪いとしたら自分の環境や運が悪いと考るものです。

しかし中には本格的に悪いパーツも有り、例としては価格コムで日立の2TBを検索してみましょう。彼らは単品を購入し自分で取り付けており初心者に非ず。情報の信憑性は2chなどより高く、初心者がいい加減な事を書くと反論されて叩かれます。

まずおかしな情報は出てきませんが、あまりにも悪いと書かれているならやめた方が良いかも知れません。しかしそこで別のメーカーにして故障した際、やはりあの時変更しなければ、という後悔をしない自信が有るならです。

自分で決めて購入し、駄目だと騒いでいる人間は1億と2千年前から問題外。

 

パソコン初心者が本体購入する際のBTOの選び方

パソコンの不具合を車の故障に例える事が有りますが、購入も同様に考えると良いかと思います。

  • 何に使うのか?(通勤、週一ドライブ、荷物運搬など)
  • 高性能が必要か?(排気量やエンジンの構造にこだわるか)
  • 快適またはコンパクト?(広く疲れない空間、または駐車し易い小型か)

毎日片道30分程度を一人乗りで通勤するなら、排気量は低い方が良くAT車が楽。快適で無くとも空いた駐車場に入りやすい小さめの車で良い、と考える価値観も有ります。低価格かつ低性能で充分。時速60km制限の道でポルシェやフェラーリは不要。

週一回しか使わなくとも、家族5人で外出に使う事が多ければ、5人乗り以上で全員が快適な空間、自然と排気量は高くなるものでしょう。ホームシアターのようなリビング用PCを例えました。

車好きで毎夜山奥や高速道へ繰り出し最速を求める遊びが目的なら、予算を突っ込み修理代前提で改造しまくる。ここまで来ると自作がよろしいかと。

但し電気代を燃費に例えてはなりません。

省エネPCとそうで無いPC、性能に大差無ければ年間数千円、下手すると数百円しか変わらず年に一度の自動車税未満。省エネをうりにしているNECや富士通は企業向けに消費電力の低さをアピールしているもので、エコポイントも付かず安くもならない基準は無しと言えましょう。

長い割に大した事を書いていませんが3割くらい参考になれば幸い。

今月のオススメBTOパソコン

リンク用ソース

コメント(2)

はじめまして。
いきなりですいませんが、 ただいまBTOパソコンの購入を検討している初心者です。
予算は20万円くらいまでで、主に使用用途はデイトレ ネット デジカメ画像編集などです。 
希望はドスパラ店 core7 で ゆくゆくはディスプレイモニターを4画面から6画面くらいほしいので 将来拡張も含め お勧めを教えていただけませんか?  
追加モニターにつきましては金額が高額になるため 後々 購入する事を前提に考えております。 
「補足」6月にNECのノートパソコン「750LL」を購入しましたが、モニターが1台しか増設できない事「できる方法もあるみたいですが負担が大きいらしです」と少しはパソコンの知識を深めたく思いましたので どうかよろしくお願いします。

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BTOパソコンメーカー比較

パソコン工房

高性能: ★★★★ 長保証: ★★

コスパ: ★★★★★ 安保証: ★★

部品選: ★★★☆☆

初心者や実用重視のPCユーザー向け。デスクトップ以外にノートも多数有り価格と性能のバランスが良く選びやすい。全国に実店舗が多数有るBTO PCメーカー。

マウスコンピューター

高性能: ★★★★★ 長保証: ★★

コスパ: ★★★★ 安保証: ★★

部品選: ★★★☆☆

パソコン工房と同様に機種が多くノートの取扱も有りゲーム用やクリエイター向けPCも有り。送料が比較的高額なので総額注意。知名度は国内トップクラス。

ドスパラ

高性能: ★★★★★ 長保証: ★★

コスパ: ★★★★ 安保証: ☆☆

部品選: ★★★☆☆

デスクトップPCならパソコン工房とマウス以外にドスパラも見る価値有り。秋葉原に本拠地を構える昔ながらのBTOパソコンメーカーで知名度はマウス並に高い。

DELL

高性能: ★★★☆☆ 長保証: ★★

コスパ: ★★☆☆☆ 安保証: ☆☆

部品選: ☆☆☆☆

2011年頃から安く無くDELLを選択肢に入れる理由が薄く回線抱き合わせ販売の価格がまぎらわしい。ゲームPCのAlienwareは見た目重視コスパ最悪なので要注意。

日本HP

高性能: ★★★★ 長保証: ★★

コスパ: ★★★☆☆ 安保証: ★★

部品選: ☆☆☆☆

高性能ノート以外は見る価値が薄く高額なLenovoという感じ。早々にWindows 7を捨て8に切り替えたので7が必要なら行っても無駄。2012年後半から迷走中。

TSUKUMO

高性能: ★★★★ 長保証: ★★

コスパ: ★★☆☆☆ 安保証: ★★

部品選: ★★☆☆☆

ヤマダ電機による買収後はマニアックな感は無くなり家電通販のような普通のパソコン屋に。BTO PCは機種が少なくやや割高。ツクモファンなら選択肢へ。

FRONTIER

高性能: ★★★☆☆ 長保証: ☆☆☆

コスパ: ★★☆☆☆ 安保証: ☆☆☆

部品選: ★★☆☆☆

2013年7月に(株)KOUZIROが倒産しヤマダ電機子会社インバースネットが続投。長期保証が消滅。これと言った特徴が無く難点は有れど利点が見当たらない。

サイコム

高性能: ★★★★★ 長保証: ★★

コスパ: ★★☆☆☆ 安保証: ★★★

部品選: ★★★★★

自作しない中~上級者のPCユーザ向け。初心者にはカスタマイズが難しく動かない構成でも購入できるので注意。パーツへのこだわりや知識が有るなら。

※並びはBTOメーカーの知名度の順。大小関わらず信用できない要素があるメーカーは未掲載。

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ヒツジ先輩

書いてる人:

BTOパソコンの元修理担当。ハードウェアに超詳しいワケではありませんが、どうしたら故障するのか何となく解るので壊れにくいパソコンを紹介します。