Haswell Refreshやインテル9シリーズの従来品との違い

2014年5月17日

インテルより新CPUと新チップセットが発売。

2014年5月11日にHaswell Refreshと同時にインテル9シリーズチップセット搭載マザーボードが解禁。今までのHaswellやインテル8シリーズとどう違うのかをニュースを参考に適当に見て参りましょう。

先にHaswell Refreshから。

今までのHaswellとHaswell Refreshの違い

新CPU発売時のドスパラ秋葉原現地の価格。

haswell-refresh-price

source:インテル最新CPU「Haswell Refresh」の販売がスタート - ITmedia

最上段はCore i7 4770の後継になる4790が約3.3万円税別なので余裕の3.5万円オーバー。何が変わったかはクロックが引き上がったとの事。 

Haswell Refreshは従来の第4世代Intel Coreプロセッサ(開発コード名:Haswell)から動作周波数を引き上げたモデル

source:インテル、Intel 9シリーズチップセットを正式に発表 | マイナビ

それ以外の違いが無いかをインテル公式にて比較。 

core-i7-4770-4790比較

source:ARK | インテル® 製品の比較

ございません。

クロックが100~200MHz上がったけれどTDPが同じあたりは偉いと思うけれど、他は価格まで同じという「なぜ4770の時に4GHz到達しなかったのか」を疑えるほどの僅差。 

性能よりこちらの方が重視されていそう。

今後9シリーズのmini-ITXマザーが増えてくれば、SやTが伸びてくるかもしれない

逆にいうと、Haswell RefreshではSやT(省電力)CPUの種類が多く、手のひらサイズのような小型パソコンでの需要に期待が出来るかも知れない。

省電力重視ならノートで良いと思うので、小型のベアボーンを敢えて購入してまでパソコンとして動くインテリアにしたいマニア向け。

新CPU「Haswell Refresh」は、特に性能が上がったとか機能が増えた、アーキテクチャがどうとか言うものでは無し。

 

インテル8シリーズと9シリーズの違い

インテル8チップセットまでとの大きな違いはこれ。

Haswell/Haswell Refreshに加えて、"Broadwell"の開発コード名で知られる第5世代Intel Coreプロセッサに対応する。

source:インテル、Intel 9シリーズチップセットを正式に発表 - マイナビ

具体的なナンバーでいうと、Core i7 4770や4770K(Haswell)、4790(Haswell Refresh)、そして5千番台になると思われる第5世代Core iシリーズ「Broadwell」にまで対応するそうな。気の長い話ですな。

ASRockの例ではZとHシリーズが大量に発売。 

asrock-intel-9series-mb

source:ASRock、Intel 9シリーズチップセット搭載マザー - ITmedia

ASRockにしては強気な価格。税別なのでH97の最安でも1万円近くなってしまう。と感じたものの円安の影響が出続けているのでしょうな。

Z97とH97の違いは、

  • Z・・・オーバークロック用
  • H・・・Intel Small Business Advantage対応

ハードウェアで遊び倒す人はZ97、インテルSBAとやらが必要とか安い方が良いならHで充分という感じでしょう。

3つの特徴をマイナビより。

PCI Express接続のM.2ストレージに対応

ストレージの速度はHDDからSSDの時代へ。マザーボード側はIDEがSATAになり、SATAは2から3へ。SSDについて行けなくなったSATA規格に代わる接続がPCI Express接続で、その新しい方式がM.2というやつ。

説明を読んでも良く判らないので、こちらの記事を参考。

なぜこんなに速いのか。アップルは製品ページでは「より速いフラッシュストレージ」とあまりにざっくりな解説だが、もちろん高速なフラッシュストレージを利用しているのに加え、接続方法もPCI Expressベース(「M.2」、もしくは「NGFF」を採用しているようだ)になったため、

source:ASCII.jp:700MB/秒の驚異!! 新MacBook Airはストレージがヤバい (2/3)

SATA3の速度は理論値6Gbpsなものの単品で700MB/sはまず出ない。その壁をあっさり超えられるわけですな。

インテルRSTがバージョン13へ強化

引用。

新バージョンのIntel RST 13では、キャッシュ用SSD内蔵した「SSHD」(Solid State HD)に対応し、パフォーマンスが向上したほか、Intel Rapid Start Technologyによるレジューム高速化やIntel Smart Connect Technologyでの自動更新をサポート

漠然としており良く解らない。SSHDがハイブリッド(NANDフラッシュ搭載HDD)の事なら使っている人には違いが分かるのか。

インテルDevice Protection Technology対応

BIOSの改ざんを防止とかどうでも良く、それより検知するとシステムを停止、これが誤動作するとパソコン動かないというお節介設計に見えた。 

以上3つ。

ASRock先生が早速M.2ストレージで遊ばれているので紹介。ITmediaのASRockマザー紹介記事より。 

しかし、ASRockのマザーボードでは、独自に仕様を変更した「Ultra M.2」を導入(中略)、、Ultra M.2では、PCI Express 3.0の4レーンを使ってCPUと直結する。

スコアが46%アップしたそうな。本当かよ。

失礼。

その他、ユーティリティ上からストレージの電源をオン/オフするという、これまた変態仕様が炸裂しており「何か凄そう」と思いつつ故障するまで一度も使わない人が大多数になりそうな何か。

 

いずれもマニア向けなマイナーチェンジ(まとめ)

もう一度書き出すと、CPU「Haswell Refresh」は、

  • クロック周波数が微増
  • 省電力版が多種発売
  • 倍率ロックフリーは2014年半ば発売予定(4790K?)

新チップセット(マザーボード)は、

  • 第5世代Core iシリーズ「Broadwell」にも対応
  • PCI Express接続のM.2ストレージに対応
  • インテルRSTが新バージョンとなり強化
  • インテルDPT(BIOS改ざん対策)対応
  • ASRockが変態

良く判らないかも知れないので、CPUの特徴を簡単にすると

  • 体感できないレベルで処理速度向上
  • 普通のデスクトップPCでは無意味に近い省電力版多数
  • オーバークロック遊び向けのCPUもいずれ出る

マザーボードは、

  • 未来のCPU対応=CPU交換する人用
  • SATA3以上の速度を求める人へ
  • インテル様の技術力は世界一
  • インt(同上)
  • ASRockは変態

というわけで、全てと言えるほどマニア向け、遊び向け、小さいもの好きなPC変態用となっており、Haswell Refreshが出たから本気出すとか、インテル9シリーズ凄いというものでは無いでしょう。

M.2ストレージはこれ以上のSSD速度を求めない私でも気にはなるけれど、価格や対応品が普通の人でも簡単に購入出来るレベルになるまでは気にしない事に。

全体的にマイナーチェンジと言える程度なので、BTOメーカーが「最新CPU!」「ついにZ97発売!」などと煽っていても「へぇー」くらいに受け止めておけばよろしいかと。

逆に旧製品となるインテル8シリーズや旧Haswellが安くなる方に期待して特売を狙った方が賢いかも知れませんな。

私なら新物は最低3ヶ月は避ける。

リンク用ソース

コメント(6)

>クロックが100~200MHz上がったけれどTDPが同じあたりは偉い
TITAN無印(250W)「せやな」
GTX780無印(250W)「せやせや」
GTX780Ti(250W)「せやで」
TITANBLACK(250W)「せやったんかいな」

>「なぜ4770の時に4GHz到達しなかったのか」を疑えるほどの僅差
Kepler(600系)「わざと抑えて出すとかやることが汚いな(迫真)」
Kepler Refresh(700系)「まったくもってけしからん話だな」
ゲフォ厨「競合製品用にカウンター用意しておくとか姑息だわ」
アンチIntel「いや、カウンター相手存在してないんで(白目)」

>ASRockにしては強気な価格
いや、何を言う元々Extreme11シリーズとか上位はマジキチ価格だろw
http://kakaku.com/item/K0000605377/
http://kakaku.com/item/K0000405669/
他がやらないレベルのてんこ盛り上等な先生を舐めすぎです
6万超えとかに比べたらむしろ良心的にすら思えるっていうw
もっとも、間違いなく後からZ97のExtreme11は出るでしょうが(白目)

>SSDについて行けなくなったSATA規格に代わる接続がPCI Express接続
SATA3に代わるのはPCIじゃなくてSATA Expressじゃないの?
PCI ExpressはVGA用で元から2.0とか3.0とかあるじゃない

>SATA3の速度は理論値6Gbpsなものの単品で700MB/sはまず出ない。
>その壁をあっさり超えられる
いやいや、そもそもSATA ExpressじゃなくてPCI Expressなら昔からある2.0の規格ですら×4以上で使えば700MB/sどころか余裕で1GB/s超えするいいますか、以前からやってた人普通にいると思うんですが、例えばネグロックさんとかw
http://neglock.blog66.fc2.com/blog-category-7.html
コレみんなPCI Expressの帯域だから実現できるレスポンスでしょうし

>漠然としており良く解らない。
>SSHDがハイブリッド(NANDフラッシュ搭載HDD)の事なら
>使っている人には違いが分かるのか
いやそうじゃなくて至極簡単に、これまではSSDにしか対応してなかったレジューム高速化機能がSSHDにも対応しましたよってことでしょ?
そして且つ、従来から対応していたSSDに関してはさらにパフォーマンスを向上させたり自動更新をサポートしましたよっていう話だと思うんですが

>BIOSの改ざんを防止とかどうでも良く
さすがにどうでも良くはないと思うんですがw

>それより検知するとシステムを停止、
>これが誤動作するとパソコン動かないというお節介設計
ただ漠然と止めるのではなくて、しっかりといつ何を検知したからシステムを止めたのかを詳細ログに残すならそう悪い話でも無いと思いますが
だって本当に悪意のある何かだったら危ないじゃない

>スコアが46%アップしたそうな。本当かよ
比較元が何で接続してるか分からないのでアレですが、ソースには
「チップセットがサポートするM.2では、スロットからチップセットを介してCPUと接続するのに対して、、Ultra M.2では、PCI Express 3.0の4レーンを使ってCPUと直結する」
とあるので、レーン数の帯域幅がどうこうというより、データ伝送経路がチップセット通さずにCPUダイレクトな点がキモなんでしょう

>ユーティリティ上からストレージの電源をオン/オフするという、
>これまた変態仕様が炸裂しており「何か凄そう」と思いつつ
>故障するまで一度も使わない人が大多数になりそうな何か
手動サスペンドいうか強制ハイバネーションいう感じなんかな?
痒いところに手が届くとかじゃなくて機能搭載の意図がわからんなw

>新チップセット(マザーボード)は
>インテル9シリーズ凄いというものでは無いでしょう
今回の記事に載ってないことですとなんでも電圧耐性が高いそうな
http://northwood.blog60.fc2.com/blog-entry-7533.html
空冷で5.00GHzも可能とかおかしな事言っとる(白目)

>逆に旧製品となるインテル8シリーズや旧Haswellが安くなる方に期待
それは無いな、だって旧世代にすら競合できて無いですし(震え声)
AMDよ、おマイのことだw

M.2とか新規格は気になるけどそういうの求める人ってDDR4も来るHaswell-E買うだろうし、新CPU出たことで従来のHaswellは値下がるだろうし、これは誰が買うんだろう。。。と思います。。。

私も「いつの間にか販売されていた」のかって感覚です。クロック周波数くらいしか変わっていないので、興味もありませんし、ニュースを見てもスルーしました。

>そして5千番台になると思われる第5世代Core iシリーズ「Broadwell」にまで対応するそうな。
インテル9シリーズチップセットは、将来性を重視するならいいですね。

個人的には

i7-4790S(4コア8スレッド、3.20~4.00GHz、65W)
i5-4690S(4コア4スレッド、3.20~3.90GHz、65W)
i3-4360(2コア4スレッド、3.70GHz、54W)
G3450(2コア2スレッド、3.40GHz、54W)
G1850(2コア2スレッド、2.90GHz、54W)

辺りの、高クロックながら発熱は低そうなモデルが好みです。よく考えたら、メイン環境でCPUが3.0GHzを超えたのが遊びでオーバークロックした時しかありませんでした。そのため次に購入するCPUは、通常時の動作クロックが3.0GHz超えから選ぶ予定。


>Broadwellの開発コード名で知られる第5世代Intel Coreプロセッサに対応する
LGA1156はメインストリームになると盛大に嘘を吐かれたため、この手の「まだ登場していない次世代に対応」は穿った見方をしてしまいます。実際にBroadwellが登場したら、9シリーズだと一部機能は無効化されます、な対応具合ではなかろうかと。

>Device Protection Technology
BIOSとかUEFIとかをいじろうとする方はPCにある程度は詳しい方でしょうから、搭載しておいて損は無いのでは。いじったけれど分かりませんこうしたいんですけれどどうしましょう、と掲示板で質問して袋叩きに遭う事態まで容易に想像でき、愉快。

>ユーティリティ上からストレージの電源をオン/オフする
この機能が欲しい方はいそうな雰囲気。HDDが異音を発し始めたとき、1つ1つオンオフして行けば、PCケースを開けずに該当のHDDを特定できる、とか。

ちなみにASRock製の「Z97 Extreme6」については、ドスパラのパーツの犬にて、ウルトラM.2スロットに関する検証記事が掲載されているため、興味があるならご覧になってみては。

パーツの犬
「ASRockのZ97最新機能「ウルトラM.2スロット(Ultra M.2 Socket)」速攻検証!」
http://partsdog.dospara.co.jp/archives/52380634.html


私はi5-4690Sが1.5万円くらいになったら興味を出します。

>Haswell Refresh

AMD派の私は、当初中古CPUの事かと思ってました。

Haswell RefreshのCore i5-4590にした私がいます。
注文時、アップグレードということで4570→4590になり、電源700W、メモリ8GB、フロントパネル(USB3.0×2)にカスタマイズし、そのまま発注。
今のところ、快調に動いております。
Refreshはどうでもいいですが、今回初めてCore i5に変えてみてi3とはやっぱり違いますな。
消費電力は増えましたが、それでも従来品よりせいぜい5W程度で性能が上がった分、処理が速くなり、私的に満足です。
詳細はとりあえずゲストブックにまとめて書く予定ですが、若干時間かかりそうな予感。

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BTOパソコンメーカー比較

パソコン工房

高性能: ★★★★ 長保証: ★★

コスパ: ★★★★★ 安保証: ★★

部品選: ★★★☆☆

初心者や実用重視のPCユーザー向け。デスクトップ以外にノートも多数有り価格と性能のバランスが良く選びやすい。全国に実店舗が多数有るBTO PCメーカー。

マウスコンピューター

高性能: ★★★★★ 長保証: ★★

コスパ: ★★★★ 安保証: ★★

部品選: ★★★☆☆

パソコン工房と同様に機種が多くノートの取扱も有りゲーム用やクリエイター向けPCも有り。送料が比較的高額なので総額注意。知名度は国内トップクラス。

ドスパラ

高性能: ★★★★★ 長保証: ★★

コスパ: ★★★★ 安保証: ☆☆

部品選: ★★★☆☆

デスクトップPCならパソコン工房とマウス以外にドスパラも見る価値有り。秋葉原に本拠地を構える昔ながらのBTOパソコンメーカーで知名度はマウス並に高い。

DELL

高性能: ★★★☆☆ 長保証: ★★

コスパ: ★★☆☆☆ 安保証: ☆☆

部品選: ☆☆☆☆

2011年頃から安く無くDELLを選択肢に入れる理由が薄く回線抱き合わせ販売の価格がまぎらわしい。ゲームPCのAlienwareは見た目重視コスパ最悪なので要注意。

日本HP

高性能: ★★★★ 長保証: ★★

コスパ: ★★★☆☆ 安保証: ★★

部品選: ☆☆☆☆

高性能ノート以外は見る価値が薄く高額なLenovoという感じ。早々にWindows 7を捨て8に切り替えたので7が必要なら行っても無駄。2012年後半から迷走中。

TSUKUMO

高性能: ★★★★ 長保証: ★★

コスパ: ★★☆☆☆ 安保証: ★★

部品選: ★★☆☆☆

ヤマダ電機による買収後はマニアックな感は無くなり家電通販のような普通のパソコン屋に。BTO PCは機種が少なくやや割高。ツクモファンなら選択肢へ。

FRONTIER

高性能: ★★★☆☆ 長保証: ☆☆☆

コスパ: ★★☆☆☆ 安保証: ☆☆☆

部品選: ★★☆☆☆

2013年7月に(株)KOUZIROが倒産しヤマダ電機子会社インバースネットが続投。長期保証が消滅。これと言った特徴が無く難点は有れど利点が見当たらない。

サイコム

高性能: ★★★★★ 長保証: ★★

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部品選: ★★★★★

自作しない中~上級者のPCユーザ向け。初心者にはカスタマイズが難しく動かない構成でも購入できるので注意。パーツへのこだわりや知識が有るなら。

※並びはBTOメーカーの知名度の順。大小関わらず信用できない要素があるメーカーは未掲載。

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プロフィール

ヒツジ先輩

書いてる人:

BTOパソコンの元修理担当。ハードウェアに超詳しいワケではありませんが、どうしたら故障するのか何となく解るので壊れにくいパソコンを紹介します。