ノート用GTX 10シリーズの凄さが解るベンチマーク結果

2016年8月30日

ノート用GeForce GTX 1080,1070,1060がリリース。

10シリーズでは3種類共にモバイルを表す接尾のMが消えており、デスクトップPC向けと全く同じ型番となっておりややまぎらわしい。しかし性能もデスクトップ並となっておりほぼ同等。

興味無いけれど適当に見て参りましょう。

ノート用GTX 10シリーズリリース&MSIから搭載PC発売

解説はPC Watchが詳しい、画像はASCIIより拝借。

NVIDIA、ノート用Mなしフル版GeForce GTX 1080投入 - PC Watch
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/news/1015115.html

デスクトップとノート用GTX10シリーズ仕様比較

source:ASCII.jp:モバイル版GeForce 10シリーズは、デスクトップ版と(ほぼ)同じ

特徴はこちら。

NVIDIAが計測したゲームベンチマークでは、タイトルによってはモバイル版の方がデスクトップ版より高い性能を発揮する

上の一覧表を見ると、ノート用の同型番はクロックがほんのり低い程度で他はデスクトップ用と同じくらい。PC Watchのベンチスコアはグラフ化されていないのでスルーしたいけれど、おおよそで書いておきましょう。

全てデスクトップ用に対する同型番のノート用。PC Watchの一覧は1080、1060、1070の順なので1060と1070を入れ替え。

  • GTX 1080・・・90~110%
  • GTX 1070・・・90~100%
  • GTX 1060・・・80~90%

記事の最後辺りにMSIやASUSのノートが出ており、価格が気になるので別の記事を探すとMSIを発見。

MSI、GeForce GTX 1080をSLI搭載したゲーミングノート - PC Watch
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/news/1015157.html

GT83VR-Titan-SLI

SLIはグラボが2つ搭載されているという意味。

  • GTX 1080SLIで搭載した「GT83VR 6RF-001JP」が56万円前後
  • GTX 1070SLIで搭載した「GT83VR 6RF-002JP」が45万円前後

もう何か全然パーソナルなコンピューターでは無い気がする価格設定。やらかすなら11万ケチるべきでは無いでしょうな。

CPU性能も高く、その他も特盛り。個人的に気になった仕様はここ。

Super RAID 4による256GB NVMe SSD1TB HDDのツインドライブ構成を採用

ノートPCで4ストレージとかしびれる。

ところで、「Super RAID 4とは何だろう?」と思い調べると、MSIが勝手にスーパーを付け称しているだけ、ストレージ3台からで始まるRAID 4とは無関係。PCIe Gen3接続のSSD2枚がRAID 0で繋がっているそうな。

ノート本体の画像を見ると意外と厚みを抑えている気がしたけれど、モニタは18.4型という馬鹿デカさ。

本体サイズは458×339×42~69mm(幅×奥行き×高さ)、重量は5.5kg。

サイズはiPad Proを2つ並べ6~10枚ほど積み重ねたくらい。重量は事務用のスリムケースPCくらいだと思う。

 

ノート用GTX 10シリーズの凄さが解るベンチマーク結果

いくらMが取れようとも、デスクトップ用グラボより性能落ちるだろう、と思っていた今までの考え方が通用しない図をいくつか。

notebookcheck-pr

source:Nvidia Pascal for Notebooks - NotebookCheck.net Reviews

赤枠は上から1080,1070,1060、LaptopはノートPC用、DesktopはデスクトップPC用。1080のSLIはノート用しか無いので後回しとし、ここでは触れない事に。

%は左が最上段のノート用でSLIな1080x2枚挿しを100%とした場合、右の%は私が意図してデスクトップ用1080を0として設定しております。

上の図、パフォーマンスレイティングがどのような計算かは分からないものの、正しいとするなら1080はわずかにノート用がデスクトップ用を上回るという結果となっており、1070と1060は差はあるものの大して変わらない印象。

次は3DMark 11、1280x720は解像度。

notebookcheck-3dmark11

今度は1080では逆転しており、デスクトップがわずかに勝ち。しかしノート用1080との差は約3%という脅威のスコア。1070と1060は相変わらず少し差。

3D Mark FireStrike、4K解像度。

notebookcheck-3dmark-fs-4k

またもや逆転が起こっており、今度はノート用1080がデスクトップ用と比較し+3%という結果に。もはや誤差とか、数回測ると上下入れ替わりそう。

同じく3D Mark~、解像度フルHDの場合。

notebookcheck-3dmark-fs-fhd

1080は+2%の差でノート用が勝利。というわけで青をノート、デスクトップを赤として並べてみると、

980 SLI1080>=10801070107098010601060980M

価格やコスパは棚に上げると、ノート用グラボも全然行けております。

GTX 1080のSLI対決は別のサイトで発見。

techspot-BF4

source:Extreme Laptop Performance: GeForce GTX 1080 SLI Review - TechSpot

上から、

  • GTX 1080 SLI(デスクトップ用)
  • GTX 1080(デスクトップ用)
  • GTX 1080 SLI(ノート用)
  • GTX 1080(ノート用)

画像はバトルフィールド4の4K解像度でのフレームレート対決。

これ以外にも比較があるけれど、いずれも似たような結果となっており、先ほどの性能順の前半分くらいへSLIを突っ込むとこのような感じに。

1080 SLI1080 SLI980 SLI1080>=108010701070・・・

1080 SLIは誤差レベルでノートが勝っている気がするほど。

ラストは温度、どのくらいまで熱くなるか参考として。※図の右上はHigher~では無くLower~の誤り(低い方が良い)

techspot-Temps

上から、

  • ASUSのノートで水冷
  • Palitのデスクトップ用1080 GameRock
  • デスクトップ用ファウンダーズエディション ※リファレンスの事
  • ASUSのノートで空冷

ノートPCでも水冷にすると結構行けているというか、ノートでグラボの温度82度とか怖いので、まともに使うなら水冷が良さそうですな。どこにラジエータ搭載するかは謎だけれども。

 

ノート用外付グラボは消えて行く運命なのか?(まとめ)

例としてこのような物。

ROG-XG-Station-2

過去にDELLやMSIも出していたと記憶している、ノートPCの外付として接続可能なデスクトップPC向けグラボBOX。

ASUSが発表した外付けグラフィックスボックス「R.O.G XG Station 2」です。VRにも対応するNVIDIAの最新GPU Geforce GTX1080も搭載可能Thunderbolt 3経由でSurface Pro 4似の同社製タブレットPC「Transformer 3 Pro」のグラフィックスも拡張できます。

source:「ノートPCに外付けGPU」は広がるか:COMPUTEX2016 - Engadget

残念ながらというか、朗報ながら広がらないでしょうな。こんな物を外付するくらいならば素直にデスクトップPCを使えば良いわけで。

しかし海外、米国ではゲーミングPC丸ごと持参で友人宅へ行き、時には複数人が同じ部屋に集まりオンラインPCゲームでヒャッハーする事もあるらしいので需要ゼロとは言えない物体。

これが普通にノートPCへ内蔵出来るようになったのだから、デカいグラボを外付する必要性は今後無くなるでしょう。

なぜノートPCでもデスクトップPC向け並の性能を持つグラボが搭載可能になったかは、おそらく省電力化、TDPの低下、発熱の抑制。

ノート用は非公開だけれども、デスクトップ用GTX 1080でさえ180W、1060になると120Wまで下がって来ており、モバイル用としてほぼそのまんま転用出来るようになったと憶測。

問題は価格、と言いたいけれど最近は考え方を変えており、必要な人には、欲しいと思えば買う人は買う。

例として昔のPC-9801時代のパソコンは月給の何倍かレベルに高価な頃があったけれど、それでも業務用以外で売れないわけでは無く、PCマニアを父に持つ友人宅には98と88が横並びで鎮座しておりました。※多分当時合計100万円以上

ゲームPCに40万円とか、そんな金有るならデスクトップ買えと私も思うけれど、その私に言わせるとグラボに5万でさえあり得ないわけで、プレステ買えと言いたい。しかしそういう人は既にプレステ持っているのでしょう。

夏は大画面でPCゲーム、冬はコタツトップゲーミング。

モータースポーツ好きが250万のGT-R(自動車)と400万のハーレー~トライグライドウルトラ(大型二輪)を買って非難されるいわれ無し。金は生きている内に使い人生を楽しみましょうというわけで何の話か分からなくなって来たので終わり。

今月のオススメBTOパソコン

リンク用ソース

コメント(4)

>250万のGT-R
中古でも395万からの模様w
http://www.carsensor.net/usedcar/search.php?STID=CS210610&LP=NI_S154&CARC=NI_S154

>例としてこのような物
MacBook・ノートPCのグラフィック性能を飛躍的にアップさせるGTXシリーズ拡張ボックス「The Wolfe」 - GIGAZINE
http://gigazine.net/news/20160826-the-wolfe/
こんなのも出てますね。弱点はThunderbotの採用率が低いこと… ワークステーション系のノートPCでThunderbotの採用率が上がってくれると、需要と供給が一致しそうですね

>250万のGT-R
「R32 GTR」の中古車 | 中古車なら【カーセンサーnet】
http://www.carsensor.net/usedcar/search.php?STID=CS210610&SORT=2&PMIN=2000000&KW=R32%20GTR
「R34」の中古車 | 中古車なら【カーセンサーnet】
http://www.carsensor.net/usedcar/search.php?STID=CS210610&SORT=2&YMIN=1999&PMIN=2000000&KW=R34
こちらの古めのGT-Rですと中古で250万円の物も見つけられました。もうちょっと年式の新しいモデルの相場は見てないので分かりませんが、「GT-R」と聞くと「R32」が思い浮かんじゃうものですからw

>ノート用GTX 10シリーズ
私は4ケタのため「1000シリーズ」と呼んでいますが、GTXに15とか18とか2桁のナンバリングはありませんから、10シリーズでも通じますね。

>モバイルを表す接尾のMが消えており
シンプルイズベストとは言いますが、そこは線引きして欲しかったです。同じマルチだし性能も寿命も同等だからと、TLCのSSDをMLC型と表記するような冷ややかさを感じます。

>PC Watchのベンチスコアはグラフ化されていない
正確に数字を書いてくれるのは嬉しいですが、フォントのサイズや色が全て統一されているため、非常に読みづらいですね。計測環境が書かれていない点も気になるところ。デスクトップ版はCore i3で計測した、というトリックがある訳でも無いでしょうが。

>ストレージ3台からで始まるRAID 4とは無関係
RAIDなんぞ0と1と5しか使っていないため、4は何だったか思いだせませんでした。

Fujitsu Japan:ストレージ 用語解説 RAID 4
http://www.fujitsu.com/jp/products/computing/storage/eternus/glossary/raid/07.html

>本体サイズは458×339×42~69mm(幅×奥行き×高さ)、重量は5.5kg。
ラグドールとかサイベリアンくらいの猫ならそのくらいの体重になりますし、猫を抱いていると思えば膝に乗せることも可能ですね。


いつでも高画質でゲームがしたいなら、CPUやGPUの性能が高いノートPCはコストパフォーマンスが高いですね。自宅ではHDMI出力で大画面ディスプレイを使いゲーム。外へ行くならノートPCとHDMIケーブルを持ち出し。外部の大型ディスプレイが無いなら、ノートPC自身の18.4型で我慢。
デスクトップと同等の性能を持つノートPCなら、他のハードウェア(キーボードやスピーカなど)にこだわりを持たない条件ですけれど、ゲーム用として購入するのもアリだとは思います。

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BTOパソコンメーカー比較

マウスコンピューター

高性能: ★★★★ 保証: ★★★

コスパ: ★★★★★ 安定: ★★★

初心者: ★★★★★

令和時代の鉄板スタンダードなPC初心者向けメーカー。標準構成のバランス感覚が突出しており、私でさえケチを付けることが滅多にできない。性能の下から上まで幅広く実用的。

パソコン工房

高性能: ★★★★ 保証: ★★

コスパ: ★★★★★ 安定: ★★

初心者: ★★★★

性能とパーツの相場がある程度わかる人なら標準構成が多いのでコスパ重視で選びやすい。同じに見える同じ価格でも仕様の違いがどうなのか判る人には最適。

ドスパラ

高性能: ★★★★ 保証: ☆☆

コスパ: ★★★☆☆ 安定: ★★

初心者: ★★★★

昔はドスパラ=BTOだったけれど最近は普通のパソコンに力を入れておらず、2018-2019年の偽インテルチップ中華SSDの件が未解決なので信用問題的に何とも言えない。

DELL

高性能: ★★★☆☆ 保証: ★★

コスパ: ★★☆☆☆ 安定: ☆☆

初心者: ☆☆☆☆

10年以上前まではDELL=初心者向けの安いパソコン、それはもう通用しておりません。クーポン適用後が適正価格だと見抜けるパソコン詳しい人向け、または大人買いで割安になる法人向け。

日本HP

高性能: ★★★☆☆ 保証: ★★

コスパ: ★★★☆☆ 安定: ★★

初心者: ★★★☆☆

コスパと性能以外にも見た目も重視したいならHPのノートも選択肢としてアリ。自社製造状態なのでBTO=ダサい印象は払拭されるかと。デスクトップは法人用、ゲーミングは海外向け。

TSUKUMO

高性能: ★★★★★ 保証: ☆☆

コスパ: ★★★★ 安定: ☆☆

初心者: ☆☆☆☆

昔のマニアックな感は無くなり家電通販のような普通のパソコン屋に。機種が少なく特徴的な少数精鋭状態なので選べる人を選ぶが、それにしても選びにくい。

FRONTIER

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初心者: ★★★☆☆

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サイコム

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初心者: ☆☆☆☆☆

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※並びはBTOメーカーの知名度の順(暫定)で、大小関わらず信用できない要素があるメーカーは未掲載。

勝手に評価シリーズ

結果として宣伝になっていますが依頼されたわけでは無く、依頼されてもやりません。

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