エプダイのデスクトップはPCケースが約5万円?

2012年6月 1日

エプソンダイレクトのBTOパソコンの価格について。

以前よりやたら高額で、PC本体のコストパフォーマンスがよろしくないという記事を書いておりましたが、今回はケースの違いで価格が大きく違う事に気付いたので感想文。その差はタイトル通り約5万円。

どういう事か2種類のデスクトップPCで比較して参ります。

「Endeavor Pro5300」と「TY5100S」で価格と性能を比較

エプソンダイレクトの新製品、新CPUのIvy Bridgeが選択出来るProシリーズの5300。通常の構成ではSandy Bridge。

価格は標準構成で106,680円。今回はエプダイ内のみの比較なので送料などはスルーしましょう。

endeavor-pro5300-2012-05.jpg

主な仕様は後回しにして、続いて同社のTY5100S。標準構成は54,810円。期間限定で5千円引きになっているものの、エプダイは期間が終わると本当に通常価格へ戻すので通常の価格で。

ty5100s-2012-05.jpg

ちなみに、Pro5300はASCIIの宣伝記事を見て知った物。

TY5100Sは、その宣伝記事の上部に表示されていた広告画像よりジャンプしており、意図的に差額の大きい機種を選んだわけではございません。

Pro5300の標準構成より主な仕様。

  • OS:Windows7 Home Premium 32bit
  • CPU:インテル Core i3-2120(3.3GHz、2コア/HT対応、3MB)
  • マザー:インテル Z77 Express チップセット
  • グラフィック:インテルHD~2000 ※CPUに内蔵
  • メモリ:2GB(2GBx1、PC3-12800)※空きスロットx2
  • HDD:500GB(SATA3、7200rpm)
  • 光学:DVD-ROMドライブ
  • 電源:670W
  • ケース:ミドルタワー(キャリングハンドル付:2100円)
  • その他:有線LAN1000Base-T対応、USB3.0x4 など

OSのWindows7は64bitへ0円で変更可能。全体的にカスタマイズ前提と思われる低性能かつ小容量でエプダイの平常運転。DVDドライブをスーパーマルチ標準にしない辺りもいつも通り。

CPUがSandy Bridgeの割りにZ77なのはインテル6シリーズの在庫が上手く減らせたのか、またはIvy Bridgeへのカスタマイズが普通として組み合わせたか。メモリがPC3-12800になっているけれど、標準構成(Sandy Bridge)ではPC3-10600が上限になり速度が低下する組合せ。

これで10万円超えはボッタクリすぎだろうと思えるけれど、ケースが変わると価格も変わり、TY5100Sの主な仕様を引かせてもらいます。

  • OS:Windows7 Home Premium 64bit
  • CPU:インテル Core i3-2120(3.3GHz、2コア/HT対応、3MB)
  • マザー:インテル H77 Express チップセット
  • グラフィック:インテルHD~2000 ※CPUに内蔵
  • メモリ:4GB(2GBx2、PC3-12800) ※空きスロットx2
  • HDD:500GB(SATA3、7200rpm)
  • 光学:DVDスーパーマルチドライブ
  • 電源:450W
  • ケース:ミニタワー
  • その他:有線LAN1000Base-T対応、USB3.0x4 など

孔明どころか魏延レベルの罠。意味不明失礼。

何を勘違いしているのか、見落としているのか探したものの他に変わりは無し。仕様の違う箇所のみ双方のパーツ性能を抜き出してみましょうか。

Pro5300から。

  • マザー:インテル Z77 Express チップセット
  • メモリ:2GB(2GBx1、PC3-12800)※空きスロットx3
  • 光学:DVD-ROMドライブ
  • 電源:670W
  • ケース:ミドルタワー(キャリングハンドル付:2100円)

TY5100S。

  • マザー:インテル H77 Express チップセット
  • メモリ:4GB(2GBx2、PC3-12800) ※空きスロットx2
  • 光学:DVDスーパーマルチドライブ
  • 電源:450W
  • ケース:ミニタワー

一般的に優れている、または高額と判断出来る方を赤で着色。ケースは個人的にミドルタワー一択なものの、人により違うと思うので無着色。

Pro5300の利点は2つ。しかしCPUがSandy~なのでZ77の性能は発揮出来ず、それ以前にグラボ(ビデオカード)が標準無しなのでH77でも変わらない。

電源容量も大は小を兼ねるけれど、この構成なら400Wくらい有れば充分。製造原価が高い分やはり無駄と言えましょう。

TY5100Sに赤文字が有る通り、メモリ4GBやDVDはスーパーマルチ(読み書き可)の方が普通は必要と思われ、ここまでをまとめるとPro5300は価格が2倍と高い割に、約5万円のPCより劣るという事。

改造するなら機能面ではPro5300が上になるけれど、やるとサポート対象外になる可能性が有り、それ以前に自作にしろと。

TY5100Sはカスタマイズの選択肢が少なく、Pro5300は仕様変更前提。制限を利用した売り方で、見せ方として上手いかも知れないけれど買う側から見るとずるい気がする。

ケース代が約5万円になる計算

先にケース以外の違いを甘めに計算。

  • マザーボードの差額を5千円(チップセットと、ATXかマイクロの違い)
  • 電源の差額も5千円くらい(450Wと670Wなので市販同等品で比較)
  • キャリングハンドルは約2千円

ここから逆にメモリ千円くらい、光学ドライブを千円くらいの差として引くと約1万円。根拠が薄いのでおおよそになるけれど、本体の差額は51,880円なので差は42千円くらい。キャリングハンドルが付くと44千円くらい。

ミニタワーもタダでは無いので5千円くらいの価値とすると、Pro5300のケース単品は49千円となり、上のマザーや電源の差額は甘くしているので調整して強引に約5万円となるわけですな。

detail_img003.jpg

確かに良いケース。しかし私の15千円ケースの方が良いと思う。ちなみに画像右下のシャドウベイは前面からドライブを出し入れ出来る設計で、ここは個人的に良いと思っている箇所。

一応マウスコンピューターとも価格を比較

書き出す手間が惜しいので画像で。

mouse-b75-i3-2120.jpg

中央の機種がTY5100Sと同等の性能。差は通常価格で約1万円。

マウスPCではチップセットが更に安いB75を使っておりますが、やはり無改造前提でメモリ4GB(2GBx2)ならこれでよろしいかと。

Windows7のHome~はメモリの認識は最大16GBなので、今後8GBx1が更に値下がりすると予想すると、増設(交換)しようと思うなら8GBx2スロット打ち止めで問題無し。

 

Endeavor ProシリーズのPCケースは約5万円(まとめ)

通常は上でやったように他のBTOメーカーと比較しエプダイは高いとして解説して参りましたが、今回は同じエプダイでもやたら高額になる物が判明。

私の推測が間違っていなければ、Proシリーズのケースは約5万円。その価値が有ると思うなら良いけれど、カスタマイズが前提なので生産の工数による人件費なども載っておりましょう。

他社との比較ならエプダイの保証やサポートなども挙げてフォロー出来るものの、今回は話が違い機種による比較。

確かに良いケースとは思うけれど、そこまでの価値が有るとは個人的には思わず。品質マジックを信じているなら止めないけれど、私は中身はどこも似たようなものと判断するのでエプダイはやはり割高、特にProシリーズは高過ぎると感じております。

どうしてもエプソンブランドが良いならそれも結構。しかし特にそうは思わないなら他社とも比較してみましょう。

今月のオススメBTOパソコン

リンク用ソース

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BTOパソコンメーカー比較

マウスコンピューター

高性能: ★★★★ 保証: ★★★

コスパ: ★★★★★ 安定: ★★★

初心者: ★★★★★

令和時代の鉄板スタンダードなPC初心者向けメーカー。標準構成のバランス感覚が突出しており、私でさえケチを付けることが滅多にできない。性能の下から上まで幅広く実用的。

パソコン工房

高性能: ★★★★ 保証: ★★

コスパ: ★★★★★ 安定: ★★

初心者: ★★★★

性能とパーツの相場がある程度わかる人なら標準構成が多いのでコスパ重視で選びやすい。同じに見える同じ価格でも仕様の違いがどうなのか判る人には最適。

ドスパラ

高性能: ★★★★ 保証: ☆☆

コスパ: ★★★☆☆ 安定: ★★

初心者: ★★★★

昔はドスパラ=BTOだったけれど最近は普通のパソコンに力を入れておらず、2018-2019年の偽インテルチップ中華SSDの件が未解決なので信用問題的に何とも言えない。

DELL

高性能: ★★★☆☆ 保証: ★★

コスパ: ★★☆☆☆ 安定: ☆☆

初心者: ☆☆☆☆

10年以上前まではDELL=初心者向けの安いパソコン、それはもう通用しておりません。クーポン適用後が適正価格だと見抜けるパソコン詳しい人向け、または大人買いで割安になる法人向け。

日本HP

高性能: ★★★☆☆ 保証: ★★

コスパ: ★★★☆☆ 安定: ★★

初心者: ★★★☆☆

コスパと性能以外にも見た目も重視したいならHPのノートも選択肢としてアリ。自社製造状態なのでBTO=ダサい印象は払拭されるかと。デスクトップは法人用、ゲーミングは海外向け。

TSUKUMO

高性能: ★★★★★ 保証: ☆☆

コスパ: ★★★★ 安定: ☆☆

初心者: ☆☆☆☆

昔のマニアックな感は無くなり家電通販のような普通のパソコン屋に。機種が少なく特徴的な少数精鋭状態なので選べる人を選ぶが、それにしても選びにくい。

FRONTIER

高性能: ★★☆☆☆ 保証: ☆☆☆

コスパ: ★★★☆☆ 安定: ☆☆☆

初心者: ★★★☆☆

フロンティア神代の解散後、現所長のパワハラがひどいとタレコミが複数あり、私から内情を運営会社へ伝えると逆ギレされて私を訴えるぞと謎すぎる返しがあり困惑中。

サイコム

高性能: ★★★★★ 保証: ★★★

コスパ: ★★★☆☆ 安定: ★★★

初心者: ☆☆☆☆☆

PC自作しない中~上級者向け、昔ながらの2chおっさん御用達な鉄板メーカー。動かない構成でも購入できるので初心者にはおすすめ不能。量産系BTOのようにコスパ悪くならないのでサイコムだけは自由なカスタマイズを激しくおすすめ。

※並びはBTOメーカーの知名度の順(暫定)で、大小関わらず信用できない要素があるメーカーは未掲載。

勝手に評価シリーズ

結果として宣伝になっていますが依頼されたわけでは無く、依頼されてもやりません。

データ復旧のIUECを勝手に評価
あなたの街の~を勝手に評価
格安SIMなb-mobileを勝手に評価
格安SIMなLinksMateを勝手に評価

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プロフィール

ヒツジ先輩

書いてる人:

BTOパソコンの元修理担当。ハードウェアに超詳しいワケではありませんが、どうしたら故障するのか何となく解るので壊れにくいパソコンを紹介します。