全Windows 7と8.1が2016年10月末で販売終了予定へ

2015年11月 7日

全ての7と8.1が来年10月31日に販売終了。

言い換えると2016年11月以降はWindows 10のみの販売となり、逃げ場も無ければ待った無し。7は発売から6年が経過している為、業務用PCが古いとかリースが切れるなら来年までに何とかしましょう。

元ネタはGIGAZINEの輸入翻訳記事。

全Windows 7と8.1が2016年10月末で販売終了

ソースはこちら。

Windows 7搭載PCの販売終了時期がついに決定 - GIGAZINE
http://gigazine.net/news/20151104-no-more-windows-7/

windows-life-cycle-us-2015-11 

source:Windows lifecycle fact sheet - Windows Help

画像は米マイクロソフトの公式より。

先に販売終了となるのは8で、来年6月末にて終わりというか、今時の8系なら8.1 Update仕様になっており意味は皆無かと。

8.1は7と同じく2016年10月末までだけれども、こちらも10が出たなら8.1は用無しだろうから来年の6月辺りには7と10でPC販売されていると思う。

旧Windowsは新Windowsが出て2年後に販売終了とされていものの、8系は1年前後と短め、7は8の失敗により2年間も延命されて計4年も続いたわけですな。Pro~以外の7は2年なので普通。

 

Windows 10対策として準備する事やMSの動向

7PCは2016年10月31日で出荷終了の予定

多くのサイトで販売終了という表現が使われると思うけれど、完成品PCでプリインストールされているWindowsがOEM版ならば、10月末で出荷終了のはず。

国内メーカーのBTOパソコンの場合はDSP版も有るけれど、企業が導入するNECや富士通とかHP、DELL、Lenovo辺りは全てOEM版と思って良いほど。

違いは月末ギリギリまで販売するのでは無く、メーカーから手離れする期限が10月末なので、10月末まで発注出来るのでは無く、10月末までに出荷されなければメーカー側は契約違反になってしまう仕組。

なぜそうなるかはマイクロソフト(以下、MS)が決めているわけで、ライセンス契約で販売しているPCメーカーは従うというか約束を守るしか無いわけですな。

企業用なら7 Professional、10ならProを推奨

10 Homeにどのくらい機能制限や縛りが有るかは、興味を持ち調べている人なら知っているだろうけれど、良く判らないなら深く考えずProにしておきましょう。

数千円高額になり、何が違うのか判らないとか、ドメイン参加する規模のネットワークでは無いなど理由は有るだろうけれども、とにかく企業用のPCとしてHomeはまずいと思う。

IT管理担当者が居るならHomeは避けるだろうし、居なくともMSの罠パッチを回避可能なだけでProにする価値が有る、というか、Homeの縛りがひどい。

また、MSが「Home使っているのは家庭用だろう」と決め付けて来るならば、Windows内で広告やニュースを流しまくる事も考えられ、Homeの場合はそれらを止める事が出来ない、くらいはやって来るやも知れず。

7 Home~の場合は来年からWindowsアップデートの推奨側で10へのアップグレードが撒かれる予定なので、PCに疎い人が良く解らず「はい」をクリックしただけで10へアップグレードされてしまう危険性も。

7PCは購入直後に一度10へアップグレードを

意味が有るかはまだ解らないけれど、2016年7月までに7仕様でPCを導入したなら、いきなりWindows 10へ無償アップグレードしてみましょう。そしてすぐに7へ戻す。

戻せなければリカバリか再インストール。やり方が分からなければ、前もって導入した代理店へ事情を話しておきやって貰いましょう。

Windows 10は8系や7のプロダクトキーでも認証出来るようになったけれど、同時に10へアップグレードされたPCという記録も行っているはずなので、上手く行けば、

  1. 2016年7月までに7を10へアップグレードし7へ戻す
  2. 7サポート終了間際に10へアップグレードしてみる
  3. 一度10仕様としてMSが情報を持っており無償<?

という技が使えるかも知れない。使えないかも知れないけれど。

別の方法としては、ややライセンス違反臭いし無償期間終了後に無効となる可能性も有るけれど、7仕様のストレージのクローンを作り、そのクローンを10へアップグレードして使わず保管しておくという手も。

但しこちらも無償期間を過ぎた7仕様のはずのPCが突然10になるのだから、MS側のさじ加減次第でタダ乗りは防がれる可能性有り、手間なだけになるやも。 

BTOパソコンは現在も7仕様で販売中

先月、MCJのDSP版の在庫が切れたという記事を書いたけれど、11月になり改めて見て来ると、マウスコンピューターの7 Home~が復活しておりました。

MCJのDSP版7 Home~

DSP版は在庫限りのはずなので再入荷は無いだろうと見ていたものの、どこかから調達したのか。しかし、いずれこれも無くなるかも知れない。

Pro~エディションならば2016年10月末まで販売(出荷)可能。8.1から7へのダウングレード版Pro~もOEM版なので10月末まで。その頃にはDSP版も在庫が切れている可能性。

どこで7仕様のパソコンを販売しているのか?

代理店経由ならばNECや富士通でもまだダウングレードで7仕様での導入は可能なはず。PC単体で購入するなら、7仕様で販売しているメーカーは主に量産系国内BTOメーカー、ショップの自作やガチな自作PC。

法人ならば自作やショップは無いとするなら、マウス、ドスパラ、パソコン工房の法人向け辺りが現実的かと。個人向けとの違いはPCリサイクルシールが付いていない程度。

何故か法人向けの話になってしまった。

 

Windows 7延長サポート延長が微妙に絶望的(まとめ)

MSのライフサイクルのページより。

windows-life-cycle-2015-11

source:Windows ライフサイクルのファクト シート - Windows ヘルプ

7のサポート完全終了は2020年1月。

8がずっこけ10も今の状態では7離れが難しく、約4年後に控えた7終了は延命されるかも知れないと期待していたけれど、今回の7販売終了の発表によりMSの本気さが何と無く解ってしまった。

来年11月以降は10のみで10以外は売らず、そこから約3年間で7からも10へ移行するようゴリ押しを続けるのでしょう。

その頃にはWindows用広告ブロックやMSのうるさいポップアップをブロックするフリーソフトが出ているだろうけれど、困るのは勝手にソフトを入れられない企業PCユーザ。

あのフワフワぬるぬるな操作や勘違いシームレスに慣れるのは簡単だけれども、0コンマ数秒の無駄なタイムラグが生産性を落とすは必至。エアロ無効のようなフワぬる無効設定を付けて欲しいけれど、期待するだけ無駄でしょうな。

2019年に入った頃、真面目に考えましょうか。

おまけ:Windows 10はこんな感じ

スタートメニュー。

Windows 10スタートメニュー

天気は良いとしても、ニュース、Xbox、アプリ、スポーツ、仕事には必要の無いものが初期状態から準備されております。これでもProエディションの方の10。

検索窓は、最新版ではCortana(音声検索)が開いたけれど、以前のバージョンでは検索しようとすると何故かニュースが表示。

ハイブリッド検索でまずはニュースが表示

検索しようとしたのにニュースの表示は要らないでしょう。いつこの状態へ戻るかは分からない、MSの自由。

この人のレビューが的確だと思う、2015年10月23日の10 Proの評価。

よりパーソナル思考が強くなり企業の生産性は下がる一方

Windows10が発表され3か月間、検証もかねて色々実験してきましたが未だにβ版という意味合いを強く感じます。海外ではWindowsMeの再来とも酷評されており、使い続けているとなるほどな、と感じさせられます。(中略)

そもそも大きい画面&マウスと小さい画面&タッチと同じOSでやろうとしていることが無謀にしか思えません。

source:価格.com - マイクロソフト Windows 10 Pro 日本語版 レビュー

興味が有るならリンク先へ飛び全文お読み有れ。

今月のオススメBTOパソコン

リンク用ソース

コメント(1)

>企業用なら7 Professional、10ならProを推奨
Windows10だとProでBitLocker(ドライブの暗号化)が使えるため、ノートPCを持ち歩く方なら10のProはお勧め。ちなみに7だとUltimateやEnterpriseに限定。8&8.1ならProでOK。

Windows 8レボリューション:第16回 データを保護するBitLocker暗号化 (1/2) - @IT
http://www.atmarkit.co.jp/ait/articles/1302/28/news114.html

>ややライセンス違反臭いし無償期間終了後に無効となる可能性も有る
>クローンを10へアップグレードして使わず保管しておくという手も
同時に使用していた訳では無いなら、バックアップがたまたまWindows10環境でした、で通る気もしますがね。
例えば「1ヶ月に1回イメージバックアップを取る習慣がある」方の場合、2016年の6月までWin10、7月からWin7で使用し始めたなら、実際に「クローンを10へアップグレードして使わず保管しておく」な状況になります。続いて「10月にトラブルが起こったため検証したら、2016年の6月時点までOS環境を戻す必要に迫られた」なら、無償期間後にWin7から10へ戻す事態へ発展。

アップグレードする権利は「期間内ならWin7や8系を10へ無償でアップグレードできる」権利ですから、期間内にアップグレードした以上、それをいつ使おうが文句を言われる筋合いが無いとも思えますけれど、実際のところはMSに聞いてみないと分からないのが結論。

>どこで7仕様のパソコンを販売しているのか?
あまりお勧めはしませんけれど、中古のPC販売店もWindows7仕様がほとんどですね。いわゆる「MARプログラム」や「MRRプログラム」が対象。ドライバが対応していないためWindows10にアップグレードできない中古PCなら、Windows7の販売が終了しても、Windows7仕様で堂々と販売できるかもしれません。いつぞやのBTOパソコン.jpでも考察していましたし。

今後はWindows 7有りな激安中古パソコンの時代か? - BTOパソコン.jp
http://bto-pc.jp/btopc-com/select/used-pc-windows-7.html


Windows10。トラブル発生でWindows7へリカバリした後、再び10へアップグレードしましたが、7と比べて利点はほとんど思い浮かびませんね。あえて挙げるなら

・サポート期間が伸びた
・Snipping Tool(OS標準のキャプチャソフト)で指定範囲だけなく全画面やウインドウのキャプチャもできるようになり、通常用途ではキャプチャソフトが不要になった(ただしホットキーで実行は不可)
・OS標準のWindowsDefenderでマルウェア対策が可能(ただし右クリックスキャンは標準で非搭載)

が思いつくぐらい。

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BTOパソコンメーカー比較

パソコン工房

高性能: ★★★★ 長保証: ★★

コスパ: ★★★★★ 安保証: ★★

部品選: ★★★☆☆

初心者や実用重視のPCユーザー向け。デスクトップ以外にノートも多数有り価格と性能のバランスが良く選びやすい。全国に実店舗が多数有るBTO PCメーカー。

マウスコンピューター

高性能: ★★★★★ 長保証: ★★

コスパ: ★★★★ 安保証: ★★

部品選: ★★★☆☆

パソコン工房と同様に機種が多くノートの取扱も有りゲーム用やクリエイター向けPCも有り。送料が比較的高額なので総額注意。知名度は国内トップクラス。

ドスパラ

高性能: ★★★★★ 長保証: ★★

コスパ: ★★★★ 安保証: ☆☆

部品選: ★★★☆☆

デスクトップPCならパソコン工房とマウス以外にドスパラも見る価値有り。秋葉原に本拠地を構える昔ながらのBTOパソコンメーカーで知名度はマウス並に高い。

DELL

高性能: ★★★☆☆ 長保証: ★★

コスパ: ★★☆☆☆ 安保証: ☆☆

部品選: ☆☆☆☆

2011年頃から安く無くDELLを選択肢に入れる理由が薄く回線抱き合わせ販売の価格がまぎらわしい。ゲームPCのAlienwareは見た目重視コスパ最悪なので要注意。

日本HP

高性能: ★★★★ 長保証: ★★

コスパ: ★★★☆☆ 安保証: ★★

部品選: ☆☆☆☆

高性能ノート以外は見る価値が薄く高額なLenovoという感じ。早々にWindows 7を捨て8に切り替えたので7が必要なら行っても無駄。2012年後半から迷走中。

TSUKUMO

高性能: ★★★★ 長保証: ★★

コスパ: ★★☆☆☆ 安保証: ★★

部品選: ★★☆☆☆

ヤマダ電機による買収後はマニアックな感は無くなり家電通販のような普通のパソコン屋に。BTO PCは機種が少なくやや割高。ツクモファンなら選択肢へ。

FRONTIER

高性能: ★★★☆☆ 長保証: ☆☆☆

コスパ: ★★☆☆☆ 安保証: ☆☆☆

部品選: ★★☆☆☆

2013年7月に(株)KOUZIROが倒産しヤマダ電機子会社インバースネットが続投。長期保証が消滅。これと言った特徴が無く難点は有れど利点が見当たらない。

サイコム

高性能: ★★★★★ 長保証: ★★

コスパ: ★★☆☆☆ 安保証: ★★★

部品選: ★★★★★

自作しない中~上級者のPCユーザ向け。初心者にはカスタマイズが難しく動かない構成でも購入できるので注意。パーツへのこだわりや知識が有るなら。

※並びはBTOメーカーの知名度の順。大小関わらず信用できない要素があるメーカーは未掲載。

勝手に評価シリーズ

結果として宣伝になっていますが依頼されたわけでは無く、依頼されてもやりません。

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あなたの街の~を勝手に評価
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Windows 7サポート終了は2020年1月14日

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BTOパソコンの元修理担当。ハードウェアに超詳しいワケではありませんが、どうしたら故障するのか何となく解るので壊れにくいパソコンを紹介します。