パソコン性能はビデオカード以外が進化し過ぎてしまった

2016年10月24日

毎年いくつか出るPCパーツの新製品。

しかしPCオタクとしてどれもときめくような物が無く、それは時間の経過と共につまらなくなって行く気がしております。自作PCが楽しめない原因でもあり、もはやこれ以上進化しなくて良い感さえあり。

月曜なので手短に。

私はパソコンの使用歴が長く、昔からPCオタクだったので、いつ頃からPCパーツが進化し過ぎたかをお伝えしましょう。

CPU:Core iシリーズの登場

Core 2シリーズからCore iシリーズへと切り替わった辺りからCPUの性能は体感で分からないほど変わらなくなっていると思う。

昔は世代の違うCPUとチップセットへ乗り換え移行したなら、明らかに性能差を感じられたけれど、初代Core iと第4世代との違いが私には体感で不明。おそらく第7世代にしても判らない、変わらないでしょう。

オーバークロックは実用から遊びへと変化し、OCするくらいなら最初から1ランク上のCPUを買えば良いだけ。しかもそう高くは無いので手軽にオーバースペック出来てしまう。

メモリ:4GBを超えた辺りから

メモリ256MBと512MBでは全然処理速度が違う、1GBと2GBでも体感で快適になったと判る。ところが64bit版Windows 7が主流になる手前、XPで4GBを切れるメモリを安く積めるようになった辺りから感動が薄れた。

4GB以上搭載出来るからと一時期12GBにした事もあったけれど、8GBでも変わらないどころか4GBに落としても支障無く、「このPCのメモリは4GB/16GBどちらでしょう?」とクイズにされても40%くらいの確率で外す自信あり。

RAMディスクが実用的だった頃ならば4GB超えは容量大きければ大きいほど用途は有ったのだけれども、SSDという物が出てRAMディスクはリスクや手間の方が大きいのでやらなくなり、大容量メモリの使いどころが消滅。

ストレージ:SSDとSATA3爆誕

個人的には正直SATA2とSATA3(3~6Gbps)の違いさえ判らない。要するにSSDでシーケンシャル300MB/s以下と600MB/sを切れる速度差が不明。Windowsの起動が30秒から15秒になった点は明らかだけれども。

HDDからSATA2接続SSDへの移行は世界が変わるほどの感動があったものの、SATA3との速さの違いは良く判らず、これ以上は必要無いと感じており、おそらくPCIe接続も試すけれど全く期待しておりません。

光学ドライブ:BD普及せず

リッピング違法化、個人的にはまずこれがデカい。そしてソフトウェアのダウンロード販売の主流化。それどころか、ウェブ上で処理出来る事が多くなり、DVDドライブの使い道が無くなってしまった。

昔はCDやDVDを使用していたバックアップはHDDの大容量&低価格化にともない役割を失い、テレビを録画して焼くなどの趣味でもなければDVD不要。

ブルーレイの時代が来るかと思えば、これも大容量はHDDに取って代わられ、映画見るなら専用のレコーダで再生しテレビに映した方が快適なのでパソコンでやる人は少数派かと。

電源:80PLUS認証設定以降

昔はPCパーツの中では電源ユニットは重要、下手な物を掴むとCPUやHDDの動作が不安定になるとか、変な故障の仕方をされるとマザーボードを道連れにするなど言われておりました。

80PLUS認証が直結しているとは言い切れないものの、変換効率を保証して当然のような風潮になって来た頃から、電源なぞ何でもOKになって来た気がする。現に私は80PLUS流行以降は安物ばかり使っており問題出ていない。

ケース:5年くらいかそれ以上前

昔からサイコムが通販していたけれど、種類が少ない、在庫不明、銀行振込のみ、送料が高い、ならば近所のPCショップで数種類ある内から選ぶという流れが普通だったけれど、今はAmazonやヨドバシなど価格コムで選び放題。

「自作PCは10年前に終わった」と10年くらい前から言われ続けているものの、あのケースの種類の多さを見れば、「そんなわけない」と言えましょう。むしろ昔より賑わっているとさえ感じる。

しかも1度良いケースを選べばそれ以上の物を探し出すのは困難と思えるほど良いケースばかり。

回線速度:光の100MbpsでOK

友人宅が1Gbps、実測300Mbpsを超えるパソコンのネット環境いじらせて貰ったけれど、せいぜい70Mbpsな私の自宅の速度と大差無し。単純計算で上下4倍以上の差があるにも関わらず。

なぜかはバックボーンやサイトスピードが原因と思われ、例としてWord Press(PHP)で作られたページより当サイト(HTML)の方が速いはず、という、自宅の回線速度とは別の場所で遅くなる為かと。

P2Pやサーバとのやり取りで大容量のファイルを上げ下げするなら差が判るのだろうけれども、普通の使い方をしている私には体感不能。

グラボ:ゲームしないので不明

これだけは現在も確実に進化し続けており、今後もまだまだ性能は上がり続けるのでしょう。ゲームしないし画質にこだわらない私には価値が良く解らないけれど。

しかしCPUと同様、省電力を重視し始めたという事はもしかするとCore iシリーズ登場のような頭打ち、言い換えるとゲーム側の方がグラボの性能について来られなくなるやも知れず。

ちなみに私がハマっていた直近のゲームはモンハン。これの最高画質をGTX 960でやっても1080でやっても違いは判らないと思う。


というわけで、高性能や大容量を追い求めていた頃とは違い、既に高性能と大容量が比較的安く手に入ってしまう現在は、PCオタク的にはつまらないと感じております。

最高級のA5ランクの焼肉弁当が50円でいつでも買えてしまう感じ。「来月にはメモリ2GBにしてみたいので節約する」とか、メモリが相性出たので別のメモリ買うかメモリに合うマザーを買うか葛藤するような面白さが無い。

自作PCは実用から趣味となり、今は趣味から単なる節約手段になっている気がしております。※パーツを流用すれば数万円浮くという意味

皆さんにもお聞きしてみましょうか。

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コメント(2)

>Core 2シリーズからCore iシリーズへと切り替わった辺りから
中古だとリース落ちが盛況なのか、懐かしのCore 2 Duo搭載のPCをよく見かけますね。自宅で低スペックなWindows 7環境を再現するため、1万円前後のCore 2機を購入した事があります。大した負荷を掛けなければ、Core i機との差は分かりませんでしたね。私の体感だと「ファイルの圧縮解凍(展開)」とか「動画のエンコード」とかは明らかな差が出ます。

>大容量メモリの使いどころが消滅
そういえば普段はまったく忘れていますが、SSDへの書き込みをRAMディスク化したメインメモリに貯めてから一気に書き込むソフトの一種、マッハドライブを使用し続けていますが、効果が有るのか無いのか未だに不明な状況。

>BD普及せず
映画を見る≠映像を見る、ですからね。VHSビデオならいざ知らず、DVDでも映画鑑賞には十分な画質。自然映像やアニメなら高画質の方が良いですが、買う人間は限られる訳で。アダルト業界もあまり積極的では無かったですしね。オンラインでフルHD配信の方がメリットは多し。

>80PLUS認証
あれいつの間にか種類が増えていましたね。PlatinumとかTitaniumとか、いつの間に増えたのか全く知らず。しれっと増えました。PlatinumよりTitaniumが上な理由は何でしょうかね。

>回線速度
たまに20GBくらいのデータを上げ下げする事があるため、その時だけは速い方が望ましいです。平常時は10Mbpsも出ていれば快適。

>PC自作は楽しいですか?
構成を考えるのは楽しい、買う商品を選んでいるのは楽しい、組み立て始めるまでは楽しい、組み立て始めると楽しくない、という具合ですかね。よほど高性能かゲテモノなパーツを使っているならともかく、金を出せば店頭で同じ構成が手に入るPCを自作しても、大して面白くないのは当たり前。

私も3年前に買った今のパソコンで満足していますしw
当時は「5年後も戦える(通用する)パソコン」っていうつもりで購入しましたが、3年経ってしまいましたw

>Core 2シリーズからCore iシリーズへと切り替わった辺りからCPUの性能は体感で分からないほど変わらなくなっている
OfficeとインターネットだけだったらCore 2でも十分ですしw

>BD普及せず
BDはコレクター向けですなw

>これだけは現在も確実に進化し続けており、今後もまだまだ性能は上がり続ける
購入当初は3Dゲームをしていましたが、今はしていない(する時間がない)ので、グラボの必要性を感じていませんw

>最高級のA5ランクの焼肉弁当が50円でいつでも買えてしまう
ゲームで言えば常にチート状態ですなw

>自作PCは実用から趣味となり、今は趣味から単なる節約手段になっている
趣味の部分と言えば、好きなケースを使う、液体窒素を使ってオーバークロックする程度しか思いつきませんw

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BTOパソコンメーカー比較

パソコン工房

高性能: ★★★★ 長保証: ★★

コスパ: ★★★★★ 安保証: ★★

部品選: ★★★☆☆

初心者や実用重視のPCユーザー向け。デスクトップ以外にノートも多数有り価格と性能のバランスが良く選びやすい。全国に実店舗が多数有るBTO PCメーカー。

マウスコンピューター

高性能: ★★★★★ 長保証: ★★

コスパ: ★★★★ 安保証: ★★

部品選: ★★★☆☆

パソコン工房と同様に機種が多くノートの取扱も有りゲーム用やクリエイター向けPCも有り。送料が比較的高額なので総額注意。知名度は国内トップクラス。

ドスパラ

高性能: ★★★★★ 長保証: ★★

コスパ: ★★★★ 安保証: ☆☆

部品選: ★★★☆☆

デスクトップPCならパソコン工房とマウス以外にドスパラも見る価値有り。秋葉原に本拠地を構える昔ながらのBTOパソコンメーカーで知名度はマウス並に高い。

DELL

高性能: ★★★☆☆ 長保証: ★★

コスパ: ★★☆☆☆ 安保証: ☆☆

部品選: ☆☆☆☆

2011年頃から安く無くDELLを選択肢に入れる理由が薄く回線抱き合わせ販売の価格がまぎらわしい。ゲームPCのAlienwareは見た目重視コスパ最悪なので要注意。

日本HP

高性能: ★★★★ 長保証: ★★

コスパ: ★★★☆☆ 安保証: ★★

部品選: ☆☆☆☆

高性能ノート以外は見る価値が薄く高額なLenovoという感じ。早々にWindows 7を捨て8に切り替えたので7が必要なら行っても無駄。2012年後半から迷走中。

TSUKUMO

高性能: ★★★★ 長保証: ★★

コスパ: ★★☆☆☆ 安保証: ★★

部品選: ★★☆☆☆

ヤマダ電機による買収後はマニアックな感は無くなり家電通販のような普通のパソコン屋に。BTO PCは機種が少なくやや割高。ツクモファンなら選択肢へ。

FRONTIER

高性能: ★★★☆☆ 長保証: ☆☆☆

コスパ: ★★☆☆☆ 安保証: ☆☆☆

部品選: ★★☆☆☆

2013年7月に(株)KOUZIROが倒産しヤマダ電機子会社インバースネットが続投。長期保証が消滅。これと言った特徴が無く難点は有れど利点が見当たらない。

サイコム

高性能: ★★★★★ 長保証: ★★

コスパ: ★★☆☆☆ 安保証: ★★★

部品選: ★★★★★

自作しない中~上級者のPCユーザ向け。初心者にはカスタマイズが難しく動かない構成でも購入できるので注意。パーツへのこだわりや知識が有るなら。

※並びはBTOメーカーの知名度の順。大小関わらず信用できない要素があるメーカーは未掲載。

勝手に評価シリーズ

結果として宣伝になっていますが依頼されたわけでは無く、依頼されてもやりません。

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あなたの街の~を勝手に評価
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Windows 7サポート終了は2020年1月14日

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プロフィール

ヒツジ先輩

書いてる人:

BTOパソコンの元修理担当。ハードウェアに超詳しいワケではありませんが、どうしたら故障するのか何となく解るので壊れにくいパソコンを紹介します。