デスクトップパソコンをおすすめする10の理由(2013年)

2013年4月27日

ノートでは無く敢えてデスクトップPCの推奨。

2013年現在、ノート利用以外にガラケーからスマホへの移行や、タブレットPCの普及率がようやく10%台など微増しているけれど、なぜデスクトップパソコンが良いのか、長年のでかいPCユーザの一人として解説するので参考まで。

鵜呑みせずどうぞ。

デスクトップパソコンをおすすめする10の理由

1.同性能ならノートより数万安い

同じCore i何とか、GeForce GT何だとか名前が似ている事が多く、世代や性能を表す後ろの4桁や3桁の数字も似ているけれど、基本的にデスクトップ用とモバイル用のCPUやビデオカード(以下、グラボ)は設計は似ていても別物。

同じCore i7でも、ノート用の3540MとデスクトップPC用の3770は似たような番号になっているけれど、PassMarkのスコアは2倍以上の差。(このスコアも絶対では無く一つの参考値)

価格はインテルの大量出荷価格で、3540Mは350ドルくらい、3770はモバイル用より性能が高くても約300ドル。

CPU以外にも小型化すると何かと割高になるもの。

2.大画面と高解像度で作業が快適

ノートPCは物理的に大き過ぎると不自然で、最大でも17インチ。

これを超えるとボードPCと呼ばれる一体型PCになりキーボードが分離する為かデスクトップへ分類されております。

最近のノートは11~15インチが主流で、小さい物なら解像度はHD(1366x768)が一般的、15インチ程度でもHD、またはやや無理をしてフルHD(1920x1080)も有るけれど、画面が小さい割に高解像度になると見づらくなるもの。

デスクトップPCは家庭用なら23インチが主流、最近は27インチを超える物も出ており、30インチも普通に販売中。

ノートはキーボードの後部にモニタが付いている為、ユーザの目や腕の距離に制限され、大型化は無理。中途半端に15~17インチでモバイル(移動)端末とせず、ノートを固定設置しているならデスクトップPCにした方が何かとはかどるでしょう。

3.マルチディスプレイが結構簡単

ノートでも出来るけれど、問題は画面サイズ。

11インチや15インチのノートに21.5インチ以上のモニタを接続しデュアル(2枚)にするとおかしいでしょう。ノートPCはモニタまでの距離が制限され、その横へ外付モニタを置くのか、または奥側へ設置するのか、いずれにしても不自然。

最近のデスクトップPCで映像出力が2つ以上有り、現行モニタ以外にモニタが1枚余っているなら適当に接続してみましょう。Windowsの画面プロパティで認識しているなら、調整だけでデュアルモニタになるはず。

私のデスクトップPCには数千円のグラボが載っており映像出力は3つ。今はXPなのでやらないけれど、Windows 7へ移行し、1つ変換を入れるだけでトリプルディスプレイにもなるという。ちなみにやろうと思っていたのでは無く、そういう機能が初めから付いていただけ。

※Radeon HD 6670(購入当時、約8千円)。DisplayPortをDVIへ変換し>HDMIx1+DVIx2。

4.設置スペースはノートPCと同じ

ノートは省スペースと良く言われるけれど、本当にそうなのか測ってみましょう。ややずるいけれど、設置スペースはパソコンを使うデスク上として考えると、デスクトップPCは机上へ置く必要は無く、ノートは分離しないので丸ごと載せ。

私が今これを買いているデスクトップPCと、実験用の15.6型ノートの設置面積を比較すると以下。単位はcm。

  • デスクトップ・・キーボード幅46x奥17=782cm2+モニタ20x20=400cm2
  • ノートPC・・幅36 x 奥行25=900cm2

デスクトップは計1,082cm2、ノートは900cm2。

PC本体無しでも負けてしまったけれど、テンキー不要で別のモニタなら900cm2は切れるはず。マウスはノートにも付けている人が大半として省略。

デスクトップはPC本体の存在感が大きい為にノートが省スペースと言われるけれど、ノートは何か増やすと外付になる為、HDDやハブを追加すると更にスペースは狭まりましょう。

5.配線類もノートより整理し易い

ノートPCメインで使っているユーザにありがちな構成が外付機器まみれ。

上でも少し書いたけれど、HDDやSSD容量が足りなくなったりバックアップ用としてストレージをUSB接続していたり、USB端子が足りずハブを追加、有線マウスを使っているなど、配線が見える状態になるでしょう。

デスクトップPCは完全固定設置なので、キーボードやマウスはデスクの下など見えない場所へ配線出来る上、HDDなどは複数台が内蔵可能、USB端子は標準10個とか平気で搭載されていたり。

その他、カードリーダー、DVDドライブなどもノートに搭載されていないなら外付。何でも外に付いてしまうけれど、デスクトップPCなら逆にほとんどが内蔵出来てしまう。

ちなみに私の環境で、今見えている配線は一つもございません。モニタは背面でPC本体へ、キーボードのケーブルはデスクの下から、プリンタやLANケーブルはPC本体の背後から、(トラックボールは無線)。

6.超高級キーボードも標準で利用

ノートでもUSB接続なら外付キーボードの利用はもちろん可能。

しかしデカいダサい邪魔という理由でデスクトップを避けノートにしているなら、キーボードを追加すると省スペースとは矛盾しておりましょう。

これまた私の例になるけれど、1.6万円もするキーボードへ変更しタイピングの速度は1.3倍くらいに向上。キーボードでの入力が主な用途や重要と思うなら、デスクトップPCの方が自然と言えましょう。

キーボードを外付するくらいなら最初からノートは選ばない方が良い。テンキーを外付にしている状態も同じ。

7.PC本体をどこにでも設置出来る

デスクトップPCの場合、通常はモニタやキーボードの配線が届く場所、昔ながらで机上へPC本体を設置。私は机の近くの横へ置いているけれど、押入れや収納ラックなどが有るならPC本体はそこでも結構。

昨年辺りから無線化が激しくなっており、究極を目指すとPC本体は電源以外は無線化が可能なので、やろうと思えばPC本体は隣の部屋とか倉庫とかも出来なくは無し。

何が無線化されているか記憶より一部を一覧すると。

  • モニタ
  • キーボード
  • マウス
  • LAN
  • ヘッドフォン(スピーカー)
  • DVDドライブ
  • カードリーダー など

電源はまだ先になるもののソニーが開発中なので、数百ワットクラスの無線化が可能になると、完全に孤立させても大丈夫になるやも知れず。

電源は本体のボタンを押さなくとも、BIOS設定を変更しLogicoolの無線(Unifying)キーボードを叩いてオンにするとか、無線LANならスマホからWOL(LANの信号で電源入る設定)などで起動可能な物も有り。

8.修理費が安くパーツ交換も安い

ノートで修理交換が困難なパーツがマザーボードとモニタ。

いずれも技術的に難しく、パーツの入手も単品はまず無く、同機種の中古PCを探しニコイチにする事になるでしょう。

ウルトラブックなどは分解そのものが難しいとか、バッテリやメモリ、CPUがマザーに溶接されていたり、故障すると本体丸ごと交換になるレベル。

メーカー修理は、技術費とパーツ代の高さから当然ながら修理代も高くなり、最近の性能控えめな激安ノートなら買った価格より高くなるとか普通。

デスクトップPCならメーカーに依頼しなくとも、多少パソコンを知っている自作ユーザや街のPC屋、パソコン工房の店舗が近くにあるなら他社デスクトップ製品でも修理交換はしてくれる上にノートより安価。

9.買替えはノートPCより安くなる

見た目だけで判るけれど、ノートPCは液晶モニタが一体になっており、細かい事を言えばキーボードやタッチパッドもPC本体に含まれており、買い替え時はこれら丸ごと捨てる事に。

モニタと本体のセパレート(分離)型デスクトップPCなら、キーボードやモニタは節約するなら流用するもの。

やはり私を例にすると、モニタは当時3万円、キーボードは1.6万円なので、4.6万円相当のやや高級品を買い替え後のデスクトップPCへ流用できるわけですな。

多少勉強すれば、DVDドライブやHDD、SSD。規格が変わっていなければグラボ、メモリも増設用として流用可。電源ユニットも予備として置いておけば、故障時は何が原因か80~90%くらいの確率で切り分け可能。

ちなみに私の現在のPCは購入時7万円くらい。モニタなどフルセット総額にすると12万円は超えるはず。次の買い替え時はPCケースも流用するつもりなので、現在7万円で販売されているPCと同等かそれ以上の物が余裕で5万円を切れるはず。

10.ノートPCより静音に優れている

デスクトップPCはうるさい、ノートは静音、は昔の話。

インテル基準になるけれど、数年前のCore iシリーズが出るまでは、Core2~や更にさかのぼるとPentium4やCeleron Dの頃、爆熱は当たり前で爆音はパソコンの華とか言った人が居るかは知らないけれど、50デシベルとかいうレベルでは無かった時代がございました。

私の現在のデスクトップPCはCore iシリーズ初代の頃のもので、買い替えた直後はあまりにも音がせず、本当にファンが動いているのか何度かケース内を見たほど。

10万円を超えるゲーム用PCで、CPUが最高クラス(Extreme~)、グラボも空冷の高性能品2枚とかやっているならうるさいとは思うけれど、高負荷でも平然と60度以下を保つ最近のデスクトップPCは、数年前と比較し騒音対策は気にしなくて良いレベル。

ノートPCは起動直後は無音かも知れないけれど、動画再生など少し負荷を掛けてみたり、数時間使い続けると近くで小さなファンが高回転。

単純に比較は出来ないものの、遠くに設置出来る冷却性能の高い大型ファン搭載デスクトップと、手元でその逆をするノートでは、私の体感では有るもののデスクトップPCの方が静か。

 

デスクトップPCをおすすめ「しない」理由(まとめ)

手のひらを返しておきましょう。

  1. 基本的にモニタやキーボードなど別売なので高く付く
  2. 大画面や高解像度が不要ならでかくて邪魔なだけ
  3. マルチディスプレイが必要な人や用途は限られる
  4. どこに置こうと設置空間はノートどころじゃない
  5. 見えていないだけで配線類はノートより多い
  6. キーボードなどこだわり始めると散財の元
  7. PC本体がでかいのでどこに置こうと邪魔
  8. 修理するよりノート買い換えた方が安い
  9. 本体買替でモニタは旧製品のまんま
  10. 負荷を掛けなければノートが静音

というわけで、何とでも言えるもの。

私の用途や環境、生活や習慣ならばデスクトップPCが最適と感じているだけで、人それぞれ。

それはハードウェアに限らず、OSやソフトウェアも人や仕事により違うので、デスクトップが正解とか今時スマホで何でも出来るという押し付けは意味がございません。

ノートで足りるとかスマホで良いという風潮が選択肢を狭めていると思い10個ひねり出してみたけれど、最終的な判断は自分でする事が後悔しない端末選び。

他人の提案や意見に流されず、デスクトップPCも一つの選択肢として。

リンク用ソース

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BTOパソコンメーカー比較

パソコン工房

高性能: ★★★★ 長保証: ★★

コスパ: ★★★★★ 安保証: ★★

部品選: ★★★☆☆

初心者や実用重視のPCユーザー向け。デスクトップ以外にノートも多数有り価格と性能のバランスが良く選びやすい。全国に実店舗が多数有るBTO PCメーカー。

マウスコンピューター

高性能: ★★★★★ 長保証: ★★

コスパ: ★★★★ 安保証: ★★

部品選: ★★★☆☆

パソコン工房と同様に機種が多くノートの取扱も有りゲーム用やクリエイター向けPCも有り。送料が比較的高額なので総額注意。知名度は国内トップクラス。

ドスパラ

高性能: ★★★★★ 長保証: ★★

コスパ: ★★★★ 安保証: ☆☆

部品選: ★★★☆☆

デスクトップPCならパソコン工房とマウス以外にドスパラも見る価値有り。秋葉原に本拠地を構える昔ながらのBTOパソコンメーカーで知名度はマウス並に高い。

DELL

高性能: ★★★☆☆ 長保証: ★★

コスパ: ★★☆☆☆ 安保証: ☆☆

部品選: ☆☆☆☆

2011年頃から安く無くDELLを選択肢に入れる理由が薄く回線抱き合わせ販売の価格がまぎらわしい。ゲームPCのAlienwareは見た目重視コスパ最悪なので要注意。

日本HP

高性能: ★★★★ 長保証: ★★

コスパ: ★★★☆☆ 安保証: ★★

部品選: ☆☆☆☆

高性能ノート以外は見る価値が薄く高額なLenovoという感じ。早々にWindows 7を捨て8に切り替えたので7が必要なら行っても無駄。2012年後半から迷走中。

TSUKUMO

高性能: ★★★★ 長保証: ★★

コスパ: ★★☆☆☆ 安保証: ★★

部品選: ★★☆☆☆

ヤマダ電機による買収後はマニアックな感は無くなり家電通販のような普通のパソコン屋に。BTO PCは機種が少なくやや割高。ツクモファンなら選択肢へ。

FRONTIER

高性能: ★★★☆☆ 長保証: ☆☆☆

コスパ: ★★☆☆☆ 安保証: ☆☆☆

部品選: ★★☆☆☆

2013年7月に(株)KOUZIROが倒産しヤマダ電機子会社インバースネットが続投。長期保証が消滅。これと言った特徴が無く難点は有れど利点が見当たらない。

サイコム

高性能: ★★★★★ 長保証: ★★

コスパ: ★★☆☆☆ 安保証: ★★★

部品選: ★★★★★

自作しない中~上級者のPCユーザ向け。初心者にはカスタマイズが難しく動かない構成でも購入できるので注意。パーツへのこだわりや知識が有るなら。

※並びはBTOメーカーの知名度の順。大小関わらず信用できない要素があるメーカーは未掲載。

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プロフィール

ヒツジ先輩

書いてる人:

BTOパソコンの元修理担当。ハードウェアに超詳しいワケではありませんが、どうしたら故障するのか何となく解るので壊れにくいパソコンを紹介します。