なぜDELLやSONYは悪評や口コミが多く富士通や東芝は少ないのか?

2010年2月26日

DELLやソニーと富士通や東芝に限らず。

DELL、ソニーの悪評が多い理由は売れているからだなどと書くと、記事へ愚痴のようなコメントが多くなります。そういう記事8本からこの記事にリンクしました。冷静かつ普通に考えてみましょう。

前置きますが私は統計の専門やマーケティングのプロでも無く、BTOパソコンもメーカー全てを詳しく知っているわけではありません。その程度の人間でも判る事は下記の通り。

 

購入数の多さは累積して行き口コミの発生源が巨大化

毎回書いておりますが、例として米国大企業DELLと埼玉のこれから伸びると思われるサイコムで比較しましょう。パソコン製造(生産、出荷)台数は約40倍の差が有ります。

パソコン出荷台数ランキング(2009年)

出典:Digital Freak

2009年にDELLは約160万台、サイコムはマイコミのインタビューで1日約100台としており年中無休フル稼働としても4万台満たず。サイコムの会社案内では前期(2007-2008※1月)実績13億6千万円となっており、単価10万と仮定すると13600台。DELLは2008年、約200万台。

デルは法人に強く件数(ユーザ数や口コミ発生件数)として落ちる可能性は有りますが、分母が違うため購入したユーザ数が桁違いである事。ソニーも約80万台売っておりデルの半分では有るものの、BTOや個人事業などとはやはり桁が違います。

更にパソコンは運良く耐用年数が長くなると5年や7年は平気で使えるため、過去の出荷台数を累計すると、1997年に創業し細々とカスタマイズを始めたサイコムとは現在正常動作している台数に開きが出るでしょう。

 

変わったデザインを高額でも購入する価値観を持つ人間

私はソニー嫌いで二度とソニー製品は購入しないつもりではありますが、それは今回の内容とは無関係。過去にVAIOを不完全修理していますが、無駄な空間が多く構造も意味不明。

キーボードには折りたたみのカバーが付いていたり、VAIO全般に言える事ですが格好が良い。薄かったり小さかったり大変無茶な構造です。欠陥とまでは言わないけれど、エアフローを無理矢理どうにか良くしようとする為、内部のデザインでも金が掛かります。

このようなパソコンを買う層は、VAIOを持つ事がステータスであったり、パソコンに詳しく無い、またはSONY信者や、今書いている内容に憤慨しているような属性が多い。

自作マニアやPCオタクなら間違ってもVAIOが最高などと評価する事は無く、自分用としてリビングに置くなどなら有りかと思いますが、相応の延長保証を付けなければ修理費用はトップクラスに高額。ハードディスク交換に5万円など見積もるメーカーです。(NECやパナソニックも3~5万、BTOメーカーなら2万前後、セルフなら数千~1万円台)

それを知らず購入し、ソニーの新たな実験としてベータテスト状態のパソコンを見た目だけで購入したユーザが悪いとは言いませんが情報不足。先に情報を得ないから後悔し、価格コムで1年以上の祭りとなっております。

 

ITリテラシが高く買い替え(PCに詳しい)ユーザが多いメーカー

通販比率と店頭展示販売率がそれぞれ高いPCメーカーを適当に分けます。

  • 通販:DELL、HP、Lenovo、その他 国内のBTOメーカー
  • 店頭:NEC、富士通、東芝、SONY、など

通販で購入するという事は、パソコン(インターネット)環境が有ることが前提で、主に買い替えやパソコン使用歴が長いよりマニアックなユーザが多くなります。

店頭では、ビックカメラやヤマダ電機など一般の人間が初めてパソコンを購入し、性能では無くデザインや使い心地など実物を触って決める事が多くなります。

前者がより多く2chや価格コムの口コミに出入りしており書く率は高くなり、私のようにブログ単独で情報を発信する者も居りましょう。ITリテラシと言うと格好は良いですが、要はパソコンオタク。

後者でパソコンオタクが自分用のPCを購入する数は少なくなると思われ、家族で使う、初めてのPC、パソコン教室用、家計簿や動画編集をしてみたい、一般的な客層です。

どちらの口コミの数が多くなるか、厳しい意見が出るかは容易に想像出来ましょう。後者が良く判らず「何かパソコンがおかしいんだけど」などと書こうものなら、最速で叩かれて退散し泣きを見る世界でも有ります。

 

同じ知名度の他社と比較し、安いパソコンを買う属性

私も該当するため遠慮無く申し上げると、安いパソコンしか買えないような貧乏人だから性根が悪く心に余裕が無い。このような属性が多くなると、比例して下衆(ゲス)な人間が多くなるものです。

これは主観かつ極端な例えですが、NECや富士通のパソコンを買うようなパソコンに詳しくない一般家庭のお父さん達は、20万で買ったパソコンが5万で直るなら遠慮無く修理へ。

逆に、安くしつつ性能を妥協したく無く、可能な限り改造や増設をしてやろうと思っている私のような人間はパーツにこだわる割に修理代は出さない。価格の相場を知っているため高いとゴネる。

更にたちの悪い属性は、安いからという理由だけで自称初心者がDELLなどのパソコンに決めている事で、彼らはPCに詳しく無い割にプロ(メーカー)が出した見積に高いとアヤを付けて、挙げ句の果てには何故故障したのか理由を説明しろと来ます。

メーカーや友人、知人、家族に愚痴るならまだ良いけれど、これを2chや口コミ板に持ち込むと、初めに書いた分母の力によって「俺も俺も」と悪い噂は増幅されます。

 

「悪い評判や口コミの多さ=悪いパソコン」では無い

エプソンダイレクトのように広く浅い例外(本格的な初心者セレブからPro7000をメーカー頼りに組ませて文句を付けるセレブマニア)は除くとして。口コミや評判で駄目だという意見が多ければ本当にそのメーカーが悪いのかは別の話。

異論など有れば根拠を出してコメントをどうぞ。反論は大歓迎です。遠慮無く。

但し、

  • 俺のPCが3台立て続けに故障した。メーカーAでは二度と買わない
  • 友人もメーカーBのPCを持っているが本当にひどい。もう買わない
  • 私のノートは何度修理に出しても直らない。メーカーCでは二度と(略)

などという愚痴は受け付けておりません。私がここで日記を書いているように自分のブログでやって下さい。

証拠と数が有れば水冷PC「JUNS」特集のようになるやも知れず。

メーカーAは最悪 という内容で1記事1000~2000文字、または画像満載で毎日更新し証拠など有れば確実に有名になります。悪いという事でも内容が評価されるなら、私に限らず多くのブログやサイトからリンクされ、何もしなくとも勝手に広まりましょう。

リンク用ソース

コメント(5)

長い上に記事の内容とは多少外れますが、ユーザーの属性によっては、有り得ないコトが起こるという観点で、VAIOは何の問題も無いが、使っているユーザーが極端であった例を一つお話いたします。

昨年末、「PCがまともに動いてくれない、遅い、全然使えないんだけど・・・」という相談がありました。
機種は「PCG-FR77」という4、5年程前に売られていたVAIOだと思いますが、おそらく当時は結構高かったことでしょう。
それなりに古いわけですし、ノートな上、持ち主の属性的に当然手を入れているとも思えないので、そらまあそれなりに遅くもなるだろうなー等と思いつつ、モノを見せてもらったのですが、素で茶フキました。
Cドライブの残り容量が80MBしかないとかもうね。
少なくともxpデフォルトの設定で散々警告出てるだろうと。全部無視ですかと。
temp領域すら確保できない状態なので、コンパネ経由のアプリの削除も出来ない有様。
さらに圧巻だったのは、この機種、HDDは一つでも論理パーテーションがC,D二つ切られているのですが、Dドライブになんにも入ってないの。空なの。一切使ってないの。36GB程まっ更なの。

まあそういうことなのだと思います。個人で作成したデータは全てデフォルトのままのマイドキュメントへ、なにか新しいアプリをインストールする際はこれもインストールシールドのデフォルトのままCドライブへ・・・をずっと何年も続けておられたわけです。しかもDドライブ?何それ美味しいの状態。

今時の数百GBのHDDだったのなら問題はなかったのでしょうが、この機種のCドライブは14GB程しか切られておらず、そこには当然OSも入っています。
つまり工場出荷状態ではCドライブにユーザが使用できる領域が10Gと用意されていないワケです。
そらユーザーが使い方考えなければ、なるべくしてこうなるだろうよと。
もし、このレベルでユーザーからクレームが来たら、メーカーも、もう萎えるとか、そういう次元じゃないでしょう。

本来はここで使い方について優しく諭し、mydocは別ドライブへ移動できるよーとか、始めからCドライブが小さいんだから、ソフトはDドライブに入れようねー等と、啓蒙活動を行わねばならないのでしょうが、イチから説明するのがメンドくさくなった私は強硬手段に出ました。どうせメーカ保証も切れてます。
パーティション編集ソフトを使ってデータを保持したまま、Dドライブを5G程に変更、残り領域を全てCドライブに統合実施です。
リカバリ用の隠しEドライブとかがあった気がしますが、気にしたら負けです。
念のためバックアップはとりましたが、あっさりうまくいきました。これであと数年はCドライブも安泰です。
「良かったですね、これで(『今まで通りの使い方で』)使えますよ」と笑顔で引渡しました。

正直、私には誰が悪いのかわかりません。(一番悪いのはモノグサした私かも知れませんが、そこは気にしたら負けです)
ユーザーが使う者の常識として知っておくべきなのか、売る側のメーカーがそういったユーザもいることを踏まえてフォローするべきなのか、あるいはメディアが啓蒙活動しまくるべきなのか。
これは相当稀な、極端な例だとは思いますが、自分にとって当たり前のことが、当たり前じゃない人も同じようにPCを使っているんだということを、あらためて再認識させられたと言うか、いろいろと考えさせられました。
いや、ホント、有り得ないだろ常識的にk・・・、世の中は広いです。

>Windowsの確かXPからはマイコンピュータを開くと「中身は表示していません」のような説明が出てデフォルトではドライブの構成がが見えない状態が普通。

ヒツジ先輩に言われて、そうかと気づきました。
xpを出会ったその日に即日クラシックスタイルにしたクチの私は、xp以降のユーザインタフェース自体に、ついていけていないのです。
xp以降のUIに関しては、ほとんど無知、ことそこに関しては普通に初心者です。
確か過去記事でヒツジ先輩は新しいUIも、なるべく使うようにしているといったような記述を見た記憶があるので、苦も無く使われるのでしょう。羨ましいです。

私も後々の事を考えれば、慣れていかなければいけないのだと思うのですが、未だにXPよか2Kのほうが好きなくらいで、あの何がどこにあるのかさっぱりわからないUIがどうしても苦手です。

いっそ今からパソコン教室通おうかなw。

てか、MSがOS新しくする度にUI変えんの何なの、バカなの、死ぬの。どう考えても嫌がらせです。ほんとうにありg・・・とか思うのはおかしいですかね。
新OSにクラシックスタイルが実装されなくなった時、私はwindowsを離れると思います。
きっとその頃にはgoogleネ申の使わされたChromeOSによる黙示録が行われているはずなので、オレ勝ち組決定ーになる予定です。
アホですね。すいません。

東芝パソコンは最悪ですよ。

バッテリーが保証期間内で10分持たなくなり、またDVDもリードできなくなったので新品に無償交換してもらったのに半年も経たないうちにどちらもまたバッテリーは5分持たない、DVDもあまり使用していないのにリード出来なくなり、もう一回無料で交換してくれと頼みましたが言い訳ばかりで交換してくれず、当たり外れの問題ではないはずです。

当然保証期間内であれば何回でも交換しなければ欠陥である事は間違い有りません。

とにかく東芝製品は最悪です。ダイナブックです。

私はWikipediaにも項目があり、全国的にCMを大量に流している聞けば誰でも知ってる有名企業でネットワーク管理者をやっています(IT系の企業でなく、ITとは無関係な製造系の企業)。
自作PCの経験も豊富にあり、IT系の仕事についてることもあり、少なくとも「初心者」と呼ばれる部類の人間ではありません。

しかし、そんな初心者でない人間でも、8年前に個人で買った某メーカー(大手ではない。どちらかと言えば叩かれてる方)のノートPCには泣かされました。
そもそも、ノートPCは、自作PCの知識でどうにか出来る部分は限られており、一部のASSYを除き、ASSYの単体入手が非常に難しいので、自作PCの知識を以てしてもどうにもならない部分はメーカーサポートに頼らざる得ないのです。
そのノートPCは欠陥部分以外の故障もあったのですが、そもそもにおいて設計不良により自動シャットダウン(これはマザーボードの保護機能によるものですが、説明書には一切保護機能の説明なし)が頻発するという致命的な欠陥を抱えており、具体的にどこがどう設計不良であるかもサポートに伝えたのですが、メーカーのサポートは一切設計不良は認めず、量販店でなく、メーカーの公式通販での購入でしたので、返品・返金を希望したのですが、拒否されました。
(おそらくそのノートPCは台湾系企業のOEM品であり、社内にまともな設計者がいるのかどうかすら怪しい状況だった。ついでにメーカーのサポートは一切パソコンの設計の知識などはないものと思われます)
本来であれば、そのノートPCはリコールレベルのものだったのですが、リコールは一切されていません。

こういうのは「上級者」なら解決できるんですか?
そもそも、「上級者の定義」とは何なのですか?
自作PCができれば「上級者」なのですか?
それとも、自作PCができて、かつ、IT系の仕事に従事していて初めて「上級者」になるのですか?

是非、我こそは上級者と思う人には、こういう場合、どうするのかを教えていただきたいですね。
「あきらめる」とか「泣き寝入る」とかいう回答は無しでお願いします。
私の感覚では、特に自作PCができるような人は「どうにもならなければあきらめる」という選択肢を選択しがちな傾向にあるので、先に言っておきます。

なお、私が勤めている会社の本社では、(上司には承認を得なければいけないし、実際に購入するのは経理ですが)パソコンを含むIT機器の購入権限は私にあります。
もちろん、そのメーカーのパソコンは私が個人で痛い目にあったので購入の選択肢から外しています。
(本社には私が入社する前からあったそのメーカーのデスクトップPCが1台ありますが、買い替えの際はもちろん選択肢から外します)
個人と言ってもどんな人間かはわからないので、メーカーは相手が個人だからと言ってサポートをおろそかにすると、痛い目にあいます。
仮にその個人が勤めている会社でパソコンの購入権限を持っていれば、そのメーカーは購入の選択肢から外されてしまうでしょうし、その個人が弁護士資格を持っていれば、訴訟に発展してもおかしくありません。
上記のパソコンは個人で買ったパソコンで訴訟などもやっている時間がなかったので泣き寝入りましたが、もし、上記のパソコンが法人としての購入で、このような設計不良を抱えたパソコンをつかまされ、サポートも誠意ある対応がなければ、法務部にかけあって訴訟の提案をしますよ、私なら。
まあ、大半のパソコンメーカーでは「法人に対して誠意ある対応をしない=訴訟のリスクを抱える」となってしまうので、法人に対しては安くてもちゃんとしたサポートを提供するところが大半でしょうけどね(DELLがその代表例)。
個人は大半が訴えてこないので、舐めてかかられるんです。

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BTOパソコンメーカー比較

パソコン工房

高性能: ★★★★ 長保証: ★★

コスパ: ★★★★★ 安保証: ★★

部品選: ★★★☆☆

初心者や実用重視のPCユーザー向け。デスクトップ以外にノートも多数有り価格と性能のバランスが良く選びやすい。全国に実店舗が多数有るBTO PCメーカー。

マウスコンピューター

高性能: ★★★★★ 長保証: ★★

コスパ: ★★★★ 安保証: ★★

部品選: ★★★☆☆

パソコン工房と同様に機種が多くノートの取扱も有りゲーム用やクリエイター向けPCも有り。送料が比較的高額なので総額注意。知名度は国内トップクラス。

ドスパラ

高性能: ★★★★★ 長保証: ★★

コスパ: ★★★★ 安保証: ☆☆

部品選: ★★★☆☆

デスクトップPCならパソコン工房とマウス以外にドスパラも見る価値有り。秋葉原に本拠地を構える昔ながらのBTOパソコンメーカーで知名度はマウス並に高い。

DELL

高性能: ★★★☆☆ 長保証: ★★

コスパ: ★★☆☆☆ 安保証: ☆☆

部品選: ☆☆☆☆

2011年頃から安く無くDELLを選択肢に入れる理由が薄く回線抱き合わせ販売の価格がまぎらわしい。ゲームPCのAlienwareは見た目重視コスパ最悪なので要注意。

日本HP

高性能: ★★★★ 長保証: ★★

コスパ: ★★★☆☆ 安保証: ★★

部品選: ☆☆☆☆

高性能ノート以外は見る価値が薄く高額なLenovoという感じ。早々にWindows 7を捨て8に切り替えたので7が必要なら行っても無駄。2012年後半から迷走中。

TSUKUMO

高性能: ★★★★ 長保証: ★★

コスパ: ★★☆☆☆ 安保証: ★★

部品選: ★★☆☆☆

ヤマダ電機による買収後はマニアックな感は無くなり家電通販のような普通のパソコン屋に。BTO PCは機種が少なくやや割高。ツクモファンなら選択肢へ。

FRONTIER

高性能: ★★★☆☆ 長保証: ☆☆☆

コスパ: ★★☆☆☆ 安保証: ☆☆☆

部品選: ★★☆☆☆

2013年7月に(株)KOUZIROが倒産しヤマダ電機子会社インバースネットが続投。長期保証が消滅。これと言った特徴が無く難点は有れど利点が見当たらない。

サイコム

高性能: ★★★★★ 長保証: ★★

コスパ: ★★☆☆☆ 安保証: ★★★

部品選: ★★★★★

自作しない中~上級者のPCユーザ向け。初心者にはカスタマイズが難しく動かない構成でも購入できるので注意。パーツへのこだわりや知識が有るなら。

※並びはBTOメーカーの知名度の順。大小関わらず信用できない要素があるメーカーは未掲載。

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結果として宣伝になっていますが依頼されたわけでは無く、依頼されてもやりません。

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プロフィール

ヒツジ先輩

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BTOパソコンの元修理担当。ハードウェアに超詳しいワケではありませんが、どうしたら故障するのか何となく解るので壊れにくいパソコンを紹介します。