性能も価格も桁違いなディープラーニングPCの世界

2019年5月25日

タイトルは故意の誤りでPCではございません。

パーソナル・コンピュータではなくスーパーコンピュータ、略してスパコンとは呼ばれるもののSCとは言わない気がする、何かとパーソナルではないスパコンの通販を発見したのでそれネタで1本。

一緒に驚いて参りましょう。

ディープラーニング用スパコンとは?

ディープラーニングは日本語にすると深層学習というやつで、AI(人工知能)を動かすために学習させることを指しております。

通常のパソコンならばCPUは高性能が良くゲーム用ならグラボ搭載、で済むところスパコンはCPUのコア数が多いほど良い、グラボのGPUが高性能でGPUコア数も多い方が良いという違いが。

GPUカード(グラボ)の違い。

  • ゲーム用・・・GeForce、Radeon
  • ワークステーション・・・Quadro、FirePro
  • スパコン・・・Tesla

どうしてもTeslaでなくてはならないわけではないけれど、NVIDIAがGPUコンピューティング用としてサポートや保証をしている種類がTeslaというシリーズ名でございます。

このGPU1個の時点でいきなり桁が違う。

Tesla V100最安

source:価格.com - ELSA NVIDIA Tesla V100 32GB ETSV100-32GER

最安で約120万円。

だけでは終わらない、これを複数枚搭載しつつCPUも2個とかして数十コア/スレッドになるモノが多く、ヘタしなくとも1千万円も余裕で目指せる構成も可能なジャンルがスパコン。

 

今ならパナソニックのスパコンが500万円(税別)

期間限定らしい、パナソニックのGDX Stationが今なら500万。

NVIDIAディープラーニング環境導入キャンペーン | Panasonic
https://www.panasonic.com/jp/business/its/nvidia/nvidia-campaign.html

500万円スパコン

教育機関なら110万円も値引きされて390万円とお得なので今すぐ買うか今夜買うか迷うところですな。

主な構成は見てもよくわからない。

  • OS:Ubuntu
  • CPU: Intel Xeon E5-2698 v4 2.2GHz
  • GPU:Tesla V100 x4(VRAM:合計128GB
  • グラフィック:オンボード
  • RAM:256GB(DDR4)
  • 電源:1,500W

ケースのデザインがHPのようだと思えばそうなのかも知れない、他の機種では日本HPでも販売しているモデルがパナソニックで売られております。

HP製品

ところが更に探すとG-DEPという会社が製造しているらしい。

g-dep

source:GDEPアドバンス

BTOスパコン発見。

スパコンもカスタマイズ可能

1億目指して盛ってみた。

カスタマイズで2千万円

全然届かず2千万円。

しかし下から2行目にある通りラックマウント式スパコンなので、これ何台買うの?という話にもなるわけで予算は計り知れない。

 

コスパではなく生産性で性能を検討する世界

GPUだけで100万円、それが4枚とCPUがXeonで500万という意味不明なレベルの全くパーソナルではないスーパーなコンピューター。

これを見ていて思ったことはゲーミングPCで、私は普段ゲーム用デスクトップはRTX 2080が限度、2080 Tiは性能に対するコスパ悪いだろうと書くけれど、その考え方は違うのかとも思った。

ディープラーニングは趣味というより業務用なので大型トラックが2千万か3千万かな違いとするなら、ゲーミングPCは趣味として乗る普通乗用車の300万か500万かのような。

自動車好きな人ならばそういう価格の点ではなく、どれが好きかとか、どれならば満足できるかの方が重要なわけでコスパで計るものではないでしょう。私の友人はカーキチをこじらせ2千万円でGT-Rニスモを購入し、ホイールだけで4本100万とかマジキチプライス。

それ考えるとグラボだけで1枚16万は不自然ではないし、クロックとコア数を求めてCore i9にしようとも、メモリ32GB盛ろうと「バカかな?」とは思うものの趣味なのでしょうがないでフィニッシュ可能。

趣味でわからない分野ならばアニメか何かのフィギュア、いくらオリジナルだろうと3万円とかわけがわからない。しかし本人が満足ならば全然アリなのかと。

何の話かわからなくなってきた、実は今回Tesla V100搭載PCを探してみたのもガチな話で、現在GTX 1080 Tiでディープラーニングしているけれど本格的にやるといくらなのか見積もってほしいと聞かれて調べてみた。

企業レベルならTesla、せめてTitanとかQuadroのRTXシリーズが良いのだろうけれども、あまりの桁違いさからコスパを取るか生産性重視なのか判断するところから、なのかと気付かされた。

スパコンの性能やコスパもゲーミングPC以上に現行パーツが3年で3倍お得になるとか平気でありそうところが導入のタイミングの悩みどころ。

今月のオススメBTOパソコン

リンク用ソース

コメント(1)

>パーソナル・コンピュータではなくスーパーコンピュータ
スーパー・パーソナル・コンピュータでも略してスパコンだから問題ない。

>CPU: Intel Xeon E5-2698 v4 2.2GHz
E5のv4って発売が2016年とあまり新しく無いのですよね。新しいシリーズはSilverだとかPlatinumだとかGoldだとかWだとか、名前が豪華。CPU単体で消費電力が200Wを超え爆熱になる場合もあり、家庭用としてXeonの多コア高クロック仕様を使うなら要注意。

価格.com|インテル Xeon W-3175X BOX
https://kakaku.com/item/K0001150564/

ASCII.jp|Xeon W-3175Xベンチマーク速報、定格でもCINEBENCHで5500cb超え
https://ascii.jp/elem/000/001/807/1807865/

>本格的にやるといくらなのか見積もってほしい
ゲーム用とは違うジャンルで性能を求めるなら、ジャントしてはワークステーションが当てはまるのでは。個人的にはスッキリしていてオリオスペックが見やすい。

オリオスペック|ワークステーション
https://oliospec.com/shopbrand/ct522

サイコム|ワークステーション・専用サーバ機
https://www.sycom.co.jp/bto/work_station/

マウスコンピューター|ワークステーション MousePro Wシリーズ
https://www.mouse-jp.co.jp/business/mpro-w/w900/

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BTOパソコンメーカー比較

マウスコンピューター

高性能: ★★★★ 保証: ★★★

コスパ: ★★★★★ 安定: ★★★

初心者: ★★★★★

令和時代の鉄板スタンダードなPC初心者向けメーカー。標準構成のバランス感覚が突出しており、私でさえケチを付けることが滅多にできない。性能の下から上まで幅広く実用的。

パソコン工房

高性能: ★★★★ 保証: ★★

コスパ: ★★★★★ 安定: ★★

初心者: ★★★★

性能とパーツの相場がある程度わかる人なら標準構成が多いのでコスパ重視で選びやすい。同じに見える同じ価格でも仕様の違いがどうなのか判る人には最適。

ドスパラ

高性能: ★★★★ 保証: ☆☆

コスパ: ★★★☆☆ 安定: ★★

初心者: ★★★★

昔はドスパラ=BTOだったけれど最近は普通のパソコンに力を入れておらず、2018-2019年の偽インテルチップ中華SSDの件が未解決なので信用問題的に何とも言えない。

DELL

高性能: ★★★☆☆ 保証: ★★

コスパ: ★★☆☆☆ 安定: ☆☆

初心者: ☆☆☆☆

10年以上前まではDELL=初心者向けの安いパソコン、それはもう通用しておりません。クーポン適用後が適正価格だと見抜けるパソコン詳しい人向け、または大人買いで割安になる法人向け。

日本HP

高性能: ★★★☆☆ 保証: ★★

コスパ: ★★★☆☆ 安定: ★★

初心者: ★★★☆☆

コスパと性能以外にも見た目も重視したいならHPのノートも選択肢としてアリ。自社製造状態なのでBTO=ダサい印象は払拭されるかと。デスクトップは法人用、ゲーミングは海外向け。

TSUKUMO

高性能: ★★★★★ 保証: ☆☆

コスパ: ★★★★ 安定: ☆☆

初心者: ☆☆☆☆

昔のマニアックな感は無くなり家電通販のような普通のパソコン屋に。機種が少なく特徴的な少数精鋭状態なので選べる人を選ぶが、それにしても選びにくい。

FRONTIER

高性能: ★★☆☆☆ 保証: ☆☆☆

コスパ: ★★★☆☆ 安定: ☆☆☆

初心者: ★★★☆☆

フロンティア神代の解散後、現所長のパワハラがひどいとタレコミが複数あり、私から内情を運営会社へ伝えると逆ギレされて私を訴えるぞと謎すぎる返しがあり困惑中。

サイコム

高性能: ★★★★★ 保証: ★★★

コスパ: ★★★☆☆ 安定: ★★★

初心者: ☆☆☆☆☆

PC自作しない中~上級者向け、昔ながらの2chおっさん御用達な鉄板メーカー。動かない構成でも購入できるので初心者にはおすすめ不能。量産系BTOのようにコスパ悪くならないのでサイコムだけは自由なカスタマイズを激しくおすすめ。

※並びはBTOメーカーの知名度の順(暫定)で、大小関わらず信用できない要素があるメーカーは未掲載。

勝手に評価シリーズ

結果として宣伝になっていますが依頼されたわけでは無く、依頼されてもやりません。

データ復旧のIUECを勝手に評価
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プロフィール

ヒツジ先輩

書いてる人:

BTOパソコンの元修理担当。ハードウェアに超詳しいワケではありませんが、どうしたら故障するのか何となく解るので壊れにくいパソコンを紹介します。