インテルAMDの今後のCPU発売予定時期(2017年7月)

2017年7月 4日

ASCIIにてCPUのロードマップが掲載。

予想も含めてなのでハズレる可能性はあるものの、過去のロードマップ公開時の情報を思い出すとだいたい合っているのがアスキー。ハイエンド中心なので一般PCユーザにはやや関係無いかもレベル。

適当に見て参りましょう。

インテルAMDの今後のCPU発売予定時期(2017年7月)

インテル:Core i9が近々発売、8千番台は来年1月との予想

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source:ASCII.jp:第8世代Core iシリーズは年内投入 インテル CPUロードマップ (1/3)

6月26日に発売と言われていたCore i9が7月になった現在も発売されておらず未だ予約受付状態で、Core i9-7900Xの価格コム最安は12.5万円からのスタートとなっております。

コア数は6コアから18コア、しかもハーパースレッディング(以下、HT)で2倍になるので12~36スレッドという意味の解らない高性能。サーバー用のXeonをリネーム&低価格化させAMDのRyzenに対抗しているのでしょう。

これらが今月から来月にかけて出る予定というかアスキーの予想。

その後、Core iシリーズ7千番台なKaby Lakeの次、8千番台なCoffee Lakeが来年1月と予想されており、簡単に言えば私ら一般PCユーザ向けの本命はCoffee~の方。さすがに6コアとか普通要らないかと。

怪しさ満載なのはその後、3月とされているGemini LakeのPentiumとCeleron。LPDDR(Low Power DDR)、SoC、10W、Appollo Lakeの後継、お前Atomだろうと思われるモバイル用CPUが出る予定。

もっと簡単にいうと、今年7~8月に出るCPUは高度なPC変態向け、来年1月はゲーマーなど向け、3月にタブレットでも採用されると思われるクソ性能な省電力CPUが出る感じ。

AMD:ThreadRipperは8月、次のRyzenは10月発売?

cpu-loadmap-ascii-2017-07-amd

source:ASCII.jp:Ryzen 3は7月、Threadripperは8月出荷 AMD CPUロードマップ (1/3)

Ryzenで再び息をし始めたAMDの新製品は今月Ryzen 3で、4コア4スレッドなのでインテルでいうCore i5相当かつ低価格になると思われるローエンドとはいえない性能高めなCPUが登場予定。

続いて8月にはAMDファン大歓喜と思われる10~16コア、インテル風にいうとHTもあるので20~32スレッドとなるこれまた意味不明なレベルの高性能CPUが予定に入っており、明らかにインテル焦ってる状況へ。

そしてインテルよりも少し早めな10月にはグラフィック機能を内蔵したRaven Ridgeが出る予定とされており、ここまで全てに共通すると思われる点はインテル製品よりコスパよろしかろうと思われるところ。

Ryzenの威力がどの程度かはPassMarkの統計を見ると判る。

pm-intel-vs-amd-2017-07-02

source:PassMark CPU Benchmarks - AMD vs Intel Market Share

期待外れで落ちまくっていたAMD製品のシェアが2017年の第1四半期辺りから上昇し始め、2割を切れていたシェアが3割に届くであろう勢いへ。

インテルがAMDに先手打たれまくり状態となっており、この流れなら年末にはAMDシェア4割とかなりそうな気がする。

 

AMDのRyzenにビビったインテルが本気を前倒し

インテルにしては安いと思うけれど、普通の人が買う価格では無し。

core-i9-skylake-x-specs

source:Intel Skylake-X - Core X series launching next week | PCGamesN

今月出ると思われる7900Xでさえ999ドルで先程書いた通り日本では12万円オーバー。税込価格で1ドル120円少々になるようなので、最下段のCore i5-7640Xが3万円くらいになるはず。

最上位は約2千ドル、ならば25万円くらいか。18コア36スレッドで一体何と戦うつもりなのか、しかし7900Xでさえ44レーンなのでN/Aになっているまだ分からない上位はグラボ複数挿しに有利でしょうな。

インテルにしては安いかもと書いた通り、AMDならば普通にもっと安い。

16コア/32スレッドで650ドル(約7万2000円)からという圧倒的なコストパフォーマンスを見せる下位モデル「EPYC 7281」などを含むラインナップを明らかにしました。

source:サーバー向け「EPYC 7000」シリーズをAMDが発表 - GIGAZINE

話を戻し、Core i9-7900Xはマルチコアなら圧倒的性能。

7900x-cinebench15-ascii

しかしシングル(1コア1スレッド)処理はどれもそう変わらないという。

 

多すぎるマルチコアCPUに需要はあるのか?

10コアとか20スレッドは確かに凄い。しかし誰が買うのだろうかという疑問も凄くわいて来てしまうのが最近の高性能なCPUの出方。

10年くらい前までは何とかCPUの性能を上げてボトルネックをどうにかしようと自作PCユーザはオーバークロックしたりで楽しんでいたけれど、今は逆になってしまっている印象。

ユーザや用途が求める性能を超えてしまっている、いわゆるオーバースペックというやつで、いくらコア数が多くても使い所が見えて来ない。24気筒1万CCで時速600km/h出る自動車を出されても公道で利用する意味が無いような感じ。

用途でCPUがどのくらい重要か書き出してみましょうか。

  • 3Dゲーム・・・CPU性能はそこそこで良くビデオカードが重要
  • マイニング・・・CPUはCeleronでも良いらしくGPU性能が重要
  • 動画編集・・・CPUのクロックは高い方が良いがコア数は不要
  • 2ch鑑賞・・・特に高い性能の何かは要らない
  • 私・・・次はCore i3で良いと思うレベル

唯一、商用なサーバーは複数のユーザに対する複数の処理をするならばコアとスレッド数が重要になるのかも知れないけれど、それはパーソナルなコンピューターとは言えない。

昔のCPU選びは予算があればあるほど性能に満足出来たけれど、現在はコスパ重視で無駄に性能を上げすぎない選び方になるならば、昔よりCPU選びは難しくなった気がする。

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リンク用ソース

コメント(4)

i9まで出したなら、CeleronとPentiumは要らない気もしますね。Core i9を100とすれば

Celeron……5~15
Pentium……5~20
Core i3……30~60
Core i5……55~70
Core i7……70~95

性能差はこれくらいでしょう。無駄にラインナップを増やすくらいなら、Core i3より下は「Core Low シリーズ」とでもまとめて一括りにしてくれた方が、買う側としては分かりやすくて助かります。

>Core i9-7900Xの価格コム最安は12.5万円からのスタートとなっております
7900といえば、iMacにも採用されたCore 2 Extreme。こっちはX7900な上にノート用の2コア2スレッドですが。

PC Watch - Intel、2.80GHz動作のノート向けCPU「Core 2 Extreme X7900」
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/2007/0823/intel.htm

>3月とされているGemini LakeのPentiumとCeleron
型番の頭が「J」ですから、中身Atomの省電力CPUですね。狙うならCoffee Lakeの頭文字Gが良いでしょう。Pentiumは2コア4スレッドですから、Core i3の存在価値が薄れて行く無情が感じられます。

>しかしシングル(1コア1スレッド)処理はどれもそう変わらないという
確かWindows7以上なら、マルチスレッド処理に対応していないソフトやアプリでも、意図的にシングルスレッドで動かすよう制限しなければ、ある程度はマルチスレッドで処理できるのでは無かったでしたっけ。私のWindows10環境でも、例えば「Super π」はマルチスレッド非対応ですが、動かすと2コア4スレッドの仮想4コアが全て高負荷になりますし。

>Celeron

マウスコンピューターに15.6型のCeleron搭載、SSDのノートパソコンm-book B503Eと
HPのi3とHDD搭載のノートパソコンHP 15-ay000、はどちらが高速か理屈を考えても私は使い方によるとしか言えないですね。

>Core Low シリーズ
そうですね。廉価版ということが初心者にわかりやすい名前がいいですね。

個人的な感想ですが、さらに低い、Core Very Low シリーズ(笑)もあるといいかなと思います。(多分)

>多すぎるマルチコアCPUに需要はあるのか?
先日デジイチを更新したんですが、RAW現像した時にCPUの使用状態を見たら、8コア全部(AMD-FX)100%近くに張り付いてました。
使用ソフトはペンタ付属(SILKYPIXのペンタ用)ですが、デジイチ使用者には有りでは無いでしょうか。

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