新Core i7とi5、Sandy Bridge搭載BTOパソコン比較

2011年1月11日

Sandy Bridge搭載PCが1月9日に新発売。したメーカーも有ります。

最近は業界筋やメーカー、マニア以外も開発コードネームでCPUを分ける事が多くなったと感じる私の感覚がおかしくなっているのだろうと思いますが、新しく出たCore i7 2600やi5 2300の事。

発売当日に出ていたBTOパソコンを比較。

Sandy Bridge発売当日のBTOメーカー各社の状況

左のリンクより、BTOパソコンとパーツを片っ端から見て来ました。

  • 有り・・マウスコンピューター、ドスパラ、パソコン工房、ツクモ、サイコム
  • 無し・・DELL、HP、フロンティア
  • CPUのみ・・クレバリー、faith

新製品が早いメーカーはいつも通り、マウス、ドスパラ、パソコン工房。ツクモも結構早い方ですが今回は発売にピタリと合わせて来ております。サイコムも間に合った様子。

DELLとHPはいつも通り。新製品発売に合わせる事は多く無く、いずれも法人やノートの方が忙しいのでしょう。歩留まりを測っているのやも知れず。フロンティは毎回高額なため他社と価格を比較されぬようタイミングを遅らせているのでは無かろうかと邪推。

クレバリーとfaithはパーツ屋らしく勝手に納得しますが、パソコン工房に有りfaithに無しとは準備が間に合わなかったのでしょうか。最近はパソコン工房からfaithへ丸ごと流用される事が良く有ります。

その他、ツクモではCPUの在庫が元から少なかったのか発売日の昼には完売多数。マザーボード(P67、H67)も在庫僅少や完売が多くなっておりました。

 

Core i7 2600搭載BTOパソコンをメーカー比較

先に出した5社より一覧で比較。

今回は旧比較一覧と違う形式でカスタマイズを入れております。

sandybridge-bto-pc.jpg

いつも通り、マウス、ドスパラ、PC工房が談合のように十円単位まで合わせてくるかと思いきやバラバラ。

価格比較にならない為、いずれもi7-2600を基本に可能な限り標準構成を維持出来るようカスタマイズをしており、薄紫のセルが変更パーツとなっております。

気になった所は黄色のセル青のセル、計5箇所より上から。

マウスコンピューターのOSはセレクタブル

一般用のWindows7はパッケージ以外にDSPとOEMが有り、メーカー専用としてマイクロソフトが提供する物がOEM。パッケージとOEMにはセレクタブルとして32bitと64bit版のWindows7がセットになっているようで32bit版をプリインストール(工場インストール)するなら将来的に64bitにするなら後々得。

逆に64bitをプリインストールとし32bitを保険として、64bit版でソフトウェアが使えなさすぎるなら32bit版で再インストールする手も使えます。

次期Windowsの8(仮)が2年以内に出そうな気配有り、それが良さそうなら無駄かも知れませんが、Win8でカーネル(基盤のようなもの)が変更されるならコケそうとしてWin7延命も考えられます。

ドスパラは上位機種にH67が使われている

PとHの違いは、H67の場合GPU内蔵CPUでグラフィック機能が使える=グラボ増設の必要無し。PはPCI-Expressが8x2の16レーンとされたり、倍率ロックフリーのCPUでオーバークロックが行けるという話。

上位機種やKの付くやや高額なCPUに対応するなら高性能PCではP67が普通かと思えますが、ドスパラは何故かH67を採用。

自作ならOC遊びやこだわりが有るかも知れませんが、BTOパソコンは自作に近いとは言え基本的に改造不可。やらかすとメーカー修理を断られる可能性が高く、それならH67でも良いのでしょう。個人的には気になりませんが一応。

ツクモのケース型番はツクモのオリジナル

一覧で型番を書いている物は一応市販品を示しているもののツクモのケースは型番が公開されておりますがオリジナル。こちらのページに詳しく載っています。

やはり個人的に ですが、私が自作PCでCoolerMaster(HAF915-Adv)をやらかす前にこのケースが安いなら単品で欲しいと思っていた事が有り、中々の構造です。何が良いかはエアフロー以外に3.5インチシャドウのHDDの向き。但しHDD交換しないなら無関係。

細かい所では3.5インチのオープンベイにフタが付いているなど、細かい所も考えられているケースと思います。

パソコン工房はカードリーダー標準搭載

原価数百円くらいのカードリーダ(ライタ)が付いているだけですが、パソコン工房では標準構成に。但し「無し」が選べず、上位に数百円増しでSDHC対応など書かれている為、標準のカードリーダーではSDHC対応していない=在庫処分と見ます。

だから何だという程度ですが、次のドスパラに続く。

ドスパラの3.5インチオープンが上手い

USB3.0に何をどう接続するかによりますが、例としてバックアップ用HDDなら背面のマザーボードから直接取る方法。前面のポートを空ける以外に配線を隠せる利点も有り。

しかし今後、メモリスティックなどが大容量でUSB3.0に対応すると推測すると前面USB3.0が必須とまでは言いませんが便利。

ドスパラの上手い所は敢えてカードリーダーとしての3.5インチを潰してUSB3.0を中から引っ張っている所。改造しない前提では今後数年内には有利になると思われます。

黄色と青のセルはここまで。続いて価格面。

サイコムがやたら高い理由は他社に合わせている為

サイコムはCPUもカスタマイズ出来、要するに全部バラで選べる状態なわけですが、他社のように無駄にバランスを取るとこうなる、という例になりました。

ゲームをしないならGTX460はオーバースペック、するならGTX480やHD5870くらいまで上げておきたい所。HDDの1TBは不要とするか2TBにするか、のように他社の標準がサイコムでは中途半端という事も言えます。

私のようなi7-950とGTS430、XP32bitで6GBメモリは極端ですが、サイコムのカスタマイズに合わせて他社をカスタマイズすると無理か高額になるものです。サイコム信者として一応フォローしてみるテストですが、今回は結構高いですな。

一見するとマウスが最安、延長保証を含めるとPC工房がダントツ

マウスは送料が高額、ドスパラは延長保証が高額。サイコムは元の価格が高くなっており、ツクモも中途半端に高いため価格で見ると話にならず。

これだと決まれば送料などは後回し、別物と考える事も正しいと言えますが、私のように1円単位で予算を絞って行くなら送料は重要。マウスのように送料約3千円も出す余裕が有るならグラボやメモリがもう1段階上に出来るやも知れません。

パソコン工房は元から送料が安く、確か全国一律で離島は除き700円くらい。延長保証もサイコムと同じレベルに安いため当然と言えばそれまで。

オンライン上のクチコミでは知名度が薄いようですが、全国に店舗を持っており、特に車で移動出来る地域なら実店舗への持ち込み相談、自作しないユーザには他社と比較し有利。どこも良いメーカーですが、そのような見方をするとPC工房の優先は上がりましょう。

その他で気になる事は、ドスパラがi7-2600Kをラインアップに入れており、オーバークロックは保証しないと思われますが、やってよしという暗黙ルールでも有るのでしょうか。または保証をぶっちぎり改造前提のユーザ用か。中々粋な事をしてくれております。

 

インテル公式より新Core i7とi5の性能比較(初心者用一覧)

上ではCore i7 2600で統一し他のパーツを合わせてメーカーの機種毎に比較しましたが、縦を比較するには性能が解らなければ判断が付かないでしょう。

分かっても判断出来ないかも知れませんが作りました。

インテルの公式より情報を引かせてもらいつつ、価格コムで発売当日の昼12時頃に最安を見て来ました。

最右列がPC初心者用の簡単な説明。

sandybridge-intel-ark.jpg

BTOメーカーで取り扱いが有る物のみ。

同じ性能、特徴となっている項目はセルを結合しており、K付きは主にオーバークロック用。一覧で違いの有る箇所は。

  • スレッド数
  • キャッシュ容量
  • CPUクロック周波数(TB時も)
  • GPUターボブースト

これら4点。何がどう違うのか、どうすれば体感で判るのか不明な為、私がよくやる方法は価格比較。性能に大差無しと考えて予算で考えるという意味です。2~3年も経てば性能としてはどれもそう変わらないでしょう。

一覧には有りませんがK以外にSが省電力でTは超省電力も有り。SやTがPCメーカーで扱いするか、単品販売するかは不明。個人的に35WとかいうTが気になります。もちろん要りませんが。

価格で見るとK付きは無しより2~3千円高くなっており、別の言い方をすると約10%増し。改造前提ならOC遊び予約代として前払いを。

全体的に価格帯が上手く階段状になっていますが、微妙な所がi5の2400と2300の500円差。価格コムの最安は店舗が複数有るためにこのような事が起きますが、インテルの1000個出荷価格も差が無ければBTOメーカーでも2300は無しでしょう。

 

パソコンの買い替え時期、タイミングはまだ早い

全体的に価格の割に高性能になっており、どこのメーカーも未だ触れてはならない所かも知れませんが、SATA3(6Gbps)に対応しておりストレージ(SSD、HDD)の高速化が見込めます。

先日、パソコンの買い替え時期、タイミングは今が旬と書きましたが逆の事をいうと、待ち組の皆様は今年の流れはこんな感じかと。

  • 1月・・サンディーi7とi5は発売されたが不具合が怖い
  • 2月・・i3などが出る予定なので価格を見てから決める
  • 3月・・i7とi5が値下がりして来たのでもう少し待って見る
  • 6月・・新ナンバーが今より高性能でリリース予定になるかも
  • 9月・・インテル様の十八番、価格改定が来るかも知れない
  • 12月・・IvyBridgeが来そうなのでもう少し様子を見た方が良い
  • 2011年・・Windows8が近いようなので買い替えはそれに合わせて

煽りでは無く、要らないならいつまでも待ちましょう。

買ってしまうと情報収集する情熱を失う可能性が有り、当ブログとしては盛り上がって参らないため、多くの方々が待ってくれた方が良い事も理由。

必要なら今、待つなら延々が正解。

リンク用ソース

コメント(7)

>ドスパラは上位機種にH67が使われている
ドスパラにまさかそんな意図は無いとは思うのですが、H67じゃないと内蔵GPUのHD3000を使ったGPGPU的なハードウェアエンコードは出来ないみたいですね。
ただ、その目当てのHD3000を搭載しているのは上位のK付のみなのですけれど、H67はK付きのOCには一切対応していないというw
Intelェ…
あとは、一般的にはむしろウケがいいと思われるオンボVGAと増設VGAカードの両方からの出力で4枚ディスプレイ実現とかはH67の強みと思われます。

>価格で見るとK付きは無しより2~3千円高くなっており、別の言い方をすると約10%増し
前世代のK付きは無印より7、8000円くらい高価でしたから余計にK付きのお得感があるのでしょうね。
常用で4.5Ghz安定、8万円超えの980Xや975Xすら凌駕するとことですので、より陳腐化せずに長く使えるという意味でもK付きのお得感は凄いと思います。
もっとも、OC常用するならの前提ですがw

>待ち組の皆様は今年の流れはこんな感じかと
どちらかというと、自作系な人々はZ67チップセット待ちの感があるようで。
P67のOCとH67のハードエンコのおいしいとこ取りのチップセットなんだとか。
Ivyは確かにそうなんですが、その前に現行のX58のLGA1366後継になるSandyBridge-Eだかいうのが来るらしく、X68チップでLGA2011だか1356だかになるのだとか。
4チャネルDDR3メモリコントローラで、内蔵グラは無し、PCI-Express 3.0を40レーンとかいう、いや、それどう考えてもサーバ仕様だろw的なものらしいので
「CPUに内蔵グラとかゴミ乗せんなksg」と不満を漏らす廃エンダーはそちらを待っているのではないでしょうか。
だって、高価な6コア980Xが廉価の4コア2600Kに及ばないスコアがあるとかw
そら、彼ら廃エンダー的には心中穏やかじゃないでしょうw

MCJの送料は去年30万のノート注文したらタダにしてくれたけれど今はどうなんだろうね?

>開発コードネームでCPUを分ける事が多くなった
最近はメーカー製のPCに目をやっていないためわからないのですが、マニアではない層に対しては、逆に意味のわからないコードネームを前面に押し出すほうが宣伝効果が高いのかもしれません。
ダイソンの掃除機は、サイクロン分離方式だから無駄にすごいと感じてしまう、みたいな。
アップルの戦略もそれに近いものがあると感じます。自分がどのように使うか考えるより、これさえあればすごいことが出来そうと思わせる。結果、買ってもどうすればいいかわからないiPadが手元に。使いこなせなくても、買ってもらわなければその先のコンテンツ販売もありえませんからね。


>次期Windowsの8(仮)が2年以内に出そうな気配有り
ARMに対応するとあるので、PCよりもARM市場でシェア確保のために急ぎ発売する必要があるのかもしれませんね。順番では駄作の番、不安が募る一方です。


>要らないならいつまでも待ちましょう
悩みぬいたあとに、勢いでばーんと買ってしまうと意外と諦めがつくような気がします。納得させているともいえますがっ

雑誌の記事で読みましたが、HD3000はRadeonHD5450より少し上くらいの性能でした(ただしDirectXは10.1まで対応)。ローエンドカードの存在価値が低くなる、と言いたいところですが、CPU単体で30,000円弱も出せる方は、そもそもローエンドカードなど眼中にないため、まだしばらくはローエンドカードの出番はありそうです

Sandy Bridge、Kの付くやつは近くのショップでは見事に品切れ状態。
まあ自分には関係ない、OCヤラないから。

>2011年・・Windows8が近いようなので買い替えはそれに合わせて
Windows8は外れの予感がするからOSに合わせての購入はむしろWindows7のService Pack待ちかな。
あとはUSB3.0の普及もかな。

やっぱり考えるとSandy Bridgeって今が買いじゃないのかな...
Ivy Bridgeもそうですが俺的にX68チップセットが気になります^^

Ivy Bridgeで下位GPUを破滅させる...
これも気になってきます...

はじめまして、
去年の秋頃からパソコンを買おうかどうしようか迷っていて
コチラのサイトを参考にさせていただいているものです

突然ですが、TOSHIBAのプレミアムサイトで売り出している商品なんですが
dynabook Satellite T551/W5TBB (i7-2630QM) 
ハイスタンダードノートPC-グラフィック強化モデル
■型番PT5515TBBGBW
Shop1048販売価格 99,800円 (税込)

というのはお買い得なんでしょうか?

購入を考えていたら、インテル社で不具合の発表後
「次回のお届け予定は未定です」となってしまったんですが

もし、お買い得品だったら
次回プレミアムサイトで発売されたら買ってしまおうと考えています

今までのパソコン使用履歴は
NEC98→ダイナブックE10/2KCDTW→ゲートウェイGT5216jです

ハンゲームやインターネットをやっていて
難しいことはよくわからないで使っています

ちなみにコチラのサイトを見てから掃除を頑張っています
いろいろ教えていただて本当にありがたいです

よろしくお願いします

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BTOパソコンメーカー比較

パソコン工房

高性能: ★★★★ 長保証: ★★

コスパ: ★★★★★ 安保証: ★★

部品選: ★★★☆☆

初心者や実用重視のPCユーザー向け。デスクトップ以外にノートも多数有り価格と性能のバランスが良く選びやすい。全国に実店舗が多数有るBTO PCメーカー。

マウスコンピューター

高性能: ★★★★★ 長保証: ★★

コスパ: ★★★★ 安保証: ★★

部品選: ★★★☆☆

パソコン工房と同様に機種が多くノートの取扱も有りゲーム用やクリエイター向けPCも有り。送料が比較的高額なので総額注意。知名度は国内トップクラス。

ドスパラ

高性能: ★★★★★ 長保証: ★★

コスパ: ★★★★ 安保証: ☆☆

部品選: ★★★☆☆

デスクトップPCならパソコン工房とマウス以外にドスパラも見る価値有り。秋葉原に本拠地を構える昔ながらのBTOパソコンメーカーで知名度はマウス並に高い。

DELL

高性能: ★★★☆☆ 長保証: ★★

コスパ: ★★☆☆☆ 安保証: ☆☆

部品選: ☆☆☆☆

2011年頃から安く無くDELLを選択肢に入れる理由が薄く回線抱き合わせ販売の価格がまぎらわしい。ゲームPCのAlienwareは見た目重視コスパ最悪なので要注意。

日本HP

高性能: ★★★★ 長保証: ★★

コスパ: ★★★☆☆ 安保証: ★★

部品選: ☆☆☆☆

高性能ノート以外は見る価値が薄く高額なLenovoという感じ。早々にWindows 7を捨て8に切り替えたので7が必要なら行っても無駄。2012年後半から迷走中。

TSUKUMO

高性能: ★★★★ 長保証: ★★

コスパ: ★★☆☆☆ 安保証: ★★

部品選: ★★☆☆☆

ヤマダ電機による買収後はマニアックな感は無くなり家電通販のような普通のパソコン屋に。BTO PCは機種が少なくやや割高。ツクモファンなら選択肢へ。

FRONTIER

高性能: ★★★☆☆ 長保証: ☆☆☆

コスパ: ★★☆☆☆ 安保証: ☆☆☆

部品選: ★★☆☆☆

2013年7月に(株)KOUZIROが倒産しヤマダ電機子会社インバースネットが続投。長期保証が消滅。これと言った特徴が無く難点は有れど利点が見当たらない。

サイコム

高性能: ★★★★★ 長保証: ★★

コスパ: ★★☆☆☆ 安保証: ★★★

部品選: ★★★★★

自作しない中~上級者のPCユーザ向け。初心者にはカスタマイズが難しく動かない構成でも購入できるので注意。パーツへのこだわりや知識が有るなら。

※並びはBTOメーカーの知名度の順。大小関わらず信用できない要素があるメーカーは未掲載。

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プロフィール

ヒツジ先輩

書いてる人:

BTOパソコンの元修理担当。ハードウェアに超詳しいワケではありませんが、どうしたら故障するのか何となく解るので壊れにくいパソコンを紹介します。