マウスコンピューターもCore i7-2700K搭載PCを発売

2011年11月 1日

マウスもインテルの新CPU、Core i7 2700K搭載パソコンを発売。

i7-2700Kの発売日は10月24日。当日のニュースリリースではドスパラ、ツクモ、パソコン工房系(フェイス)の3社より搭載PCが出ており、マウスは出遅れた。と思いきや、発売はしておりプレスリリースが遅れた御様子。私の見落としも有り、公式では当日の日付で出ておりました。

改めてマウスコンピューターも含めて比較。

先にプレスリリースが遅れる仕組みを少し書くと、オンラインの場合はリリース記事をニュースサイトへメールで送信すると思われ、それが発売当日ではもちろん無い事。遅くとも前日までに送信し受信されているとしましょう。

業種は違うけれど私もプレスリリースに関わる事が有りそれを例にすると、リリース情報にはNDA(秘密保持契約)として日付が書かれ、その日または時刻になるまで発表しないよう注意が記載される事が有り。契約まではしなくとも暗黙の了解、マナーのようなものですな。

新CPUの例ではインテルが関わるので、PCメーカーとインテルとのNDAは本当に契約や約束事が有ると推測出来、インテル様が下知された日時までは勝手に出せないわけです。秋葉原でやっているカウントダウン販売や、新製品の同時発表がそれにあたります。

私の推測入り豆知識ここまで。

 

Core i7 2700K搭載BTOパソコンを3社で比較

前回使用した送料や延長保証も有る表にマウスを挿入。

左から2番目にマウスコンピューターを入れたの意味は、左から価格の安さ昇順、そして性能や容量が繋がるよう合わせております。

faith-mouse-tsukumo-dospara.jpg

PC工房系(フェイス)もようやく詳細が掲載されていた為、電源容量を追記。価格の下に価格帯の行を入れ、約9万円と10万円の二種類有るとして。

一覧の項目ではマウスとほぼ全部かぶっているメーカーがツクモ。その割にマウスの方が1万円安く見えており、しかし送料の高さとポイントの無さで最終的にポイント相殺まで含むとマウスの方が高くなる計算。

但しツクモは延長保証の劣化に注意。また、ツクモでPC本体以外を買わないなら1年で4千ポイントは消滅。5千円以上で送料無料なので、忘れない内に千円足して何か買いましょう。

前回の記事でBTOパソコンとしての結論は

  1. オーバークロックなど改造前提では無いのでi7-2700Kの意味無し
  2. i7-2600(K)と比較し定格/TB最大各0.1GHzの差は体感不可能
  3. Z68はP67より優位と言えるが設定変更や増設しなければ意味無し
  4. HDDはドスパラが優位なものの1TB以上必要な用途が限られる
  5. 電源容量はいずれも余裕が有るとして、各メーカーで大差無し

言い換えると

  1. このCPUはオーバークロック用な自作用
  2. 0.1GHzの差はベンチマーク遊び用
  3. Z68増設前提やSSDキャッシュISRT)用
  4. 2TBが必要なら1TBx2本の方が良いと思う※但し高額になる
  5. 普通の電源にケチを付けるなら自作しましょう

BTOメーカーは完全な自社製品は滅多に無い組立屋。苦肉の策として新パーツ、今回は新CPUが出たタイミングでプレスリリースを撒き宣伝しているのだろうと。

メーカー別という見方なら

  • 延長保証が安い普通のBTOパソコンで良いなら、パソコン工房
  • 価格は安目で性能は高めが良いなら、マウスコンピューター
  • ヤマダ電機ファンや4千ポイント使う自信が有るなら、ツクモ
  • 今後3Dゲームをする予定が有りHDD2TBが良いなら、ドスパラ

個人的に納得していない箇所はビデオカード(以下、グラボ)の無駄な搭載。P67以外は抜けば安くなりH67を使えば更に若干安くなるもののバランスを取る為か。

前回の記事より引くと

ゲームをする前提ならゲーム推奨PCとして出せば良く、しないならi7-2700K内蔵GPU(グラフィック機能がCPU内に有る)でよろしいかと。

SandyBridgeはCPUにインテルHDグラフィックス内蔵。ゲームをしないならグラボは無くて良く、PC本体としての故障率が下がり省電力になるけれど各社そのような標準構成は無くグラボも抜けず。

ニュースリリース用にとりあえずで出して競合してみたテストと思われ、今後はマイクロケースやスリムなどに載り出るのだろうと思われますが、マウスは同時に出しております。仕事が早い。

 

グラボ無しのCore i7 2700K搭載PCは約6.5万円

私がスリムケース嫌いなのでマイクロで。ケースと電源容量が違う程度で価格や構成はスリムと同じ。

Lm-i741K.jpg

source:ニュースリリース 2011年|マウスコンピューター

正確な価格は64,890円。送料込では約6.8万(68,040)円。

  • OS:Windows7 Home Premium 64ビット
  • CPU:Core i7-2700K
  • グラフィック:インテルHD 3000
  • メモリ:8GB DDR3 PC3-10600
  • マザー:インテルH67 Expressチップセット
  • HDD:500GB SATA3 (7200rpm)
  • DVD:スーパーマルチドライブ
  • 電源:350W

グラボが無い以外に性能や機能を落としている箇所は、チップセットがH67へ、HDD容量が(1TBの)半分、ケースと電源容量が小さくなった辺り。

初めの一覧に有る構成より2.5万円安くなっており、CPUとメモリが突出したアンバランス。しかし、ゲームをせずHDD容量を必要としないなら体感の速度や使い勝手はこれでも同じ。増設やパーツ交換しないならケースや電源の差も無関係。

こうなると軽めの用途(インターネットやオフィス程度)の場合、CPUとメモリに無駄が多いように見え、それらを落とせば5~6万円。

しかし私のような斜め明後日な未来を考える人間は、CPUはオーバースペックな程の高性能が良く電圧とか気にしない、メモリも安いのだから盛っておけ、など考えるわけです。コア(スレッド)数や4GB以上のメモリに2万円以上差の価値が有るとは思えないけれど。

更に上手いマウスのZ68戦略

マウスと言えば、上でチラ貼りしたSSDキャッシュのリンク先でインテルSRTが初めから設定されているPCを夏から販売しておりますが、プレスリリースを見るとその構成も有り。しかも安め。

約10万円のミドルタワー、MDV-ASG8230Bを例として上のマイクロ構成との違いのみ抜粋して行くと。

  • マザー:Z68 Expressチップセット
  • ストレージ:80GB SSD SATA2 / 1TB HDD SATA3(7200rpm)
  • グラボ:GeForce GTX560 (ビデオメモリ 1GB)
  • ケース:ミドルタワー
  • 電源:500W

CPUの倍率ロックフリーはBTOパソコンでは相変わらず意味が無いけれど、Z68によりSSD 80GBをキャッシュとしてHDD 1TBを高速化。初めの一覧の9~10万円より効率の良い高性能PCと言えましょう。

(ゲームをしないなら)グラボも相変わらず意味が無い為、GTX560抜き構成が有れば個人的にパーフェクトとは思うけれど無し。それで8万円なら凄いと思うけれど無し。

難点としてはPCメーカーがSSDキャッシュを設定するという事はユーザはしないという意味。ストレージというハードウェアでは無く、RAIDのような壊れ方をした場合に修理となりデータが消える可能性が高く面倒そうではあります。

Z68が出て半年程度しか経っておらず、更にISRTの信頼性が未知数。SSDの寿命のように博打要素が高めな事が気にはなります。

 

マウスのCore i7-2700K搭載PCはなぜ安いのか

初めの一覧ではツクモでは約10万円で出ている構成がマウスは9万円。ポイントや送料を入れると差は縮まるけれど安い物は安い。

CPUやメモリ据え置きで他の性能を落とした小型PCは約6.5万円。9万円構成より無駄が無く、ツクモと比較すると約3.5万円の差へ。

更にZ68のSRTを利用しインテルSSDと1TB HDDを載せた冒険者用セットもラインナップ。用途と性能と価格で考え易くなっており、カスタマイズで無理な物を別機種として出している辺りが上手い。

しかし、私はBTOパソコン変態なので比較できるけれど、一般人には何が何やら解らないかと。理解し比較出来る人は私を含め少ないマニアやオタク。

結局は予算から選ぶ事になりメーカーで比較すると思われるので、性能では無くメーカーとしてのマウスの利点を挙げると安さ。

なぜ他社より安いかは

  • 電源の品質が悪く安物を使っている
  • パーツ全体の品質も悪いから安く出来る

のでは無く、これらには根拠が無く安かろう悪かろうと自分が納得したい用に脳内で当てはめたクレーマーの妄想口コミ。

本当の理由は

  1. CPU、HDD、メモリ、グラボがバルク(メーカー用に付属品無しで量産)
  2. OS、ケース、電源、マザーがOEM(マウス専用で大量に製造される)

自作より安くなる理由が1番で、PCメーカーがツクモの店頭で一個くださいなどと買っているわけが無く、ダンボール1箱に20~30本とか挿さったパーツが船で台湾などから直接納品。市販されているバルクより価格は大幅に安め。

更に安くできる理由が2番。ドスパラやツクモも同じくケースなどはOEM。しかしツクモはマザーに市販品を採用している機種も有り、マウスは徹底的にOEM。そしてOSまでOEMはマウスの特徴と言えましょう。DSP版より数千円安く、MSとの契約により同じOEM版でも価格差有り。

だいたいどこのBTOメーカーも高性能は有れど高級パーツは使っておらず、それをやりたいなら数万円予算を盛って自作するが筋。

マウスの2700K搭載PCお勧め、と言いたい所ですが普通に考えてやはり2700Kは無駄。そして延長保証が高いので、個人的には総額15万円を超えない構成はマウスをお勧めしておりません。

メーカーにこだわると選択肢が狭くなるので全体を見ましょう。今回の4メーカー(ブランド)以外も出しているはず、では有りますが高いと思う。

今月のオススメBTOパソコン

リンク用ソース

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BTOパソコンメーカー比較

マウスコンピューター

高性能: ★★★★ 保証: ★★★

コスパ: ★★★★★ 安定: ★★★

初心者: ★★★★★

令和時代の鉄板スタンダードなPC初心者向けメーカー。標準構成のバランス感覚が突出しており、私でさえケチを付けることが滅多にできない。性能の下から上まで幅広く実用的。

パソコン工房

高性能: ★★★★ 保証: ★★

コスパ: ★★★★★ 安定: ★★

初心者: ★★★★

性能とパーツの相場がある程度わかる人なら標準構成が多いのでコスパ重視で選びやすい。同じに見える同じ価格でも仕様の違いがどうなのか判る人には最適。

ドスパラ

高性能: ★★★★ 保証: ☆☆

コスパ: ★★★☆☆ 安定: ★★

初心者: ★★★★

昔はドスパラ=BTOだったけれど最近は普通のパソコンに力を入れておらず、2018-2019年の偽インテルチップ中華SSDの件が未解決なので信用問題的に何とも言えない。

DELL

高性能: ★★★☆☆ 保証: ★★

コスパ: ★★☆☆☆ 安定: ☆☆

初心者: ☆☆☆☆

10年以上前まではDELL=初心者向けの安いパソコン、それはもう通用しておりません。クーポン適用後が適正価格だと見抜けるパソコン詳しい人向け、または大人買いで割安になる法人向け。

日本HP

高性能: ★★★☆☆ 保証: ★★

コスパ: ★★★☆☆ 安定: ★★

初心者: ★★★☆☆

コスパと性能以外にも見た目も重視したいならHPのノートも選択肢としてアリ。自社製造状態なのでBTO=ダサい印象は払拭されるかと。デスクトップは法人用、ゲーミングは海外向け。

FRONTIER

高性能: ★★☆☆☆ 保証: ☆☆☆

コスパ: ★★★☆☆ 安定: ☆☆☆

初心者: ★★★☆☆

フロンティア神代の解散後、現所長のパワハラがひどいとタレコミが複数あり、私から内情を運営会社へ伝えると逆ギレされて私を訴えるぞと謎すぎる返しがあり困惑中。

サイコム

高性能: ★★★★★ 保証: ★★★

コスパ: ★★★☆☆ 安定: ★★★

初心者: ☆☆☆☆☆

PC自作しない中~上級者向け、昔ながらの2chおっさん御用達な鉄板メーカー。動かない構成でも購入できるので初心者にはおすすめ不能。量産系BTOのようにコスパ悪くならないのでサイコムだけは自由なカスタマイズを激しくおすすめ。

※並びはBTOメーカーの知名度の順(暫定)で、大小関わらず信用できない要素があるメーカーは未掲載。

勝手に評価シリーズ

結果として宣伝になっていますが依頼されたわけでは無く、依頼されてもやりません。

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プロフィール

ヒツジ先輩

書いてる人:

BTOパソコンの元修理担当。ハードウェアに超詳しいワケではありませんが、どうしたら故障するのか何となく解るので壊れにくいパソコンを紹介します。