パソコン工房とマウスがCore i3-4130搭載BTO PC発売

2013年9月 4日

パソコン工房とマウスコンピューターから新製品。

Core i3-4130は、6月に解禁されたインテルの第4世代Core iシリーズ、コードネームHaswellの一種。下位シリーズが9月1日に解禁になり、BTOメーカーが話題作りや宣伝としてプレスリリースを撒いているのでネタに。

先に新CPU情報を少し見ておきましょうか。

最初の話はややマニアックで普通にパソコンを使うだけなら知らなくて良いし、CPUの事などどうでも良ければ次の見出しまでジャンプをどうぞ。

 

新Core iシリーズ、Haswellは4千番台とは限らない?

第3世代のIvy Bridgeが3千番台なら、Haswellは4千番台。そう思っていたけれど、インテル様が規則性を壊してておられるご様子。

Haswell廉価版が発売、最安6千円台で11種類 - AKIBA PC Hotline!
http://akiba-pc.watch.impress.co.jp/docs/news/news/20130901_613527.html

haswell-pentium-g-series-akibapc.jpg

Core i3以上は良いとしましょう。全部4千番台となっており分り易い。しかし発売後にしても全体的に高いですな。

それは良いとして、下3つのPentium Gシリーズ。G3xxxなものの、これもHaswellとの事でリンク先記事より引用。

Haswell初のPentiumは最安6,700円 TDP 35Wの省電力版も (中略) 発売されたのはG3430(クロック3.3GHz)、(略)

Core i3が4100番台から始まっているので、G4030などでは駄目なのか。設計時からのルールなどが有るのでしょうな。

マウスなどが搭載しているCore i3-4130の性能

仕様をインテル公式、ARKより拝借。

core-i3-4130-intel-ark-haswell.gif

source:ARK | Intel® Core™ i3-4130 Processor (3M Cache, 3.40 GHz)

日本語で見易くなっており、BOXの価格も追加されております。いつものように書き出すと以下の通り。

  • CPU:Core i3-4130(3.4GHz、2コア/HT、3MB、TDP65W)
  • グラフィック:インテルHDグラフィックス 4400 ※CPUに内蔵

製造プロセスは22nm、PCG2013Cとか知りたい変態は既にシートを光の早さで暗記したと思うので飛ばし、いつも通りに感想文を書くと、CPU性能自体は見た目大して変わっていないように見えるけれど、大きな違いはグラフィック性能で4400へと進化しております。

その4400がどのくらい凄いかは、所詮CPU内蔵なので大した事は無いと思うけれど。ちなみに私が仕事手伝い用に使っているPCのCPU性能は以下。約3年くらい前の代物。

  • CPU:Core i3-560(3.33GHz、2コア/HT対応、4MB、TDP75W)
  • グラフィック:インテル HDグラフィックス ※CPUに内蔵

グラフィックはゲームでもすると違いが判ると思うけれど、CPU性能は見た目大差無く、2台のPCへそれぞれのCPUを搭載し、体感で判る人はまず居ないでしょう。

しかし、新しいという事は技術的にも新しくなっており、例としてi3-560はメモリが1333MHzまでに対し、i3-4130は1600MHzにも対応しているなど。但し、これも体感で判る人は変態だと思う程度の差でしょうな。

今後はHaswell一色になって行くのだから否定しても意味は無し。話をマウスとパソコン工房のBTOパソコンへ戻しましょうか。

 

マウスとパソコン工房のCore i3-4130搭載PCを比較

先にマウスの方から。

マウス、「Core i3-4130」搭載のゲーミングPCを発売 - GAME Watch
http://game.watch.impress.co.jp/docs/news/20130901_613447.html

NEXTGEAR-MICRO-im540BA2.jpg

価格は59,850円なので、ここからは約6万円として。モニタは別売り。

パソコン工房はこちら。

パソコン工房、Core i3-4130搭載のデスクトップPC - PC Watch
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/news/20130902_613632.html

Lesance-DT-MN5110-i3-HLB.jpg

価格は54,980円なので、以下約5.5万円。5.6万円のスリムケースも有るけれど、エアフロー殺して千円高いとか意味が分からないので省略。

マウスのケースがミドルタワーに見えるけれど、カスタマイズのページではM-ATXになっており、マイクロATXの模様。

しかし高さは417mmとなっておりミドルタワー級。私の手元にあるケースを適当に測ってみると、ミドルタワーは47cmくらい、マイクロは35cm。失礼、中間ですな。搭載出来るマザーボードがマイクロATXまでなのでしょう。知らないけれど。

気になったのでケースの詳細も見ると良さそうな設計。

m-atx-mousecomputer-g-gear.jpg

見えていないけれど、画像右下の3.5インチシャドウの右(フロントパネル側)には小さなファンがもう1つ付いており、前面2、背面1、天面1という風通しの良い構造。ケースだけでも1万円以上の価値は有るかと。

話を戻し、それぞれのPCに共通する仕様から。OSは7の方、電源は違うけれど50W差、どちらも80PLUSでも無い為、共通としましょうか。

  • OS:Windows 7 Home Premium 64ビット
  • CPU:Core i3-4130(3.4GHz、2コア/HT、3MB)
  • メモリ:4GBx1(DDR3-1600)
  • HDD:500GB
  • DVD:スーパーマルチドライブ
  • ケース:マイクロタワー
  • 電源:450W(マウス:500W

パソコン工房がマウスと違う箇所は以下の2点。

  • グラフィック:インテルHDグラフィックス 4400 ※CPUに内蔵
  • マザー:インテル B85 Express チップセット搭載

マウスはこれ。

  • グラフィック:NVIDIA GeForce GTX 6501GB
  • マザー:インテル H87 Express チップセット搭載

本体の標準構成時の価格差はマウスが5千円高額。3年保証は一応カスタマイズなのでスルーし、送料を含めても差は6千円くらい。(マウス約3千円、工房が約2千円)

マザーボードは、H87の方が格上でB85より機能や拡張性がやや高く、この場合はマウスの方が上という事に。しかし、BTOパソコン、特に量産系なら増設などする人は少ないと思われ、価値としてはそう変わらないとしましょうか。

問題はビデオカードで、GTX 650は今見て来ると最安の玄人志向が約1万円。という事は4千円くらい工房の方が割高。

ケースの良さ、マザーの機能、そしてグラボはマウスの方が優れており、見た目の価格が5千円も違うとは珍しい。

パソコン工房が高いのか、マウスが安いのか気になるので、自作用のパーツセットと比較してみる事に。 

自作PC用、市販パーツの組合せと価格を比較

これをやると後で私が盛大に解説してしまうので先に書いておくと、自作の場合は組立はもちろん、不具合箇所の判断、修理など全てセルフサービスとなる上、バルクなら保証がやたら短いなど何かとリスクが有り単純には比較出来ないもの。

という前置きで、市販価格最安を合計。一時的な特価品や不自然な安さで売られているものは除く。WindowsはDSP版の相場で換算。送料は除外。

パソコン工房の構成にて。

  • OS:Windows 7 Home Premium ・・1.0万円
  • CPU:Core i3-4130 ・・1.3万円
  • グラフィック:インテルHDグラフィックス 4400 ※0円
  • マザー:インテル B85 Express ・・0.8万円
  • メモリ:4GBx1(DDR3-1600) ・・0.3万円
  • HDD:500GB ・・0.5万円
  • DVD:スーパーマルチドライブ ・・0.2万円
  • ケース:マイクロタワー ・・0.5万円
  • 電源:450~500W) ・・0.4万円

ケースと電源は更に安い物も有るけれど、まともなケースならこのくらいとして。電源は慶安が2千円とかで売っていたけれど無しとしております。

総額は5.0万円。パソコン工房の標準構成は約5.5万円。ケース、電源、マザーがもう少し高いとして5千円を埋められるとしても、以前のパソコン工房ならこの時点で自作より安かったはず。

マウスも一応。

  • グラフィック:GeForce GTX 6501GB)・・1.0万円
  • マザー:インテル H87 Express ・・0.9万円

総額6.1万円。ほらねと言いたくなる、以前通りの量産系BTOパソコンの安さを発揮しております。

マウスの方が工房より激安なパーツを使っているわけでも無く、特にケースはマウスの方が良さそう、または高そう。

円安の影響が出始めた頃からパソコン工房が真っ先に値上げしたと記憶しているけれど、何か他に原因が有るのか妄想をまとめにて。

 

パソコン工房は今後も高値が続くのか?(まとめ)

パソコン工房と言えば、円安のタイミングでPC本体を全体的に値上げした以外、送料と延長保証(3年)も今年になり値上げしております。

円安以外に経営的に値上げせざるを得ない状況になったとも考えられるけれど、それは買う側には無関係。

今まで私がオフライン(直接顔を合わせて)でPC購入、主にデスクトップPCの相談をされた際は、定番のようにこう考えておりました。「>」は優先順。

  • 高性能不要の普通PC・・パソコン工房>=マウスドスパラ
  • クリエイター用パソコン・・マウス>>>ドスパラ
  • ゲーム用高性能PC・・マウスフェイスドスパラ

ゲームPCの相談をされた事は昔に1度しか無いけれど、今ならフェイスも一応入れて上のように見るという例として。

なぜ上のようになるかは、私に相談すると問答無用で3年保証を勧められ、口車に乗せられて付けてしまう仕様の為。

6万円前後の普通のPCなら、値上がりしたとは言え延長保証料や送料が比較的安いパソコン工房が価格面では有利。

ちなみにクリエイター用(OpenGL系)は、軽く20万円は行くので延長保証が安く、Quadro搭載機種の多いマウスを優先で見ており、ゲーム用もマウスはG-Tuneブランドで独立させており種類が多く、ドスパラより割安な機種が多いという理由から。

話を戻すと、以前はドスパラ、今年はパソコン工房が値上げした延長保証や送料は、プレスリリースなどでPCの標準構成価格で比較された場合、PC本体価格の見た目が安く見える為も有りましょう。

しかし、パソコン工房は見た目の段階でバレており、例として今回私がマウスとパソコン工房を比較した発端は、リリース記事を見た瞬間にパソコン工房が高い感じ、同時期に出たマウス製品と比較したほど。

今までは「パソコン工房、マウス、ドスパラ辺りはどこもだいたい同じ価格。送料や延長の安い工房優先」としていたけれど話が変わる事態。

全部は見ていないけれど、1割くらい乗っているとするなら、マウスなどの方が10%くらい割安に購入出来るかも知れない。

しかし、そこまで細かく価格を比較するのは私くらいと思われ、見た目や気に入った構成の有るメーカーで選ぶものでしょうな。

以上。全然関係無いけれど、BTOパソコンなら今でもWindows 7仕様のPCを普通に売っているので、8が嫌ならBTOパソコンおすすめ。

今月のオススメBTOパソコン

リンク用ソース

コメント(5)

>Core i3が4100番台から始まっているので、G4030などでは駄目なのか
大帝国だけにカオスが好きなんでしょうなw いや、意味分かんないけどw

>グラフィックはゲームでもすると違いが判ると思うけれど
違いが判るといいますか、4400はわりと普通にゲームができてしまうとところを、560無印のほうは比べる以前にできない(立ち上がらない)気がw

>CPU性能は見た目大差無く
きっとスコアだと倍くらいは違うでしょうなぁ

>前面2、背面1、天面1という風通しの良い構造
おお、これはよく冷えそう

>問題はビデオカードで、GTX 650は今見て来ると最安の玄人志向が約1万円
あのですね。そら確かにGTX650は「GTX」の中じゃ最下位ですよ。
そもそもなんでGTX冠してるのかってレベルですし、でもね、CPU内臓グラのインテルHDと比べるのはいくらどうでも可哀想、いや、Intel4400は内蔵グラにしては凄いですよ実際、増設VGA最下層のGT610あたりなら余裕で超えてるはずですしね。
NVIDIAがもうやる気のないローエンドは侮ってもらってもかまいませんよ、事実Fermiをリネームして使いまわしてるくらいですし、ただしGKコアのKeplerは別。
つまり何が言いたいかって言うと、GTXナメんなw

>電源は慶安が2千円とかで売っていたけれど無しとしております
えっ、なに?地雷がなんですって?w

>問答無用で3年保証を勧められ、口車に乗せられて付けてしまう仕様
ナニそのフルオートマチック仕様w ツンデレ的優しさか何か?

>見た目や気に入った構成の有るメーカーで選ぶものでしょうな
まず大事なのはゲフォが入ってるかどうk うわなにをするやめr

>Windows 7仕様のPCを普通に売っているので、8が嫌ならBTOパソコンおすすめ
いや、もう、絶対これお約束にしたいだけだしw

円安の影響でi3も、i3搭載パソコンも価格高めだなぁ・・・。
そのうちレノボのデスクトップが4万あたりでi3搭載デスクトップ出すんでしょうけど。

上位でもi3と変わらないCPU価格なのに、売れないから高くなるAMD入ってるパソコンェ・・・

>上位でもi3と変わらないCPU価格なのに、売れないから高くなるAMD
ローエンドのやる気皆無なNVIDIAと違って、IntelはPentiumやCeleronに至るまでわりと全力だから大変でしょうな。

競合品不在による価格高止まりを防ぐためにも、VGAのみならずCPUもAMDには是非頑張っていただきませんと(棒)

Haswellのローエンドが出揃いましたか。
SandyBridgeの時はT付で最低クロックが2.5GHzくらいでしたが、HaswellはT付でも2.9GHzと高いクロックで動かせるのですね。ここら辺で、省電力化の恩恵を感じます。

そういえば4130というと、AMDでもFX-4130というCPUがあったような。

>そういえば4130というと、AMDでもFX-4130というCPUがあったような
ちょうどPassMarkのスコアにハスウェルが載り始めた模様

9/5現在
Intel Core i3-4130 @ 3.40GHz → 5,191
http://www.cpubenchmark.net/cpu.php?cpu=Intel+Core+i3-4130+%40+3.40GHz&id=2015

AMD FX-4130 Quad-Core → 4,077
http://www.cpubenchmark.net/cpu.php?cpu=AMD+FX-4130+Quad-Core&id=1807

確かi3のほうは2コアで、FXの方のクロックは3.80~3.90GHzはあったと思うのですが、まさかそれでここまで差があるとは…

AMDはそろそろ本気出したほうがいいんじゃないですかね(棒)

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BTOパソコンメーカー比較

パソコン工房

高性能: ★★★★ 長保証: ★★

コスパ: ★★★★★ 安保証: ★★

部品選: ★★★☆☆

初心者や実用重視のPCユーザー向け。デスクトップ以外にノートも多数有り価格と性能のバランスが良く選びやすい。全国に実店舗が多数有るBTO PCメーカー。

マウスコンピューター

高性能: ★★★★★ 長保証: ★★

コスパ: ★★★★ 安保証: ★★

部品選: ★★★☆☆

パソコン工房と同様に機種が多くノートの取扱も有りゲーム用やクリエイター向けPCも有り。送料が比較的高額なので総額注意。知名度は国内トップクラス。

ドスパラ

高性能: ★★★★★ 長保証: ★★

コスパ: ★★★★ 安保証: ☆☆

部品選: ★★★☆☆

デスクトップPCならパソコン工房とマウス以外にドスパラも見る価値有り。秋葉原に本拠地を構える昔ながらのBTOパソコンメーカーで知名度はマウス並に高い。

DELL

高性能: ★★★☆☆ 長保証: ★★

コスパ: ★★☆☆☆ 安保証: ☆☆

部品選: ☆☆☆☆

2011年頃から安く無くDELLを選択肢に入れる理由が薄く回線抱き合わせ販売の価格がまぎらわしい。ゲームPCのAlienwareは見た目重視コスパ最悪なので要注意。

日本HP

高性能: ★★★★ 長保証: ★★

コスパ: ★★★☆☆ 安保証: ★★

部品選: ☆☆☆☆

高性能ノート以外は見る価値が薄く高額なLenovoという感じ。早々にWindows 7を捨て8に切り替えたので7が必要なら行っても無駄。2012年後半から迷走中。

TSUKUMO

高性能: ★★★★ 長保証: ★★

コスパ: ★★☆☆☆ 安保証: ★★

部品選: ★★☆☆☆

ヤマダ電機による買収後はマニアックな感は無くなり家電通販のような普通のパソコン屋に。BTO PCは機種が少なくやや割高。ツクモファンなら選択肢へ。

FRONTIER

高性能: ★★★☆☆ 長保証: ☆☆☆

コスパ: ★★☆☆☆ 安保証: ☆☆☆

部品選: ★★☆☆☆

2013年7月に(株)KOUZIROが倒産しヤマダ電機子会社インバースネットが続投。長期保証が消滅。これと言った特徴が無く難点は有れど利点が見当たらない。

サイコム

高性能: ★★★★★ 長保証: ★★

コスパ: ★★☆☆☆ 安保証: ★★★

部品選: ★★★★★

自作しない中~上級者のPCユーザ向け。初心者にはカスタマイズが難しく動かない構成でも購入できるので注意。パーツへのこだわりや知識が有るなら。

※並びはBTOメーカーの知名度の順。大小関わらず信用できない要素があるメーカーは未掲載。

勝手に評価シリーズ

結果として宣伝になっていますが依頼されたわけでは無く、依頼されてもやりません。

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あなたの街の~を勝手に評価
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