組立代行系レインは夜逃げ?BTO高知はPC撤退予定

2018年10月25日

レイン(Regin)とBTO高知がPC事業を終了。

先日の記事で組立代行系BTOメーカーまたはショップを羅列していた際、ふと本当にまだ営業しているのか気になり検索したところ、上記2つがいつの間にか閉店しておりました。

レインは夜逃げの可能性もありそう。

組立代行系レインは夜逃げ?BTO高知は廃業予定へ

レインで検索しても出ないのでおかしいと思えばサイトが消滅しており、ウェブアーカイブを見ると2018年2月が最新。

regin-co-jp-wa-top

企業ドメイン(~co.jp)の割に接続できないとはどういうことなのか、調べたところ2018年3月末で有効期限が切れたようで、ステータスがサスペンド(一時凍結)となり、来年3月末で完全に消滅する模様。

登記そのものはまだ存在。

regin-no

source:国税庁法人番号公表サイト

最終更新日は他社も同じなのでレインとは無関係。

金かかるので登記簿見たりはしないけれど、国税庁のサイトで検索できるのだから倒産などの手続きはしていないのでしょう。レインも廃業したのなら、決算したり法人税払うことになるので普通は法務局へ届けるはず。

Twitterは昨年12月から放置。

regin-twitter

夜逃げしたかと思った決定的な根拠がこれ。

銀行振込をお選びいただくと折り返し割引サービスを適用させていただいたお見積りをご返信

とかこれ。

10万円以上のBTOパソコンは送料半額、銀行振込でお支払いのお客様は送料無料

夜逃げ説をまとめると主に3つ。

  1. コーポレートサイトを放棄
  2. 法人登記はそのまんまで放置
  3. Twitterでやたらと現金を求める

株式会社が普通このような辞め方はしないでしょう。

カード決済にすると現金が手元へ来るまで最低でも2ヶ月くらい要するため、できるだけ早く現金が欲しかった、セールで在庫を現金化したかった、のだろうと推測可能。

もし本当に夜逃げならば、延長保証や保証期間内の客を裏切ったとして、フルネーム出ている代表はこれからどうやって食って行くのだろうか、と思った。

代わって、BTO高知はレインとは正反対に引き際がお見事。

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source:買って良かったと思えるBTOパソコン! BTO高知

撤退予定の理由を引用。

お客様が減少傾向にあり、BTO PC業界の今後の見通しもけっして良いとはいえない情勢

一概にそうとは言えず、マウス、サイコム、ドスパラはクソ元気であり、本当の撤退の原因はこちらと予想しており、2012年に書かれた日記の内容に納得&同感。

ECサイトは検索順位がすべてみたいなところがあり、

source:http://www.btopcshop.com/company/diary/bto1.html

なぜ「BTO高知」などというマイナー風なショップを私が知っていたかは、時々「BTO」「BTOパソコン」の検索結果を見ていたためで、上位にBTO高知があったにすぎない。

また、SEOを強く意識したサイト構成は割と脅威と感じていたため印象が強く、日本語ドメイン「BTOパソコン.com(http://xn--bto-jk4byb3g7j.com/)」でサテライトまで作られており凄いと思った。

ところが2016年11月で新規受付中止した=ほぼ廃業、にも関わらず私が2年も気付かなかった原因もやはり検索結果であり、そういえば最近BTO高知を見かけなかったと思い返した。

一つケチ付けると、トップページから何から何まで放置するべきではなく、トップはお知らせの作文のみとして、問い合わせ先の掲載や、メールフォームへ直リンクなどするべきではなかろうか。

ちなみに私が「BTO」などで検索するのは年に数回。当サイトのランキングも見るけれど、それ以上にBTO高知のようなSEOを熟知したショップやメーカーがスパム行為をしないか確認しております。今までスパムは見たことなし。

 

他の組立代行系7つは今のところ健在

7つとは、私が知っているショップやメーカーであり他にもあるはず。

@Sycom

サイコムに何かあれば私がまっ先に飛びついてネタにするはずなレベル、組立代行系の中でも規模がデカいと思われるメーカー。プロゲーマーと組みe-Sports用ゲーミングPCに力を入れていたり、ダブル水冷やケースにもこだわるなどスーパー元気。

サイトの最終更新日は2018年10月17日なので先週。

ドスパラやマウス、パソコン工房などと同じくらい昔からあれば、今頃もっとデカかったかも知れませんな。意外と歴史は浅めな創業19周年。マウス、ドスパラは25~26周年。埼玉という立地、通販のみも少々不利だったか。

ストーム

茨城県にBTOパソコン生産工場を持つ割と大きめなメーカーで、千代田区にオフィスを持つ株式会社ITCの事業の一つと思われ、サイコムとは逆に法人向けPCに力を入れている模様。

サイトの最終更新日は2018年10月12日であり新しい。

ARK

秋葉原へ頻繁に行く人なら知らないわけがなさそうなPCパーツとBTOパソコンの店、株式会社アーク。ARKはプレスリリースという武器もあり、ブログが割と検索に強いため、実は当サイトの競合でもあったりする。

サイトの最終更新日は2018年10月18日。

PCワンズ

大阪日本橋に店舗のある自作PC用パーツとBTOも販売している株式会社で、よく知らないけれど従業員30人になっていたのでそう大きくは無さそう。

サイトの更新情報は見当たらなかったけれど、公式ツイッターが平日は毎日のようにつぶやいております。

VSPEC

株式会社ウィズテックが仕切るブランドはVSPEC以外、A-CHARGE、ZEUS、HERCULESの全4ブランド。小さいながら手広くやりすぎ、昔から小回りが利いていない印象しかない。

サイトの更新情報が見当たらず、Twitterは2018年7月31日、Facebookは2016年11月、ブログでようやくRTX 2080 Tiが出るので最近だと判るものの、ブログ用システムではなく素のhtmlで書いているのか更新日なし。

更新しないならアカウント閉じた方が良い悪い例。

SEVEN

秋葉原に拠点のある株式会社セブンアールジャパンが運営するBTOパソコン通販サイト。なぜか気にならないので、あまりよく知らない。

サイトの最終更新日は2018年10月22日、Core i5-9600K搭載PC情報。

テイクワン

2chや5chのおっさんたちが大好きな有限会社テイクワン、創業22年にもなるらしい。本当かどうかは知らないけれど、パーツが急に必要となり、テイクワンのおっちゃんがツクモまでダッシュしていたという伝説を持つ通販専門ショップ。

サイトの最終更新日は2018年10月13日。

 

組立代行系BTOで買うなら自作PC化する準備を推奨

逆に言えば、組立代行系でパソコン買う人は自作する時間がないとか面倒だとか、もう少し知識があれば自作できてしまうレベルの人と思えばよろしいかと。

マズい流れが以下。

  1. 2chでサイコムやテイクワンの評判が良い
  2. カスタマイズしたがそれで良いか自信ない
  3. 質問掲示板で聞くと大丈夫らしいので購入

パソコンよくわからない、こだわりが特に無い人が流されてしまうだけで購入すると、組立代行の場合は組立代を1万円少々盛るので高いだけになってしまう。

サイコムは好調、テイクワンは小規模ながら上手くやっていそうなので潰れることはないとは思うものの、購入元がレインやクレバリーのような夜逃げ状態になったなら後はセルフサービス。

自力で修理や組立できる上、パーツや見た目にこだわりがあるなら組立代行系、できないなら量産系。私が量産系BTOメーカーをおすすめしている理由がそれであり、今回のレインを見てますます量産系をすすめるべきだと感じた。

PCショップやメーカーの中の人へ

BTO高知の後始末(サポート)を買って出るのはいかがだろうか。

仮にAというメーカーやショップが引き継ぐとBTO高知へ言えば、トップページで「Aさんへ引き継ぎました」と書いてリンクしてくれると思われ、BTO高知の手間が減り、Aは顧客が増え、ユーザも助かるトリプルWin。

買って良かったと思えるBTOパソコン! BTO高知
http://www.btopcshop.com/

メールアドレス不明、PHPによるフォームは動かなかったので電話になるものの、名乗りを上げる価値はあるかと。

今月のオススメBTOパソコン

リンク用ソース

コメント(4)

>住所が生野区田島
あちらの方が多い地区ですな。
なのでそういう風に逃げた可能性も有るかと。

>やたらと現金を求める
東京の旅行会社が同じようなことやって倒産しましたな。あちらは商品(航空券他)を
渡すつもりもなく現金を集めて、詐欺で捕まりましたがこちらはどうなんでしょう。

>PCワンズ
初めてのデスクトップをここのフルカスタマイズで購入。ゲーム用として購入しましたが、OS&ドライバインストール・動作確認で1万円とかネ申。私が購入したときは保証は1年でしたが、今は3年。全て一新するなたらまたここかと思います。ちなみに購入時から残ってるのはケース・ファン・OSのみ。自作の知識も付けていただけましたw

>BTO高知
高知って読み方は素直に「こうち」なのか気になったから調べたところ、会社の所在地が高知にあるので「こうち」で良さそう。

>金かかるので登記簿見たりはしないけれど
とりあえずTDBによると、レインの売上高は2017年度で1億2千万円。それより非常に気になる点としては「従業員:1名」とのこと。一般的な小売店なら十分に考えられますが、製造業で1人は無かろうと。夜逃げかどうか不明ですが、保証を含めPC関連の作業ができる状態ではないだろうことは確か。

>VSPEC
ここ5~6年アクセスさえしていません。サイトが何となくキラびやかだった気がする程度の記憶はあります。

>2chでサイコムやテイクワンの評判が良い
まとめサイトだとそういう傾向が強く出がちですが、本スレだとそんな流れは無いです。多種多様な意見があり、サイコムやテイクワンよりドスパラやマウスを勧める方も多し。どうせ大した用途じゃないんだから何でも良い、なら安い方が良いだろ、と。極々稀に暇つぶしで訪問するだけですから、新鮮な情報ではありませんけれど。

>組立代行系レインは夜逃げ?
旅行会社だけではなく振袖店も夜逃げしましたねw
そちらは逮捕されていませんがどうなんでしょう?w

https://goo.gl/maps/uFaxyWqceGR2
株式会社レインの本店所在地のストリートビューを調べると昔の個人商店風でしたw
本店の外観からもPCを買ってもいいか判断できるかも知れませんw

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BTOパソコンメーカー比較

パソコン工房

高性能: ★★★★ 長保証: ★★

コスパ: ★★★★★ 安保証: ★★

部品選: ★★★☆☆

初心者や実用重視のPCユーザー向け。デスクトップ以外にノートも多数有り価格と性能のバランスが良く選びやすい。全国に実店舗が多数有るBTO PCメーカー。

マウスコンピューター

高性能: ★★★★★ 長保証: ★★

コスパ: ★★★★ 安保証: ★★

部品選: ★★★☆☆

パソコン工房と同様に機種が多くノートの取扱も有りゲーム用やクリエイター向けPCも有り。送料が比較的高額なので総額注意。知名度は国内トップクラス。

ドスパラ

高性能: ★★★★★ 長保証: ★★

コスパ: ★★★★ 安保証: ☆☆

部品選: ★★★☆☆

デスクトップPCならパソコン工房とマウス以外にドスパラも見る価値有り。秋葉原に本拠地を構える昔ながらのBTOパソコンメーカーで知名度はマウス並に高い。

DELL

高性能: ★★★☆☆ 長保証: ★★

コスパ: ★★☆☆☆ 安保証: ☆☆

部品選: ☆☆☆☆

2011年頃から安く無くDELLを選択肢に入れる理由が薄く回線抱き合わせ販売の価格がまぎらわしい。ゲームPCのAlienwareは見た目重視コスパ最悪なので要注意。

日本HP

高性能: ★★★★ 長保証: ★★

コスパ: ★★★☆☆ 安保証: ★★

部品選: ☆☆☆☆

高性能ノート以外は見る価値が薄く高額なLenovoという感じ。早々にWindows 7を捨て8に切り替えたので7が必要なら行っても無駄。2012年後半から迷走中。

TSUKUMO

高性能: ★★★★ 長保証: ★★

コスパ: ★★☆☆☆ 安保証: ★★

部品選: ★★☆☆☆

ヤマダ電機による買収後はマニアックな感は無くなり家電通販のような普通のパソコン屋に。BTO PCは機種が少なくやや割高。ツクモファンなら選択肢へ。

FRONTIER

高性能: ★★★☆☆ 長保証: ☆☆☆

コスパ: ★★☆☆☆ 安保証: ☆☆☆

部品選: ★★☆☆☆

2013年7月に(株)KOUZIROが倒産しヤマダ電機子会社インバースネットが続投。長期保証が消滅。これと言った特徴が無く難点は有れど利点が見当たらない。

サイコム

高性能: ★★★★★ 長保証: ★★

コスパ: ★★☆☆☆ 安保証: ★★★

部品選: ★★★★★

自作しない中~上級者のPCユーザ向け。初心者にはカスタマイズが難しく動かない構成でも購入できるので注意。パーツへのこだわりや知識が有るなら。

※並びはBTOメーカーの知名度の順。大小関わらず信用できない要素があるメーカーは未掲載。

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BTOパソコンの元修理担当。ハードウェアに超詳しいワケではありませんが、どうしたら故障するのか何となく解るので壊れにくいパソコンを紹介します。