CLIP STUDIO用が光るBTO PC新製品(2020年9月前半)

2020年9月17日

最近発売のBTOパソコン9月前半分。

9月前半は新グラボなRTX3千番台はまだ出ていないのでGeForceフェスティバルは後半だろうと思っていたけれど、何かと細かいところを突いたような構成でいくつか出ており新製品割と多めでげんなり。

適当に見て参りましょう。

最近発売のBTOパソコン(2020年9月前半)

6メーカー9記事分。画像は意味のあるモノだけ。ソースは全部PC Watch。

マウスコンピューター

GeForce GTX 1650搭載で約1.53kgのクリエイター向けノート
https://pc.watch.impress.co.jp/docs/news/1274689.html

1.53kgはアピールするほど軽いかといえばやや重いノートの部類に入るとしても、グラボ搭載で1.53は比較的というかかなり軽い方か。私のFMVノートがCore i5のグラボ無しでそのくらい。

CPUにCore i7-10750H、メモリに16GB、ストレージに512GB NVMe SSD、GPUにGeForce GTX 1650(4GB)、液晶に1,920×1,080ドット表示対応15.6型、OSにWindows 10 Homeなど

こちら税別14万円。

CPU盛りすぎ、Core i5で良いのでは?と思ったけれど私の脳みそはゲーミング感覚で申しており、職人向けなDAIVシリーズならばi7が必要とマウスも考えてのバランスなのでしょう。

パソコン工房

第10世代Core搭載、CLIP STUDIO PAINT推奨BTOパソコン
https://pc.watch.impress.co.jp/docs/news/1275634.html

clip_studio_940x250_02_mn.jpg

参考:CLIP STUDIO PAINT

価格設定間違えてないか?的な量産系BTOパソコンの見本のような超コスパよろしい、但しクリップスタジオペイントやペンタブが必要な職人に限るスターターパック。

パソコン単体のほか、「CLIP STUDIO PAINT PRO」の2年ライセンス版、WACOM製ペンタブレット、液晶ディスプレイをセットにした「スターターパック」付きのモデルも選べる。

単体は税別78,980円で構成に対し妥当な値付け、しかし上記3点セットのスターターパックの方は103,480円、差額は24,500円。

クリップ~2年ライセンスということは買い切り5千円の方ではなく月額版だろうから780円x24ヶ月で18,720円。モニタは価格コム最安1.3万(税別)くらい、ペンタブは約9千円なのでライセンス代がほぼタダのようなもの。

PC工房用に無償提供したのだろうか。海外のメーカーだろうから、宣伝になるならライセンスキーの無償はあるある。

パソコン詳しくない、ソフトもよくわからない、でも手書きをデジタルにしたい、という漫画家見習いには最適ながら、モニタはもっとデカい方が良いと思った。

関係ないけれど漫画家の木多康昭氏(作品例:喧嘩商売、幕張)は手書きからデジタルへ移行して仕事がクソ遅くなり隔週連載になったと何かで見た。

ドスパラ

8万円の方。

Core i7-10510U、16GBメモリ、500GB M.2 NVMe SSDを搭載したノートパソコン。

何に使うのかわからないので自分で判断できる人用。強いていうならグラボ無しでメモリ特盛なのでRAW現像とかエンコード用?

10万円の方。

CPUにCore i5-10300H、内蔵GPUにGeForce GTX 1650 Ti、16GBメモリを搭載

SSDはNVMeの500GBなので、CPUがマウスのDAIVより下、グラボは上、その他は同じでこちらの方が3万円安い。VRAM容量は同じで4GB。

ドスパラで買う時はSSDが怪しいので、メーカーと型番が書かれているか、そのメーカーが価格コムのSSDコーナーのトップ16以内に入っている名前かも気にした方が良いと思う。

DELL

以前も急速充電をウリにしていたノート出していたその後継か。

1時間で最大80%までの急速充電が可能なExpress Chargeをサポート

私の5年前のFMVも1時間あれば80%まで行くのだけれども。

Vostro 14 3000(3401)の場合、Core i3-1005G1、8GBメモリ、256GB M.2 NVMe SSD、14型フルHD(1,920×1,080ドット)非光沢液晶、Windows 10 Home

ここまで削り約6.7万円はやや高めな印象があるけれど、お得意のクーポン値引きが待っていると思われ値引き額によるとしか。なので○月○日までクーポン値引き後○○円としてくれなければ何とも言えない。

次、5万円の方。前者がAMD、後者はIntel入ってる。

前者が53,980円から、後者は49,980円から。

なぜかAMDの方が高い?と疑問を感じたものの、原因はIntel側のこれか。デスクトップ用のCore i3とはかけ離れて行く処理性能の低さ。

Core i3-1005G1(2コア/4スレッド、1.2~3.4GHz、UHD Graphics)

それ以前にAMDはSSD NVMe 256GB、Intel構成の方はHDD 1TBなので、比較するまでもなくAMDとするとIntelは当て馬にしか見えず。

ツクモ

上のノート。

144Hz駆動に対応した15.6型フルHD(略)非光沢IPS液晶(略)Core i7-10875H(8コア/2.3GHz)、16GBメモリ、GeForce RTX 2070 SUPER500GB M.2 NVMe SSD、Windows 10 Homeなど

ツクモも144Hzの時代ですな。税別21万円。

パソコン工房よりやや高め、マウス(G-Tune H5)より2万円安いと言いたいけれど、ノートPCでも特にゲーミング仕様の場合は本体部分に違いがあることが多く、マウスの構成は上の引用と全くと言えるほど同じながら、リフレッシュレートが240Hz、キーボードがメカニカルなので、私なら2万高くてもマウスを選ぶ。

しかしその必要性を感じない、この場合ならば144と240Hzの違いが多分わからない、または高周波数を必要としないゲーム、キーボードにこだわらない、もしくは愛用品を外付するとかなら2万安い方が良いでしょうな。

デスクトップの方。

下位モデルにあたるMM5J-A201/TはGeForce GT 730、上位モデルのMM7J-B201/TはQuadro P2200

リリースのタイトルが無ければ何のためにグラボが搭載されているのかわからない人が多くなりそうなので、4画面目的の表現は普通に正しい。

特徴として4画面=Quadroはやりすぎ。

エプソンダイレクト

タッチ液晶一体型PCのディスプレイをすべて自社製に刷新
https://pc.watch.impress.co.jp/docs/news/1275851.html

Endeavor-ST40E.jpg

Endeavor ST40Eの標準構成は、CPUに2.4GHz駆動のCore i3-7100Uを採用。メモリはDDR4-2133 4GB(4GB×1)、ストレージはSSD 64GB。税別価格129,800円。

15.6型ならノートでどうぞ。13万もあればゲーミングノートすら余裕。

 

NECがスリムケースのデスクトップPC発売

独断と偏見で勝手に評価。

  • 途用次第で大アリ・・・パソコン工房の絵師用PC
  • 納得の構成・・・※該当なし
  • ワケガワカラナイヨ・・・自社製しても高額なエプダイ

全体的に「出してみた」が多い印象。

パソコン工房のクリップスタジオ用はライセンスが2年タダのようなセットなので、フルセットで必要と直感したなら今すぐ買うか今夜買うかレベルながら、ペンタブと液晶モニタはすでに所有している人向けに外せるともっと良かった。

納得行く構成はDELLが値下げ前提ならば、なので見せかけの価格ではコスパ評価ができず。他社の製品も何となく既存モデルから派生させてみた感じなのでこれと言ったモノは無し。

エプダイ叩きはこれで最後にしたく、今回のおまけはNECの相変わらず。

Core i9-10900も選択可能なデスクトップパソコン
https://pc.watch.impress.co.jp/docs/news/1275663.html

LAVIE-Direct-DT.jpg

ソケットとチップセット共通ならCore i9だろうとCeleronだろうが搭載可能と思ったけれど、スリムケース=CPUクーラーしょぼい=i9でも冷却大丈夫なのか?としてIntel公式見てきたところTDP65Wで割と驚いた。

もっと驚ける部分は最小構成。

  • OS:Windows 10 Home
  • CPU:Celeron G5905
  • メモリ:4GB
  • DVD:スーパーマルチ
  • HDD:500GB

ケースと電源を1万として税込5万円くらいかな?と思ったなら大間違いな何と114,800円(税別)である。エプダイかよ。

「さすがにモニタはセットでしょう?」とカスタマイズを確認すると通常は別売り、今はキャンペーンと称して21.5型モニタが無料、但しLG製品。

もっとわからないところはCore i9-10900搭載してもグラフィックはRadeon 520なのでゲーム用というわけではなく、最大4画面同時出力が特徴という、何と戦うのかサッパリ不明なCPUだけハイエンド。

「家電量販店の店員が騙してアップセル(少しでも高く)する用かな?」と思いきや直販専用という、本当に売れる気がしているのか謎すぎる手口。

これがNECや富士通の当たり前価格、ネット通販なら今どき普通にBTO(カスタマイズ)できるのだから、エプダイを私のいうコスパ重視できる量産系BTOメーカーとして混ぜるのはやめましょうか。

今後はエプダイのプレスリリースはスルーする方向にて。

今月のオススメBTOパソコン

リンク用ソース

コメント(3)

>>何と戦うのかサッパリ不明なCPUだけハイエンド
車でいう跳馬や三点星的象徴を貼り付けますことで
お値段はこちらとなっております
(それもうシールだけでよいよね

>PC工房用に無償提供したのだろうか。海外のメーカーだろうから、宣伝になるならライセンスキーの無償はあるある。
セルシス - Wikipedia
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%BB%E3%83%AB%E3%82%B7%E3%82%B9
CLIP STUDIOは国内メーカーのソフトですよw

>GeForce GTX 1650搭載で約1.53kgのクリエイター向けノート
リチウムポリマーを採用のため、バッテリ駆動時間が「18.5時間」なのだとか。JEITA2.0で測定とのことですから、GTX 1650はほぼ動かず、CPU内臓のUHD グラフィックスのみを使用しての時間でしょうから、実使用だと4割減の10~11時間くらいでしょうか。それでもかなり長時間。

バッテリ駆動でゲーム三昧でも8時間くらいは持ちそうで、用途によってはかなり有用なノート。

>強いていうならグラボ無しでメモリ特盛なのでRAW現像とかエンコード用?
CPUの「i7-10510U」は、末尾Uから分かるように超低電圧版の省電力CPU。つまりバッテリ持ちを重視したモバイル用CPUです。確かに動作クロックは「1.80GHz~4.90GHz」と最大クロックは高いですから動画エンコードにも使えますが、それなら末尾UではなくHの「i5-10400H」でも選んだ方が良いはず。

値段が安い上にベースクロックは0.8GHzも高い。

インテル 製品の仕様情報 i7-10510U・i5-10400H 比較
https://ark.intel.com/content/www/jp/ja/ark/compare.html?productIds=196449,201895

>エプソンダイレクト
これ液晶ディスプレイの後ろにマウスとかパソコン工房とかのノートPCを立て掛けた方がコストパフォーマンス良好ですね。

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BTOパソコンメーカー比較

マウスコンピューター

高性能: ★★★★ 保証: ★★★

コスパ: ★★★★★ 安定: ★★★

初心者: ★★★★★

令和時代の鉄板スタンダードなPC初心者向けメーカー。標準構成のバランス感覚が突出しており、私でさえケチを付けることが滅多にできない。性能の下から上まで幅広く実用的。

パソコン工房

高性能: ★★★★ 保証: ★★

コスパ: ★★★★★ 安定: ★★

初心者: ★★★★

性能とパーツの相場がある程度わかる人なら標準構成が多いのでコスパ重視で選びやすい。同じに見える同じ価格でも仕様の違いがどうなのか判る人には最適。

ドスパラ

高性能: ★★★★ 保証: ☆☆

コスパ: ★★★☆☆ 安定: ★★

初心者: ★★★★

昔はドスパラ=BTOだったけれど最近は普通のパソコンに力を入れておらず、2018-2019年の偽インテルチップ中華SSDの件が未解決なので信用問題的に何とも言えない。

DELL

高性能: ★★★☆☆ 保証: ★★

コスパ: ★★☆☆☆ 安定: ☆☆

初心者: ☆☆☆☆

10年以上前まではDELL=初心者向けの安いパソコン、それはもう通用しておりません。クーポン適用後が適正価格だと見抜けるパソコン詳しい人向け、または大人買いで割安になる法人向け。

日本HP

高性能: ★★★☆☆ 保証: ★★

コスパ: ★★★☆☆ 安定: ★★

初心者: ★★★☆☆

コスパと性能以外にも見た目も重視したいならHPのノートも選択肢としてアリ。自社製造状態なのでBTO=ダサい印象は払拭されるかと。デスクトップは法人用、ゲーミングは海外向け。

FRONTIER

高性能: ★★☆☆☆ 保証: ☆☆☆

コスパ: ★★★☆☆ 安定: ☆☆☆

初心者: ★★★☆☆

フロンティア神代の解散後、現所長のパワハラがひどいとタレコミが複数あり、私から内情を運営会社へ伝えると逆ギレされて私を訴えるぞと謎すぎる返しがあり困惑中。

サイコム

高性能: ★★★★★ 保証: ★★★

コスパ: ★★★☆☆ 安定: ★★★

初心者: ☆☆☆☆☆

PC自作しない中~上級者向け、昔ながらの2chおっさん御用達な鉄板メーカー。動かない構成でも購入できるので初心者にはおすすめ不能。量産系BTOのようにコスパ悪くならないのでサイコムだけは自由なカスタマイズを激しくおすすめ。

※並びはBTOメーカーの知名度の順(暫定)で、大小関わらず信用できない要素があるメーカーは未掲載。

勝手に評価シリーズ

結果として宣伝になっていますが依頼されたわけでは無く、依頼されてもやりません。

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格安SIMなb-mobileを勝手に評価
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プロフィール

ヒツジ先輩

書いてる人:

BTOパソコンの元修理担当。ハードウェアに超詳しいワケではありませんが、どうしたら故障するのか何となく解るので壊れにくいパソコンを紹介します。