イミフロンティアなBTO PC新製品(2020年7月前半)

2020年7月22日

最近発売のBTOパソコン7月前半分。

前回と前々回が1ヶ月分で20~24記事と大量のリリースがあり、今回は月の前後半で10ずつに分かれるかと思いきやまさかの5記事。すでに第10世代やRyzen搭載と言い切った後なのだろうか。

適当に見て参りましょう。

最近発売のBTOパソコン(2020年7月前半)

4メーカー5記事分。画像は意味のあるモノだけ。ソースは全部PC Watch。

マウスコンピューター(1)

軽量化したGeForce RTX 2060搭載クリエイター向けノート 
https://pc.watch.impress.co.jp/docs/news/1264163.html

どのくらい軽量化できたかを引用。

重量は従来比約29%減の約1.77kgに抑えている。

それでも充分重い、しかしグラボ搭載で2kg切りは聞いたことがなく、小さくしたりケースの材質を変更した努力はアリでしょう。

あえてクリエイター向けという、この18万円するゲーミング仕様はモバイル用。電源アダプタ入れると2kg行くとして15.6型はモバイルとは言えないギリギリなデカさ。

バッテリが5.5時間しかもたない点でもどうなのかとは思うものの、持ち出さないならデスクトップPCで良く、なぜノートかつ軽量化したかはそういう需要をマウスが狙ってのことかと。

やや脱線するけれど、マウスのノートはRTXシリーズにMax-Qデザインの文字がございません。なぜなのかマウスの中の偉い人に聞いたことがあるのだけれども、マウスはMax-Qは使わないとのこと。2019年の話で。

なぜそうなのかは言われなくともわかる、グラボ搭載ノートで薄型を目指して性能を落としてどうする、がマウスの方針なのかと憶測した。

パソコン工房(1)

デスクトップ版Ryzen搭載の15.6型ゲーミングノート 
https://pc.watch.impress.co.jp/docs/news/1264053.html

LEVEL-15FR104.jpg

パソコン工房はこういうことを平気でやる。

Ryzen 5 3600、16GBメモリ、480GB SATA SSD、Windows 10 Homeなどを装備。価格は168,278円。

リンクタイトルの通りで全3機種ともデスクトップ用CPUが搭載されており、TDP65Wでも素でぶち込んで来る豪快さ。

グラボは全てRTX 2070搭載で、こちらはさすがにモバイル用。ガチなデスクトップ用なら笑うけれど、そうならこの写真の横か奥にグラボBOXとクソデカACアダプタが写っているはず。

ここでMax-Qデザインは無意味すぎて無し。

重量は約2.7kg。バッテリ駆動時間は約1時間。

2.7kgには納得だけれども、バッテリ1時間しかもたないとか潔すぎる単なる無停電電源装置(UPS)。そういうのが要らないなら常時バッテリ搭載は重いだけなので、時々充電するだけとして外しておくべき無駄なUPS状態。

ツクモ(1)

GeForce RTX 2060搭載の15.6型ゲーミングノート
https://pc.watch.impress.co.jp/docs/news/1262754.html

2種類とはいえ違いはわずか。下位モデルの主な仕様より。

CPUにCore i7-10750H、メモリ16GB、ストレージに250GB SSD、ディスプレイに1,920×1,080ドット表示対応15.6型IPS非光沢液晶を搭載し、税別価格は154,800円。

上位はSSDが500GBになり+5千円なので、自作目線で言えば割高、量産系BTOパソコンとしては妥当か割安か。

コスパが良いとも悪いとも言い切れない、最近のツクモの鋭さは特に見られない平凡なバランスはツクモが他社よりBTOパソコンが比較的小規模なので仕方ないか。

調べてみたところ、ツクモ(Project White)の売上高は2018年度で242億円、従業員数439名(2020年530名)となっており、パソコン工房やドスパラに次ぐと思われるデカさ。

とは言え、現在のツクモはパソコン屋というよりパーツ屋の印象が強く、拠点を見ると実店舗は閉めまくったものの営業所が結構あるため、もしかすると法人に強いのだろうか。

話を戻すと、ノートPCというものはBTOメーカーの場合はベアボーンという本体部分を台湾などから大量に仕入れなければならず、その単位は4桁台が普通なので3桁で買うと割高になりコスパ悪くなるので売る台数で考えると機種数が増やしにくくそうならやはり仕方ない。

フロンティア(2)

Aura Sync対応RGB LED標準装備のデスクトップPC
https://pc.watch.impress.co.jp/docs/news/1262794.html

frontier-gh-2020071.jpg

フロンティア=毎回ケチを付けるヒツジ先輩、のイメージがありそうだけれども、私としても「わざとやっているのか?」とツッコまざるをえないほどひどい、このメーカーの構成と広報の担当者はズレている。

ゲーミングPCシリーズとしてのバランスは良いとしましょう。

ただ、光らせるブランドのためだけにASUSのROG STRIX Z490-F GAMINGはどうなのか。価格コム最安3万もする自作PC向けの高機能な板。

普通のマザーならばせいぜい1.5万円前後が相場とすると、ASUSのAura Sync対応言いたいだけに1.5万円くらいLED制御代を支払うことになってしまう。それを理解して購入する人がどのくらい居るだろうか。

あと画像も変すぎる。

GHシリーズは、本体前面と左側面、背面ファンにAura Sync対応のRGB LEDを標準搭載したPC。

なぜそちらからの角度の画像を使わないのか。

製品ギャラリーにはチラ見せのように1種類だけ左サイドが光る写真がある、どうしてそれ使わないか、手抜きと思われても仕方ない。

これも似たような売り方。

10万円台からの第10世代Core搭載PC
https://pc.watch.impress.co.jp/docs/news/1264252.html

同じGHシリーズながらASUSではなくASRockの光らせブランドを採用。

ケース前面には、ASRockのPOLYCHROME SYNCに対応したRGB LEDライティングを備える。

同じケースなのにこちらは前面だけなのか。1つ前に「GHシリーズは前・左・背面が光る」と書かれているのだけれども。

光り方がどう違うのかギャラリーを確認したところ、どちらもモニタ以外は全く同じ画像が使われておりました。本当かこれ?と疑われても以下略。

思考回路や流れとか目的を間違えており、おそらくこう。

  1. ゲーミングPCは何かと光るのが流行りらしい
  2. ならばASUSとASRockのこれらを採用したい
  3. マザーボードは対応しているこれとこれでOK

自作ユーザな私に言わせるとこちらが正しい流れ。

  1. このマザー色々遊べそうなので決定
  2. LEDを制御する機能もあるらしい
  3. ではケースは何かと光るこれで

マザーで色々遊ぶとは思えないBTOパソコンを買う一般PCユーザに、量産系なのにコスパの悪いBTOパソコンはいかがなものか。普通に光るだけにして1万円くらいのマザーで良いのでは。

いつものやつ(テンプレ)で。

パソコン詳しい人とマーケティングに詳しい人も雇うべき。求人の条件や資格の欄に「パワハラに強い人」を入れる前提で。

 

ASUSが税込4万円切りノートPCを発売

独断と偏見で勝手に評価。

  • 途用次第で大アリ・・・マウスとパソコン工房のノート
  • 納得の構成・・・※該当なし
  • ワケガワカラナイヨ・・・安定のフロンティア

マウスと工房のノートは人を選びすぎている、どちらも正反対な使い方になる無理やりモバイルと強引なコスパ良しとなる無茶振りノート。この仕様が理解できる人には千載一遇は大げさながらアリでしょう。

今回のツクモは空気。マウスが関羽でパソコン工房が張飛ならば、ツクモが劉備並にエア。孔明どこ行った?意味不明なら失礼。

同じヤマダ電機系でもフロンティアは相変わらず空気を読まなさすぎる魏延で、またつまらぬものを斬ってしまった感しかございません。普通にまともなやつを出せば良いだけなのにわからないのだろうか。

オマケはASUSの格安ノートで。

ASUS、4万円未満のAMD搭載14型ノートPC - PC Watch
https://pc.watch.impress.co.jp/docs/news/1261379.html

R417YA.jpg

「39,800円の税別かな?」と思いきや税込でも38,800円、しかもこれは発売直後の言い値なので今後もっと値下がる可能性は大いに大。

AMD E2-7015(Radeon R2 Graphics内蔵)と4GBメモリを内蔵したノートPC。14型1,366×738ドット光沢液晶や64GB eMMC、Windows 10 Home Sモード(中略)重量は約1.68kg。バッテリ駆動時間は約6時間。

なぜ今さらこのようなクソ性能ノートを排出してしまったのか。

2chまとめのおっさんはAMDファンが多いのか割と称賛していたけれど、AMD E2-7015は1.5GHzのデュアルコア、ながらRadeonなのでおそらくAtomよりは少しマシな程度。

メモリ4GB、14型でHD解像度、は良いとしてもストレージ64GBでは普通の人はWindowsアップデートが2年以内に打ち止めになるレベルの少なさな上、SモードのWindows 10はSモードの解除方法知らなければWindowsとして使い物になるか疑問。

加えて1.7kg近くある割にバッテリ6時間は、14型なのにモバイルには適さない重さとバッテリにて何がしたいのかわからないひどく悪いバランス。

発展途上国に出荷しようと思っていたけれどコロナ騒ぎで出せなくなり、仕方なく日本でこのくらいなら売れるかな?的に出て来た罠PC。

ハードウェアとWindowsに詳しくない人にはおすすめ不能。

今月のオススメBTOパソコン

リンク用ソース

コメント(2)

>GeForce RTX 2060搭載クリエイター向けノート
なぜかSDではなくmicroSDカードスロット搭載ですから、同じ筐体を使用したノートは判別が容易になるやも。

>15.6型はモバイルとは言えないギリギリなデカさ。
私が持っている15.6型ノートの横縦サイズは「370×250mm」くらい。このノートは「355×236mm」とのこと。古くて縁が太いノートに比べると少しだけ小さめ。そして私のノートは2.5kg。このノートは1.77kg。

私からすると十分にモバイル可能なノートです。

>デスクトップ版Ryzen搭載の15.6型ゲーミングノート
上位モデルはCPUに「Ryzen 9 3900(12コア24スレッド、3.10~4.30GHz、65W)」を搭載とのこと。

>グラボは全てRTX 2070搭載で、こちらはさすがにモバイル用
デスクトップ版の消費電力は185Wですが、そのままだとCPUに60Wくらい、マザーボードほかパーツに20Wとしても265W。ACアダプタの出力が不明ですが、250Wを超えるモノは非常に稀。一般的なモデルですと200W以下でしょう。ということは、本ノートのRTX 2070は「200-(60+20)」として120W。デスクトップ版に比べて性能は70~80%程度、と見るべきが予想。

グラボを重視してCPUの動作クロックなど抑えてあるなら、90%くらいの性能は発揮できるやも。

なんJ民的にこのPCは「お買い得」か? | Tech速:てくそく
https://techsoku.com/archives/7117
このパソコンはどうですか?

コメントする ※要ユーザ登録&ログイン

BTOパソコンメーカー比較

マウスコンピューター

高性能: ★★★★ 保証: ★★★

コスパ: ★★★★★ 安定: ★★★

初心者: ★★★★★

令和時代の鉄板スタンダードなPC初心者向けメーカー。標準構成のバランス感覚が突出しており、私でさえケチを付けることが滅多にできない。性能の下から上まで幅広く実用的。

パソコン工房

高性能: ★★★★ 保証: ★★

コスパ: ★★★★★ 安定: ★★

初心者: ★★★★

性能とパーツの相場がある程度わかる人なら標準構成が多いのでコスパ重視で選びやすい。同じに見える同じ価格でも仕様の違いがどうなのか判る人には最適。

DELL

高性能: ★★★☆☆ 保証: ★★

コスパ: ★★☆☆☆ 安定: ☆☆

初心者: ☆☆☆☆

10年以上前まではDELL=初心者向けの安いパソコン、それはもう通用しておりません。クーポン適用後が適正価格だと見抜けるパソコン詳しい人向け、または大人買いで割安になる法人向け。

日本HP

高性能: ★★★☆☆ 保証: ★★

コスパ: ★★★☆☆ 安定: ★★

初心者: ★★★☆☆

コスパと性能以外にも見た目も重視したいならHPのノートも選択肢としてアリ。自社製造状態なのでBTO=ダサい印象は払拭されるかと。デスクトップは法人用、ゲーミングは海外向き。

ツクモ

高性能: ★★★★★ 保証: ☆☆

コスパ: ★★★★ 安定: ☆☆

初心者: ☆☆☆☆

昔のマニアックな感は無くなり家電通販のような普通のパソコン屋に。機種が少なく特徴的な少数精鋭状態なので選べる人を選ぶが、それにしても選びにくい。

フロンティア

高性能: ★★☆☆☆ 保証: ☆☆☆

コスパ: ★★★☆☆ 安定: ☆☆☆

初心者: ★★★☆☆

フロンティア神代の解散後、現所長のパワハラがひどいとタレコミが複数あり、私から内情を運営会社へ伝えると逆ギレされて私を訴えるぞと謎すぎる返しがあり困惑中。

サイコム

高性能: ★★★★★ 保証: ★★★

コスパ: ★★★☆☆ 安定: ★★★

初心者: ☆☆☆☆☆

PC自作しない中~上級者向け、昔ながらの2chおっさん御用達な鉄板メーカー。動かない構成でも購入できるので初心者にはおすすめ不能。量産系BTOのようにコスパ悪くならないのでサイコムだけは自由なカスタマイズを激しくおすすめ。


※ドスパラはパーツの偽装疑いを誤魔化したり取引先を勝手に切る信頼性暴落した事件があり掲載中止(2020.11.26)

勝手に評価シリーズ

結果として宣伝になっていますが依頼されたわけでは無く、依頼されてもやりません。

データ復旧のIUECを勝手に評価
あなたの街の~を勝手に評価
格安SIMなb-mobileを勝手に評価
格安SIMなLinksMateを勝手に評価

カテゴリと更新通知

プロフィール

ヒツジ先輩

書いてる人:

BTOパソコンの元修理担当。ハードウェアに超詳しいワケではありませんが、どうしたら故障するのか何となく解るので壊れにくいパソコンを紹介します。