今月リリース多すぎなBTO PC新製品(2020年5月全期)

2020年6月18日

最近発売のBTOパソコン5月分。

コロナ騒ぎのせいか4月の新製品は4メーカー5記事分しか無かったところ、その反動に加わるかのごとく、第10世代Core iシリーズのデスクトップ版リリースの影響あり、5月は大量、えらいことになっております。

適当に見て参りましょう。

最近発売のBTOパソコン(2020年5月)

7メーカー24記事分。画像は意味のあるモノだけ。ソースは全部PC Watch。

全記事へのツッコミは厳しいので「はいそうですか」的なリリースはスルーし、番号を指して感想文して参ります。

マウスコンピューター(2)

  1. 第10世代Core搭載のゲーミングPCとクリエイター向けPC
  2. エヴァンゲリオンコラボのゲーミングノート
    EVA-01.jpg

2. やっちまったなあ感あふれるクソダサ初号機。暴走しているのはマウスの中の人アンタだろうと言いたい。これ誰も止めなかったのか?と思ってしまう、良さや価値が全く理解不能なデザイン。

エディオンがエヴァンゲリオンの映画最新作公開を記念した店頭プロモーション「家電補完計画」の一環として用意される製品。

ということは、エディオンに依頼されて嫌々コラボ製品を作ってしまったのか。マウスは平常運転な新製品の提案は上手いけれど、イレギュラーな企画は嫌がるので手を抜いたか。※当サイトとのコラボも半年経たずポシャった

これでは家電補完計画ではなく、展示することでエディオンとマウスコンピューターがファーストインパクトしてしまうのでは無かろうか。

天板以外にもEnterキーに例の槍が小さく描かれているとか、起動ロゴがネルフとか中途半端に痛い。もっとひどいどうでも良さは、コラボあるあるな単なるオリジナル壁紙、パッケージのダンボールの絵もエヴァンゲリオンな誰得状態。

5月の時点では予約受付中で発売は6月。受注分だけ製造する、正統派BTOパソコンと推測。<割とバカにしております

この手のコラボ製品は普通の同等ノートに対して価格は2~3割盛られるものなのでコスパで語るは無理。

パソコン工房(3)

  1. 遠隔通話システム「HOLO-COMMUNICATION」推奨PC 2機種

  2. 第10世代Core搭載のデスクトップPC 4機種 
  3. 第10世代Core搭載デスクトップPCを4機種追加発売

1. HOLO-COMMUNICATION(via:公式)なるマイナーと思われるサービスとも手を組む隙間狙いはパソコン工房の常套手段。一見セコイけれど個人的には小回りが利いていて好き。

既存のノートPCの中でHOLO-COMMUNICATIONが動作するモデルを「推奨」として別途型番を付けるだけの簡単なお仕事なはず。上手いところは(現在は)HOLO-COMMUNICATIONで検索するとこの推奨PCが2番手に出るところ。

ノートもデスクトップもGTX 1660 Tiなので、VRと言えども超高性能なグラボは要らないのでしょうな。

2. と 3. は、デスクトップ版の第10世代Core iシリーズが出たのでお知らせを放流したというだけ風なのでスルー。 

ドスパラ(3)

  1. GeForce RTX 2060搭載で税別129,980円のゲーミングノート
  2. Core i9-10900K/RTX 2080 Ti搭載ゲーミングPC
  3. Core i7-10700K/RTX 2080 Ti搭載のゲーミングPC

1. RTX 2060で13万はコスパ良いとは思うものの中途半端な気がしてならず、ノートでゲームしたいなら予算20万前後にするか、同記事内にある下位モデルのGTX 1650 Tiの99,980円まで予算落として割り切りたい、私なら。

2. と 3. は第10世代言いたいだけちゃわなさそうなのでスルーで。 

DELL(6)

  1. 第10世代Core H搭載で10万円からのゲーミングノート
  2. Core i9-10900Kを搭載可能なデスクトップPCなど全10機種発売
  3. 世の半数の15型よりも小さい17型ノート「XPS 17」
    XPS-17-15-2020-05.jpg
  4. GeForce RTX 2080 SUPER搭載の15.6型/17.3型ゲーミングノート
  5. Ice Lake/Comet Lake採用13.3~15.6型ノートと薄型デスクトップ
  6. 第10世代Core搭載でRTX 2080 TiのSLIも可能なゲーミングPC
    ALIENWARE-AURORA-2020-05.jpg

1. Core H搭載の表現がまぎらわしいけれどインテルのせい、Core H7なのではなく、普通にCore i7~で最後にHが付く新CPUのこと。

邪推するとHはHotの頭文字と見ており、コア数やクロックを上げる代わりにTDPの高さや省電力をガン無視したゲーミング仕様なCPUと見ており、その割に価格がバカ高いわけでもなし。

これで395ドルとか中々意味がわからない。

  • Core i7-10750H(2.6-5.0GHz、6コア/12スレ、TDP45W)

CPUに対してグラボがGTX 1650とGTX 1650 Tiが標準なのでカスタマイズする前提、PC初心者(詳しくない人)はご注意あれ。

3.「15型より小さい17型」は確かに凄いと思った、しかし15型を超える時点でモバイル用とは言えず半固定設置が前提だろうから、小さくなる意味は薄い。

もう1つの15型の方も通常の15型より小さいようで、こちらはアリか?と思いきや、重量が1.83~2.05kgという、普通の15型レベルなのでやはりモバイル用とは言えず、小さめにこだわった理由が不明。

6. これも第10世代Core~ネタなのでスルーしたいところ、ALIENWAREなのにケースがおむすびではなく、割とまともなダイソン扇風機型へ変化。

かなりまともなデザインというか、人によりカッコイイと感じそうな外観ながら、中身は自作PCする者としてはアリエンワー。

aw-inner.jpg

Apple Watchがどうしても四角になってしまった理由を思い出した、プロダクトに丸みは無駄になるという悪い例。

日本HP(1)

  1. シンプルデザインに刷新したゲーミング向けPC「OMEN」
    OMEN-25L-30L-2020-05.jpg

HPもようやく気付いたか、あの七色に光る斜めサイコロのデザインは日本ではウケない。欧米ならヒャッハーしてくれるのかも知れないけれど。

hp-ac-omenx-02

source:日本HP本社でOMEN Xなど実機を見たレビューその2

と言いつつ本文を読んでみると、海外で発売するというプレスリリースとなっており日本で発売されるとはどこにも書かれていない件。

2種類あるケースの高さは同じ。なのでミドルタワー(ATX)ケースの奥行きを短くしたのか、フルタワーの奥行きを長くしたのか、どちらか気になり仕様を見るもインチ表記に萎えた。

見た感じ前者、25Lの方(左)がATXの奥行き短いバージョンでしょうな。

ツクモ(4)

  1. Crucial製メモリ&SSD搭載のミドルタワーゲーミングPC
  2. Comet Lake-S搭載のデスクトップPC
  3. 第10世代Coreプロセッサ搭載のゲーミングPC 3モデル
  4. 税別8万円切りのRyzen 5 1600AF搭載ゲーミングPC 

箇条書きで。

  1. 第10世代にこだわらずコスパ重視でRTX 2070S搭載の良構成
  2. マザーにこだわりある、わかる人にはわかるが12万はやや高い
  3. 第10世代へ移行のお知らせ
  4. ツクモ独特なバランス感覚で低価格を追求したゲーミングPC

特筆すべきは4. で、5月発売で異様に安いと言われたCPU Ryzen 5 1600A、完成品PCにマザー遊びは要らない市販最安1万円切れるASUS PRIME B450-PLUS、8GBメモリと240GB SSDはパーフェクトな低価格重視。

これにRadeon RTX 5500 XT載せて8万円は、学生やフリーターでも最新のゲーミングPCに手が届く、少し高いプレイステーションのような。いや、少しではないか。

目の付けどころが(最近のネット通販を担当している)ツクモ(の中の人)。さすがでございます。

フロンティア(5)

  1. Comet Lake-S搭載のデスクトップPC
  2. 144Hz対応液晶/RTX 2070 SUPER搭載15.6型ゲーミングノート
  3. Ryzen 5 1600AF採用で73,700円のデスクトップPC
  4. Ryzen 3 3100/3300X搭載のデスクトップPC
  5. 第10世代CoreとH470採用のデスクトップPC

3行で。

  • バランス悪い
  • だいたい全部が値段高め
  • グラボ無しで電源850Wは意味不明

いつものやつ(テンプレ)で。

パソコン詳しい人とマーケティングに詳しい人も雇うべき。求人の条件や資格の欄に「パワハラに強い人」を入れる前提で。

 

税別ギリ10万円切り表示に魅力はあるのか?

独断と偏見で勝手に評価。

  • 用途次第で大アリ・・・工房のHOLO-COMMUNICATION
  • 納得の構成・・・ツクモの4番、8万円ゲーミングPC
  • ワケガワカラナイヨ・・・マウスのNERVノート

パソコン工房のやり方はいつものことで、HOLO-COMMUNICATIONを利用したい人がパソコンの仕様に詳しいとは限らない、そこで「推奨」を付けたパソコンが売られていたなら?という隙間すぎながら上手い提案。

ツクモに関しては、ここ数ヶ月毎回のように書いている気がする、中の人(責任者?)が変わったかと体感するほど構成が上手い。滅多に構成上手い+コスパOKとか両刀で言わない私が唸(うな)るほどなので、相当なバランス感覚と思う。

マウスのやつは中の人が「チッ・・・めんどくせえなあ」とか言ってそう。このデザインで予約が1件さえ入るとは思えないため、展示される1(初)号機で終わるでしょう。展示品処分を狙う手もあるけれど、元から数万円乗っているはずなのでご注意。

さて、今回はオマケ探す余裕が無かったのでオリジナルなネタを。

どのメーカーと限らず「99,980円」のような表記は当たり前として、そこから送料が2~3千円追加された上に消費税が10%乗るので結局は10万円オーバー、実際には112,200円くらい支払うことに。

私はひねくれているのか、見た目10万円切れている->実際には11万円超える、この値上がるスタイルにテンション下がる。

そこで皆さんにお聞きしてみたい。

予算は10万円として考えつつ(実際の資金は10万円以上の余裕はあるとして)税別ギリ10万円切りの実際11万円オーバーはアリなのか?予算というからには10万円から逆算した税別(送料も別)で88,909円と考えるべきなのか?

個人的には、他人PC候補を代理で選ぶ際、「予算10万」と言われた場合、9万円未満で探すので後者の88,909円の方の考え方。

但し自分用か他人への提案かで変わるかも知れない。私の自分用なら10万円少々超えても必要なら仕方ないとも考える。

といった難しいことは考えず、「予算10万円」は表記が10万円以下か、実際の支払い額が10万以下か、どちらの考え方に近いかをお答えあれ。

source:「予算10万円」はどちら? (poll 10566929)

投票後に経過表示、投票せず経過のみ見るならView Resultsをどうぞ。

今月のオススメBTOパソコン

リンク用ソース

コメント(2)

>エヴァンゲリオンコラボのゲーミングノート
エヴァコラボなら冷却装置は水冷にすべき。たとえノートでも。どうせなら「電源ケーブルを外すと5分でシャットダウン」をデフォ設定にするくらいの遊び心も欲しいところ。

ピクシブ百科事典|アンビリカルケーブル (あんびりかるけーぶる)とは
https://dic.pixiv.net/a/%E3%82%A2%E3%83%B3%E3%83%93%E3%83%AA%E3%82%AB%E3%83%AB%E3%82%B1%E3%83%BC%E3%83%96%E3%83%AB

>世の半数の15型よりも小さい17型ノート「XPS 17」
アスペクト比が「16:10」な点は強み。16:9より縦が欲しい方は食指が動くやも。15型で「3,840×2,400」とかオフィス用途とは思えんので、ゲームやイラスト専門PCでしょう。自宅の環境を持ち歩きたいゲーマーやクリエイター向けのヘビーノート。

私的に持ち歩くなら重さよりかさばらないこと、質量より容積が重要なので、重めの小型はまったく許容範囲。

>見た目10万円切れている->実際には11万円超える
いちいちテンションは下がりませんけれど、一様に「○9,980円」と値付けされている様を見ると、価格の決定には手を抜いているのだろうな、と一段ほど価値を下げて見ます。

せっかくパーツをあれこれ足し引きしてBTOパソコンの1モデルを作ったのに、それが最も反映されるべき価格を脳死状態で決定するのは非常にもったいないです。

コメントする ※要ユーザ登録&ログイン

BTOパソコンメーカー比較

マウスコンピューター

高性能: ★★★★ 保証: ★★★

コスパ: ★★★★★ 安定: ★★★

初心者: ★★★★★

令和時代の鉄板スタンダードなPC初心者向けメーカー。標準構成のバランス感覚が突出しており、私でさえケチを付けることが滅多にできない。性能の下から上まで幅広く実用的。

パソコン工房

高性能: ★★★★ 保証: ★★

コスパ: ★★★★★ 安定: ★★

初心者: ★★★★

性能とパーツの相場がある程度わかる人なら標準構成が多いのでコスパ重視で選びやすい。同じに見える同じ価格でも仕様の違いがどうなのか判る人には最適。

ドスパラ

高性能: ★★★★ 保証: ☆☆

コスパ: ★★★☆☆ 安定: ★★

初心者: ★★★★

昔はドスパラ=BTOだったけれど最近は普通のパソコンに力を入れておらず、2018-2019年の偽インテルチップ中華SSDの件が未解決なので信用問題的に何とも言えない。

DELL

高性能: ★★★☆☆ 保証: ★★

コスパ: ★★☆☆☆ 安定: ☆☆

初心者: ☆☆☆☆

10年以上前まではDELL=初心者向けの安いパソコン、それはもう通用しておりません。クーポン適用後が適正価格だと見抜けるパソコン詳しい人向け、または大人買いで割安になる法人向け。

日本HP

高性能: ★★★☆☆ 保証: ★★

コスパ: ★★★☆☆ 安定: ★★

初心者: ★★★☆☆

コスパと性能以外にも見た目も重視したいならHPのノートも選択肢としてアリ。自社製造状態なのでBTO=ダサい印象は払拭されるかと。デスクトップは法人用、ゲーミングは海外向け。

FRONTIER

高性能: ★★☆☆☆ 保証: ☆☆☆

コスパ: ★★★☆☆ 安定: ☆☆☆

初心者: ★★★☆☆

フロンティア神代の解散後、現所長のパワハラがひどいとタレコミが複数あり、私から内情を運営会社へ伝えると逆ギレされて私を訴えるぞと謎すぎる返しがあり困惑中。

サイコム

高性能: ★★★★★ 保証: ★★★

コスパ: ★★★☆☆ 安定: ★★★

初心者: ☆☆☆☆☆

PC自作しない中~上級者向け、昔ながらの2chおっさん御用達な鉄板メーカー。動かない構成でも購入できるので初心者にはおすすめ不能。量産系BTOのようにコスパ悪くならないのでサイコムだけは自由なカスタマイズを激しくおすすめ。

※並びはBTOメーカーの知名度の順(暫定)で、大小関わらず信用できない要素があるメーカーは未掲載。

勝手に評価シリーズ

結果として宣伝になっていますが依頼されたわけでは無く、依頼されてもやりません。

データ復旧のIUECを勝手に評価
あなたの街の~を勝手に評価
格安SIMなb-mobileを勝手に評価
格安SIMなLinksMateを勝手に評価

カテゴリと更新通知

プロフィール

ヒツジ先輩

書いてる人:

BTOパソコンの元修理担当。ハードウェアに超詳しいワケではありませんが、どうしたら故障するのか何となく解るので壊れにくいパソコンを紹介します。