ベアボーン被りしたBTO PC新製品(2020年2月後半)

2020年3月10日

最近発売のBTOパソコン2月後半分。

ベアボーンとは半完成品のことで、ノートPCなら本体にストレージと場合によりメモリとCPUも後付して完成となる形態で、国内のBTOメーカーはほぼ全てその形で生産しているはず。エプダイは知らない。

適当に見て参りましょう。

最近発売のBTOパソコン(2020年2月後半)

4メーカー7記事分。リンクは全てPC Watch、画像は意味のあるモノだけ。

パソコン工房(1)

新Core X搭載のクリエイター向けPC
https://pc.watch.impress.co.jp/docs/news/1235991.html

最近のパソコン工房は用途から入ってくれるので目的が明確。

CGレンダリングや複数ビデオの同時エンコードといったメガタスクに向く。

主な仕様。

CPUにCore i9-10940X(14コア)、Intel X299チップセット、メモリ32GB、500GB M.2 SSD+2TB HDD、DVDスーパーマルチドライブ、ビデオカードにGeForce RTX 2070 SUPER(8GB)、850W PLUS Gold電源を搭載し、価格は316,778円。

CPUとマザーがやや特殊な高性能なやつで、CPU単品の時点で11万円オーバーしており、X299マザーが安いやつでも3万円前後するのでグラボとかメモリ盛られて税込30万円を超えてしまうという。

ゲーミングPCとしてはCPUがオーバースペックと思われ、提案の通りエンコードやレンダリングを同時にやる職人や趣味向け。

ツクモ(3)

Ryzen 5 3500搭載ミニタワーPC
https://pc.watch.impress.co.jp/docs/news/1237037.html

税別7.5万円。

Ryzen 5 3500や8GBメモリ、GeForce GTX 1050 Ti(中略)240GB SATA SSDや550W 80PLUS Bronze電源、Windows 10 Home

ツクモにしてはバランス悪い。安いけれど性能高めなCPU、グラフィック機能付いていないので適当にGTX 1050 Tiでいいかというやる気の無さを感じる構成。何に使う用なのかはっきりしない。

マグネシウム合金筐体で重量約970gの14型ノート
https://pc.watch.impress.co.jp/docs/news/1236386.html

BTOでも1kg切りノートが出回り始めましたな。

CPUにCore i5-10210U(4コア/最大4.2GHz)、DDR4 8GBメモリ、NVMe対応 256GB M.2 SSD、OSにWindows 10 Homeを搭載。インターフェイスはWi-Fi 6(IEEE 802.11ax)

価格は9.5万円。高い。

マグネシウム合金代が2万円くらい盛られていそうなため、どうしてもマグネシウムしたい人、1kg切りが欲しい人向けか。

第10世代Coreプロセッサ搭載の14型モバイルノート
https://pc.watch.impress.co.jp/docs/news/1235005.html

N1422K.jpg

2機種ある安い方の主な仕様。

Core i5-10210U(4コア/最大4.2GHz)、8GBメモリ、NVMe対応256GB M.2 SSD、OSにWindows 10 Homeを搭載し、税別価格は99,800円。

これもツクモにしては高い気がする、CPUが値上がりしたのかと思い調べると297ドルなので、やはりツクモにしては高い。ケースがアルミ合金だからなのだろうか。

このノートのベアボーン、次でも出る。

フロンティア(2)

第10世代Core搭載の14型フルHDモバイルノート
https://pc.watch.impress.co.jp/docs/news/1236100.html

fr-NSM.jpg

ここまでベアボーン丸かぶりは10年以上BTOパソコンを見ていて初な気がする。1つ上のツクモと同じ筐体でございます。

おそらく台湾のCLEVOというメーカーで、パソコン工房やマウスコンピューターもCLEVOばかり、の割にベアかぶりを見たことがなかった。

Core i5-10210U(4コア/1.6GHz、ビデオ機能内蔵)、8GBメモリ、256GB M.2 NVMe SSD、Windows 10 Homeなどを搭載。税別価格は94,800円。

ツクモと全く同じといえるほど同じ仕様なので、やはりツクモは高い。というか、フロンティアの方も高いと思う原因はやはりアルミのせいか。

どのくらい差が出るかパソコン工房より近い仕様を。

71980-460.gif

上段を参考にメモリ8GBにすると7万円台中~後半が妥当。しかしこちらは重い15インチ、ツクモとフロンティアのアルミなやつは1.2kgとやや軽め。14型が良くアルミ代に2万くらい出せるなら、ですな。

というかそれならもっと軽いツクモのマグネシウムで良さそう。

Ryzen 5 3500搭載のミドルタワーPC
https://pc.watch.impress.co.jp/docs/news/1236691.html

主な仕様。

ASRock製B450マザーボードに、Ryzen 5 3500(6コア/3.6GHz)とGeForce GTX 1660 SUPER(GDDR6 6GB)を搭載(中略)、8GBメモリ、512GB M.2 NVMe SSD、DVDスーパーマルチドライブ、600W 80PLUS Bronze電源、Windows 10 Home

フロンティアにしては珍しくまとも、バランスが良くコスパも良好。

通常、1660 Superとのバランスを考えると10万円オーバーしてしまうものが9万円にできた理由は、ASRockのB450 Pro4とRyzen 5 3500の2つ合わせて2.5万円くらいで揃ってしまうため。市販価格でさえ。

3500はグラフィック機能を削除した市販単品1.6万円程度な割に6コアで3.6-4.1GHzという性能高めなCPU。自作ユーザにも人気ある。

エプソンダイレクト(1)

SOHO/中小企業向けのXeon搭載タワー型サーバ
https://pc.watch.impress.co.jp/docs/news/1237067.html

さすがエプダイ、突き抜けております。

Xeon E-2124G(4コア/3.4GHz)、8GB ECCメモリ、2TB HDD×2(ソフトウェアRAID 1)、350W電源などを装備し、税別価格は290,000円。

CPUが高いのか?と疑い調べるも200ドル台なので、Windows Server 2019が6万円、マザーも6万円だとしても総額20万円行くか怪しい安定のボッタクり。割引は何十%前提なのだろうか。

これで終わらないのがマネタイズダイレクト。

上記モデルからストレージを2TB HDD×2(ハードウェアRAID 1)に変更、DVD-ROMドライブを新たに追加し、税別価格は506,000円。

Windows Serverが+7万円、DVDドライブが高級品で6千円くらいとしても、ソフトウェアからハードウェアRAIDになり+216,000円。RAIDカードが何かカタログを見るも記載なし。

そして見事な三段オチな最小構成がこちら。

OSなしモデルの場合、Celeron G4900(2コア/3.1GHz)、8GBメモリ、2TB HDD、350W電源などを装備し、税別価格は168,000円。

10万円以上盛り付けるスタイルがエプダイの平常運転。技術料とかサポート代とでも言いたいのでしょうな。OS無いので68,000円でも高い。

 

ツクモの3万円ノートに英語キーボード版が追加

独断と偏見で勝手に評価。

  • 用途次第で大アリ・・・パソコン工房
  • 納得の構成・・・フロンティアのRyzen仕様
  • ワケガワカラナイヨ・・・もちろんエプダイ

クリエイター向けというジャンルが私にはよくわからないので何となくでしかないけれど、CPUとメモリは盛った方が良いとよく聞くため、高額ながらそれが良いのでしょう。

フロンティアのRyzen PCはバランスが良くコスパも良いけれど、職場の環境はパワハラまみれで最悪らしく、検証も割といいかげんなようなので自分の運に自信がある人向け。

エプダイもここまで来ると突き抜けすぎておりサッパリ意味がわからない価格設定。法人に強いらしいので本気で売れるつもりなのでしょう。 

今回のオマケはツクモの3万円ノート。

TSUKUMOの29,800円ノートPCに新モデル - AKIBA PC Hotline!
https://akiba-pc.watch.impress.co.jp/docs/news/news/1237724.html

aexcomputer2.jpg

従来の3万円ノートとの違いは英語キーボードになっており、Windowsの初期設定で日本語以外に英語と中国語が選べるというもの。Enterキーが小さくなった版と思えばOK。

元々このレベルのクソ性能かつ低容量なノートはマニア向け、ならば英語配列がウケるかもと考えたのか、もしくはベアボーンの仕入れの数的に日本語キーボードをお断りされたのか。

もし後者ならば今後は日本語キーボード版は入らなくなる可能性があり、衝動買いするか迷っていたなら買い時はナウ。前者ならば英語キーは売れないだろうから、英語配列が必要ならこちらの買い時がナウ。

ナウと言えばTwitter的な「今」ではなく、Dr.スランプのナウいの方がイメージ強いため、歳食ったと実感。※ダサいの反対語

アンケートしようと思ったけれど虚しくなりそうなので中止。

今月のオススメBTOパソコン

リンク用ソース

コメント(2)

ツクモのノーパソのロゴがダサすぎて他の情報が入ってこないw

ベアボーンPC。ここ最近はmini-ITXかそれと似たような大きさのマザーを利用したキューブケースでくらいしか耳にしませんね。

>メガタスク
マンモスマンかな

ニコニコ大百科|マンモスマンとは
https://dic.nicovideo.jp/a/%E3%83%9E%E3%83%B3%E3%83%A2%E3%82%B9%E3%83%9E%E3%83%B3

>マグネシウム合金筐体で重量約970gの14型ノート
MIL規格準拠ですし、性能より携帯性と耐候性を重視したモデルですね。14インチと小型ですから1kg切りでもあまり軽くは感じませんし、性能だけ見れば10万は割高。

>ここまでベアボーン丸かぶりは10年以上BTOパソコンを見ていて初な気がする
タッチパッドの大きさ(ツクモ機が大きい)とかキートップの形(ツクモ機:横長、フロンティア機:正方形)とか違いますけれど、本当にツクモとフロンティアは同じベアボーンですかね。

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BTOパソコンメーカー比較

マウスコンピューター

高性能: ★★★★ 保証: ★★★

コスパ: ★★★★★ 安定: ★★★

初心者: ★★★★★

令和時代の鉄板スタンダードなPC初心者向けメーカー。標準構成のバランス感覚が突出しており、私でさえケチを付けることが滅多にできない。性能の下から上まで幅広く実用的。

パソコン工房

高性能: ★★★★ 保証: ★★

コスパ: ★★★★★ 安定: ★★

初心者: ★★★★

性能とパーツの相場がある程度わかる人なら標準構成が多いのでコスパ重視で選びやすい。同じに見える同じ価格でも仕様の違いがどうなのか判る人には最適。

ドスパラ

高性能: ★★★★ 保証: ☆☆

コスパ: ★★★☆☆ 安定: ★★

初心者: ★★★★

昔はドスパラ=BTOだったけれど最近は普通のパソコンに力を入れておらず、2018-2019年の偽インテルチップ中華SSDの件が未解決なので信用問題的に何とも言えない。

DELL

高性能: ★★★☆☆ 保証: ★★

コスパ: ★★☆☆☆ 安定: ☆☆

初心者: ☆☆☆☆

10年以上前まではDELL=初心者向けの安いパソコン、それはもう通用しておりません。クーポン適用後が適正価格だと見抜けるパソコン詳しい人向け、または大人買いで割安になる法人向け。

日本HP

高性能: ★★★☆☆ 保証: ★★

コスパ: ★★★☆☆ 安定: ★★

初心者: ★★★☆☆

コスパと性能以外にも見た目も重視したいならHPのノートも選択肢としてアリ。自社製造状態なのでBTO=ダサい印象は払拭されるかと。デスクトップは法人用、ゲーミングは海外向け。

FRONTIER

高性能: ★★☆☆☆ 保証: ☆☆☆

コスパ: ★★★☆☆ 安定: ☆☆☆

初心者: ★★★☆☆

フロンティア神代の解散後、現所長のパワハラがひどいとタレコミが複数あり、私から内情を運営会社へ伝えると逆ギレされて私を訴えるぞと謎すぎる返しがあり困惑中。

サイコム

高性能: ★★★★★ 保証: ★★★

コスパ: ★★★☆☆ 安定: ★★★

初心者: ☆☆☆☆☆

PC自作しない中~上級者向け、昔ながらの2chおっさん御用達な鉄板メーカー。動かない構成でも購入できるので初心者にはおすすめ不能。量産系BTOのようにコスパ悪くならないのでサイコムだけは自由なカスタマイズを激しくおすすめ。

※並びはBTOメーカーの知名度の順(暫定)で、大小関わらず信用できない要素があるメーカーは未掲載。

勝手に評価シリーズ

結果として宣伝になっていますが依頼されたわけでは無く、依頼されてもやりません。

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格安SIMなb-mobileを勝手に評価
格安SIMなLinksMateを勝手に評価

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BTOパソコンの元修理担当。ハードウェアに超詳しいワケではありませんが、どうしたら故障するのか何となく解るので壊れにくいパソコンを紹介します。