高額・高性能PCが目立つBTO PC新製品(2019年12月)

2020年1月16日

最近発売のBTOパソコン12月分。

先月は前半をまとめ忘れていたので丸ごと1ヶ月分。年末はボーナス狙いセールの他に新製品を連打する時期でもあり、関係ないけれど家電量販店で型落ちPCが安くなるタイミングでもあったり。

適当に見て参りましょう。

最近発売のBTOパソコン(2019年12月)

6メーカー10記事分。ラストのサイコム以外はPC Watchより。多いのでサクサク参りましょう。

マウス(1)

Ryzen 9 3950X/Core i9-9900KS搭載のゲーミングPC
https://pc.watch.impress.co.jp/docs/news/1223499.html

2機種。価格は税別おおよそ。

  • 27万円・・・Ryzen 9 3950X、32GB、1TB NVMe
  • 26万円・・・Core i9-9900KS、32GB、512NVMe+HDD 2TB

インテルが当て馬にされているとしか思えず、もしそうならマウスえげつない、相変わらず上手い売り方。グラボは共通でGTX 2070 SUPER搭載。

CPU以外の構成部分の価値はほぼ同じとすると、インテルが8コア/16スレのところAMDならば1万円差で16コア/32スレになるという、あとはわかるな感。

パソコン工房(3)

第3世代Threadripper搭載のクリエイター/ゲーミングPC
https://pc.watch.impress.co.jp/docs/news/1222043.html

trx40-pro_fix_top.jpg

画像はマザー、CPUのソケットがそれに見えない。

クリエイター入門向けグラボ搭載の方が税込40万円、主にゲーム用とされる最上位グラボ搭載の方は61万円。

なぜこのようなマジキチ価格になるかはCPUが24/48、36コア/64スレッドという、一体何と戦うのか知りたくは特にならないCPU単体で18万円&26万円なため+マザーが6万とか。

TDP 280WのCPUをどうやって冷やしているのか気になる。

フォトグラメトリー向けのデスクトップPC
https://pc.watch.impress.co.jp/docs/news/1223867.html

フォトグラメトリーとは。

多量の写真をつなぎ合わせ3D化

と言われてもわからないので検索して来ると、再生ボタン押して静止画をドラッグすると3Dかつシームレスに撮影した方向が変更できるやつ。それにしても需要&供給として隙間販売すぎないだろうか。

価格は税込214,478円なので税別194,980円。パソコン工房のプレスリリースだけ税込表示の場合が多い。

Quadro P2200搭載BTO PC 3モデル
https://pc.watch.impress.co.jp/docs/news/1226694.html

出たので載せてみた系か、P2200の発売は2019年9月で現在6万円くらい。

なので安い方の税別12万円モデルは半分がグラボ代となっており、バランスとしてはCore i5-9400Fで妥当なのか、SSD 240GBや8GBメモリはグラボ搭載機としては最低限な印象。

上位2機種はCPUがCore i9-9900で17万円とか、Ryzen 9 3950Xで25万円などと割と無茶しているけれど、私はクリエイターではないのでわかっておらず、コア/スレ数の多さが重要ならば最安モデルはナシなのかも知れませんな。

DELL(1)

第2世代Ryzen Mobile搭載で税別約55,000円の14型ノート
https://pc.watch.impress.co.jp/docs/news/1225219.html

元々は約8万円のところ1ヶ月くらい前は5.5万円で現在も5.5万円と表記されているけれど、5%引きクーポン適用で52,231円になるという、本当はいくらなのかを混乱させるスタイルはデルジャパンスタンダード。

  • Ryzen 5 3500U(Radeon Vega 8 内蔵)
  • Windows 10 Home (64ビット) 日本語
  • 8GB, 4GBx2, DDR4, 2666 MHz
  • 256GB M.2 PCIe NVMe SSD

まあ5万円台が妥当でしょうというわけで8万円はフェイクプライス。

ツクモ(1)

Wi-Fi 6とNVMe SSD採用で価格も抑えた15.6型ノート
https://pc.watch.impress.co.jp/docs/news/1226935.html

3機種を3行にするとこう。

  1. 6.5万円・・・Core i3、4GB、256GB
  2. 8.0万円・・・Core i58GB、256GB
  3. 8.8万円・・・Core i78GB512GB

サブ機としてなら1、メインなら2、クソ高い修理代を覚悟の上で5年以上メインとして使うつもりならば3、だと思う。用途がブラウザや軽いソフトばかりならば1でもメインPCとして全然行けるはず。

ここ数年のツクモは機種が激少ないけれど、売れ筋の性能+容量のツボを心得ているのか感心するバランス感覚。

フロンティア(3)

重量942gの14型ノート
https://pc.watch.impress.co.jp/docs/news/1226857.html

1kg切りでComet Lake搭載と言いたいだけな気がする2機種。

  • 9.7万円・・・Core i5-10210U、8GB、256GB
  • 10.5万円・・・Core i5-10210U、16GB512GB

コスパ悪いのでツクモのノートおすすめ。

7万円台からのComet Lake搭載ノート
https://pc.watch.impress.co.jp/docs/news/1225740.html

1機種3パターン。

  1. 7.0万円・・・Core i3-10110U、4GB、HDD 500GB
  2. 7.3万円・・・Core i3-10110U、8GB512GB(NVMe)

なぜ1を作ったのか本格的に意味がわからない。そして再びコスパ的にツクモのノートおすすめ。

Radeon RX 5500 XT搭載のデスクトップPC
https://pc.watch.impress.co.jp/docs/news/1225196.html

RX 5500 XT搭載言いたかっt(略

  1. 11万円・・・Ryzen 5 3600X、16GB、SSD 512GB+HDD 2TB
  2. 9.7万円・・・Core i5-9400F、16GB、SSD 480GB+HDD 1TB

なぜ1を作ったのか、フロンティアの中の人は今でもパソコンの性能に詳しくないのだろうかという昔の記事を思い出した。

具体的にはGTX 1660相当のグラボならばCore i5で足りるだろうし、SSD容量は誤差のようなもの、HDDの1TBと2TBの価格差は千円程度。なので1.3万円盛る意味は皆無な上、自作しないパソコン詳しくない人が迷うだけ。

サイコム(1)

Ryzen Threadripper 3960X/3970X搭載デュアル水冷PC - ITmedia
https://www.itmedia.co.jp/pcuser/articles/1911/30/news008.html

Hydro_TRX40_Extreme.jpg

価格が40~50万円で自己満足の世界へ行ける構成。

Threadripper 3960Xの価格コム最安は税込18万、3970Xは25万円くらい。差額7万円程度がなぜ10万円差になるのかは標準構成時のグラボが違い、40万円はGT 1030、50万円の方はRTX 2070なため。

どうしてGT 1030なのかわかる人向け。

 

マウスと工房の一部ノートのバッテリがリコール

独断と偏見で勝手に評価。

  • 用途次第で大アリ・・・PC工房フォトグラメトリー
  • 納得の構成・・・ツクモのノートPC全部
  • ワケガワカラナイヨ・・フロンティア全部

なぜよくわかっていないながらも用途次第~かはここ。

CG・映像専門メディア「CGWORLD」と共同開発した。

専門企業のお墨付きがあるならば、20万円くらいでも3D写真つなぎ画像制作には支障ない、もしくは充分な性能なのだろうと考えた。

ツクモのノートはどれもバランスが良く、最近メモリが暴落しているためか最安モデルの4GBを+3千円で8GBにできる点も評価すべきところ。実店舗での声や2chなどをマメに見ているのだろうと予想。

売り方の上手さとしてマウス、その対極にあるメーカーがフロンティア。提案が下手な以外にパソコンにまで詳しくないとなると残るはコスパ、も良いとは言い切れない、なぜ出したのか不明な製品群な印象しか持てず。

今回のオマケは割と重要なお知らせ。

対象製品は2013年9月~2016年8月の期間に製造されたマウスコンピューター製ノートPC、および2012年12月~2016年2月の期間に製造されたユニットコム製ノートPC。

source:ノートPCをリコール。バッテリ発火のおそれ - PC Watch

工房公式より対象機種。

15P5xxx、15P3xxx、LNB/8-S5xxx、CL6U2シリーズ

型番で覚えている人は少なそうなので別の見方で行くと、2012年末から2016年で脳内検索とWikipediaカンニング。

Windowsは7~8で10が出て1年くらいまで頃、Core iシリーズ第3~6世代(Ivy Bridge~Skylake)、直球のAtomや隠れAtom系クソ性能Celeronが跳梁跋扈していた頃。

というわけで現物あるならバッテリの型番見た方が早そう。

w550_support2.jpg

私が嫁入させたノートもアウトか?と思えば記録がござった。

「Lesance NB 7HP-P3538-SP」は当時29,800円

(中略)発売は2012年12月頃なので2年くらい昔の機種。

source:激安で低性能なCeleronノートのパワーアップを試行

残念ながらセーフ。リコールとか対象になったことがないので一度体験してみたかったとか不謹慎はスルーし、よくわからないならとりあえずバッテリ外しておきましょう。過放電しない程度に。または充電を70~80%で止めるようフリーソフトなどで設定するか。

ここでふと思った。なぜPCメーカーはバッテリ内蔵にこだわるのか。

バッテリ非搭載ノートとかあれども良いのでは無いか、むしろ低価格+軽量化できるので中途半端に実働3時間などのバッテリは無い方が良いのでは。

今月のオススメBTOパソコン

リンク用ソース

コメント(2)

>バッテリ非搭載ノート

モバイルPCでバッテリーレスってあったよなと思って調べてみたら、その昔、Compaq Portableと言うPCがあった。
そこまで古くなくても、PC-9801Tシリーズというのがあったが、重くて遅くて高いという三重苦で流行らなかった。
もう少し時代が下ると、AC電源のみ対応の大型のノートPCがあったが、メーカー名とか忘れてしまったので、詳細は不明。
もっと新しいのはないのかと思ったら、こんなのが↓
https://pc.watch.impress.co.jp/docs/biz/1118301.html
『ドスパラ、バッテリ非搭載の10.1型Windows 10タブレット』
壁に固定されたり、機器に組み込みなど、常時給電で取り外さない用途ならバッテリ不要ということらしいです。

>家電量販店で型落ちPCが安くなるタイミング
15万円が10万円とかザラにありますから、良さ気なスペックのPCはたまにチェックしておくと良いモノが安く買えるやも。ただし90%はノートPCですが。

>インテルが8コア/16スレのところAMDならば1万円差で16コア/32スレ
ほか大きな違いはメモリくらいですかね。

AMD:16GB×2(DDR4-3200。光らない。空きスロット2)
intel:8GB×4(DDR4-2666。光る。空きスロット0)

なお両CPUのゲーム性能はあまり変わらない模様。3950Xは最大クロックが4.70GHz、9900KSは5.00GHzですから、4コアくらいでまかなえる程度の負荷なら9900KSの方が強いやも。

マイナビニュース|「Ryzen 9 3950X」と「Core i9-9900KS」搭載PC対決! (3)
https://news.mynavi.jp/kikaku/20191223-939107/3

>第3世代Threadripper
3960Xが18万円、3970Xが25万円とかセレブな価格ですが、intelで24コアなら45万円くらいですから安いと思えないことも無いです。単に多コアが欲しいなら前世代の「Ryzen Threadripper 2970WX」や「Ryzen Threadripper 2990WX」も多少はオススメ。

価格.com|AMD Ryzen Threadripper 2990WX BOX(32コア64スレ)
https://kakaku.com/item/K0001079117/?lid=pc_ksearch_kakakuitem
価格:183,130円

価格.com|AMD Ryzen Threadripper 2970WX BOX(24コア48スレ)
https://kakaku.com/item/K0001079494/?lid=pc_ksearch_kakakuitem
価格:76,978円

>フロンティア:重量942gの14型ノート
ACアダプタの重量も 201g に抑えた点も合わせて、なかなかモバイルに挑戦的ですから頑張っている感が見えて好きです。私は2.5kgまではモバイル可な派閥のため、買う気はありませんけれど。

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BTOパソコンメーカー比較

マウスコンピューター

高性能: ★★★★ 保証: ★★★

コスパ: ★★★★★ 安定: ★★★

初心者: ★★★★★

令和時代の鉄板スタンダードなPC初心者向けメーカー。標準構成のバランス感覚が突出しており、私でさえケチを付けることが滅多にできない。性能の下から上まで幅広く実用的。

パソコン工房

高性能: ★★★★ 保証: ★★

コスパ: ★★★★★ 安定: ★★

初心者: ★★★★

性能とパーツの相場がある程度わかる人なら標準構成が多いのでコスパ重視で選びやすい。同じに見える同じ価格でも仕様の違いがどうなのか判る人には最適。

ドスパラ

高性能: ★★★★ 保証: ☆☆

コスパ: ★★★☆☆ 安定: ★★

初心者: ★★★★

昔はドスパラ=BTOだったけれど最近は普通のパソコンに力を入れておらず、2018-2019年の偽インテルチップ中華SSDの件が未解決なので信用問題的に何とも言えない。

DELL

高性能: ★★★☆☆ 保証: ★★

コスパ: ★★☆☆☆ 安定: ☆☆

初心者: ☆☆☆☆

10年以上前まではDELL=初心者向けの安いパソコン、それはもう通用しておりません。クーポン適用後が適正価格だと見抜けるパソコン詳しい人向け、または大人買いで割安になる法人向け。

日本HP

高性能: ★★★☆☆ 保証: ★★

コスパ: ★★★☆☆ 安定: ★★

初心者: ★★★☆☆

コスパと性能以外にも見た目も重視したいならHPのノートも選択肢としてアリ。自社製造状態なのでBTO=ダサい印象は払拭されるかと。デスクトップは法人用、ゲーミングは海外向け。

FRONTIER

高性能: ★★☆☆☆ 保証: ☆☆☆

コスパ: ★★★☆☆ 安定: ☆☆☆

初心者: ★★★☆☆

フロンティア神代の解散後、現所長のパワハラがひどいとタレコミが複数あり、私から内情を運営会社へ伝えると逆ギレされて私を訴えるぞと謎すぎる返しがあり困惑中。

サイコム

高性能: ★★★★★ 保証: ★★★

コスパ: ★★★☆☆ 安定: ★★★

初心者: ☆☆☆☆☆

PC自作しない中~上級者向け、昔ながらの2chおっさん御用達な鉄板メーカー。動かない構成でも購入できるので初心者にはおすすめ不能。量産系BTOのようにコスパ悪くならないのでサイコムだけは自由なカスタマイズを激しくおすすめ。

※並びはBTOメーカーの知名度の順(暫定)で、大小関わらず信用できない要素があるメーカーは未掲載。

勝手に評価シリーズ

結果として宣伝になっていますが依頼されたわけでは無く、依頼されてもやりません。

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BTOパソコンの元修理担当。ハードウェアに超詳しいワケではありませんが、どうしたら故障するのか何となく解るので壊れにくいパソコンを紹介します。