イロモノPCばかりなBTO PC新製品(2019年5月上旬)

2019年5月22日

最近発売のBTOパソコン5月上旬分。

10連休が装填されたためか新製品が少ないどころか変なモノばかりで揃ってしまった5月の上半期新製品。どれも買う人を選びすぎるであろう特徴的なパソコンまみれなのでネタとして楽しむ回。

適当に見て参りましょう。

最近発売のBTOパソコン(2019年5月上旬)

5メーカー7記事分。画像は特徴的なモノや意味のある部分だけ。

パソコン工房

TITAN RTXを搭載したクリエイター向けPC - PC Watch
https://pc.watch.impress.co.jp/docs/news/1184567.html

作ってみた系と思われる、Titan RTXを搭載して62万円。

そこからCPUの予算を+20万円くらいやらかせば+100万円の162万円になるという、さすがにそれは盛りすぎだろうとセルフ脳内ツッコミを入れつつ販売ページへ行くと、リリース文がおかしいと判明。

TITAN RTX 24GB GDDR6 ×3

CPUで+20万、Titan RTXは日本で32万、x2おかわりでここまでで+84万円。メモリが+32GBで2万としても+86万円。

差額14万円は保守(修理用)在庫引当金なのだろうか。 

Kaby Lake-G搭載NUCを採用したPCなど - PC Watch
https://pc.watch.impress.co.jp/docs/news/1185142.html

LEVEL-IN7N-i7-VHX

インテルのNUC、しかもこの形はアレかなと思い調べたところソレ。 

※LEVEL∞ I-Class出荷時は、スカル(ドクロ)マークの発光をしないよう設定しております。

source:小型ゲーミングPC「NUC8i7HVK」 | パソコン工房 NEXMAG

どれかはコレ。

BOXNUC8I7HNK

source:価格.com - インテル BOXNUC8I7HNK

海外ではこのセンスがバカウケするのだろうか。

NUCのベアボーン状態時の価格は私がこれを書いている現在最安9.4万円くらいの税込。パソコン工房の完成品状態は税込で約15.1万円くらい。

差額5.7万円の内訳はこれら。

  • Windows 10 Home 64ビット [DSP版]
  • DDR4-2400 S.O.DIMM (PC4-19200) 8GB(4GB×2)
  • 250GB [Samsung 970 EVO] NVMe対応 M.2 SSD
  • Radeon RX Vega M GL graphics コンパクトタイプ

上から、1.3万、0.9万、0.9万、不明、なのでこのグラボに2万円の価値があると思うならばアリかも知れないと言いたいけれど引っ掛け問題であり、このRadeon RX Vega M GLというシロモノはSoC(CPUと同じ基板に溶接された一体型)なので価格コム最安基準ならば2万盛られております。

パソコン工房NEXMAGのレビューによるとGTX 1050 Tiと良い勝負、PassMark見て来るとGTX 950と760の間、1050よりは上のスコア。

という説明を読み、1050よりは上なのかと思ったなら少々お待ちあれ。このNUC、元が10万円クラスとクソ高いのでコスパ考えるならナシ。

マウスコンピューター

一回り小さい15.6型ゲーミングノートがG-Tuneから - AKIBA PC Hotline!
https://akiba-pc.watch.impress.co.jp/docs/news/news/1184974.html

NEXTGEAR-NOTE-i5570SA1

一回り小さいと聞いて前回の新製品特集でやったパソコン工房のノートを思い出したけれど、あちらは16.1型。

狭額縁設計を採用することで、従来の15.6型のフットプリントで画面サイズを拡大した。

source:ユニットコム、RTX 2070搭載の16.1型ノート - PC Watch

話を戻し、CPUはCore i7-8750H、メモリ16GBの共通で2機種。

下位(略)はGeForce RTX 2060・256GB NVMe SSDを、上位の(略)はGeForce RTX 2070・256GB NVMe SSD + 1TB HDDを搭載

税別19万と21万は妥当な価格設定。

個人的にはキーボードのキーが薄い時点でゲーミングノートとしては認めないものの、パッドで遊び倒すゲーマーならば関係ないか。

マウスもそうだけれどもパソコン工房、日本HP、DELLも、そしてBTOではないけれどMSIもゲーミングノートに注力しまくりなのでノートゲーマーも今後増えて行くのでしょう。

しかしHPとDELL、MSIは解る、市場が世界なのだから。マウスと工房は国内ゲーマーが相手な上、あれほどeスポーツに力入れまくるドスパラがあまりノート出さない点も気になる。本当にノートでゲーム、来るのか。 

デスクトップ版i7/i5搭載16.1型ゲーミングノート - AKIBA PC Hotline!
https://akiba-pc.watch.impress.co.jp/docs/news/news/1183485.html

BC-15GNI84M2H1R26-184

もう1つもノートPCでゲーム用。

16.1型と来たからには今度こそパソコン工房と同じベアボーン(ガワ)か?と思いきや、電源ボタンのレイアウトが違う時点で別モノと判明。製造元が同じ、おそらくCLEVOなので似た設計のノートが出るのだろうと推測。

こちらもキーボードが薄い、しかし完全にアイソレーションと思えない厚みがあるように見えますな。

グラボは共通してRTX 2060、メモリ16GB。

下位(略)はCore i5-8400・256GB SSD + 1TB HDD、上位(略)はCore i7-8700・512GB SSD + 1TB HDDを搭載

何とデスクトップ用CPUを採用。何に驚いているかはデスクトップ用だからではなく、i7-8700とか搭載しつつも本体の薄さが凄いと感じたため。

こちらも価格は19万と21万。1つ前の15.6型との大きな違いはCPUの性能、だけではなくCPUの価格、ということはCPUのコスパが良いとして液晶が144Hzと少々豪華になっているのか。

マウスのこれら4機種でコスパ寄りなら16.1型の安い方おすすめ。

日本HP

世界初を謳う2画面ゲーミングノート - PC Watch
https://pc.watch.impress.co.jp/docs/news/1184599.html#01_l.jpg

OMEN-X-2S

外資系メーカーはHPにしてもレノボにしてもチャレンジャーすぎるパソコンを出しまくる傾向があり、その小さな画面はどう使うのだろう?と探してみると動画があった。最初からいきなり音デカめ注意。

ミニモニタ使用は5分30秒辺りから。

動画見ない人用に説明すると、メインの画面の一部を切り取りサブ画面へ映し出すという、それ何の意味があるのか、手元見る理由を問い詰めたくなる設計。

コンセプトモデルというやつなのかと思ったものの、どういうコンセプトなのかさっぱりわからない。そして日本で発売されるとは言っていない。

本気で意味不明なので改めてPC Watch読むと本来の使い方が書かれておりました。動画の使い方も間違ってはいないとしても、本当はこちらでしょう。

WeChat/WhatsApp/Discordなどのチャットアプリを使ったり、Spotify/Twitch/YouTubeといったストリーミングサービスを楽しむことができる

スマホでやれ、とも言えるけれど、オンラインゲームはそのゲームを通して音声チャットしたりもありえるため、スマホではない方が良い、のかも知れない。

Core i9-9880H + RTX 2070 Max-Qで2,000ドルならまあ普通か。

DELL

1時間で80%充電可能なビジネス向けノートPC 5製品 - PC Watch
https://pc.watch.impress.co.jp/docs/news/1183270.html

DELLは価格も仕様もカオスすぎてマジメに見ると疲れるので気になるなら自己責任で行ってもらうとして。

1時間で80%充電可能。一見すると凄い気がしないでもないけれど、用途や状況としてそれほど80%/1hが重要なのか考えると特徴と言えるか謎すぎる謳い方。

私が普段使いしている富士通の13.3型ノートは1時間で55%くらい充電可能、これで特に困っていない。朝8時から13時までで35%前後まで減り、1時間充電して90%少々まで復活して21時過ぎにバッテリ切れるくらい。

という使い方はまれで、コンセントない場所で丸1日モバイルする機会は年に数回あるかどうか。自分の使い方を思い返したり想像してウリ文句の価値を考えましょう的なタイトルだと感じた。

ツクモ

RTX 2080 Tiを4枚使ったワークステーション - AKIBA PC Hotline!
https://akiba-pc.watch.impress.co.jp/docs/news/news/1183473.html

200万PC

時々ヤケクソになるツクモのお家芸、作ってみた系でしょうな。

仮にCPUが25万としてRTX 2080 Tiが4枚80万円で100万円とし、その他一式を10万とすると120万は行かないと思うのだけれども、200万円は売れては困る的な価格設定なのか、私が理解できていないセッティングに金かかるのか。

もしかしてコスパ重視な人向けのTesla代用品として狙って出したのならば上手いけれどNVIDIAに怒られないか。

 

まとめとおまけ

独断と偏見で勝手に評価。

  • 用途次第で大アリ・・・パソコン工房のNUC
  • 納得の構成・・・なし
  • ワケガワカラナイヨ・・・日本HPの2画面ノート

なぜNUCが大アリかは、上で「コスパ考えるならナシ」と書いた通り考えないならアリだと思うため。金持ちがテレビの裏に置いてリビングでゲームするなら存在しても良いかとして。

HPのノートは価値がわからないだけで、実際にゲーマーが使用してみると2画面最高になるのかも知れませんな。もしそうなら日本でも発売されつつ、数年後に後継が出るはず。出ないと思う。

今回のオマケはこちら。

歴代AMD CPUがずらり。創立50周年記念イベント開催 - PC Watch
https://pc.watch.impress.co.jp/docs/news/1182887.html

Am386

50周年ならば1969年設立。そこまで古い会社とは知らなかった。

しかも上の画像、1991年~となっている386シリーズの386と言えばインテル386と同じ世代だろうからPC-8801とかの時代。そんな頃からAMDのCPUがあるとも知らなかった。

なぜ知らないかは簡単、BTOとか自作PC知るまではパソコン=NECとか富士通な認識しかなかったのでCPUがどこ製とか気にしたことがなかったため。

そう考えると、今でも普通の人はパソコン=NECとかLavieという認識だろうから、いくらCMでインテル入ってるしても「何それ?」で終わりそうな気がしないでもない。

しかし見方を変えると、NECなどがテレビでインテルロゴを使えば、インテルロゴのない、言い換えるとAMDロゴの入ったパソコンは何か違う印象、コレジャナイ感あるのかも知れませんな。

今月のオススメBTOパソコン

リンク用ソース

コメント(2)

イイ物とイロ物は、似て非なるものということで。

>TITAN RTXを搭載したクリエイター向けPC
162万の方は150万×1.08で162万。×1.10だと165万ですから差額はデカいと思うものの、100万超えのPCで3万の上下なんぞさして気にならないことも確か。消費増税前にPCを買おうキャンペーンはさして盛り上がらないに票を投じます。

>一回り小さい15.6型ゲーミングノートがG-Tuneから
驚くのはACアダプタの出力が180Wの割に、バッテリ動作時間が「7時間」と長い点ですかね。もちろんJEITA2.0で計測。4Kとか無理せずフルHDとし、そのぶん他パーツへ注力&価格を抑えた点は良し。

地味ですけれど、本体背面に「HDMI、miniDP、USB-C」に加えて「有線LAN」と「電源口」まで揃えたデザインは理に適っていますね。有線のマウスを繋いでも、他のケーブルは本体背面から伸びるため、特に太いケーブルが干渉しません。

>デスクトップ版i7/i5搭載16.1型ゲーミングノート
バッテリ駆動時間は驚きの8.2時間。

ところでビックカメラとかコジマとかの販売ページを見ると、画面サイズはどこも「15.6型」と表記していますが、本当に16.1型なのですかねこのノート。本当だとしたらネットショップの多くが誤表記に。

ビックカメラ.com|BC-15GNI84M2H1R26-184 [15.6型 /intel Core i5]
https://www.biccamera.com/bc/item/6540829/

コジマネット|BC-15GNI84M2H1R26-184 [15.6型 /intel Core i5]
https://www.kojima.net/ec/disp/CSfGoodsPage_001.jsp?GOODS_STK_NO=4192047

ビックカメラ.com|BC-15GNI87M5H1R26-184 [15.6型 /intel Core i7]
https://www.biccamera.com/bc/item/6540830/

ソフマップ|BC-15GNI87M5H1R26-184 [Core i7・15.6インチ]
https://www.sofmap.com/product_detail.aspx?sku=19123411&gid=GA01020508

>2画面ゲーミングノート
動画を流し見しながら事務作業をやりたい時は便利そう。安く上げるならPCを無線ルータ化&中古のスマホで問題ないでしょうが。

>1時間で80%充電可能なビジネス向けノート
私なら「緊急時は単3電池1本で5~15分の動作が可能(電池スロットは2本あり個別に入れ替え可能)」の方が嬉しい。

>50周年ならば1969年設立。そこまで古い会社とは知らなかった。
インテル50周年 Archives | インテル ニュースルーム
https://newsroom.intel.co.jp/tag/%E3%82%A4%E3%83%B3%E3%83%86%E3%83%AB50%E5%91%A8%E5%B9%B4/
ちなみにインテルは去年50周年を迎えたので1968年設立ですよw

コメントする ※要ユーザ登録&ログイン

BTOパソコンメーカー比較

マウスコンピューター

高性能: ★★★★ 保証: ★★★

コスパ: ★★★★★ 安定: ★★★

初心者: ★★★★★

令和時代の鉄板スタンダードなPC初心者向けメーカー。標準構成のバランス感覚が突出しており、私でさえケチを付けることが滅多にできない。性能の下から上まで幅広く実用的。

パソコン工房

高性能: ★★★★ 保証: ★★

コスパ: ★★★★★ 安定: ★★

初心者: ★★★★

性能とパーツの相場がある程度わかる人なら標準構成が多いのでコスパ重視で選びやすい。同じに見える同じ価格でも仕様の違いがどうなのか判る人には最適。

ドスパラ

高性能: ★★★★ 保証: ☆☆

コスパ: ★★★☆☆ 安定: ★★

初心者: ★★★★

昔はドスパラ=BTOだったけれど最近は普通のパソコンに力を入れておらず、2018-2019年の偽インテルチップ中華SSDの件が未解決なので信用問題的に何とも言えない。

DELL

高性能: ★★★☆☆ 保証: ★★

コスパ: ★★☆☆☆ 安定: ☆☆

初心者: ☆☆☆☆

10年以上前まではDELL=初心者向けの安いパソコン、それはもう通用しておりません。クーポン適用後が適正価格だと見抜けるパソコン詳しい人向け、または大人買いで割安になる法人向け。

日本HP

高性能: ★★★☆☆ 保証: ★★

コスパ: ★★★☆☆ 安定: ★★

初心者: ★★★☆☆

コスパと性能以外にも見た目も重視したいならHPのノートも選択肢としてアリ。自社製造状態なのでBTO=ダサい印象は払拭されるかと。デスクトップは法人用、ゲーミングは海外向け。

TSUKUMO

高性能: ★★★★★ 保証: ☆☆

コスパ: ★★★★ 安定: ☆☆

初心者: ☆☆☆☆

昔のマニアックな感は無くなり家電通販のような普通のパソコン屋に。機種が少なく特徴的な少数精鋭状態なので選べる人を選ぶが、それにしても選びにくい。

FRONTIER

高性能: ★★☆☆☆ 保証: ☆☆☆

コスパ: ★★★☆☆ 安定: ☆☆☆

初心者: ★★★☆☆

フロンティア神代の解散後、現所長のパワハラがひどいとタレコミが複数あり、私から内情を運営会社へ伝えると逆ギレされて私を訴えるぞと謎すぎる返しがあり困惑中。

サイコム

高性能: ★★★★★ 保証: ★★★

コスパ: ★★★☆☆ 安定: ★★★

初心者: ☆☆☆☆☆

PC自作しない中~上級者向け、昔ながらの2chおっさん御用達な鉄板メーカー。動かない構成でも購入できるので初心者にはおすすめ不能。量産系BTOのようにコスパ悪くならないのでサイコムだけは自由なカスタマイズを激しくおすすめ。

※並びはBTOメーカーの知名度の順(暫定)で、大小関わらず信用できない要素があるメーカーは未掲載。

勝手に評価シリーズ

結果として宣伝になっていますが依頼されたわけでは無く、依頼されてもやりません。

データ復旧のIUECを勝手に評価
あなたの街の~を勝手に評価
格安SIMなb-mobileを勝手に評価
格安SIMなLinksMateを勝手に評価

カテゴリと更新通知

mouse

プロフィール

ヒツジ先輩

書いてる人:

BTOパソコンの元修理担当。ハードウェアに超詳しいワケではありませんが、どうしたら故障するのか何となく解るので壊れにくいパソコンを紹介します。