各社RTXに注力気味なBTO PC新製品(2019年1月下)

2019年2月 7日

最近発売のBTOパソコン1月下旬分。

グラボの成長が一時停止した、または本当にその壁を超えることができるのか?と思える機種がNVIDIAのGeForce RTXシリーズであり、現実として素直に受け入れている人は多くなさそうで時間停止感がひどい。

適当に見て参りましょう。

最近発売のBTOパソコン(2019年1月下旬)

4メーカー5記事分。画像は特徴的なモノや意味のある部分だけ。 

パソコン工房

TITAN RTX搭載のハイエンドPC - PC Watch
https://pc.watch.impress.co.jp/docs/news/1165104.html

LEVEL-G03A-i9K-ZYVI

税込で約57万円、別にすると529,980円という、ちょっとしたエンジン付きの乗り物が買えてしまう価格。

という置き換えは以前の当サイトでの表現として、現在は大人の趣味の道具に60万円程度は普通と思い始めたマジキチ感覚がございます。

タイタン言いたかっただけちゃわなさそうな辺りも自分に似ている感覚さえあるものの、CPUが7万円くらいするCore i9-9900Kとか盛るところは量産系BTOメーカーらしいバランス感覚。

ながらメモリは控えめと言えそうな16GB、SSDもM.2ながらやはり控えめな気がする512GB、HDDもあるけれど2TBが1つという、2TBの在庫が余っているのか?と疑えてしまえる全体的な控えめ感。

GTXならばTitan載せもありかと思うものの、RTXなタイタンはグラボ単体の時点で米Amazon価格2,500ドル、110円/米ドル換算で27万円級はどうなのか。というのがレイトレーシング代として見合う高額さなのか疑問。

パソコン工房の構成以前にRTXに対してそこまで金出す価値あるのか疑問すぎる、性能はRTX 2080 Tiの+10%くらいと何かの記事で見た記憶がございます。

1千万円の自動車にミサイル発射装置付けて1,500万円はアリなのか?的な問題のような気がするけれどロマンを感じるなら好きにどうぞ。

SSD+HDD構成も選べる14型ノートPC - PC Watch
https://pc.watch.impress.co.jp/docs/news/1165348.html

STYLE-14FH055-i3-UHEX

各社こういうの必ず1機種は販売し続けるべき見本のようなノート。

Core i3-8145U(2コア/2.1GHz、ビデオ機能内蔵)、メモリ4GB、240GB M.2 SATA SSD、14型非光沢フルHD液晶、IEEE 802.11ac対応無線LAN、Bluetooth 5.0、OSにWindows 10 Homeなどを搭載し、86,378円から。

何がどう良いのかバラして解説。

  • CPU:TDP15Wの省電力な割に2.1-3.9GHzの2コア/4スレ
  • メモリ:全体のバランスや価格、用途として4GBあればOK
  • SSD:クラウド時代な今、普通の人は240GBもあれば余る
  • モニタ:14型は大きすぎず小さすぎず画面の非光沢も好印象
  • 無線:ac対応は現状のやや最新、Bluetooth 5.0は多分最新
  • OS:どうでも良い
  • 価格:税別8万円切り(79,980円)言いたかっただけOK

私の周囲で「ノートパソコン買いたい」という人が居たならば、とりあえずこれで良いと思うほど平凡な組み合わせ。

だがそれがいいというやつでもあり、ケチの付け所がWindows 10以外に無い、けれど2chなどのハイスペックでラリるおじさんは「ハイスペックでラリれ」なのだろうか。

先手、私。覆しておきましょう。

  • CPU:普通の人の用途ならCore i3とi5もi7の違い体感不能
  • メモリ:4GBで足りないことをこのバランスのPCでしない
  • SSD:TBクラスのHDD搭載はPC変態か録画マニアくらい
  • モニタ:Windows 10なら14型フルHDでも問題ないはず
  • 無線:何も言えないほどの現状としてフルスペック状態
  • OS:どうでも良い
  • 価格:これらで税別79,980円は妥当

デスクトップPC基準では、アレが足りないコレもダメだろうとツッコミどころはあるだろうけれども、ノートPC基準ならば「グラボで何するの?」「メモリ8GBとか何に使うの?」「Core i7にしても差がわからない」になるはず。

ただ、パソコン工房にしては少々高めな点が気になるので決算セールとか言い訳をぶち込んで税込8万円切りに抑えてほしいと思った。

ドスパラ

RTX 2060/2070を搭載したゲーミングノート3機種を発売 - ITmedia
http://www.itmedia.co.jp/pcuser/articles/1901/30/news087.html

dospara-gaming-2060-2070

中途半端に性能を盛りましたな。

標準構成価格はGALLERIA GCF2060RGFが19万5980円、同 GCF2070RGF/GCF2070NFが22万9980円だ(税別)。

税込すると21.6万円くらいと24.8万円くらい。

ここが3回読めども理解不能。おそらく「スコア」が誤字。

グラフィックスコアはGALLERIA GCF2060RGFがGeForce RTX 2060を、同 GCF2070RGF/GCF2070NFはGeForce RTX 2070を標準装備した。

RTX搭載ノートはベンチマークでのデスクトップ版のグラボとの性能差が不明ながら、同じレベルだとしてもデスクトップ版でさえ中途半端すぎると言われる2060採用はどうなのか。

しかも税別でさえ20万円をわずかに切れる、そのようなギャンブル購入に付き合える男気ある人なら良いのかも知れないものの、RTXな2060は非常に引っかかりすぎて見なかったことにしたかったレベル。

いくらNVIDIAがMax-QデザインをRTXでやり始めたとしても、PCメーカーとして日本国内で本気で売るつもりならば、それに乗るべきではなかったのでは?としか。

要するに売れなくて困ると推測が余裕。

フロンティア

FRONTIER、Athlon 200GE搭載の省スペースPC - PC Watch
https://pc.watch.impress.co.jp/docs/news/1166468.html

frontier-amd-2000ge

うっかり載せてしまった、製品以前にフロンティア(インバースネット)は稀に見るブラック企業だと何かの記事で見たので何を売ろうとも当サイトでは今後まともに製品を評価できない。

一応感想文すると、税込4.8万円でこれならば中古PCで良いのでは。

最小構成は、メモリ4GB、500GB HDD、AMD A320チップセット、OSにWindows 10 Home

まともな企業がこの構成で出すならばまあ妥当。

しかしフロンティアはコールはセンターと言えるか微妙な担当者1人+留守番電話らしく、月末が近付くと修理担当者が生産部署へ回されて修理できなくと何かで知ったので、製品どうこうの話ではござらないと思う。

どうしてもフロンティア製品が良いとして購入したなら、修理依頼は月初~中旬を推奨。サポートはメールをおすすめというか、電話はガチで病む人が続出らしいので電話対応には期待せずというか電話してあげないで欲しい。

サイコム

計7機種で独自水冷化済GeForce RTX 2080 Ti選択可能 - ITmedia
http://www.itmedia.co.jp/pcuser/articles/1901/23/news102.html

sycom-liquid-cool-2019-01

さすがサイコム、ここでコンシューマ向け最上位に近い2080 Tiを水冷。

おそらく間違いなく正解なのだけれども、上で書いたドスパラノートしかり、RTXシリーズのレイトレーシングが早すぎて腐っている印象しかないわけで、1~2歩引いて見てしまう私が私。

しかしサイコム贔屓(びいき)な私に言わせると、サイコムはこうでなくては感があり納得。いや、納得は正直ムリ。サイコムというブランドの問題ではなくRTXシリーズの方に問題があるのだから。

というすり替えにご納得したと思い込みつつ続ける。

冗談を抜くと、サイコムというブランド(メーカー)は量産系BTOと自作代行系BTOの中間や隙間に位置し続ける特異なPCメーカーであり、個人的な思い入れ以上にパソコンに対してもユーザの需要に対しても真剣に考えている企業だと感じ続けること10年以上。

多分、社長もしくは経営または運営責任者らの感覚が当サイトのような常に鮮度の高さを求める知識を持っているのだと思えば、来年以降も生き残り続ける最有力候補のBTOメーカーだと感じる。

自作PCやる知識ある人で自作するつもり無いならサイコムは必見なほど何かと上手い。自作しない人には何のことかわからないと思うのでマウスとかパソコン工房を推奨。

パソコンなぞ中身は同じ。だがしかしで、PCケースの中に自作並のロマンがあるのがサイコムであり、そういうのはもう流行っていないので、サイコムや私の言い分が理解できる人向け。

 

まとめ

独断と偏見で勝手に評価。

  • 用途次第で大アリ・・・サイコム
  • 納得の構成・・・パソコン工房の14型ノート
  • ワケガワカラナイヨ・・・フロンティアの経営姿勢

個人的にワケガワカラナイ系なやつが、成人式報道で黒歴史待った無しな恥さらしコスチュームでテレビに出てしまう成人キッズら。それをあえてサイコムに当てはめると、これで良いと確信しているならば逆にかっこいい。

それがサイコムのRTX水冷化という、個人的には「アホかな?」としか思えない構成ながら、今が良ければそれで良いとするとアリなのかと。趣味やバカやる時の散財は本当にバカな判断なのか実は粋(かっこいい)なのかの違い。

今回の「これ」と思わざる得なかったノートはパソコン工房。

世間一般的にはこの価格帯、性能、容量、総じてコスパのバランス取れた「ノートパソコンどれがおすすめ?」と購入相談された時にサラリと片付き申す仕様は「これもおすすめかも」と言える候補は答える人間として助かる、ぜひ定番化して欲しいバランス感覚の素晴らしさ。

フロンティア製品は買うと従業員の皆さんが病んでしまいそうなため、人として買ってあげない方がよろしいでしょう。

今月のオススメBTOパソコン

リンク用ソース

コメント(2)

>TITAN RTX搭載のハイエンドPC
50万円オーバーのPCにしては、キーボードとマウスがひたすら安っぽいですね。じっさい安いのでしょうが。ケースが角ばっていてスッキリしたデザインなのですから、できればモニタとキーボードも角ばったデザインのモデルを採用した方が、この広告を見かけた時の印象が良くなるはず。

>SSD+HDD構成も選べる14型ノートPC
白と黒のコントラストが良い感じのノートですね。Enter左の 「」_ キーが横長で妙なデザインですけれど、配列がおかしい訳では無いため慣れれば問題ないはず。

>モニタ:Windows 10なら14型フルHDでも問題ないはず
ちなみにDPIを100%から引き上げた場合、MS ExcelなりWordなりページサイズが狂う場合があるため注意。特に「画像を貼り付けている」「結合したセルを罫線で囲っている」「16pt以上くらい大きめなフォントを使っている」あたりの条件が揃っていると、DPI100%の環境では文字化けレベルにズレます。

>おそらく「スコア」が誤字。
それ「グラフィック スコア」ではなく「グラフィックス コア」では。「Graphic」ではなく「Graphics」の方。

とはいえ「Graphics Core」ってほとんど聞かない表現ですが。

>サイコム
ニュースリリースの内容が「グラフィックスカードの水冷化を実現したと発表、デュアル水冷デスクトップPC計7機種のBTOオプションに追加した」はさすがサイコム。新パーツが出たからといって、新PCを発売する必要は無いという潔さ。

>趣味やバカやる時の散財
最近の散財で筆頭は「番傘を購入」ですかね。5万くらい使いました。

>各社こういうの必ず1機種は販売し続けるべき見本のようなノート。
BTOパソコン.jp推奨おすすめノート(2019年2月号) - BTOパソコン.jp
https://btopc.jp/recommend/2019-02-laptop.html
今月の推奨ノートPCのだいたい何でもできる実用的本命機として挙げていた機種と何が違うのか比べてみたら、CPUと液晶とBluetoothが違いますねw
CPU
推奨ノートPC…Core i3-8130U (2.2-3.4GHz/2コア/4スレッド/4MBキャッシュ/TDP15W)
新製品…Core i3-8145U (2.1-3.9GHz/2コア/4スレッド/4MBキャッシュ/TDP15W)
液晶
推奨ノートPC…15.6型 HD(1366×768ドット)対応非光沢カラー液晶
新製品…14型非光沢フルHD液晶
Bluetooth
推奨ノートPC…4.2
新製品…5.0

iiyama STYLE-15FH059-i3-UHEX [Windows 10 Home] | パソコン工房【公式通販】
https://www.pc-koubou.jp/products/detail.php?product_id=665239
ちなみに15.6型もありますよw

コメントする ※要ユーザ登録&ログイン

BTOパソコンメーカー比較

パソコン工房

高性能: ★★★★ 長保証: ★★

コスパ: ★★★★★ 安保証: ★★

部品選: ★★★☆☆

初心者や実用重視のPCユーザー向け。デスクトップ以外にノートも多数有り価格と性能のバランスが良く選びやすい。全国に実店舗が多数有るBTO PCメーカー。

マウスコンピューター

高性能: ★★★★★ 長保証: ★★

コスパ: ★★★★ 安保証: ★★

部品選: ★★★☆☆

パソコン工房と同様に機種が多くノートの取扱も有りゲーム用やクリエイター向けPCも有り。送料が比較的高額なので総額注意。知名度は国内トップクラス。

ドスパラ

高性能: ★★★★★ 長保証: ★★

コスパ: ★★★★ 安保証: ☆☆

部品選: ★★★☆☆

デスクトップPCならパソコン工房とマウス以外にドスパラも見る価値有り。秋葉原に本拠地を構える昔ながらのBTOパソコンメーカーで知名度はマウス並に高い。

DELL

高性能: ★★★☆☆ 長保証: ★★

コスパ: ★★☆☆☆ 安保証: ☆☆

部品選: ☆☆☆☆

2011年頃から安く無くDELLを選択肢に入れる理由が薄く回線抱き合わせ販売の価格がまぎらわしい。ゲームPCのAlienwareは見た目重視コスパ最悪なので要注意。

日本HP

高性能: ★★★★ 長保証: ★★

コスパ: ★★★☆☆ 安保証: ★★

部品選: ☆☆☆☆

高性能ノート以外は見る価値が薄く高額なLenovoという感じ。早々にWindows 7を捨て8に切り替えたので7が必要なら行っても無駄。2012年後半から迷走中。

TSUKUMO

高性能: ★★★★ 長保証: ★★

コスパ: ★★☆☆☆ 安保証: ★★

部品選: ★★☆☆☆

ヤマダ電機による買収後はマニアックな感は無くなり家電通販のような普通のパソコン屋に。BTO PCは機種が少なくやや割高。ツクモファンなら選択肢へ。

FRONTIER

高性能: ★★★☆☆ 長保証: ☆☆☆

コスパ: ★★☆☆☆ 安保証: ☆☆☆

部品選: ★★☆☆☆

2013年7月に(株)KOUZIROが倒産しヤマダ電機子会社インバースネットが続投。長期保証が消滅。これと言った特徴が無く難点は有れど利点が見当たらない。

サイコム

高性能: ★★★★★ 長保証: ★★

コスパ: ★★☆☆☆ 安保証: ★★★

部品選: ★★★★★

自作しない中~上級者のPCユーザ向け。初心者にはカスタマイズが難しく動かない構成でも購入できるので注意。パーツへのこだわりや知識が有るなら。

※並びはBTOメーカーの知名度の順。大小関わらず信用できない要素があるメーカーは未掲載。

勝手に評価シリーズ

結果として宣伝になっていますが依頼されたわけでは無く、依頼されてもやりません。

データ復旧のIUECを勝手に評価
あなたの街の~を勝手に評価
格安SIMなb-mobileを勝手に評価
格安SIMなLinksMateを勝手に評価

カテゴリと更新通知

プロフィール

ヒツジ先輩

書いてる人:

BTOパソコンの元修理担当。ハードウェアに超詳しいワケではありませんが、どうしたら故障するのか何となく解るので壊れにくいパソコンを紹介します。