Ryzenがやや多め風なBTO PC新製品(2018年7月上)

2018年7月19日

最近発売のBTOパソコン7月上旬分。

10年くらい前はこの時期になると夏休み向けなのかゲーム用新製品が多めに出ていた記憶があるものの、最近は年中通してゲーミングパソコンは出まくっており時期は関係がない状態へ。

今回もゲーミングPC多め。

最近発売のBTOパソコン(2018年7月上旬)

全6メーカー10種類。

パソコン工房

AMD A6-9500搭載の低価格デスクトップ - PC Watch
https://pc.watch.impress.co.jp/docs/news/1130928.html

a6-9500-spec

source:7th Gen A6-9500 APU | AMD

AMDのAPU(グラフィック機能内蔵CPU)は詳しくないのでスペックを見て、「え?今のAPUはこんなことになっているのか」と思った、CPUはデュアルコアながらGPU(グラフィック)が6コアとか何それ凄い。

凄いことはわかるけれど、パソコン工房的には何用として販売しているのかは謎。メモリ4GBは今時ならば最低限、グラボ増設はなし、CPUはデュアルコアで3.5GHz~。

HDD 1TBとSSD 120GBが選択可能でどちらも53,978円は面白い、どちらの方が売れたのか教えて欲しい。という理由は、当サイトは自作PCユーザやPC変態が多いのでSSD搭載率が高くなり、世間一般はどうなのだろうと疑問なため。

メールで聞いてみましょうか。パソコン工房なら多分答えてくれるはず。 

イラスト制作向けの14型フルHDノート - PC Watch
https://pc.watch.impress.co.jp/docs/news/1131217.html

SENSE-14FH054-i7-UHSS-CSP

これは上手い、需要がどうかは別として。

セルシスのペイントソフト「CLIP STUDIO PAINT」、およびワコムの液晶タブレット「Cintiq Pro」の動作確認済みクリエイター向けノートPC「SENSE-14FH054-i7-UHSS-CSP」をパソコン工房で発売

ポイントは動作確認済の部分で、デザイン職人しかり、趣味で絵を描いている人らがパソコンのスペックに詳しいとは限らないどころか、どれを選ぶべきかサッパリわからない人が多いはず。

この場合、CLIP STUDIO PAINTまたはCintiq Proを使いたいなら、ノートが良いならコレとしてピンポイントで供給しているという、PCメーカーはもっとこういうのやれば良さそう。

例として普通にCore i7-8550U、メモリ16GB、SSD 240 GB、フルHDのノートがあったとして、「これクリップスタジオ動くよね」的に動作確認済とメーカーがお墨付してくれたならOKなわけで。 

Ryzen 5/GTX 1060搭載のゲーミングデスクトップ - PC Watch
https://pc.watch.impress.co.jp/docs/news/1131482.html

パソコン工房のRyzen推しその1。

LINEでRyzenプレゼントなる規格をやっていたどころか、確か第2弾もやっていたと記憶しており、応募方法がわからなかった老害な私には縁がなかったのはどうでも良いとして。

Ryzen 5 2600(6コア/12スレッド、3.4GHz)プロセッサと、GeForce GTX 1060(6GB GDDR5)を搭載したゲーミングPC

バランスとしてどうなのだろう。

AMD良く知らないのでアレながら、6コア12スレな3.4GHzに対しGTX 1060はCPU側がオーバースペックな気がしないでもないけれど、AMDならそうなるのか。

Ryzen 5とQuadro P620搭載クリエイター向けPC - PC Watch
https://pc.watch.impress.co.jp/docs/news/1132740.html

何言っているのかよくわからない。

高いコストパフォーマンスのRyzen 5 2600Xと、プロ向けのQuadro P620を搭載。10億色出力に対応し、Photoshop CCなどに好適とする。

どこがわからないかは、Quadro 620は「プロ向け」ではなく入門用であり、バランス的には良いかも知れないけれど、プロな職人がQuadro 620では性能不足でしょう。

日本HP

新ゲーミングPCブランド「HP Pavilion Gaming」 - PC Watch
https://pc.watch.impress.co.jp/docs/news/1132678.html

Pavilion-Gaming-15-cx0000

DELLのエイリアン対抗馬と思われるOMENが性能も価格も高すぎたか、何かとやや落としてPavilionシリーズでゲーミングノート。

グラボはGTX 1050、1050 Tiまで性能を落としつつ価格も税別109,800円まで落としており、他のBTOメーカーもこの辺りがゲーミングノートの妥協点としていそうなので合わせたか。

DELLもHPも海外のノリをそのまんま日本国内へ持ち込んでいるので何か違和感あるけれど、海外ではゲームもノートが普及しているらしい。

6コアCPUとGTX 1070搭載で小型化したゲーミングノート - PC Watch
https://pc.watch.impress.co.jp/docs/news/1132669.html

omen15

OMENシリーズもやや性能と価格の低下版が登場。

OMEN by HPブランドより、15.6型ゲーミングノートPC「OMEN by HP 15 (15-dc0000シリーズ)」を7月12日より発売する。税別直販価格は199,800円から。

やや長い連載の日本HP本社へ行ってきた話を読めばわかる、OMENシリーズは多分DELLのAlienware対抗と思われるコンセプトであり、ノートでゲームできる最高峰を目指していたはず。

やはり日本国内では高額なゲーミングノートはムリがあるのでしょうな。知らないけれど。

マウスコンピューター

上部にHDMI出力を備えた床置き向けのゲーミングPC - PC Watch
https://pc.watch.impress.co.jp/docs/news/1130626.html

mouse-up-hdmi

プロゲーマーの意見を参考にしたゲーム用PCケース、を派生させたと推測可能な天板にもHDMI端子装備な新ケースで新製品。

なぜ天板にHDMIが必要になるかはVR用のゴーグルを接続するためで、以前書いたSteam用ゲーミングPCで最もハイスペックを要するやつがスカイリムのVR版であり、ゲーマーならVRの1つくらいたしなまねばならないのか。

無いよりあるに越したことはないと言えばそうだけれども、この端子を付けるには背面からHDMIケーブルで前面または天板までコネクタ取り回す必要があるはずなため、要らないなら前や天面にHDMI無いケースでもよろしいかと。

私は3D酔いするので要らない。

DELL

Kaby Lake-G搭載XPS 15 2-in-1発売。約23万円から - PC Watch
https://pc.watch.impress.co.jp/docs/news/1132801.html

XPS-15-2-in-1

ここまで薄型かつ見た目がシュッとして良くなったとすると、国内の見た目だけ重視な大手メーカーのボッタクリPCが売れなくなるのも理解可能。

価格もおかしな高さで税込232,178円であり、通販なら値引きやポイント10倍はない、と言いたいところだけれども、外資系あるある。

7月19日まで20%オフクーポン(821VM2B4C3QZX?)の利用により、175,984円から購入可能

ポイント20倍ならぬ20%値引き。最初からその価格で売れ、と。

ノートPCは分離型デスクトップPCとは違い原価計算や市場価格の試算が難しく、ノート本体部分がいくらなのか計算ムリなものの、18万円くらいが妥当だと思う。23万は無い。

DELL、HP、特にLenovoはクーポン適用後の価格が普通だと思いましょう。要するにクーポン値引きなしは意味不明に割高な場合が多いという意味。

TSUKUMO

GeForce GTX 1050 Ti搭載ゲーミングノート - PC Watch
https://pc.watch.impress.co.jp/docs/news/1132738.html

マウスもパソコン工房も、フロンティア、そしてツクモも似たデザインのゲーミングノートをご発売なされる。ベアボーンがCLEVOなのだろうか。

グラボにGTX 1050 Ti搭載で114,800円税別は他のメーカーと同じくらい。但し、CPUがCore i5なので他社よりやや高飛車プライス。Core i7-8750Hにすると税別124,800円らしいのでツクモが大好きならツクモでどうぞ。

そうでもないなら他のBTOメーカーの似た仕様とも比較しましょう。 

サイコム 

AMD VegaアーキテクチャGPU内蔵APU搭載ビジネス向けPC - エルミタ
http://www.gdm.or.jp/pressrelease/2018/0705/268484

Radiant-SBX2600B350AG

サイコムがビジネス向けとは珍しい。多分数年に一度レベル。

しかもビジネス向けと言いたかっただけ感さえある、あえてスリムケースとしている意図さえ感じられるデザイン。法人系で何かデカい仕事でも取ったのだろうかと邪推してしまった。

ところでここの意味がわからない。

OSはWindows 10 Home 64bitをプレスリリース

プレスリリースとはリンク先記事のことであり、OSをプレスリリースとは何のことなのか。というボケは置いておき、おそらくというか間違いなく「プレインストール」の間違い。

サイコムがんばれ超頑張れ。できればPC Watchへプレスリリースした方がOK。エルミタとか見る人は自作するのであまり意味ない。

 

需要への供給は終わったパソコン飽和~衰退期

いつも通り私の独断と偏見で勝手に評価。

  • 用途次第で大アリ・・・マウスの上部HDMI端子装備のゲームPC
  • 納得の構成・・・※該当なし
  • ワケガワカラナイヨ・・・パソコン工房のプロ向けQuadro 620

クリエイターな職人には入門用のQuadro 620搭載はダメでしょう。今回はこれと言った私好みな万人向けのバランス型構成がなく特に納得はしなかった。

以前から感じていたことは、OSでマイクロソフトやAppleがムダな機能を付けまくり、デバイスはスマホでベゼルなしとか端子なしとかムダに機能を削除しまくっている感じで、パソコンもどのような構成で出せば良いのかわからなくなっている感。

逆にいえば、需要に対し供給としてのラインナップは出揃っているため、それ以外の需要をさぐる、または隙間に対して供給している印象がございます。

まさかパソコンを新製品だからとかプレスリリース見たから衝動買いする、そんな人が居るとは思わないけれど、プレスリリースはメーカーの「作ってみた」として「へー」程度に見るくらいがちょうどよろしいと思う。

今月のオススメBTOパソコン

リンク用ソース

コメント(3)

サイコムのビジネス向けはたしかになにか違和感あり
この10月からセミフリーランスになる関係上
次回PCは経費で落とせるので
個人的にはサイコムで大人買いかムフフ状態であり
スリムケースとか論外

>最近は年中通してゲーミングパソコンは出まくっており
BTOパソコン.jpの訪問者にゲーマーが多い理由の一因でもあるのでしょうか。

>A6-9500
個人的にA4とかA6とか言われるとまっさきに用紙サイズが浮かんでくるため、A6よりA8の方が高性能なことには少し違和感を覚えます。

ちなみにA0の1/64がA6、1/256がA8、1/1,024がA10、1/4,096がA12。

>イラスト制作向けの14型フルHDノート
イラスト向けと銘打っているわりには、特に色域(sRGBとかAdobe RGBとか)に関しては何の言及もないのですね。イラスト関連って今でも印刷を想定したAdobe RGBは重視していると思っていましたが、現代だとそうでも無いのでしょうか。

>Quadro 620は「プロ向け」ではなく入門用
P620自体がプロフェッショナル向けのグラボという位置づけですから、PCメーカもプロ向けのグラボと紹介するしか無いのでは。

>新ゲーミングPCブランド「HP Pavilion Gaming」
ゲーム向けのグラボとしてはGTX 1050が下限ですから、ゲーム用ノートとしては良い塩梅の性能なのでは。

>上部にHDMI出力を備えた床置き向けのゲーミングPC
VRゴーグルなら映像を無線で飛ばすくらい難なくこなして欲しい限り。

>ビジネス向け
タイムイズマネーということで、ビジネス向けなら容量は120GBくらいで良いからSSDが標準搭載を希望。

>ポイントは動作確認済の部分で、デザイン職人しかり、趣味で絵を描いている人らがパソコンのスペックに詳しいとは限らないどころか、どれを選ぶべきかサッパリわからない人が多いはず。
DTMをやっている人もパソコンについてはよくわからない人が多いんじゃないんでしょうねw

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BTOパソコンメーカー比較

パソコン工房

高性能: ★★★★ 長保証: ★★

コスパ: ★★★★★ 安保証: ★★

部品選: ★★★☆☆

初心者や実用重視のPCユーザー向け。デスクトップ以外にノートも多数有り価格と性能のバランスが良く選びやすい。全国に実店舗が多数有るBTO PCメーカー。

マウスコンピューター

高性能: ★★★★★ 長保証: ★★

コスパ: ★★★★ 安保証: ★★

部品選: ★★★☆☆

パソコン工房と同様に機種が多くノートの取扱も有りゲーム用やクリエイター向けPCも有り。送料が比較的高額なので総額注意。知名度は国内トップクラス。

ドスパラ

高性能: ★★★★★ 長保証: ★★

コスパ: ★★★★ 安保証: ☆☆

部品選: ★★★☆☆

デスクトップPCならパソコン工房とマウス以外にドスパラも見る価値有り。秋葉原に本拠地を構える昔ながらのBTOパソコンメーカーで知名度はマウス並に高い。

DELL

高性能: ★★★☆☆ 長保証: ★★

コスパ: ★★☆☆☆ 安保証: ☆☆

部品選: ☆☆☆☆

2011年頃から安く無くDELLを選択肢に入れる理由が薄く回線抱き合わせ販売の価格がまぎらわしい。ゲームPCのAlienwareは見た目重視コスパ最悪なので要注意。

日本HP

高性能: ★★★★ 長保証: ★★

コスパ: ★★★☆☆ 安保証: ★★

部品選: ☆☆☆☆

高性能ノート以外は見る価値が薄く高額なLenovoという感じ。早々にWindows 7を捨て8に切り替えたので7が必要なら行っても無駄。2012年後半から迷走中。

TSUKUMO

高性能: ★★★★ 長保証: ★★

コスパ: ★★☆☆☆ 安保証: ★★

部品選: ★★☆☆☆

ヤマダ電機による買収後はマニアックな感は無くなり家電通販のような普通のパソコン屋に。BTO PCは機種が少なくやや割高。ツクモファンなら選択肢へ。

FRONTIER

高性能: ★★★☆☆ 長保証: ☆☆☆

コスパ: ★★☆☆☆ 安保証: ☆☆☆

部品選: ★★☆☆☆

2013年7月に(株)KOUZIROが倒産しヤマダ電機子会社インバースネットが続投。長期保証が消滅。これと言った特徴が無く難点は有れど利点が見当たらない。

サイコム

高性能: ★★★★★ 長保証: ★★

コスパ: ★★☆☆☆ 安保証: ★★★

部品選: ★★★★★

自作しない中~上級者のPCユーザ向け。初心者にはカスタマイズが難しく動かない構成でも購入できるので注意。パーツへのこだわりや知識が有るなら。

※並びはBTOメーカーの知名度の順。大小関わらず信用できない要素があるメーカーは未掲載。

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BTOパソコンの元修理担当。ハードウェアに超詳しいワケではありませんが、どうしたら故障するのか何となく解るので壊れにくいパソコンを紹介します。