インテルがPC買い替えをおすすめ「販売は底入れ」?

2009年4月20日

パソコン全体の買い替えですが、BTOも含まれるということで。

と言いたいところですが、BTOや自作、ネットトップ&ブックがパソコンの買い替え需要に大きく関わることは何度か書いてきました。何度かと言っても2回くらいだった気がしますが。

インテルネタ2つ。
まずはCNET Japanより、インテル曰く「PC販売は底入れ」な件。

インテル、第1四半期決算を発表--55%減益ながら「PC販売は底入れした」:ニュース - CNET Japan
http://japan.cnet.com/news/biz/story/0,2000056020,20391695,00.htm

Otellini氏は声明の中で、「われわれは、PC販売が第1四半期の間に底入れしたこと、そして業界が例年通りの季節的傾向に戻りつつあることを確信している」と述べた。


なるほど。
インテルが55%の減益というくらいだから、PC市場全体が冷え込んでいるということです。私個人的には、独禁法に触れるからAMDを生かしていると思っているので、インテル様のお言葉には説得力があります。

ちなみに底入れというのは、これ以下には下がらないという意味。

 Intelはまた、現時点で2009年第2四半期の売上予測を示さないことを明らかにした。

 「経済の先行きが引き続き不透明な状況にあることから、当社は現時点で売上予測を公表しない。社内の目標としては現在、第1四半期からほぼ横ばいの売り上げを目指す計画を立てている」



いやいやいやいや、なぜ?w

底入れなのだから、少しは上がるところを見せて欲しいもの。インテル様が目先の計画を立てていないワケが無いので、これは明らかに「言いたくない、お前らには見せたくない」ということになります。

「公表しない」と書いてありますね。


所変わって、次はPCwatchで日本より。
インテル様の本部長様より、貴重なご意見を賜っておられます。

【PC Watch】 インテル・江田本部長、「PCはいまこそ買い換え時期」 ~Windows 7の買い控えはいまのところない
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/news/20090415_125386.html

インテルでは、「PCメーカーとの協力によって、買い控えを抑えていくための施策に取り組む必要がある」(江田本部長)として、今後、プロモーション活動を積極化していく姿勢を示した。


同意。私が同意しても深い意味はありませんが、買い控えを抑えなければ先にあった「底入れ」と矛盾してしまう。

その上で、「いまこそ、最新のPCに買い換える時期である」と訴える。


何故? お前ら、 失礼、インテル様が価格を見直したり、自腹でPC市場全体を盛り上げるプロモーションを打ちまくるのかと思えば・・・・・

3~4年前のPCと現在のPCを比較すると、デスクトップPCではパフォーマンスが2.5倍以上、ノートPCでは最大2倍以上に向上している。


これでは「パソコンは今買うな」ということになります。 (後でまとめます)

Windows 7に関する情報が全く無いため、現時点ではコメントできない」としながらも、「現時点ではWindows 7発売前の買い控えといった現象は感じられない。だが日本は、他の国に比べても新OS発売前の買い控え傾向が強いため、その買い控えを抑えたい。これに、どう対処するのかは、時期が来たらプランとしてお話ししたい」とし、今回の施策とは別に、Windows 7発売前のプロモーションおよび発売に向けた施策について検討していることを明らかにした。


なぜ今、本部長様が直々に取材されたのか解らない。

要するに、よく分からないけどこれから考えようと思っている、ということなので、今買い替える時期の説得力が無く納得できません。


私が横から見る予想はこのようになります。


4 一般の人は店頭で買うとしたら、ほぼVista機
5 GW前後には財布の紐が締まる時期。特に後1ヶ月程度
6 (この辺りで、Windows7 Premium Ready が出るはず)
7 (同上、 8月頃に掛けて新CPUのLynfieldが出撃)
8 ボーナス商戦、PCを買う時期として半端過ぎる。
9 ハイスペック買うにも、OSが落ち着かずWin7待ちが得策
10 Windows7待ち
11 Win7待ち
12 待ち(ボーナス商戦で7祭りか?)

なぜ待ちばかりなのかは、Vistaから7へのアップグレード。
Windows3.1から2000に掛けて、コイツは厄介でした。
結論としては、まっさらなWindows7が欲しいところ。

Vistaから7へ上げる再インストールの手間が問題。以後数年、再インストールせず使えるならば良いですが、初心者にはお勧めできない。


以上より、インテル本部長様の仰る「4年ユーザー」の買い替えを見込むというならば、こうなります。

XPを使っている
->Vistaへ買い替え
->買った後にPremium Readyが付く
->来年7が出てまた買い替え?

Premium Ready付きを買ったとしても、XP環境からVistaへ移行し、短期間で7へ移行するのかということ。そこまで手間をかけるならば「来年まで待ち」が優先で、今買い替えるという理由が解りません。

買い控えというよりも、今更Vistaという泥船へ乗り換える手間がありません。泥船は言い過ぎですが、XPユーザから言えばVistaは過去の遺物でしょう。Windows MeのようなMSも忘れたいOSになるのではないかと。

Vista、パーツ(特にメモり)が激安になった今では悪いとは言えませんがもう遅い。

インテルとしては、Centrino2をウリにしたいとありますが、Vista。
XP(OEM)はMSに自爆テロされたので出せず、DSP版も在庫は減り続けるため大規模なプロモーションは無理。


単純な反論になりましたが、特に業界に詳しくない私でもこういった考えはすぐにできるものです。今買い替えを勧めてしまうと、買った人が後悔するのではないかという信用に対する懸念です。

MicrosoftがWindows7のベータテストを開始した時にどこぞで書いていた、自信満々な「今度は大丈夫!」という姿勢が、Vistaでも自爆テロしてしまったということでしょう。

全てはXPという需要を見ずに突っ走ったワンマン経営。
Office2007のう○こリボンもそうです。

誰が買うのかを考えて計画していると思えません。


私が今使っているPCが全部故障し、修理もできないくらいの全損になったとしたら、中古やアウトレット、処分品の激安XP機を買うと思います。

Vistaでも良いですが、高く付く価値が見えません。

今月のオススメBTOパソコン

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BTOパソコンメーカー比較

パソコン工房

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初心者や実用重視のPCユーザー向け。デスクトップ以外にノートも多数有り価格と性能のバランスが良く選びやすい。全国に実店舗が多数有るBTO PCメーカー。

マウスコンピューター

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パソコン工房と同様に機種が多くノートの取扱も有りゲーム用やクリエイター向けPCも有り。送料が比較的高額なので総額注意。知名度は国内トップクラス。

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デスクトップPCならパソコン工房とマウス以外にドスパラも見る価値有り。秋葉原に本拠地を構える昔ながらのBTOパソコンメーカーで知名度はマウス並に高い。

DELL

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2011年頃から安く無くDELLを選択肢に入れる理由が薄く回線抱き合わせ販売の価格がまぎらわしい。ゲームPCのAlienwareは見た目重視コスパ最悪なので要注意。

日本HP

高性能: ★★★★ 長保証: ★★

コスパ: ★★★☆☆ 安保証: ★★

部品選: ☆☆☆☆

高性能ノート以外は見る価値が薄く高額なLenovoという感じ。早々にWindows 7を捨て8に切り替えたので7が必要なら行っても無駄。2012年後半から迷走中。

TSUKUMO

高性能: ★★★★ 長保証: ★★

コスパ: ★★☆☆☆ 安保証: ★★

部品選: ★★☆☆☆

ヤマダ電機による買収後はマニアックな感は無くなり家電通販のような普通のパソコン屋に。BTO PCは機種が少なくやや割高。ツクモファンなら選択肢へ。

FRONTIER

高性能: ★★★☆☆ 長保証: ☆☆☆

コスパ: ★★☆☆☆ 安保証: ☆☆☆

部品選: ★★☆☆☆

2013年7月に(株)KOUZIROが倒産しヤマダ電機子会社インバースネットが続投。長期保証が消滅。これと言った特徴が無く難点は有れど利点が見当たらない。

サイコム

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自作しない中~上級者のPCユーザ向け。初心者にはカスタマイズが難しく動かない構成でも購入できるので注意。パーツへのこだわりや知識が有るなら。

※並びはBTOメーカーの知名度の順。大小関わらず信用できない要素があるメーカーは未掲載。

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