パソコン工房とマウスとドスパラから新製品(2016年8月)

2016年8月 4日

BTOパソコンの新製品が発売。

最低週一でBTO関連の記事をやらかすと宣言したものの、リリースが少なく無理だと確信。3社を三分割で記事の水増しをしようにも1社のみでは書く事が無さ過ぎる為、まとめて参ります。

パソコン工房から行きましょうか。

パソコン工房はBroadwell-E搭載デスクトップPC

プレスリリースは全てPC Watchより。

ユニットコム、Core i7-6800K搭載のデスクトップPC - PC Watch
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/news/1013202.html

Stl-Q009-i7BK

3社中最も難しいやつを最初に持って来てしまったので、実は後回しで書いております。

X99マザーボードはBroadwell-E対応、CPUは6コア/HT対応のCore i7-6800Kを搭載。ところでインテルはなぜSkylakeと同じ6千番台のK付にしたのか謎すぎ、私はこのリリースを読むまでi7-6800KはSkylakeと勘違いしておりました。

調べてみると5千番台は良いとして、4千番台のIvy Bridge-Eとか2013年に出ていたようでやや驚いた。

話を戻し、

主な仕様は、メモリが16GB、チップセットがIntel X99、1TB HDD、DVDスーパーマルチドライブ、OSにWindows 10 Homeを搭載する。ビデオカードの違いで3モデル

理解に苦しむ3種類。

なぜグラボが搭載されているかはCPUにグラフィック機能を内蔵していないので挿さなければ映像出ない為で、どうしてGeForceの700番台や950を標準にしているかは不明。

SSDが標準なわけでも無く、光学ドライブも普通にDVDスーパーマルチ。メモリ16GBが何の為に盛られているのか解らず、GT 730とかGTX 750 Tiなどでどのようにして6コア/12スレッドを使いこなす用途があるのか。

CPUのi7-6800Kもこれが最上位というわけでは無く、むしろ下位に位置しており、今出ている4種類を並べるとこうなる。価格はおおよそ。

  • Core i7-6950X(10コア)・・・20万円
  • Core i7-6900K(8コア)・・・12万円
  • Core i7-6850K(6コア)・・・7万円
  • Core i7-6800K(6コア)・・・5万円

どういう人が何の目的で買うのか解らないので次行きましょう。

 

マウスはカメラ機材の銀一監修ノートとデスクトップ

相変わらず売り方が上手いマウス。

マウス、銀一にてクリエイター向けノートとデスクトップ販売 - PC Watch
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/news/1011874.html

gin-ichi

source:銀一(ginichi)|プロフェッショナル映像機材・撮影用品専門店

DAIVは最近マウスがクリエイトしたクリエイター向けのブランドで、VRとか3D系のそちら方面だけかと思いきやカメラの画像編集用。

マウス公式サイトのDAIVページ内で販売しても、マウスを知っておりDAIVへ行き着いたクリエイターにしか知られないところ、カメラ機材屋で機材の一部のように売ればカメラマニアの目に止まりやすいという発想。

ゲーム推奨PCがそのゲーム公式のサイトで宣伝や販売に繋がっているアレと同じ考え方ですな。

銀一で販売されるのは、15.6型ノートPCの「DAIV-NG5600E2-GNCH」とデスクトップの「DAIV-DQZ500U2-GNCH」で、前者は写真編集ソフト「Capture One Pro」に、後者は映像編集ソフト「DaVinci Resolve」の利用に最適化。税別直販価格は順に234,800円、543,800円

カメラに数十万円とか編集ソフトに4万や13万円出せるなら、パソコンもこのくらい金を出せるだろう感。

何がそこまで高額なのだろうとノートの仕様を見ると、CPUがデスクトップ用のCore i5-6400となっており、ノートの本体部分(ベアボーン)が特殊なので量産出来ず割高と推測。

どうしてもノートPCで無ければ死んでしまうような人以外は、同価格帯のデスクトップPCにするべきでしょう。

デスクトップの方はメモリ64GBとかSSD3本の合計が約2.4TBとか盛られまくっており、「それでも50万円行くか?」と思えば、こやつQuadro M5000搭載という豪華装備。グラボだけで最安でも約26万円なので半分くらいはQuadro代。

イイネだけでは面白くないので一応ケチを付けておくと、いずれも銀一が無償ボランティアしているとは思えず手数料が乗っているだろうし、ノートはゲーマー向け超高性能PCで代用出来そう、デスクトップの方は今秋Quadro P5000/P6000が超パワーアップして登場予定なので今は時期が悪いと思う。

 

ドスパラは約3万円のSSD増設可能な14.1型ノート

棒PCに続き、低性能低価格を追い続けている最近のドスパラ。

3万円でお釣りが来るドスパラの14.1型ノート、期間限定 - PC Watch
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/news/1012840.html

Altair-VH-AD

画像は新製品の1つ前の機種でメモリ2GB版、新製品は4GB。

なぜ激安かはCPUがCeleron N3150というAtom系お察しプロセッサであり、お約束のeMMCは32GBなのでまともにパソコンとして使うには制限多め。

10GB少々と思われる空き容量さえ問題無ければそれなりに遊べると思われ、メモリ4GBの方なら何とかChromeブラウザでYouTube再生とかも出来そうなレベル。

スティック型PCならば1.3万円くらいの仕様なので、それにガワが付いてモニタがくっついたと思えばよろしいかと。

ところでこのノート、ここが凄い。

Altair-VH-AD2の増設用スロット

どうやらノート本体向かって右側に7mm厚対応の2.5インチスロットが付いているようで、勝手にSSDでもHDDでも挿して使えという提案。

最初からそうしろよ感はあるものの、120GB辺りの絶滅危惧種になっていそうな激安SSDを突っ込み、eMMCから丸ごとクローンしeMMCを空にして32GBのバックアップ用とするのはアリかも知れない。

この価格では珍しい、14.1型なあたりがやや実用的か。2千円高い程度ならば新製品の方、メモリ4GBがおすすめ、とは言えCPUがクソ性能なのは変わらないので、解っている人が何の用途に使うか決め打ちで買う物。

 

最近良く解らないのがパソコン工房の売り方(まとめ)

マウスの新製品は毎回目的や用途が明確で、その販促に感心。今回もカメラオタク向けとした、安さを無視したハイエンドでノートとデスクトップPCは上手い。

カメラに詳しいとか好きな人がパソコンに詳しいとは限らないわけで、銀一が本当に監修しているかは謎なものの有名らしいショップのお墨付き状態ならば安心する人も居られるかと。

ドスパラは時々ゲーム推奨PCは出すものの、薄利多売へ方向を変えたのか安いノートや棒PCに力を入れている御様子。

ただでさえ利益率の悪いPC販売がそれで良いかは謎であり、激安ノートにSSDとかメモリ増設して行くなら最初からもう少し値の張るノートを買えば良いのだからアップセル(少しでも高価な物を売る)へと持って行けば良さそうという余計な世話を妄想。

最近良く解らないのがパソコン工房で、以前も法人向け32bit版Windows 7仕様の新製品で以下の疑問が2つ。

  • なぜSkylakeでキャンペーン?Haswellを勧めない?
  • 2016年7月27日プレスリリース~発売は遅い

source:パソコン工房が法人向けWin7 Pro 32bit仕様のPC発売 - BTOパソコン.jp

今回も、高性能な6コアCPUなのだから、ここはGTX 1070~1080辺りを挿してメモリとSSDを盛りバランスを取りゲームPCにすれば良かったと思うところ、なぜか在庫処分のようなグラボばかり。

何に使えば良いのか全然不明な構成となっており、「パソコン解っている人が販促しているのか?」と不思議に思える、数年前のフロンティアのメルマガのような売り方。

というわけで、マウスは別としてBTOパソコンのプレスリリースはネタにするのが難しく、リリース流しているメーカー側も生存報告的に仕方無くリリース撒いている印象。

パソコンはキーボードにマウスが加わった辺りから形はそう変わらないのだから、妙な特徴を持たれても困る点が目新しさと矛盾している気もする。

リンク用ソース

コメント(2)

>Broadwell-E
i7-6800K(6コア12スレッド、3.4~3.6GHz)
i7-6850K(6コア12スレッド、3.6~3.8GHz)
i7-6900K(8コア16スレッド、3.2~3.7GHz)
i7-6950X(10コア20スレッド、3.0~3.5GHz)
の4種ですか。ちなみに6800Kのみ、PCI-EXのレーン数が「28」のため、他と比べゲーム向けとしてはやや難ありな事に注意(他3モデルは40レーン)。

>どうしてGeForceの700番台や950を標準にしているかは不明
確かに不明。ちなみにGT 730のコアはGK208のKepler、GTX 750TiのコアはGM107のMaxwell、GTX 950のコアはGM206のMaxwell。GTX 750Tiを載せる意図が不明。GPUパワーが不要ならGT 730、必要ならGTX 950。TDP 140WのCPUを使いながら、エコに配慮も無かろうに。

>どうしてもノートPCで無ければ死んでしまうような人
旅行とか取材とかへ行って、出先で写真や動画を編集したい場合、このくらいのヘビーなPCが必要なのでは。個人的に、写真編集をするならモニタは大きい方が良いですから、15.6型より17.3型とか18.4型とかの方が良かったような気もしますが。

>3万円でお釣りが来るドスパラの14.1型ノート
多少の注意点としては、このノートPCは有線LANが無いため、LANケーブルを繋ぐ場合はUSBコネクタをひとつ潰す必要がある事ですかね。このPCサイズにして大き目なスペースキーを配置するキー配列、なかなか好きです。

ドスパラ先代分の人柱レポでも。

打鍵感
アイソレーションだからか若干打った感触が弱いです
まあ、静かというメリットもありますけれど。
あと\キーが左shiftの隣にあるのが地味に面倒。
backspaceキーは短くてもいいから
そこのキー配置はいじるなや、と。

起動とか
それなりには早いですが
(あくまで個人の感覚なのであてにすべからず。
しかもこれの前はeeepc900だからなお当てにならない)
正直メモリが2Gなのはやはり痛いですね。
艦これ+なんぞタブ2つくらいですぐに
「メモリが足らんから火狐閉じろ」とか謂ってきます。
※スワップ設定変えて多少はましになりましたが。

その他
先代でもSSDなどの追加は可能なのでそれなりに使い勝手は良好。
※というかそれを知って人柱を決意した次第。
 初期でセットアップも知れくれるカスタマイズはありますが
 それで諭吉飛ばすなら別に買って自分でつけたほうが安上がりです。
 240GのSSDでも密林で6000円くらいで買えましたし。

インジケータ関連はすべてOSD形式みたいなので
何か操作系で不具合が出たらFn押しながらいじれ、になりそうです。

ただ、正直このマシンではUSB3.0の価値がいまいちわかりません……
現状では有線LANポート&USBハブ用に埋めてます。
いい使い道があったら教えていただけると幸いです。

……4G版も買おうかな。比較はありですよねえ……

あと、個人的に試してみたいのは
購入直後でアップデートかける前であれば
OSダウングレードが可能っぽかった(未確認)ので
ダウングレードしたら7系になるのか8系になるのか
確認してみたいところです。
できなかったらできなかったでそのまま使うだけなのでいいんですけれど。
もし8系なら再度アップグレードかけましょうか。
できれば、の話ですけれど。

コメントする ※要ユーザ登録&ログイン

BTOパソコンメーカー比較

パソコン工房

高性能: ★★★★ 長保証: ★★

コスパ: ★★★★★ 安保証: ★★

部品選: ★★★☆☆

初心者や実用重視のPCユーザー向け。デスクトップ以外にノートも多数有り価格と性能のバランスが良く選びやすい。全国に実店舗が多数有るBTO PCメーカー。

マウスコンピューター

高性能: ★★★★★ 長保証: ★★

コスパ: ★★★★ 安保証: ★★

部品選: ★★★☆☆

パソコン工房と同様に機種が多くノートの取扱も有りゲーム用やクリエイター向けPCも有り。送料が比較的高額なので総額注意。知名度は国内トップクラス。

ドスパラ

高性能: ★★★★★ 長保証: ★★

コスパ: ★★★★ 安保証: ☆☆

部品選: ★★★☆☆

デスクトップPCならパソコン工房とマウス以外にドスパラも見る価値有り。秋葉原に本拠地を構える昔ながらのBTOパソコンメーカーで知名度はマウス並に高い。

DELL

高性能: ★★★☆☆ 長保証: ★★

コスパ: ★★☆☆☆ 安保証: ☆☆

部品選: ☆☆☆☆

2011年頃から安く無くDELLを選択肢に入れる理由が薄く回線抱き合わせ販売の価格がまぎらわしい。ゲームPCのAlienwareは見た目重視コスパ最悪なので要注意。

日本HP

高性能: ★★★★ 長保証: ★★

コスパ: ★★★☆☆ 安保証: ★★

部品選: ☆☆☆☆

高性能ノート以外は見る価値が薄く高額なLenovoという感じ。早々にWindows 7を捨て8に切り替えたので7が必要なら行っても無駄。2012年後半から迷走中。

TSUKUMO

高性能: ★★★★ 長保証: ★★

コスパ: ★★☆☆☆ 安保証: ★★

部品選: ★★☆☆☆

ヤマダ電機による買収後はマニアックな感は無くなり家電通販のような普通のパソコン屋に。BTO PCは機種が少なくやや割高。ツクモファンなら選択肢へ。

FRONTIER

高性能: ★★★☆☆ 長保証: ☆☆☆

コスパ: ★★☆☆☆ 安保証: ☆☆☆

部品選: ★★☆☆☆

2013年7月に(株)KOUZIROが倒産しヤマダ電機子会社インバースネットが続投。長期保証が消滅。これと言った特徴が無く難点は有れど利点が見当たらない。

サイコム

高性能: ★★★★★ 長保証: ★★

コスパ: ★★☆☆☆ 安保証: ★★★

部品選: ★★★★★

自作しない中~上級者のPCユーザ向け。初心者にはカスタマイズが難しく動かない構成でも購入できるので注意。パーツへのこだわりや知識が有るなら。

※並びはBTOメーカーの知名度の順。大小関わらず信用できない要素があるメーカーは未掲載。

勝手に評価シリーズ

結果として宣伝になっていますが依頼されたわけでは無く、依頼されてもやりません。

データ復旧のIUECを勝手に評価
あなたの街の~を勝手に評価
ESETセキュリティを勝手に評価

期間限定の特集など


Windows 7サポート終了は2020年1月14日

カテゴリと更新通知

広告

プロフィール

ヒツジ先輩

書いてる人:

BTOパソコンの元修理担当。ハードウェアに超詳しいワケではありませんが、どうしたら故障するのか何となく解るので壊れにくいパソコンを紹介します。