最近出たBTOパソコンの新製品メーカー別(2015年12月)

2016年1月 7日

明けて新年は2016年1月現在。

年末頃のニュースのチェックでBTOパソコンの新製品情報が多めに流れて来ており、最近はどのような物を売ろうとしているのか気にならなかったけれど、ここはBTOパソコン.jpなので仕方無く確認。

7メーカー7製品を適当に見て参りましょう。

最近出たBTOパソコンの新製品をメーカー別で見る

見出しを付けず垂れ流しにて、12月15~28日の約2週間分の新発売。並びは左カラムのリンクの順。税別表記は全て込へ変換、約n万円の「約」は省略。

iiyama PC、「STYLE∞」11型ノートパソコン発売|ユニットコム
http://www.news2u.net/releases/142027

Stl-11HP010-C-CE

CPUにAtom系Celeron、Braswellを搭載した低性能ノート。

画像の左下に有る通り、OSはWindows 10 Homeの64ビット版仕様で、書かれていないメモリ容量は4GBとの事なので、用途を想像すると何とかなりそう。

価格は4.6万、1月現在は限定特価と称し4.1万円。円安前なら29,800円レベルかと思ったものの、インテル公式でCPUの価格を見て来ると107ドルとなっており結構高い。40ドルくらいと思っておりました。

11.6型HD解像度は良いとしても、このサイズは実用向けとは言えないと感じており、動画見たりメインPCが故障した際の修理中の繋ぎだろうと思った。 

マウスコンピューター、Quadro M4000/M5000搭載PC発売 - ITmedia
http://www.itmedia.co.jp/pcuser/articles/1512/25/news160.html

MDV-QX9550XH5RF-WS

Quadro搭載、「でもお高いんでしょう?」と思いきや22万円。但しM4000に限り、M5000搭載の方は60万円という、ちょっとした軽トラが買えてしまいそうなELSA(Quadroグラボメーカー)の平常運転。

4K解像度対応、OpenGL 4.5やDirectX 12対応との事だけれども、3Dデザインする人以外には猫に小判というか無用の長物になってしまうはずなので、手が滑っても買わないよう御注意有れ。

製品とは関係薄いけれどここが気になった。

2K(2560×1600ピクセル)/120Hzに対応するDisplayPort 1.2を4系統搭載。

フルHDが2K解像度だろうと思っていたところ、WQXGA(2560x1600)が2Kらしい。私が所有している富士通様のWQHD解像度(2560x1440)も2Kなのだろうか。

4Kも解像度は何種類か有るので気にしない事にしましょうか。とりあえず、横2560なら2Kなのでしょう。256&0ピクセルにすると覚え易いPCオタクが私。

ドスパラ、GTX 960M搭載約10万円の15.6型ノートPC | マイナビ
http://news.mynavi.jp/news/2015/12/25/676/

GALLERIA-QHF960HE

暇なのかやる事無かったのか、やや中途半端なゲーミングPC。

CPUにIntel Core i5-4210M、グラフィックスにNVIDIA GeForce GTX 960Mを搭載

どの辺りが中途半端かはCPUで、いつもの書き方にすると、

  • Core i5-4210M(2.6-3.2GHz、2コア/HT、3MB、TDP37W)

i5の割に旧i3のような2コア/HTとか良く解らなくなって参っておりますな。インテル価格225ドルならばもう少し盛り、せめてクロックを引き上げて欲しかった。税別ギリで10万円切ったと言いたかっただけちゃわない印象。

海外ではPCゲームをする際、本体丸ごと友人宅へ持ち込み遊ぶという豪快なプレイスタイルらしいので、ゲーミングラップトップも売れているのだろうけれども、国内ではノートは実用、PCゲームは自宅のデスクトップPCでやるもの。

ノートPCの仕入が数百単位という事は無いと思うので数千台。グラボ抜いて価格落として早めに売り切った方が良いと思うけれど余計な世話ですな。

FRONTIER、キーボード着脱式3万円の10.1型タブレット - PC Watch
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/news/20151221_736332.html

FRT102D

価格は3.2万円少々、タブレットにもなる10型ノート。

安さの理由は性能に有り、昨年流行った2万円前後の棒PCと似た仕様な為、原価が安い。違いはメモリが4GBと大きめ、バッテリとモニタとキーボード付なので、これらに1万円少々の価値が有ると思うなら有りかも知れない。

気にならない解像度は1280x800なので、最初に貼ったパソコン工房の11.6型よりやや低め。しかし、画面サイズも小さいわけで、表示の大きさとしては似たようなものでしょうな。

キーボードと本体合計で931gはノートPCとしては優秀、本体595gはやや重い気がするものの10型ならこのくらいになるのでしょう。 

ツクモ、Radeon R9 Nano搭載小型ゲーミングPC5機種 - PC Watch
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/news/20151218_735949.html

G-GEAR-mini

珍しい、ツクモがニュースリリースを配信。

安心してください生きてますよ感を禁じ得ないその理由は、BTOパソコンを売る気有るのか疑える品揃えの少なさ、特にノートPCは数機種とか、「オンキヨーか」と突っ込みたくなるやる気の無さ。フロンティアとノートのベア仕入を折半するとか工夫出来ないのだろうか。イエス、余計な世話。

今回の新製品はツクモらしい妙なこだわりで、小さなケースでゲームPCとは何なのかと思えば、20万円超えの最上位機種はグラボにAMDのRadeon R9 NANOを搭載。長さ15cmくらいの短いビデオカード。

ノートでゲームPCとかやらない分、ドスパラよりは頭良いと思った。 

レノボ「ideacentre Y700」 ベーシックな設計のゲーミングPC - PC Watch
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/column/gpl/20151215_735288.html

ideacentre-Y700

中国企業レノボ・ジャパン十八番、発売直後の大幅値引き。通常16万円のところ、発売記念と称して13万円へ値下げ。

パソコン工房の11.6型ノートもそうだけれども、これは景品表示法で駄目とされている二重価格にならないのだろうか。

販売開始から8週間未満のときは、販売期間の過半かつ2週間以上の販売実績があれば、過去の販売価格として表示することができます

source:表示対策課 | 消費者庁

仕様をPC Watchより引用。

  • CPU Core i7-6700
  • GPU GeForce GTX 960(2GB)
  • メモリ 16GB DDR4-2133(8GB×2)
  • HDD 1TB(SSHD、8GB NANDフラッシュ)
  • SSD 120GB
  • ODD DVDスーパーマルチドライブ
  • OS Windows 10 Home 64bit

上から甘めに、3.6万、3万、1万、1万、8千、2千、OEM価格6千円くらい、ケースと電源を1.5万とすると12万円弱。

パソコンの販売価格はメーカーの言い値だろうからいくらでも良いとしても、12万の価値の物を16万円と表記していると突っ込まれても仕方無いレベル。

ゲームPCとしては、12万円以上出せないならそこそこの性能。個人的には完成品PCの標準構成の時点でSSDとSSHDのダブルストレージに好感を持てる。※私がバックアップ変態な為

エプダイ、第6世代Coreプロセッサ採用13.3型ビジネスノート - ITmedia
http://www.itmedia.co.jp/pcuser/articles/1512/22/news068.html

Endeavor-NA512E

ラストはエプダイ。まだ価格は見ず先に性能を。

  • OS:Windows 10 Home 64bit
  • CPU:Core i5-6200U(2.3-2.8GHz、2コア/HT、3MB、TDP25W)
  • メモリ:2GB(PC3L-12800 DDR3L)
  • HDD:250GB(5,400rpm)
  • モニタ:13.3(解像度:1366x768
  • DVD:※無し
  • 有線:1000BASE-T、USB 3.0x2/2.1x1 など
  • 無線:※無し
  • バッテリ:8時間

性能は良いとしても、平安時代のノートパソコンかよ、とノスタルジーしてしまえる、今や超低容量と言えるケチな仕様。

特にOSが64bitでメモリ2GBとかWindowsをなめているとしか思えず、VRAM最大1.2GB使うらしいけれど大丈夫かよ感。250GBのHDDも「まだ在庫有るのか」的な趣き深さ。

さて、価格はいくらか予想出来ただろうか。材料として、CPUが281ドル、OSはOEM価格として6~10千円くらいと思うので、私の予想は8~9万円くらい。ところがまさかの12万円オーバーなのである。

「ファッ?馬鹿か」と驚嘆余裕なエプダイ平時のファンタスティックプライス。12万も取りたいならば、せめてHDDを500GB、メモリ4GBにして無線LANくらい付けてあげろよと思った。

そして、ビジネスモバイルノートを名乗るなら、WindowsはHomeでは無くProだろうと小一時間問い詰めても無駄だと思うので終わり。

 

BTO PCのプレスリリースはどう見るべきか?(まとめ)

稀にマウスコンピューターがやらかすスティックPCやWindowsスマホ、Windowsタブレットのような、大手メーカーがやらないような新しい物も有るけれど、普通のパソコンは本格的に普通過ぎるパソコン。

CPUが最新、メモリがどれだけ、代わり映えしないHDD搭載、グラボは中途半端にして価格を抑えてみたなどが平常運転。

私はブログのネタ集め目的で意図してニュースを拾っているけれど、普通の人はPC WatchやITmediaなどで時々目にする程度、しかも多くは必要の無い高額PCやクソ性能のパソコンばかりと見えているかと。

BTOパソコンは、東芝やパナソニックが時々出すような、「これは斬新」と感じる特徴は皆無で、特徴としてこじつけたような無理矢理な新製品が多い。

BTOメーカーのニュースリリースをどう見るべきかは、「お、ドスパラ潰れていなかったか」とか、「パソコン工房、まだマウスに統合されていないのか」と思い出す程度で良いと感じております。

必要ならばブランド名で検索するわけで、ピンポイントで自分に合うPCを宣伝している事は本当に少ない。何故なら、普通の人は普通のパソコンで良いわけで、メーカーとしては普通のパソコンを宣伝しても面白く無いと思い控えているのだろうと予想。

メーカー側もタダなのでリリースを流しているだけで、それにより馬鹿売れするとは思っていないはず。私ら消費者は、用途から性能と価格を冷静に見て判断するのみ。

個人的には、BTOメーカーのプレスリリースの数は単なるメーカーのやる気の指標と見ております。昨年はDELLとHPがやたらと少なかった印象有り、個人向けは気合入れていないのだと思う。

リンク用ソース

コメント(4)

フツーのパソコンならここ何世代か大きな進歩がないし、すでに一般用途としては性能的に飽和しているので、新WINに魅力を感じなければ、壊れるまで使うというのが普通でしょうね。
一般論として新OSが魅力的と言うより7以降むしろ退化していると見るのが妥当でしょうし。

プロが使うなら尖ったQuadro搭載なんかに魅力を感じるかも知れませんが、それなりのユーザーなら(例えば)グラボ更新しようで済んじゃいますから。

なんか昔と違っておもちゃとしてのワクワク感が全く感じられなくなって久しいですね。
特にAMD党の私なんかは。

>i5の割に旧i3のような2コア/HT
Skylakeで4コアが来るまではノートPCのi5は2コアが標準でした

北森瓦版 - “Skylake-H”のスペック―Core i5は4-core/4-threadに
http://northwood.blog60.fc2.com/blog-entry-8236.html

960M搭載機種ですと12万オーバー(Skylakeのi5やi7)の物も有り、競合するのはTukumo・マウス・G-Tune(マウスとG-Tuneは入荷待ち)のモデルでしょうか。今すぐ960M搭載機種が欲しい場合はドスパラ・Tukumoを軸に他メーカーのモデルを検討するのが良さそうです。i7も検討したい場合はTukumoのi7モデルを軸に、と言ったところですね。2万円違うと、差額を480GBのSSDの予算に回す事も出来るので検討する意味は有ると思います
迷いが出る場合は、時期的に待つのもアリだなと思いまっす

ゲーミングノートPC G-GEAR note N1562Jシリーズ
http://www.tsukumo.co.jp/bto/pc/game/note/n1562j/
m-Book T シリーズ [15.6型]|マウスコンピューター
http://www.mouse-jp.co.jp/m-book/mbt71/
NEXTGEAR-NOTE i5510 シリーズ (GTX960M/ノートPC)|G-Tune
http://www.g-tune.jp/note_model/i5510/#b

・補足
NVIDIAの次期GPUのプロセスが14nmになる予定ですし、待てるので有ればそちらを受けた新GPUの詳細待ちがいいと思います。ですが、プロセス切り替えの最初期にあたり、28nm→14nmと大幅に段階を飛ばしての切り替えになるので何らかのトラブルが発生しないとは言えず、トラブルが発生すれば当然リリースが遅れて、リネームに頼らざるを得ない状況も発生し得ると考えられます。特にミドルレンジGPUはGTX 860Mのような異世代混在の特殊な前例が有るので機種構成が発表されてみないと分からない側面が有りますね

ASCII.jp:14nmの次期GPUは4月のGTCで発表? NVIDIA GPUロードマップ (2/3)
http://ascii.jp/elem/000/001/046/1046956/index-2.html
NVIDIA,ノートPC向けのGeForce 800Mシリーズを正式発表。ゲームプレイ時のバッテリー駆動時間を延ばす「Battery Boost」がキモ
http://www.4gamer.net/games/244/G024476/20140312049/

>スティックPC
ASCII.jp:OS単体より安い! ドスパラの新スティックPCが1万円を切る
http://ascii.jp/elem/000/001/101/1101784/
これもドスパラ製品なのでここに書きますw 前製品と同じ値段かと思いきや、CPUファンなしという違いがあるらしいw

>必要ならばブランド名で検索する
BTOに限らず、パソコンは必要にならないと調べませんねw

>iiyama PC、「STYLE∞」11型ノートパソコン
アーキテクチャで見ればAtomである低発熱Celeronなのに、BTOで標準グリスからシルバーグリスへ変更できるのが面白いですね。効果に期待。

>2K解像度
一般的には「横の解像度が2,000ピクセルくらい」なら2Kと呼んで良いようですね。1,920×1,080なら「2K1K」で良し。

>FRONTIER、キーボード着脱式3万円の10.1型タブレット
キー配列が非常に特殊ですから、購入する際は覚悟した方が良いですね。特に気になるのは、アンダーバーがシフトと同列の最下段に配置されている事。

>レノボ「ideacentre Y700」
速度の面でストレージにSSDを採用している点は良いですが、最近の3Dゲームは平気で数十GBくらい容量を圧迫しますから、120GBだとゲーミングPCとしては少ないですね。

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BTOパソコンメーカー比較

パソコン工房

高性能: ★★★★ 長保証: ★★

コスパ: ★★★★★ 安保証: ★★

部品選: ★★★☆☆

初心者や実用重視のPCユーザー向け。デスクトップ以外にノートも多数有り価格と性能のバランスが良く選びやすい。全国に実店舗が多数有るBTO PCメーカー。

マウスコンピューター

高性能: ★★★★★ 長保証: ★★

コスパ: ★★★★ 安保証: ★★

部品選: ★★★☆☆

パソコン工房と同様に機種が多くノートの取扱も有りゲーム用やクリエイター向けPCも有り。送料が比較的高額なので総額注意。知名度は国内トップクラス。

ドスパラ

高性能: ★★★★★ 長保証: ★★

コスパ: ★★★★ 安保証: ☆☆

部品選: ★★★☆☆

デスクトップPCならパソコン工房とマウス以外にドスパラも見る価値有り。秋葉原に本拠地を構える昔ながらのBTOパソコンメーカーで知名度はマウス並に高い。

DELL

高性能: ★★★☆☆ 長保証: ★★

コスパ: ★★☆☆☆ 安保証: ☆☆

部品選: ☆☆☆☆

2011年頃から安く無くDELLを選択肢に入れる理由が薄く回線抱き合わせ販売の価格がまぎらわしい。ゲームPCのAlienwareは見た目重視コスパ最悪なので要注意。

日本HP

高性能: ★★★★ 長保証: ★★

コスパ: ★★★☆☆ 安保証: ★★

部品選: ☆☆☆☆

高性能ノート以外は見る価値が薄く高額なLenovoという感じ。早々にWindows 7を捨て8に切り替えたので7が必要なら行っても無駄。2012年後半から迷走中。

TSUKUMO

高性能: ★★★★ 長保証: ★★

コスパ: ★★☆☆☆ 安保証: ★★

部品選: ★★☆☆☆

ヤマダ電機による買収後はマニアックな感は無くなり家電通販のような普通のパソコン屋に。BTO PCは機種が少なくやや割高。ツクモファンなら選択肢へ。

FRONTIER

高性能: ★★★☆☆ 長保証: ☆☆☆

コスパ: ★★☆☆☆ 安保証: ☆☆☆

部品選: ★★☆☆☆

2013年7月に(株)KOUZIROが倒産しヤマダ電機子会社インバースネットが続投。長期保証が消滅。これと言った特徴が無く難点は有れど利点が見当たらない。

サイコム

高性能: ★★★★★ 長保証: ★★

コスパ: ★★☆☆☆ 安保証: ★★★

部品選: ★★★★★

自作しない中~上級者のPCユーザ向け。初心者にはカスタマイズが難しく動かない構成でも購入できるので注意。パーツへのこだわりや知識が有るなら。

※並びはBTOメーカーの知名度の順。大小関わらず信用できない要素があるメーカーは未掲載。

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プロフィール

ヒツジ先輩

書いてる人:

BTOパソコンの元修理担当。ハードウェアに超詳しいワケではありませんが、どうしたら故障するのか何となく解るので壊れにくいパソコンを紹介します。