BTO初心者が電源やケースやマザーにこだわった方が良い理由

2010年4月17日

自作PCに限らずパーツの交換が出来る人は結構居ます。

その手の方々は、パーツや完成品の購入時にやたらとケースや電源、マザーボードにこだわりますが、初めてパソコンをカスタマイズで買おうと思っている人には、その価値が解らないかと思います。

今回はカスタマイズの部品を選ぶ際に困る3点のこだわり方。

 

マザーやグラボを選ぶなら中規模以下のBTOメーカー

匿名掲示板の打ち合いで盛り上がる要素はまずメーカー。

有名所の例として、DELLやドスパラ、マウスコンピュータなどではマザーボードは初めから選べません。選べないどころかチップセット(インテル P55 Express のような)しか書かれておらず、どこのメーカーかさえ判らない事が多く有ります。

一部推測ですが、製造元を書いても判らないような名前であったり、途中でチップセットは同じでもGIGABYTEからASUSに変わったりなど、大量生産の都合による切替が理由。DELLなどは自社で管理しているのか下請けが製造したマザーやモニタにもDELLのロゴを刻印する程どこが製造したのか不明です。

2chで話題のPCワンズ(1's)やテイクワン(Takeone、タケオネ)に限らず、左の並びで言えばサイコムがマザーボードまで選択可能。但し、どう選ぶかは個人の好みになるため私が漠然とASUSなど言っても意味が無く。

機能で言えば「高い方が良い」となりますが、無駄にオンボードRAIDが充実していたり、不要な出力端子が付いたり。私の例で言うとマザーボードにSPDIFというデジタル8chのオーディオ出力が付いておりますが、未だに何に使うのかさえ知りません。

どこの何という型番のマザーボードのこの機能、という選び方では無く、マザーボードに必要な機能が有るなら、選べるメーカーにしましょう。インテルやAMD、ソケット(LGA)の違いも有りますが、メーカーやショップなら合うものしか出して来ないので心配要りません。

 

電源はワット数より変換効率とファンの回転数(静音性)

カスタマイズのページや仕様で電源はワット数(500W)が書かれています。

BTOメーカーで購入する際、この数値は何の役にも立ちません。500Wの電源ユニットならピークという最大500Wまで上昇出来そこまでは耐えられるよう作られているという意味で、それを超える構成になるようなカスタマイズは出来ません。

さすがに1000Wなど書かれていると引きますが、実際に使われる電圧はCPUやビデオカードなど全てのパーツで決まり、負荷が高い状態で何ワットまで行くかを計算したり実測してカスタマイズに入っております。

電源ユニットはワット数が高くなるほど右上がりに放物線を描くように高額になります。メーカーが最低600Wの電源を選択に入れているなら600W電源でも動作します。但し、高性能なパーツへ交換したり何かと増設しまくるなら余裕を持っておきましょう。

選び方はまず変換効率。80PLUSという電源メーカーが金を払って認証してもらう品質保証のようなものがあり、80PLUSと書かれていれば最低でも80%以上の変換効率が有りますという意味です。無いからと言って下回るという意味ではありません。

電源は心臓のようなものなので、安定していればマザーボードを通り全てのパーツに安定して電気を供給出来ます。寿命と直接関わるかは誰にも判りませんが、多少は関係有るかも知れません。

もう一つ、静音やファンの回転数とした理由はその性能では無く、回転数が低く静かなら、大型のファンが使って有り掃除がし易いという意味です。ケース内の温度を逃がす役割も有ります。

 

ケースは100歩譲ってマイクロ、ATXケースが鉄板

マイクロはドスパラ語で言うとミニタワー。ミドルタワーの上数cmをカットした高さでマイクロATX(エーティーエックス)というケース。または普通にでかいミドルタワーはATXケースというやつで、マザーボードの大きさ(規格)から取られた名前です。

見た目が良いからスリム(SFX電源)や、かわいいからVAIOの丸いやつなど結構ですが、性能としてケースにこだわるならミドルタワー。間違いなくHDDやPCIなど増設せず、スロットの数やUSBの本数が少なくて良く、どうしても背が低い方が良ければマイクロをどうぞ。

しかしケースの種類を見て行くと、内部にこだわれるケースはミドルタワーが多く、ケースに軽く2万円以上の価値が有ると思うならフルタワーでも良いでしょう。フルタワーのマザーはATX規格ですが、電源1個分背が高く中も広い。電源を2個載せたり、5インチベイに光学ドライブやHDDを挿しまくらないならミドルタワーで良いでしょう。

ケースの選び方はマザーボード以上に人それぞれで、HDDの本数やUSB端子の位置や数。マニアはケースファンの数やサイズや配置も見るのかと思います。

ケースを選べるBTOメーカーは非常に少なく、だいたいケースを基にマザーボードが入ってCPUなどが載るのだから、シリーズ名でケースは固定になっています。

これまたサイコムは例外で、ショップブランド派生のようなノリな為、シリーズ名は有れど全てのパーツが変更可能。初心者にはカスタマイズが難しいかも知れませんが、ケースの型番を検索して内部の写真などを参考にしましょう。

 

長く安く使うなら増設程度の知識は必要

タイトルに有る、マザーや電源やケースにこだわる理由は、そのパソコンを長く使いながら増設や交換を安く上げ、パソコンのハードウェアに関する知識を持つことで時間効率を上げるためです。

こちらでコメントを頂いておりますが、私を含めどこからどう見ても初心者とは言えないパソコン変態掛かった人間は上記にこだわります。ちなみに私は予算優先なので次回購入時は適当にBTOメーカーで安くするためこだわりは無くします。納品即日に増設やパーツを交換しますが。

ケースを開ける気は無く、改造や増設しない。故障して修理代が高ければ買い替える。ならば、やはり電源やケース、マザーにはこだわらなくて良いでしょう。但し、クリーニングのためケースの開け方だけは何とか覚えて下さい。

迷ったら昨日の記事もお勧めです。

今月のオススメBTOパソコン

リンク用ソース

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BTOパソコンメーカー比較

パソコン工房

高性能: ★★★★ 長保証: ★★

コスパ: ★★★★★ 安保証: ★★

部品選: ★★★☆☆

初心者や実用重視のPCユーザー向け。デスクトップ以外にノートも多数有り価格と性能のバランスが良く選びやすい。全国に実店舗が多数有るBTO PCメーカー。

マウスコンピューター

高性能: ★★★★★ 長保証: ★★

コスパ: ★★★★ 安保証: ★★

部品選: ★★★☆☆

パソコン工房と同様に機種が多くノートの取扱も有りゲーム用やクリエイター向けPCも有り。送料が比較的高額なので総額注意。知名度は国内トップクラス。

ドスパラ

高性能: ★★★★★ 長保証: ★★

コスパ: ★★★★ 安保証: ☆☆

部品選: ★★★☆☆

デスクトップPCならパソコン工房とマウス以外にドスパラも見る価値有り。秋葉原に本拠地を構える昔ながらのBTOパソコンメーカーで知名度はマウス並に高い。

DELL

高性能: ★★★☆☆ 長保証: ★★

コスパ: ★★☆☆☆ 安保証: ☆☆

部品選: ☆☆☆☆

2011年頃から安く無くDELLを選択肢に入れる理由が薄く回線抱き合わせ販売の価格がまぎらわしい。ゲームPCのAlienwareは見た目重視コスパ最悪なので要注意。

日本HP

高性能: ★★★★ 長保証: ★★

コスパ: ★★★☆☆ 安保証: ★★

部品選: ☆☆☆☆

高性能ノート以外は見る価値が薄く高額なLenovoという感じ。早々にWindows 7を捨て8に切り替えたので7が必要なら行っても無駄。2012年後半から迷走中。

TSUKUMO

高性能: ★★★★ 長保証: ★★

コスパ: ★★☆☆☆ 安保証: ★★

部品選: ★★☆☆☆

ヤマダ電機による買収後はマニアックな感は無くなり家電通販のような普通のパソコン屋に。BTO PCは機種が少なくやや割高。ツクモファンなら選択肢へ。

FRONTIER

高性能: ★★★☆☆ 長保証: ☆☆☆

コスパ: ★★☆☆☆ 安保証: ☆☆☆

部品選: ★★☆☆☆

2013年7月に(株)KOUZIROが倒産しヤマダ電機子会社インバースネットが続投。長期保証が消滅。これと言った特徴が無く難点は有れど利点が見当たらない。

サイコム

高性能: ★★★★★ 長保証: ★★

コスパ: ★★☆☆☆ 安保証: ★★★

部品選: ★★★★★

自作しない中~上級者のPCユーザ向け。初心者にはカスタマイズが難しく動かない構成でも購入できるので注意。パーツへのこだわりや知識が有るなら。

※並びはBTOメーカーの知名度の順。大小関わらず信用できない要素があるメーカーは未掲載。

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BTOパソコンの元修理担当。ハードウェアに超詳しいワケではありませんが、どうしたら故障するのか何となく解るので壊れにくいパソコンを紹介します。