量産系BTOパソコンなら3万円でデスクトップPCが買える

2012年6月 8日

一番安いでかいパソコンはいくらか。

と知人に聞かれ、10分くらい調べると約3万円。でかいとはデスクトップの事を指しているようで、モニタは有り流用するは19型のSXGA(1280x1024)。価格を伝えるとそんなに安くて大丈夫かと疑われる始末。

自称PC初心者な人向けで参ります。

最安はドスパラの「Prime Knight AA」(2012年6月現在)

安さ最優先で探すなら私が勝手に量産系と分類しているBTOパソコン。具体的にメーカー名を挙げると。

  • ドスパラ・・知名度が高い
  • マウスコンピューター・・ノートも取り扱い有り
  • パソコン工房・・平均的に何でも有る
  • DELL・・最近安くない
  • 日本HP・・ノートは安い
  • ツクモ・・やや高め
  • フロンティア・・更に高め

左で一覧している内のサイコムを除くメーカー。サイコムやショップブランドは自作組立代行系なので安くは無し。

上の7メーカーでも特徴が有り、右へ付け足した通り。全サイトを開いて探して行くと最安はドスパラのミニタワー。

Prime-Knight-AA.jpg

デスクトップ内では最低性能のシリーズ。右端が29,980円の物。

5種類有り何が違うか一応書くと。(左から)

  • MSオフィス2010(Personal)付
  • MSオフィス2010(Home and Business)付
  • 標準(と思われる)
  • CPUがCore i3へ性能向上
  • HDDが320GBへ容量減少

私の解釈では上記の通り。

標準と思われる機種が中央に有る理由が判らないけれど、右端はおそらく在庫処分パーツでの組合せ。HDDの320GBは良いとしても何故か2.5インチ(主にノート用)。

意味が判らない事は、右端の機種(Prime~AA)を標準と同じHDD 500GBにすると35,860円になり標準(Prime~GC)より120円安くなる所。納期が長いのはパーツの在庫が無かった場合、処分完了していた時に変更する時間を含めていると推測。

HDDが2.5インチでも問題は無し。ノート用は回転数が低いとは言え、最近のHDDはデスクトップでも5400rpmでまかり通っており支障無いでしょう。

主な構成を引かせてもらうと。

  • OS:Windows 7 Home Premium
  • CPU:Celeron G530(2.40GHz、2コア/HT無、2MB)
  • メモリ:4GBx1PC3-8500) ※最大8GB、空きスロット1
  • マザー:インテル H61 Express チップセット搭載 マイクロATX
  • グラフィック:インテルHDグラフィックス ※CPUに内蔵
  • HDD:320GB(SATA2、2.5インチ
  • DVD:スーパーマルチドライブ
  • ケース:ミニタワー(InWin EM023
  • 電源:350W
  • その他:1000BASE-T対応、USB2.0x6 など

低価格PCには良く有るCPUでセレロンのG530を搭載。マザーボードは汎用のH61でビデオカードはもちろん無し。

気になる所は、メモリの転送速度が今でいうと2ランク下のPC3-8500で、やはりHDDが物理的に小さい事。

メモリの性能は余程こだわるマニアで無い限り性能差は体感が難しくまず判らない程度。HDDは先に書いた通り、物理的な大きさが違うだけ。

CPU、メモリ、マザー、特にHDDの処分でしょうな。他の、OS、DVDドライブ、ケース+電源は他の製品の生産にも流用出来るパーツ。

マザーボードの仕様も引かせてもらうと。

  • PCI Express x16 x1 (空き 1)
  • PCI Express x1 x1 (空き 1)
  • PCI 2.0 x2 (空き 2)
  • 5インチ オープン x2 (空き 1)
  • 3.5インチ オープン x2 (空き 2)
  • 3.5インチ シャドウ x2 (空き 1)
  • SATA 3Gb/s x4 (空き 2)
  • DVI x1、D-Sub 15 x1

背面の拡張ボード用スロットは全部空いており、マイクロATXとしては充分な数。5インチはDVDドライブが1つ、3.5インチシャドウはHDDが入っているので各1が潰れ、カードリーダー無しなので3.5インチオープンは2つ共に空き。

SATAはHDDとDVDドライブで2本使用。空きは2本なので、HDDを別途3.5インチへ増設すると内蔵で高速なバックアップドライブが出来る構造。詰め込めばもう更に1本HDDやSSDも搭載可。

今回、この仕様でも充分と感じた理由は流用の旧式モニタに有り、解像度がSXGAならセレロン如きの内蔵のグラフィック出力でも余裕と判断した為。モニタがフルHDで同時に色々やるならCore i3かi5くらいに上げた方が良いかも知れない。

この構成は以前パソコン工房が貸してくれたレサンセのデスクトップとほぼ同じで、HDDやケースのサイズが違うくらい。

他の量産系BTOメーカーの最安を一覧

片っ端から見て来たので、6月上旬現在の最安機種を参考まで。

カッコ内は左から(CPU、HDD、メモリ、ケース)の順。共通して、OSはWindows7 Home~、CPUはCeleron。他社より劣る箇所を赤に変更。

  • ドスパラ・・29,980円(G530、H61320GB、4GB、ミニタワー)
  • マウス・・36,750円(G530、B75、500GB、4GB、スリム
  • PC工房・・37,980円(G530、B75、500GB、4GB、ミニタワー)
  • DELL・・34,980円G460、不明、500GB、2GB、スリム)※無線LAN付
  • 日本HP・・36,960円G440、不明、500GB、2GB、ミニタワー)
  • ツクモ・・39,980円(G530、H61、500GB、4GB、スリム
  • フロンティア・・35,800円(G530、H61320GB、2GB、スリム

無改造前提ならチップセットは無関係、ケースも私がスリム嫌いというだけで、省スペース重視ならミニタワーの方がでかくて邪魔でしょう。

こうして見ると、安さならドスパラ、スリムならマウス、ミニタワーで良いならパソコン工房がコストパフォーマンス良好。他は高い割に特徴が薄め。

本気で価格重視なら送料の違いも考えましょう。

  • 無料・・ドスパラ、DELL
  • 安め・・パソコン工房(630円)
  • 高い・・その他のメーカー(2千円~)

という感じで私は見ております。いつもならここから更に3年保証も込で比較するけれど、今回の相談は1年有れば良いとの事なのでスルー。

空きスロットや端子の数はマザーとケースの仕様

今回、私にしては他人のPCで珍しく拡張性も見ておりますが、この人は後々私に増設の依頼をして来ると思う為。

用途は主にインターネット。詳しく書くと、アダルト用(出会い系、チャット、画像や動画保存)との事なので、

  • PCI-ExpressへUSB3.0増設(Webカメラ、外付大容量HDD)
  • 大容量HDDを内蔵で増設
  • VRAM容量稼ぎ用に低価格グラボ増設

なども考えたという。最初からUSB3.0必須というなら、やや高くなるけれどパソコン工房の約3.7万円も有りかも知れない、けれど今回は価格優先。

細かい所では、3.5インチベイに2.5インチHDDが載っているならマウンタが付いているはずなので、数年後に価格が下がったSSDに交換する際も楽でしょう。

これら空きスロットなどは仕様書に書かれない事が有る為、現地でケースを開けて見せられない状況(質問掲示板で文字だけで聞くなど)ならメモしておきましょう。

但し、改造するとメーカー修理を断られる可能性が高く、増設パーツは全て外して依頼する事になるのでご注意有れ。

 

ドスパラがさり気なく送料を有料に戻そうとしている(まとめ)

いくらPC本体の価格が安くとも、送料が高額では合計で他のメーカーより高くなる事も有り、期間限定の送料無料が延々と続いていたドスパラは見易い、と思っていたけれど、ここでまさかの限定期間終了の気配。

Prime-Knight-AA-2100-cp.jpg

画像の上部に記載の通り、送料分ポイントバック(6月30日まで)となっており、右の金額欄には送料2100円の表記。これが2100ポイントに変換されるわけですな。

5月までは送料0円でポイントバックはもちろん無し。この1ヶ月を利用し送料を有料に戻そうとする上手いやり方。

しかし、BTOパソコンを購入するユーザは自作をしなかったり出来ない人。そのようなユーザがポイントを貰えどパーツを購入しないので使い道が無いでしょう。

6月30日までが延長するとは思えず、7月から送料無料に戻るとも思えず。延長保証の値上げに引き続き送料も実質値上がり。

こうするとニュースリリースなどでの見た目価格は安く感じるけれど、合計すると高くなる企業視点。

期間限定と書かれていたので有料に戻されても文句は無いけれど、無理が有ったのか、ドスパラの方針なのか。

パーツならドスパラは1万円、ツクモは5千円以上で送料無料になる割に、PC本体は有料でしかも高め。送料で儲けようとする感覚が私には理解不能。

こうなると延長保証、送料ともに安定のパソコン工房系となり、今後益々ドスパラは選択肢から外れて行くとは私の主観。

メーカーや価格だけで判断せず、用途から性能も考えましょう。デスクトップやノートという分け方以外、低価格と高性能PCでもメーカーにより得手不得手が有る為。

今月のオススメBTOパソコン

リンク用ソース

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BTOパソコンメーカー比較

マウスコンピューター

高性能: ★★★★ 保証: ★★★

コスパ: ★★★★★ 安定: ★★★

初心者: ★★★★★

令和時代の鉄板スタンダードなPC初心者向けメーカー。標準構成のバランス感覚が突出しており、私でさえケチを付けることが滅多にできない。性能の下から上まで幅広く実用的。

パソコン工房

高性能: ★★★★ 保証: ★★

コスパ: ★★★★★ 安定: ★★

初心者: ★★★★

性能とパーツの相場がある程度わかる人なら標準構成が多いのでコスパ重視で選びやすい。同じに見える同じ価格でも仕様の違いがどうなのか判る人には最適。

ドスパラ

高性能: ★★★★ 保証: ☆☆

コスパ: ★★★☆☆ 安定: ★★

初心者: ★★★★

昔はドスパラ=BTOだったけれど最近は普通のパソコンに力を入れておらず、2018-2019年の偽インテルチップ中華SSDの件が未解決なので信用問題的に何とも言えない。

DELL

高性能: ★★★☆☆ 保証: ★★

コスパ: ★★☆☆☆ 安定: ☆☆

初心者: ☆☆☆☆

10年以上前まではDELL=初心者向けの安いパソコン、それはもう通用しておりません。クーポン適用後が適正価格だと見抜けるパソコン詳しい人向け、または大人買いで割安になる法人向け。

日本HP

高性能: ★★★☆☆ 保証: ★★

コスパ: ★★★☆☆ 安定: ★★

初心者: ★★★☆☆

コスパと性能以外にも見た目も重視したいならHPのノートも選択肢としてアリ。自社製造状態なのでBTO=ダサい印象は払拭されるかと。デスクトップは法人用、ゲーミングは海外向け。

FRONTIER

高性能: ★★☆☆☆ 保証: ☆☆☆

コスパ: ★★★☆☆ 安定: ☆☆☆

初心者: ★★★☆☆

フロンティア神代の解散後、現所長のパワハラがひどいとタレコミが複数あり、私から内情を運営会社へ伝えると逆ギレされて私を訴えるぞと謎すぎる返しがあり困惑中。

サイコム

高性能: ★★★★★ 保証: ★★★

コスパ: ★★★☆☆ 安定: ★★★

初心者: ☆☆☆☆☆

PC自作しない中~上級者向け、昔ながらの2chおっさん御用達な鉄板メーカー。動かない構成でも購入できるので初心者にはおすすめ不能。量産系BTOのようにコスパ悪くならないのでサイコムだけは自由なカスタマイズを激しくおすすめ。

※並びはBTOメーカーの知名度の順(暫定)で、大小関わらず信用できない要素があるメーカーは未掲載。

勝手に評価シリーズ

結果として宣伝になっていますが依頼されたわけでは無く、依頼されてもやりません。

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プロフィール

ヒツジ先輩

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BTOパソコンの元修理担当。ハードウェアに超詳しいワケではありませんが、どうしたら故障するのか何となく解るので壊れにくいパソコンを紹介します。