回線抱き合わせ販売の大幅値引きや100円PCになる仕組

2011年12月17日

インターネット回線とセットで販売される格安パソコン。

記憶の古い所ではDELLのネットブックが100円で販売していたり、現在ではパソコン工房系が回線セットで大幅値引の格安販売。今回はマウスコンピューターがいつもより多めに値引いて売っているらしくネタにさせてもらいます。

結論から言うと、パソコン代が安くなる理由は回線費で分割しているだけ。

So-netの光回線とWiMAX無線の違い

分り易いかも知れないので、マウスより拝借したこちらの画像。

mouse-sonet-wimax-2011-12.jpg

左の価格はSo-net、右がUQ WiMAX。特徴を簡単に書くと。

  • So-net(光):高速、屋内固定で使用、月額高め・・地域や建物による
  • UQ(無線):中速、屋外でも使用可、月額中程度・・電波範囲が問題

上は固定電話の回線のように光ファイバーを屋内へ通す工事が必要で、一戸建てかマンションなどかで月額や速度が変化。 

下は携帯電話のようなイメージで、どこでも使えるとは言えど電波の届く範囲内ならの話。速度は都市部では高速になる事が多いけれど、山奥は電波さえ届かない範囲も広め

WiMAXは使えるユーザが限られており、需要が高いとは思えないので普通の人はスルーしましょう。

どうしても無線が気になるならサービスエリアの地図から使用場所の検索をどうぞ。それ以外に四国や九州、特に東北を見るといかに範囲が狭いかが判るかと。

というわけでSo-netの方を例として仕組みを解説。WiMAXも値引きの仕組みは似たようなものなので置き換えてお読み有れ。

 

So-netとNTTの光回線で値引きされる仕組み

他の組み合わせでも有るけれど、マウスがやっているのはNTTとSo-netなのでこれで。やはり画像が分り易いので引かせてもらいます。

mouse-40k-off-pc-sonet.jpg

期間限定で4万円値引きまで盛ってある状態。下段のパソコンを見ると本当に安くなっております。

更に分り易くする為に、ページの下に出ている100円パソコンで試算。

100yen-pc-desktop-note.jpg

ノートはベアボーン(ノート本体部分)の価値を出す為の逆算になってしまい分かり難いので、左のデスクトップで行きましょう。

いつも通り市販パーツの最安を価格コムより。OSはDSP版で換算、ケースから下は詳細不明または同じ物が無い為に適当に安めで。全体的にマウスが不利になるよう厳しめに。

  • OS:Windows7 Home Premium 64bit・・12千円
  • CPU:Pentium G630 (デュアルコア/2.70GHz/3MB) ・・5千円
  • マザー:インテル H61 Express チップセット・・5千円
  • メモリ:4GBx1枚 PC3-10600 DDR3・・1千円
  • HDD:1TB 7200rpm・・8千円
  • ケース:ミニ(マイクロ)タワー・・3千円
  • 入力:キーボード/マウス・・2千円
  • 電源:350W・・3千円

皮算用の総額は約39千円。

本体丸ごとの相場で見ると、DELLの似たような構成が35千円なものの、CPUがG620、メモリ2GB、HDD500GBと低め。フロンティアもDELLと似たような構成なものの約55千円という高めな通常運転。

というわけで、PC本体4万円相当の値引きとしては合っているとしましょう。簡単にいうと、ぼったくりや嘘では無い正しいと思える価格。

 

回線抱き合わせ販売で大幅値引きになる仕組

ここからは、So-netがマウスのPC値引き分4万円を出している、言い方を換えるとマウスにキャッシュバックしていると仮定し単純計算。

その他の条件として、割引価格は基本的に2年縛り(途中解約は違約金)になる為、24ヶ月支払い続ける事。

マウスコンピューターに掲載の料金一覧より。

sonet-mouse-ntt-flets-s.jpg

目に付くWiMAXを先に注意しておくと、この値引きサービスではWiMAX対応機器(Aterm WM3500R(AT)) を購入するプランと書かれております。端末代を価格コムで調べると15千円なので、1万円値引きされても差額の5千円前後を支払う可能性有り。月額は標準価格。

So-net光は条件を限定し、東日本の一戸建てで行きましょう。マンションはケーブルの種類が多過ぎわけが解らなくなる為。

東日本一戸建ての月額は6720円。この価格はどうなのか、So-netのページで料金を確認すると。

sonet-family-flets-charge.jpg

月額合計は右端で6720円となっておりマウスと同じ。やはりマウスPC抱き合わセットは4万円の得。

かと思いきや、年中キャンペーンをやっているので普通に契約しても17千円のキャッシュバックが有り4万円では無く23千円の得まで値下がり。

sonet-cashback-17k.jpg

ここまでの24ヶ月(2年縛り)の総額を計算すると、初期費用2100円+6720円x24ヶ月で163,380円。ひと月あたり6,807円。

同じ条件で価格コムの費用比較を見ると。(東京都千代田区の場合)

kakaku-sonet-ntt.jpg

上記は1年間の割り算。これも2年縛りなので2年に切り替え試算すると。

kakaku-sonet-ntt-4836.jpg

既に計算されているので4,836円x24ヶ月にすると116,064円。

元の24ヶ月分163,380から上の総額116,064円を引くと47,316円。マウスPCのセット購入で4万円引かれるけれど、パソコンは普通に購入し価格コムの単体で乗り換えた方が7,316円得をする仕組みになっております。

比較をまとめると。

  • So-netへ直接行くと・・17千円 値引き
  • マウスPCの購入なら・・40千円 値引き
  • 価格コム経由の場合・・約47千円 値引き

キャッシュバックや値引き割引など表現は違えど、以上を見るに価格コム経由で乗り換えて普通にパソコンを購入すると最も安くなると言えましょう。マウスでは無くとも良いという。

更に2つ上の画像を見ての通り、So-netとNTTは価格コムとしてのランキングでは11位。更に安い回線も有り上位を見ると1位のビッグローブでは。

kakaku-biglobe-2year.jpg

3,271円x24ヶ月は78,504円。通常価格の24ヶ月より84,876円安く、マウスPCセットの4万円引きより約45千円も安くなるという。

隠れておりますが、2位はSo-netとauひかりの組み合わせ。関東では最強かも知れないと噂の上下速度。NTTにする理由が株主以外には解らない。

 

2年縛りの回線抱き合わせ販売は最安ではない(まとめ)

誰も最安とは言っておらず、上でやらかした比較は私が興味も無い割に情報を収集したオリジナルのネタ情報。

普通の人ならSo-netが良いと聞けば17千円のキャッシュバックに釣られ、パソコンが必要な時にマウスPCセットを見たならそれが安いと思うものでしょう。

私が知る限りという意味では同じSo-net&NTTなら価格コムが最安。更にビッグローブの方がもっと安い。しかし価格コムもボランティアでやっているわけでは無く、So-netやbiglobeからマージン(手数料)を貰っているでしょう。

マウスPCセットを別の例としクレジットカードの返済で例えると。

  • キャッシングで10万円の借金・・毎月5千円の24ヶ月払い
  • ショッピング枠5万円で商品購入・・8~9割くらいで転売し現金化

やや物騒な例では有りますが考え方としては似たようなもの。いずれもクレジットカード業者へ分割払いという。

今パソコンが必要で4万円を超える現金を用意出来ないならSo-netとNTTの回線契約で分割出来るという事。

ひねくれて考えておりますが、So-netとしては契約者を増やす為にマウスと提携し、マウスはSo-netと組む事で広告ネタが乏しく広報の難しいBTOパソコンという物を販促しているだけ。

価格コムのような更に安くなる販売経路を知らなければマウスが最も安く、パソコンが要らないならSo-netへ直接行けば他者の通常価格より安価。

このような比較が出来ない人間の事を情弱と馬鹿にする人も居られますが、私の知る限りとして書いているだけで、代理店の営業経由なら更に安くなる事も考えられる為、その場合は私が比較的情弱という事になりましょう。

以上。マウスに限らずパソコン工房などでも確かにパソコンの購入代金は安くなるものの、多少時間を掛けて調べると更に安くなるという、パソコン購入の基礎知識として。

数万円が小銭感覚では無いなら調べましょう。また、回線には地域や業者により価格以外に品質(回線速度や切れ易さ)も有るので、価格に釣られては2年間後悔する事になるやも知れない為ご注意有れ。

※言い訳:いつも通り酔って書いているので、誤り有れば手数ながらご指摘戴けると幸い。特に計算部分。info@bto-pc.jp

今月のオススメBTOパソコン

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BTOパソコンメーカー比較

マウスコンピューター

高性能: ★★★★ 保証: ★★★

コスパ: ★★★★★ 安定: ★★★

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令和時代の鉄板スタンダードなPC初心者向けメーカー。標準構成のバランス感覚が突出しており、私でさえケチを付けることが滅多にできない。性能の下から上まで幅広く実用的。

パソコン工房

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コスパ: ★★★★★ 安定: ★★

初心者: ★★★★

性能とパーツの相場がある程度わかる人なら標準構成が多いのでコスパ重視で選びやすい。同じに見える同じ価格でも仕様の違いがどうなのか判る人には最適。

ドスパラ

高性能: ★★★★ 保証: ☆☆

コスパ: ★★★☆☆ 安定: ★★

初心者: ★★★★

昔はドスパラ=BTOだったけれど最近は普通のパソコンに力を入れておらず、2018-2019年の偽インテルチップ中華SSDの件が未解決なので信用問題的に何とも言えない。

DELL

高性能: ★★★☆☆ 保証: ★★

コスパ: ★★☆☆☆ 安定: ☆☆

初心者: ☆☆☆☆

10年以上前まではDELL=初心者向けの安いパソコン、それはもう通用しておりません。クーポン適用後が適正価格だと見抜けるパソコン詳しい人向け、または大人買いで割安になる法人向け。

日本HP

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コスパと性能以外にも見た目も重視したいならHPのノートも選択肢としてアリ。自社製造状態なのでBTO=ダサい印象は払拭されるかと。デスクトップは法人用、ゲーミングは海外向け。

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初心者: ★★★☆☆

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サイコム

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初心者: ☆☆☆☆☆

PC自作しない中~上級者向け、昔ながらの2chおっさん御用達な鉄板メーカー。動かない構成でも購入できるので初心者にはおすすめ不能。量産系BTOのようにコスパ悪くならないのでサイコムだけは自由なカスタマイズを激しくおすすめ。

※並びはBTOメーカーの知名度の順(暫定)で、大小関わらず信用できない要素があるメーカーは未掲載。

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