ネットブック成熟期突入か、最新EeePCが完成度高し

2010年10月18日

タブレットPCというかiPadに喰われ気味と言われるネットブック。

激安の小型ノートとしてXP祭りも手伝い、半年か1年間程はAcerとASUSの市場占有対決が記憶に新しい所。

手軽にというより、軽めの物しか使い物にならないとも思われ、このまま先細って行くかと思いきや、ASUSがさり気なく新製品を放流。

ASUSというメーカーを知らない方の為、先に簡単な解説を申し上げます。

分かる人は次の見出しまですっ飛んで下さい。

知っていても何の役にも立ちませんが、国内で知名度の高い東芝のような有名メーカーでも、ドスパラのようなBTOメーカーでも無い、台湾に有るPCパーツなどの製造メーカー。

自作マニア御用達のみならず、メーカーPCのマザーやビデオカード、ノートもASUSが製造している事が多く有り、名前が見えないだけであなたのPCも基板やベアボーン(ノート本体部分)はASUSかも知れません。

ASUSはアスス、アスースと読みます。ちなみにASUSTek(アスステック)とPegatron(ペガトロン)に分離したそうな。

品質の善し悪しは比較しようが無いため触れませんが、以前私が修理もどきをしたデスクトップのVAIOはマザーボードがASUS。エプソンダイレクトのノートもASUSが製造していたり。

私が次に買い替えたいデスクトップの候補としてASUSまみれ希望を脳内で申請中では有りますが、予算が貧弱なため別物になるでしょう。これは関係無い。

簡単に言えば、ASUS->台湾->駄目だ、と直結するのでは無く、上で挙げた通り日本のメーカーPCやBTOで採用される製造元、ASUSがダイレクト販売している事を言いたかったわけです。

 

新しいEee PC、1015PEMは抜け目無し

毎回ですが前置くと、ASUSに金をもらっていたり宣伝依頼でも無く、買えとか言う記事でもございません。

またネットブックか、のフレーズを脳内でスペースを入れつつニュースを流し読むと(ネットブックという体裁以外は)中々の物。私の機嫌や気分が良かったわけでは無く、仕様と価格を見てなるほどと思った次第。

いつもクールなEngadgetは、ittousai殿の和訳より。関係有りませんが私もヒツジ先輩では無く、Sleeping Sheep(略して S.S)とか寒い名前に改名すべきでしょうか。もちろん永遠に起きません。

デュアルコア Atom N550で9.2時間駆動のEee PC 1015PEM
http://japanese.engadget.com/2010/10/15/atom-n550-9-2-eee-pc-1015pem/

画像はEngadgetより、普通のEee PCです。

EeePC 1015pem

仕様はASUSのページより引かせてもらいますがリンクを良く切らすため、拝見されるなら手数ながらコピペにて。ちなみに全部英語なもののスペック変態なら仕様タブは余裕かと。

Eee PC 1015PEM - ASUSTeK Computer Inc.
http://www.asus.com/product.aspx?P_ID=4Bf6sc0o5FMGABzh

  • OS:Windows7 Starter
  • モニタ:10.1インチLED液晶、WSVGA(1024x600)
  • CPU:Intel Atom N550(Dual Core)
  • メモリ:DDR3 SO-DIMM 1GB DDR (最大2GB、1スロット)
  • 無線:W-LAN IEEE802.11b/g/n , Bluetooth3.0
  • HDD:160GB(+Eeeストレージ500GB付き)
  • Webカメラ:30万画素
  • USB:USB 2.0x3(オプションでUSB3.0x2 + USB2.0x1)
  • カードリーダー:MMC/ SD(SDHC)対応
  • 重量:1.27kg
  • バッテリ駆動:最大9.2時間 *ここだけEngadgetより

ネットブックという限定用途として上から適当に参ります。

OSがWindows7のStarterエディション(笑)

Starterェ・・でも結構ですが、実際に触ってみると設定さえいじらなければ、私のようなWindows7初心者にはHomePremiumかUltimateか分かりません。

壁紙を見ると一目瞭然なものの、それはStarterを知っているならの話。普通のHomePremiumとどう違うかは。

  • (個人的に全く要らない)壁紙の変更が出来ない
  • (個人的に無駄だと思う)半透明やエアロ全般が無し
  • (ネットブックで不要と思う)Media Center非搭載、DVDなど再生不可
  • (同上)マルチディスプレイ不可

もう一つ、OEMのみというマイクロソフト様の御制限がございますが、EeePCはOEMなので載っているわけです。Starterエディションはネットトップ(Atomとか載っている超小型デスクトップ)とネットブック専用。

Windows7発売後、Starterの制限まみれには絶句ものでしたが、補助的な用途としてネットブックなら有りかと思われます。

10.1インチは良いとして解像度が1024x600

個人的に縦サイズが耐えられない仕様ですが、縦を768まで上げて横を1360(FWXGA)にする発想は無いのかと思えば、それはHD(ハイビジョン)用途と考え無しなのでしょう。

DVDなどで映像鑑賞をしない、出来ないという前提がネットブック。Win7のStarterとするなら仕方無しとしましょうか。私は納得しておりませんが、ネットブックを買う気は無いため余計な世話です。

CPUはAtomのデュアルコア、N550搭載

インテルのCPUファインダーによると、クロックは1.5GHzで2コアのHTで4スレッド処理可能、更に64bitにも対応。クロックは低いもののAtomの中ではコア2/HTを考慮すると最も性能が高いと言えますが、見所はそこでは無く。

1000個大人買い時の見積単価は86ドルという安さ。ASUSが仕入れている価格に近いかこれ以下と想像出来、最たる利点は最大消費電力8.5Wという超省電力。

デスクトップで省電力は意味不明ですが、ネットブックをモバイル用途と考えるならCPUの消費電力は大変重要。当然ながら常時8.5Wでは無く最高ここまで出るという意味なので平均やアイドル時はもっと下がります。

バッテリー駆動は約9時間、またはそれ以上

解説をしつつ意味が分からないという失礼な状態に陥りました。

Engadgetでは9.2時間と書かれており、台湾直売のため日本の悪習とも言える上げ底JEITA測定では無いと思いますが、ASUSTekのページではこう書かれております。全て6セルのリチウムイオンバッテリーにて。

  • (6cells, 63W/h) / 13hrs
  • (6cells,56W/h)/11hrs
  • (6cells,48W/h)/10hrs

左から、6セルバッテリで1時間当たりの消費電力と思われますが、スラッシュ右が上から13時間、11時間、10時間と不明。9.2時間は3つ目の10hrs(10時間)でしょうか。もしかすると48W/hなら10時間という意味ですか。

13時間行くなら価格次第では相当な物と言えましょう。20万円近く出せるならレッツノートが16時間でその他仕様も上ですが、モバイル用途なら13時間有れば余裕で丸1日過ごせます。

2年制限のMSオフィス2010無しなら44800円、有りは39800円

44800円の方はオフィス以外にHDDが250GB、39800円では160GBという違いも有るものの、ネットブックならと考えるとどちらでも良いでしょう。どうやって100GB以上使うのか用途不明。

オフィスはマイクロソフト様の御制限付きで2年間のみ使う事が許される2010。使わない、または旧バージョンでも使い慣れたオフィスを持っているなら安い方で良いでしょう。

この価格はEngadgetが掲載している発売時の予想かも知れない価格で、パソコンと言うものはネットブックも同様、数ヶ月で値下がりするもの。それをASUSが見越して日本円を設定したなら小売りは売りやすい44800->39800円、39800->35000円以下と推測出来ます。

N550と聞いて真っ先に思い付くのはDellのネットブックタブレットですが価格不明以前にこれは無いとして。ほぼ同仕様では日本HPが9月30日にMini 210-2000というモデルで49980円。

液晶モニタが私好みな1360x768となってはいるものの、それだけの為に1万円以上高い物が必要かと言えば無しでしょう。カスタマイズや保証などHPにも良さは有りますが、ネットブックは故障したら使い捨てと考えます。

  

ネットブックの本格的な成熟はもう少し後

どの程度後かはSSDなどの相場次第。良く解りませんがムーアの法則というやつも関わっているでしょうか。

私の当たらない予想では、1年前にはHDDがSSDに変わって店頭のノートなどで並びまくるとしましたが、相変わらずマニアのおもちゃ状態とは言え、結構値下がりも進んでいる模様。

Atomは激安、LCDの値下がりは止まらず、メモリも大暴落。HDDはもう終わるとして、価格を維持しつつネットブックが伸びるとするならバッテリーの進化とストレージの消費電力次第。この場合はモバイル、利用中はAC電源不要としております。

元がニッケーなのでリンクせず簡単に書きますが、東大の研究でSSDの書込時にReRAMというキャッシュを利用し消費電力を97%カットする方法が実用に向かっているそうな。

最大130WのCPUや300W近く消費するグラボを使っているならピンと来ないかも知れませんが、Atomの消費電力が平均6W程度としてHDDもスピンアップ以外は6W程度、その他を足して仮に50WとするならSSDの進化により1W程度まで落ちるとし合計41W。

単純に消費電力が18%カットされるとしてバッテリ駆動時間が現在標準10時間とすると、12.2時間になり大幅な伸びとなるわけです。

タブレットのPCもどきならARMプロセッサでiPadがバッテリ駆動10時間以上などやっておりますが、ネットブックはCPUが結構重要。Windowsとそれ用ソフトが動く為。

N550がどの程度の物か知りませんが、ストレス無く快適にサブPCとして使える所まで来るなら、後はバッテリ駆動18時間が鍵。18時間とは6時間睡眠中にバッテリ充電とし、起床から就寝まで電源コード無しで使えるという意味にて。

以上、やはりネットブックは要らないという話にしたい所ですが、丸1日電源を入れて放置出来るなら有りかも知れないと思い始めた為、おそらく私はこの記事を書いたのでしょうな。

機嫌や気分が良いのでは無く、どう考えても飲み過ぎです。

リンク用ソース

コメント(13)

記事の本筋と関係ないのですけれど

>ASUSはアスス、アスースと読みます。
私はその昔「エイサス」と呼んでた時期があるのですが、スゴイ少数派でした。
でもアスースって呼んでる人にも「ASUS」のことなのはなぜか伝わる不思議w

ただし

ASUSの事かーっ!!

って、返しをくれる人はなかなか居ないです。

あくまで私にとってなんですが、いまだにネットブックの価値が分かっていません。

デモやプレゼンで仕事に使うならデスクトップ似た環境が必要なので縦方向の解像度などスペック不足の気がします。
個人利用でモバイルならスマートフォンで充分かと。

縦の解像度が上がるか、明るいモバイルプロジェクターでもあればいいんですが…


ちなみに私も「エイサス」でした>TakaQさん
英語発音的にはこちらの方が正しいんじゃないかと…

社長か誰かが何と呼んでくれても構わないって言ってる記事を読んで最近は「アスゥス」にしてますが(結局ひよった訳です)

>TakaQ さん
『ASUS』は『アサス』と読んでいますが、やはり少数派なのでしょうか?それとも間違っていますかねwww
皆さん『アスース』が多いですよね。

そうそう、ひよりましたw
私のまわりは「あすーす」が多かったので、私も気づいたら「あすーす」言うようになっていました。

ちなみにGoogle日本語入力でやってみたところ変換候補に「ASUS」と出るのは
あすーす → 出る
あさす → 出る
あすす → 出ない
えいさす → 出ない
なんで、やはり「あすーす」と「あさす」がスタンダードというか、使っている方が多い模様ですね。

いや、書くぶんには「ASUS」表記で済むからいいんですけどねw

>さわちよ
私もネットブックの価値がイマイチ??です。
CLUVノートの存在で余計に需要が・・・

ちょっw、これはw
使ってる方結構いるじゃないですかw

この短時間にさわちよさんとHNの接頭辞が通りすがりさんとTakaQと次々に「えいさす」使いが現れたいうことは

実は少数派なんかじゃないんじゃね?
不当に言論弾圧されてきただけなんじゃね?
いや、私はいつか「えいさす」の時代が来ると思ってたけどな(キリッ

ヒツジ先輩、どうやらタブレットPCの次のアンケートが決まったようですw

ASUS 何て読むの?
http://www.vote5.net/pc/htm/1221236353.html

あーざぁーすっ

こんばんわ^^

私も、「えいさす」ですね・・・

調べたのですが、TOWTOPは「えいさす」のようですよ^^

誤爆したようです、TWOTOPですね><

私も当然のように

アサス

です。

私見で申し訳ないですが、ネットブック最大の弱点は動画再生機能の弱さだと思って
います。
ION機なら良いのですが、インテル様チップセット機ではそのあたりがコア数にかか
わらず、最大の弱点かと。
あと、バッテリーの駆動時間についてはどうなんでしょうか。
処理能力の弱いPCで、そんなに長時間バッテリー駆動出来ても、メリットがあるの
でしょうか。
例えば、バッテリーの持ちが3倍でも、処理能力が1/4なら意味がないような気も
します。
私は、ソーテック製シングルコアAtom機を使っていますが、バッテリーには期待し
ていません。
メリットは単に価格の安さのみと思っています。

皆様そこへ食い付かれるか(笑)
WikipediaのASUS(http://ja.wikipedia.org/wiki/ASUS)によると

エイサス・・英語の発音
アスース・・中国語の発音(日本法人もアスース・ジャパン)

私の周囲では。

アスス・・私が本文で使用(文字数少なく通じるなら良し)
アサス・・15年以上とかの年季入り自作職人が良く使う印象

ASUSTekとしては「どれでも良い」らしいものの、PC初心者の方へ肉声で説明する時にどう言うかで混乱しそうですな。全部知っており通じてこそ本物という事で(何がだ)

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BTOパソコンメーカー比較

パソコン工房

高性能: ★★★★ 長保証: ★★

コスパ: ★★★★★ 安保証: ★★

部品選: ★★★☆☆

初心者や実用重視のPCユーザー向け。デスクトップ以外にノートも多数有り価格と性能のバランスが良く選びやすい。全国に実店舗が多数有るBTO PCメーカー。

マウスコンピューター

高性能: ★★★★★ 長保証: ★★

コスパ: ★★★★ 安保証: ★★

部品選: ★★★☆☆

パソコン工房と同様に機種が多くノートの取扱も有りゲーム用やクリエイター向けPCも有り。送料が比較的高額なので総額注意。知名度は国内トップクラス。

ドスパラ

高性能: ★★★★★ 長保証: ★★

コスパ: ★★★★ 安保証: ☆☆

部品選: ★★★☆☆

デスクトップPCならパソコン工房とマウス以外にドスパラも見る価値有り。秋葉原に本拠地を構える昔ながらのBTOパソコンメーカーで知名度はマウス並に高い。

DELL

高性能: ★★★☆☆ 長保証: ★★

コスパ: ★★☆☆☆ 安保証: ☆☆

部品選: ☆☆☆☆

2011年頃から安く無くDELLを選択肢に入れる理由が薄く回線抱き合わせ販売の価格がまぎらわしい。ゲームPCのAlienwareは見た目重視コスパ最悪なので要注意。

日本HP

高性能: ★★★★ 長保証: ★★

コスパ: ★★★☆☆ 安保証: ★★

部品選: ☆☆☆☆

高性能ノート以外は見る価値が薄く高額なLenovoという感じ。早々にWindows 7を捨て8に切り替えたので7が必要なら行っても無駄。2012年後半から迷走中。

TSUKUMO

高性能: ★★★★ 長保証: ★★

コスパ: ★★☆☆☆ 安保証: ★★

部品選: ★★☆☆☆

ヤマダ電機による買収後はマニアックな感は無くなり家電通販のような普通のパソコン屋に。BTO PCは機種が少なくやや割高。ツクモファンなら選択肢へ。

FRONTIER

高性能: ★★★☆☆ 長保証: ☆☆☆

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部品選: ★★☆☆☆

2013年7月に(株)KOUZIROが倒産しヤマダ電機子会社インバースネットが続投。長期保証が消滅。これと言った特徴が無く難点は有れど利点が見当たらない。

サイコム

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部品選: ★★★★★

自作しない中~上級者のPCユーザ向け。初心者にはカスタマイズが難しく動かない構成でも購入できるので注意。パーツへのこだわりや知識が有るなら。

※並びはBTOメーカーの知名度の順。大小関わらず信用できない要素があるメーカーは未掲載。

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BTOパソコンの元修理担当。ハードウェアに超詳しいワケではありませんが、どうしたら故障するのか何となく解るので壊れにくいパソコンを紹介します。