通販と秋葉で売れ筋のBTOパソコン調査結果(2013年8月分)

2013年9月13日

通販と店舗で聞いた売れ筋BTO PC調査。

当サイトや私が調査したわけでは無く、アスキーが取材したもので、ショップはいずれもユニットコム系、faith通販とBUY MORE秋葉原店の2つ。宣伝かと思ったけれど、そうでも無さそうなのでこれをネタに1本参ります。

何が売れているのか適当に見て参りましょう。

ソースはこちら。

ASCII.jp:【売上ランキング】約4万円~20万円まで売筋BTO PC調査 (1/2)
http://ascii.jp/elem/000/000/824/824059/

タイトルが「売上」になっている点が気になるけれど、この件は後で。

 

フェイスは全体的に性能高めで単価も高め

宣伝では無いと信じ、アスキーよりランキング一覧を画像で引用。

faith-2013-08-09-sales-ranking.gif

元のデータはフェイスの通販。

全体を見るとCore i5以上しか10位以内に無いという不自然さ。しかしフェイスは高性能なゲーム用PCがメインなので、これが自然な形なのでしょう。

トップはCore i5搭載、Haswellの新製品ですな。1と2位はケース違いで中身は同じ。この仕様のミニタワーが売れているとの事。

3位は1~2位とそう変わらないのでスルーし、4位には何と約12万円もするグラフィックカードを搭載したフルHDノートが来ております。しかもWindows 8という辺りが香ばしい。

否定はしないけれど、これに12万円も出すなら、2万円の23型フルHDと10万円クラスのゲーム用デスクトップの方が良いのでは高性能になるはずなので快適では無かろうかと。

5~9位まではHaswellの高性能CPU、i7-4770搭載のゲーム仕様デスクトップとなっており、10位は前世代なものの同じく高性能CPUを搭載したデスクトップ。

ゲーム用デスクトップPCは8万円台の次に約13万円、次は16万、最高で20万円くらい。金を出す人は出すという事でしょうな。

自称ゲーマー時代、1~2年ごとに2万円台のグラボを交換し続けていた私には信じ難い豪快な買い方。

上で書いたけれど気になる事は「売上ランキング」になっており、おそらく金額を指しておりましょう。台数では無いだろうという意味。数のみ売上では無く販売台数と書くはず。

各機種毎の売上額なら、1位の約6万円デスクトップが仮に20台とすると、4位の12万円ノートは10台以下のはず。

単純に台数だけにすると安い物の方が多く出るだろうと思われ、売上額でランキングしたのなら良いデータ。私が評価しても何の意味も無いけれど。

一点、驚いた事は10位内の中にWindows 8が3種類も有る事。

フェイスの通販を見て来ると、デスクトップPCはWindows 7が多いけれどノートは8と半々くらい。間違って買ってしまったのか、いや、それは無いか。

次はBUY MOREのショップのデータも見てみましょうか。

 

BUY MOREの売れ筋1位は4万円ノートPC

秋葉原のBUY MOREは、faithとTWOTOPが3月頃に合体した店。

buymore-2013-08-09-sales-ranking.gif

アウトレット館は7月にソッコーで閉まった為、現在は普通のパーツやパソコンショップとなっております。

こちらは何故か5位まで。しかも5位が2つというやる気の無さ。カスタマイズするとと型番が増殖し、1機種あたりのデータ(台数や売上)が少ないのか。

店員が適当にランキングしたものでは無いと信じて上から下へ見ると、低価格な物の方が売れているご様子。

1位の4万円PCは、Celeronながらもデュアルコアでしかも動作クロックは2.6GHzという、価格の割に中々の性能。メモリやHDD容量も特にケチってはおらず、円安の影響で以前より高くなったとは思うけれど、簡易用途ならコスパはよろしいかと。

2位は1世代前のCPUでIvy Bridge搭載、3位から下は最新のHaswellとなっており、ライキングが下がるほど高性能かつ高価になっております。

これらは店頭BTOらしく、スタッフが直接対話し構成しているとの事。全部Windows 7という辺りは店員の影響も有るでしょうな。

以上。フェイスとBUY MOREをまとめると売れ筋は以下の通り。

  • ゲーム用PCは9~20万円が多い
  • 普通のデスクトップは4~10万円

私が今はゲームをしていないのでゲーム用PCがやたら高額に感じるけれど、ゲームやるなら金を出した方が良さそう。

なぜ高くなるかはCPUとグラフィックボードが高性能になる為で、CPUが3万、グラボが最低でも2万とするとこれらだけで既に5万円。

マザーボードやケースなどその他の合計を安くて3万円とすると、確実に8万円は超えるわけで、2万のグラボでは不安とか性能不足なら10万は軽く超えるでしょう。

 

BCNの販売データはあてにならない(まとめ)

実はここからが本題。

上では実際に売れているパソコンのランキングとして「今、何が売れ筋か」という意味での販売データなので問題はございません。

販売や売れ筋と言えばBCNランキング。BCNのデータは発表時にアスキーなども取り上げる程に有名。

そのBCN様が今回も煽りをくれているので以下を参考に。グラフなどをパクるなと記載が有るのでリンクもしない為、行くなら手数ながらURLをコピペにて。

<BCNアナリスト店頭市況>7月のパソコン3割減の大きな落ち込み|BCN
http://biz.bcnranking.jp/article/distribution/bcn_analyst/1309/130905_134413.html

餌に食い付き、いつも通り祭りを始めるニッケー。

タブレット人気でパソコン販売縮小、出荷台数が7カ月連続で前年割れ
http://pc.nikkeibp.co.jp/article/trend/20130726/1099183/?rt=nocnt

これらを見ると、いかにもタブレットの影響でパソコンが売れなくなっているように見えるけれど、電子レンジが普及し始めているから冷蔵庫が売れなくなって来たと言っているようなもの。

また、これを書きつつもう1つ重要な事に気付いたけれど、BCNの販売データは上のタイトルにも有る通り店頭のみ。一部家電量販店のPOSデータ(レジの集計)が対象。

という事は、価格コム経由のショップ、ソニーやNECなど大手のダイレクト販売、BTOパソコン含む通販は入っておらず、主に通販でPC販売しているDELLやHP、Lenovoなども入っておりません。

これだけインターネットが普及し、更にタブレットやスマホからも接続出来る時代。スマホやタブレットが出る前のネット普及率が仮に7割くらいとするなら、純増したスマホやタブレット、そしてそれを使う人間の利用時間も増えておりましょう。

何が言いたいかは、パソコンを店頭で買わずに通販で購入する人が増えた事も原因で、昨年から店頭での販売が不調と言っているのでは無かろうかと。しかし出荷台数もWindows 8が出た後から前年割れが続いているのは事実。

今から面白くなると思う見どころはこれら。

  1. BCNの販売は12月頃まで前年割れが続く
  2. JEITAの出荷台数も12月頃まで前年割れ?
  3. 2013年7月以降の販売/出荷の各データ

1の売れた売れない、2の出た出ないはいずれも前年との比較なので、今年の年末からは前年割れし始めた、言い換えると店頭在庫や有名PCメーカーの通販がWindows 8になった後との前年比になる為、BCNやJEITAの前年比は来年あたりから治まるかもかも知れないという意味。

3は、富士通やNECなどが企業のXP移行に本気を出しており、その移行先は多くがWindows 7と思われ出荷台数が7月、遅くとも9月頃からは増えて全体を数%程度は底上げするはず。

そうなると、BCNの販売データでは年末辺りまで相変わらず前年割れが起こり、JEITAやMM総研の出荷台数は年末を待たずに前年比プラスになる矛盾。これをどう説明してくれるのか期待しております。

前年割れが落ち着く、またはプラスに転じる可能性さえ有る来年初頭からの彼らの煽りや祭りを予想すると

  • BCN「PC販売復調、要因はXPからの移行需要」
  • ニッケー「PC販売数が好転、タブレットが後押し」

とかわけの分からない事を書きそう。

私も当サイトで度々前年比で良し悪しの感想文を書くけれど、比較対象となる前年に何か原妙な要素は無いか常に疑っております。

また、前年比では無く出荷数や販売数になったとしても、それは単に出て行く数普及率や所有数では無い為、パソコンが昔ほど故障しづらく、高性能になり過ぎたとするなら、売れなくなり出荷も少なくなって当然。

タブレットは無いから買う、パソコンは有るから買わない。こういう単純な考えさえ出来ないBCNやニッケーの情報操作、印象操作にご注意有れ。

私もWindows 8のせいでPCが売れないと操作しているけれど。

リンク用ソース

コメント(1)

>2万円の23型フルHDと10万円クラスのゲーム用デスクトップの方が
>良いのでは>高性能になるはずなので快適では無かろうか
ノート儲も存外に多いのでw

>驚いた事は10位内の中にWindows 8が3種類も有る事
ゲーム目的ならわりと何とかなるのじゃないですかね。
ゲーム中はOS関係ないし、ゲームが起動して動きさえすればOKだしw

>Celeronながらもデュアルコアでしかも動作クロックは2.6GHzという、
>価格の割に中々の性能
Sandy以降のCeleronをナメないほうがいいですぞw
Ivy以降からはローエンドのAMDを始末する勢いで来てる模様w

>いつも通り祭りを始めるニッケー
大丈夫だ、今回は飛ばしじゃなくて本当だったw 
by ドコモから iphone
数年前から飛ばし続けて、的中率1/15くらいですがw

>昨年から店頭での販売が不調と言っているのでは無かろうかと
あー、ほんとにこれなら酷い話ですな、アマゾンに家電大手が手当たり次第根こそぎ始末されかけているというのにw

>これをどう説明してくれるのか期待しております
BCN/ニッケイ「いつから説明すると錯覚していた?」

>とかわけの分からない事を書きそう
BCN/ニッケイ「なぜ解った(驚愕)」

>こういう単純な考えさえ出来ないBCNやニッケーの情報操作、印象操作
自称業界の最先端を行く超絶情強エリートだから仕方ないなw

コメントする ※要ユーザ登録&ログイン

BTOパソコンメーカー比較

パソコン工房

高性能: ★★★★ 長保証: ★★

コスパ: ★★★★★ 安保証: ★★

部品選: ★★★☆☆

初心者や実用重視のPCユーザー向け。デスクトップ以外にノートも多数有り価格と性能のバランスが良く選びやすい。全国に実店舗が多数有るBTO PCメーカー。

マウスコンピューター

高性能: ★★★★★ 長保証: ★★

コスパ: ★★★★ 安保証: ★★

部品選: ★★★☆☆

パソコン工房と同様に機種が多くノートの取扱も有りゲーム用やクリエイター向けPCも有り。送料が比較的高額なので総額注意。知名度は国内トップクラス。

ドスパラ

高性能: ★★★★★ 長保証: ★★

コスパ: ★★★★ 安保証: ☆☆

部品選: ★★★☆☆

デスクトップPCならパソコン工房とマウス以外にドスパラも見る価値有り。秋葉原に本拠地を構える昔ながらのBTOパソコンメーカーで知名度はマウス並に高い。

DELL

高性能: ★★★☆☆ 長保証: ★★

コスパ: ★★☆☆☆ 安保証: ☆☆

部品選: ☆☆☆☆

2011年頃から安く無くDELLを選択肢に入れる理由が薄く回線抱き合わせ販売の価格がまぎらわしい。ゲームPCのAlienwareは見た目重視コスパ最悪なので要注意。

日本HP

高性能: ★★★★ 長保証: ★★

コスパ: ★★★☆☆ 安保証: ★★

部品選: ☆☆☆☆

高性能ノート以外は見る価値が薄く高額なLenovoという感じ。早々にWindows 7を捨て8に切り替えたので7が必要なら行っても無駄。2012年後半から迷走中。

TSUKUMO

高性能: ★★★★ 長保証: ★★

コスパ: ★★☆☆☆ 安保証: ★★

部品選: ★★☆☆☆

ヤマダ電機による買収後はマニアックな感は無くなり家電通販のような普通のパソコン屋に。BTO PCは機種が少なくやや割高。ツクモファンなら選択肢へ。

FRONTIER

高性能: ★★★☆☆ 長保証: ☆☆☆

コスパ: ★★☆☆☆ 安保証: ☆☆☆

部品選: ★★☆☆☆

2013年7月に(株)KOUZIROが倒産しヤマダ電機子会社インバースネットが続投。長期保証が消滅。これと言った特徴が無く難点は有れど利点が見当たらない。

サイコム

高性能: ★★★★★ 長保証: ★★

コスパ: ★★☆☆☆ 安保証: ★★★

部品選: ★★★★★

自作しない中~上級者のPCユーザ向け。初心者にはカスタマイズが難しく動かない構成でも購入できるので注意。パーツへのこだわりや知識が有るなら。

※並びはBTOメーカーの知名度の順。大小関わらず信用できない要素があるメーカーは未掲載。

勝手に評価シリーズ

結果として宣伝になっていますが依頼されたわけでは無く、依頼されてもやりません。

データ復旧のIUECを勝手に評価
あなたの街の~を勝手に評価
ESETセキュリティを勝手に評価

期間限定の特集など


Windows 7サポート終了は2020年1月14日

カテゴリと更新通知

広告

プロフィール

ヒツジ先輩

書いてる人:

BTOパソコンの元修理担当。ハードウェアに超詳しいワケではありませんが、どうしたら故障するのか何となく解るので壊れにくいパソコンを紹介します。