BTOや有名メーカー以外の安いパソコンの選び方

2010年8月23日

パソコンは家電というより消耗品と考えるなら安くそこそこの性能。

という考え方も有りかと思い、BTOメーカーでも無くNECや富士通などの有名メーカーでも無い、私に言わせるとベアボーン製造メーカー。MSIとAcerから安く良い仕様のデスクトップとノートが出ておりご紹介。

MSIやAcerから金を貰っているわけでは無く宣伝でもございません。

Core i3 540+20インチ液晶セットで74800円のデスクトップ

メーカーは日本エイサー。Acerと言えば一昔前まではHYUNDAIやSAMSUNGなどより若干高めではあったものの安い液晶モニタを販売している印象有り。

高額な順に。

  • 高級モニタ:ナナオ(EIZO)
  • こだわり派:三菱
  • やや安め:Buffalo、I/O-DATA
  • 結構安い:Acerはここ

しかし気付くと昨年はASUSと激安ネットブック対決をしており、販売台数で言うと世界市場でDELLを一時的に抜き2位になるなど、普通の日本人には馴染みの薄いメーカーかと思われますが、自作マニアやBTOオタクには良く知られております。

そして8月20日発売、Aspire X3950 ASX3950-N34D/T

ASX3950-N34D/T

エイサー、実売7万円台の20インチワイド液晶付きデスクトップPC
http://bcnranking.jp/news/1008/100818_17908.html

早速、価格コムに登録有り。 

ASX3950-N34D/T(価格.com)

BCNに書かれている実売予想価格通り74800円、送料無料多し。

右に有るビックカメラの広告やPマークの付いているショップではポイントが付き、ビックの例では10%のため実質67320円。

モニタセットでやたら安い為、CPUがAMDであったりPentium、下手するとCeleronなど勘繰るもののCore i3の540が載っております。以下仕様。

ASX3950-N34D/T

  • OS:Windows7 Home Premium 64bit
  • CPU:Intel Core i3 540(3.06GHz、4MB)
  • チップセット:Intel H57 Express
  • メモリ:4GB DDR3 1333MHz(2GBx2 ※空きx2、最大8GB)
  • グラフィック:Intel HD グラフィックス
  • HDD:500GB 7200rpm、SATA
  • 3.5インチ:カードリーダー
  • 光学ドライブ:DVDスーパーマルチ
  • スピーカー:LCD内蔵(1.5W×2)
  • 電源:220ワット
  • モニタ:20型ワイド液晶

上から行くと、OS付はWin7の64bitで良ければ一般利用ならHomePremiunで充分。CPUをi3の540は中々頑張っており、しかもメモリが4GB搭載で更に最大8GBまで増設可能。

CPUを基準にすると、以前シミュレートしたドスパラやパソコン工房ではメモリが2GBになる所。64bitかつ今後数年先を考えると4GB有れば安心、最大搭載容量の表記は親切と言えましょう。4GBのDDR3も安くなって来ており今月1枚9千円を切ったとか。

その他、HDD500GBは普通に使うには充分な容量。マニアは要らないかも知れないけれどカードリーダーは標準搭載でDVD読み書き装置ももちろん有り。

不明な所がモニタの性能で、どこを見ても解像度が載っておらずHDMI入力としか判らない。スピーカー内蔵は無いより有った方が便利な程度でしょう。

難点としては電源が220Wと容量控えめ。グラフィックボードはまず載らないため増設は考えず。ケースがスリムに近い妙な形状とサイズな為、改造には適していないでしょうな。モニタ20インチは省スペースではあるものの最近流行りの24インチと比較すると小さめです。

そういう事を考えない普通の用途なら安い。ドスパラやパソコン工房も近い価格になるもののモニタは別で6~7万円。20インチとは言えモニタがセットでポイント入れて7万円切りは無い。

在庫処分以外ではまず無いと言える価格設定で、時間が経てば更に値下がり、在庫(生産数)次第と思いますが6万円台でモニタ付き高性能Windows7パソコンが手に入る事になります。

 

デュアルコアCPU+15.6インチ液晶で49800円のノート

メーカーはMSI。これまた自作PC人間で無ければ馴染みが薄いやも知れませんが、昔からマザーボードやグラフィックボードを作っており、数年前からノートも製造している有名なメーカー。私のサイコムPCもMSIのマザーとグラボが載っております。

ノートPCを日本で売り始めた時期はそう昔の事では無いと記憶していますが、今年の年末から来年にかけてタブレットPCを連発する予定。OSをWindows7やAndoroidにしてみたり、ベアボーンに気合いを入れているようです。

8月21日発売予定、CR500 C50T33-HUBS

CR500 C50T33-HUBS

価格.com - MSI、15.6型液晶ノートPC「CR500」をマイチェン
http://news.kakaku.com/prdnews/cd=pc/ctcd=0020/id=12313/

これも価格に登録済(送料込並び替え適用)、既に激戦区と化しております。

CR500 C50T33-HUBS

EC-JOYなどポイントが数百としょぼい為これは無視で。以下仕様。

C50T33-HUBS

  • Windows7 Home Premium 64bit
  • Celeron T3300(2.0GHz、1MB)
  • Nvidia MCP79MVL
  • Nvidia Geforce 8200M G
  • DDR2-800 1GB SO-DIMM(空きx1)
  • SATA 320GB
  • DVDスーパーマルチ
  • リチウムイオン6セル(約3.82時間、JEITA測定
  • 15.6インチ光沢液晶(1366×768)

CPUはCeleronではあるもののT3300はデュアルコア(CPU2個分)、昔のシングルコアのCeleronのようにハードディスクからガーっと音がして遅くなる事も無さそうです。クロックが低い為、ビデオの編集やエンコードなどは苦しいものの、やはり普通に使うなら充分。

最近のノートはネットブックのように画面サイズが小さく見づらい事が多いものの、これは15.6インチワイド。数年前の4:3スクエアは1024x768が多く、縦を切らず幅が広くなっており従来のノートからの乗り換えとして使い易いと言えましょう。幅が拡がるという事はキーボードの幅も広くなりテンキーも搭載。

チップセットがNVIDIAならグラフィックもNVIDIA、大した性能では無いもののやはり普通に使うなら充分。気になる所はメモリが1GB。5万円を切るために2GB載せなかったのか、Windows7では1GBで良いとしたのか。

メモリを増設や交換する手も有りますが、相性という博打問題も付き、MSIの保証が受けられないかも知れず。1GBで使う前提で保証が切れた後に載せ替えや増設が無難でしょうな。

発売時の実売は約47000円、数ヶ月で4万を切るかどうか。旧型番(CPUがT3100)は価格コムやconeco.netでも評価は高く、この価格でこの性能なら充分という口コミが多くございます。

 

有名メーカーPC、BTOパソコンと比較

ノートは有名メーカーの在庫処分(但しタイミングや運要素高し)

最近では東芝が6月辺りまでdynabookをかなり安く売っており、BTOメーカーのノートは全て負けていました。夏モデル発売直前の在庫処分。

他の時期でも時計の上下左右(3、6、9、12)の月はモデルチェンジにより、運が良ければ投げ売りに当たる事も有り。ノートの買い替え時期は処分狙い。しかし故障して今すぐ必要というなら、MSIのノートは性能も悪く無く、ブランド物にこだわらないなら有りでしょう。

何故有りと言えるかは価格コムの口コミ情報の内容。

愚痴を書く阿呆も居るものの、中には本格的なマニアも混ざっており文章の内容からそのレベルが判ります。口コミの信憑性を見分けるには、価格コムのテンプレに有ったと思いますが何が良く何が悪いか、個人の感想か客観的に見た判断かを書いているユーザが本物。

私も以前2TBのHDDを購入した際、アンチWesternDigitalであった為、多少高くとも日立かSeagateにしようと思ったものの、ストレージ変態の兄貴達からの評判が悪く、WesternDigitalに寝返った事が有ります。

メーカーにこだわりが無く予算や性能重視なら、上手い買い方として処分狙いまたは口コミの利用が賢いでしょう。

今回のMSIノートはマイナーチェンジの為、旧型番と評価は大差なく評判は良いと推測出来ます。

修理や保証の事を考えると面倒かも知れない

AcerとMSIは日本に支社が有るものの、修理を日本でやるとは限らず。

例としてビックカメラでAspire X3950を購入したとし、故障した場合にビックカメラに依頼はするものの、ビックカメラはAcerへ依頼する事に。

パーツはどこのメーカーもそう変わらないものの、修理交換となれば下手をすると台湾行きの可能性が無いとは言えず。

東芝などのナショナルブランドやBTOメーカーなら国内で修理、またはベアボーン丸ごと交換でとっとと返してくれますが、どこまで国内サポートが出来るか判らない不安も有りましょう。

MSIの修理はこちら。Acerも受付窓口は有ります。

但し代理店や販売店を通せと書いてあり、通すとメーカーに直接修理依頼する日数プラス7日程度かかるものです。

ソースを忘れてしまったため噂としますが、Acerのノートを修理に出すと海外(おそらく台湾)に送られ、返却までに約7週間要したというブログ記事がございました。保証期間内でそれは長過ぎです。

しかし現在売れているノートはAcer多し。左の列が売れ筋。

価格comノート人気ランキング

私の考え過ぎ、または現在は良くなっているのかも知れず。または購入者がそこまで考えず使い捨てるのかも知れません。

構成に不満無ければBTOパソコンより安い事も有る

BTOパソコンは、安い仕様ならナショナルブランドより高性能。そして本気でやればナショナルブランドでは売っていない、自作に近い高性能を安めに組立可能。

Acerでいうと彼らは液晶モニタを自社で製造出来る為、BTOメーカーという仲介無しでソフマップなどに卸すと中間マージンが無いのか、今回やたら安く仕上がっております。

MSIのノートも普通に考えてOS(Windows7 Home~)がDSP版でも1万円とし、CPUが86ドルらしいので7千円くらい、HDDとメモリと無線LANを合わせて1万円、光学ドライブの原価を安めに3千円としてもベアボーン(液晶、マザー、キーボード、バッテリー、AC電源など)が2万円。なわけが無く、利益や輸送コストも乗せるのだから15千円以下に。

いずれもOSはマイクロソフトのOEMとするなら数千円かも知れませんが、ノートで言うとDSP用のパーツが滅多に無く、パッケージで買うと軽く2万円はするでしょう。

BTOメーカーでも似たような状態になるものの、やはり台湾直売は安く、日本に販路が開けていると考えて、今後は完成品を買うならAcerやMSI、ASUSという選択肢は強まるかと。

強引ですが、AcerのデスクトップでWindows7を32bitにしてモニタを24インチへ。MSIのノートでメモリを2GBx2にしたいなどカスタマイズが必要ならBTOパソコンという事で、完成品で良ければ意味が判らないほど安いと言えます。

BTOパソコンはカスタマイズも出来るという事で、完成品ならAcerやMSIなどの製造屋も有り。ノートは処分狙いで東芝やNECも有り。

メーカーを無理に決めたり、絶対にNECが良いなどと凝り固まらず、パソコンを買うなら色々有るという選択の例として。

今月のオススメBTOパソコン

リンク用ソース

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BTOパソコンメーカー比較

パソコン工房

高性能: ★★★★ 長保証: ★★

コスパ: ★★★★★ 安保証: ★★

部品選: ★★★☆☆

初心者や実用重視のPCユーザー向け。デスクトップ以外にノートも多数有り価格と性能のバランスが良く選びやすい。全国に実店舗が多数有るBTO PCメーカー。

マウスコンピューター

高性能: ★★★★★ 長保証: ★★

コスパ: ★★★★ 安保証: ★★

部品選: ★★★☆☆

パソコン工房と同様に機種が多くノートの取扱も有りゲーム用やクリエイター向けPCも有り。送料が比較的高額なので総額注意。知名度は国内トップクラス。

ドスパラ

高性能: ★★★★★ 長保証: ★★

コスパ: ★★★★ 安保証: ☆☆

部品選: ★★★☆☆

デスクトップPCならパソコン工房とマウス以外にドスパラも見る価値有り。秋葉原に本拠地を構える昔ながらのBTOパソコンメーカーで知名度はマウス並に高い。

DELL

高性能: ★★★☆☆ 長保証: ★★

コスパ: ★★☆☆☆ 安保証: ☆☆

部品選: ☆☆☆☆

2011年頃から安く無くDELLを選択肢に入れる理由が薄く回線抱き合わせ販売の価格がまぎらわしい。ゲームPCのAlienwareは見た目重視コスパ最悪なので要注意。

日本HP

高性能: ★★★★ 長保証: ★★

コスパ: ★★★☆☆ 安保証: ★★

部品選: ☆☆☆☆

高性能ノート以外は見る価値が薄く高額なLenovoという感じ。早々にWindows 7を捨て8に切り替えたので7が必要なら行っても無駄。2012年後半から迷走中。

TSUKUMO

高性能: ★★★★ 長保証: ★★

コスパ: ★★☆☆☆ 安保証: ★★

部品選: ★★☆☆☆

ヤマダ電機による買収後はマニアックな感は無くなり家電通販のような普通のパソコン屋に。BTO PCは機種が少なくやや割高。ツクモファンなら選択肢へ。

FRONTIER

高性能: ★★★☆☆ 長保証: ☆☆☆

コスパ: ★★☆☆☆ 安保証: ☆☆☆

部品選: ★★☆☆☆

2013年7月に(株)KOUZIROが倒産しヤマダ電機子会社インバースネットが続投。長期保証が消滅。これと言った特徴が無く難点は有れど利点が見当たらない。

サイコム

高性能: ★★★★★ 長保証: ★★

コスパ: ★★☆☆☆ 安保証: ★★★

部品選: ★★★★★

自作しない中~上級者のPCユーザ向け。初心者にはカスタマイズが難しく動かない構成でも購入できるので注意。パーツへのこだわりや知識が有るなら。

※並びはBTOメーカーの知名度の順。大小関わらず信用できない要素があるメーカーは未掲載。

勝手に評価シリーズ

結果として宣伝になっていますが依頼されたわけでは無く、依頼されてもやりません。

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BTOパソコンの元修理担当。ハードウェアに超詳しいワケではありませんが、どうしたら故障するのか何となく解るので壊れにくいパソコンを紹介します。