大手メーカーが本格的に法人PCでダウングレード対応へ

2013年10月 1日

今月、Windows 8.1などがリリース予定。

そのアップグレードとは裏腹に、国内BTOメーカー各社はどちらかと言えばWindows 7で積極的に販売しており、国内大手メーカーは法人向けのみでWindows 7へのダウングレードを展開しております。

以前より更に強化されているので見て参りましょう。

やたらとスクロールバーが長いと思うけれど、画像満載なのでビビらずどうぞ。

 

大手メーカーが本格的に法人PCでダウングレード対応

国内出荷台数シェアのデカい順で参ります。

NECがほぼ全機種で7 Pro~またはダウングレードに対応 

nec-xp-end-2013-10.jpg

source:http://www.necdirect.jp/shop/xp-info/index.html

NECはトップページからXPサポート終了の特集ページへ行くと、ページの最下部付近に上のような誘導がございました。

販売終了と言いつつ、VALUESTAR GとLaVie Gはまだ売っており売り切れ表記の理由は不明。

Windowsはカスタマイズでは無く、最初からOS別での選択。

nec-customize-2013-10.jpg

適当に見たけれど、ほぼ全機種で上の画像のような1機種4種類で販売中。  

富士通も全機種と言えるほどダウングレードに対応

fujitsu-top-xp-end-2013-10.jpg

source:http://www.fujitsu-webmart.com/pc/index1

富士通もトップページにて、XPサポート終了からの誘導。

NECとは違い、Windowsのバージョンはカスタマイズで対応。

fujitsu-customize-2013-10.jpg

こちらはProのみでは無く、無印の8が標準なのでダウングレード版やProで高くなる設定。しかし高めな設定ですな。無印の8は2千円くらいの価値しか無いように見えてしまった。 

東芝のSatelliteシリーズも余裕でダウングレードまみれ

製品情報からとりあえずSatelliteシリーズへ突撃。

toshiba-product-2013-10.jpg

source:http://dynabook.com/pc/catalog/corporat.htm

東芝もNECのようにほぼ全機種、OS別で販売しております。

toshiba-downgrade-2013-10.jpg

Satellite以外のシリーズも見て来たけれど、モバイルのDynabook R822以外はダウングレード有り。R822はタッチパネルだからでしょうな。

ソニーは控えめ3シリーズで7入り、またはダウングレード

sony-xp-end-2013-10.jpg

source:http://www.sony.jp/biz/vaio/xp/

トップページにWindows 7搭載モデルという画像のリンクが有り、その先のページが上の画像。ポイントしている画像をクリックすると下へスクロールし、7搭載モデルのページヘ。

sony-7-model-2013-10.jpg

3種類と控えめな理由は、ソニーがデスクトップ単体をやっていないなど法人に力を入れていない為かと。レッツノートと似たような位置付けでしょうな。

Zシリーズのカスタマイズより、OSの部分。

sony-7-customize-2013-10.jpg

標準は7 Home~となっております。本体価格を安く見せたい為と推測。

他の大手メーカーは既に大規模なダウングレード対応済

どこが大手と言えるか、2012年の国内出荷台数シェアをMM総研より。

2012-pc-shipment-mmri.gif

出典:(株) MM総研 [ 東京・港 ]

NECから東芝、ソニーは上で紹介した通り。HPとDELLは以前から盛大にダウングレード祭りをやっております。  

アップルはWindowsでは無く、レノボとエイサーは今のところダウングレード対応は無し。エイサーは法人向けPCが有るのかさえ不明なので、実質レノボ以外はダウン~対応済と見て良さそう。

 

マウスコンピューターのWindows 7はOEM版(まとめ)

それがどうしたと思うかも知れないけれど、現在NECなどがやっているダウングレードやWindows 7 Pro~入りはOEM版Windowsと思われ、これが気になっております。

windows-xp-vista-7-8-blue-2006-2015.gif

source:Windows7の販売終了は2014年10月26日と予想するが不安 - BTOパソコン.jp

古い画像なので予想としていたWindows「9」は無視で。

どこに書かれていたか忘れたけれど、マイクロソフトは新しいWindows発売から2年後に1つ前のバージョンの販売を終了すると言っており、Vistaが本当にそうなっているという。

分かり難いのでVistaの2段階終了を例に解説すると、青い矢印の左端は「7」の発売。そしてその右端が2年後。中間にあたる1年目にVistaのリテール(箱売り)が終了しており、2年目にOEMが終わり全部終了。DSPは不明なもののいずれかかと。

XPは当初、2008年1月31日に終わる予定が(Vista失敗の影響の為か)6月30日まで延期されたと記憶しており、2年目にあたる1月31日にはDSP版が終了。完全終了はネットブックなど限られた低性能でXP Home~を入れていたという例外のようなもの。

7発売Vista終了の流れを8に当てはめたものが赤い矢印で、2014年10月26日には7の販売が完全に終わる可能性が高いと推測出来、2013年10月26日にはXPで予定されていたようにOEM版が終わる可能性も少なからず。

根拠とは言えないけれど、XP終了予定の前もダウングレードが始まったと記憶しており、大手メーカー各社の一斉対応は、その予兆と感じる為。

OEM版Windows 7終了の見分け方

NECやソニーが7 Pro~の販売を突然やめても「ダウングレードが有るから」で完結すると思われ、メーカー関係者でも無い私らがどう見分けるか。

以前から明らかにOEM版Windowsで販売していた、フロンティアとマウスの通販問い合わせへ電突。(7のOEMとリテールは32/64bitセレクタブルで、現在はその表記が無く判らない為)

  • Q.私・・・取り扱っているWindowsはOEM版?DSP
  • A.フロンティア・・・DPS
  • A.マウス・・・DSPと表記されていなければOEM版

ブレないフロンティア。毎回やらかしてくれております。いや、本当にDPS版というものが存在するのかも知れないけれど。

それは良いとして、DSP版のフロンティアに用は無いのでスルーするとして、マウスは表記がなければOEM版。

先ほど見て来ると、ほぼ全部の7がOEM版という事。ならば、マウスが7全てに「DSP版」と表記し始めたならOEM版は終りという事。

いや、全部DSPなら表記そのものを無くすかも知れないけれど。

Windows 8のダウングレードはOEM版のみ


2013.10.07訂正:ここから「リテール」と「DSP版」が逆になっております。全部の修正はきつい為、脳内変換にて。サイコムはおかしくございません。後で出る引用部分、マイクロソフトのせい。


Windows 8にはDSP版 リテールは存在せず全部リテールとなり、価格がDSP版並に落ちてパーツとの抱合せ販売が無くなったと8発売時にMSが告知しておりました。

しかしサイコムは何故か8のDSP版を売っております。表記ミスなのか、それとも小規模メーカー用の専用DSPでも有るのか。

sycom-customize-windows-2013-10.jpg

ここまでOEM版にこだわって来た理由は、リテール版での7へのダウングレード提供が無さそうな為。 

Windows 8 からダウングレードする方法
http://support.microsoft.com/kb/2832566/ja

このページを読む限りでは、ダウングレード出来る種類は以下2つ。

  • (OEM)システムビルダーの個人使用ライセンス
  • OEM版

リテールの説明を引用。

リテール版の Windows 8 にはダウングレード権はありません。

全体をまとめると。

  • 今月26日に7のOEM版が終了するかも ※さすがにDSPは継続でしょう
  • もし終わるとNECやソニーなどから7単体インストールPCが消滅
  • 来年10月に7が完全終了ならダウングレード以外の7が無くなる
  • そうなるとOEM契約出来ない小規模メーカーや自作PCは8一択

というわけで、個人向けダウングレード適用の可能性やリテールでのダウングレード、8発売2年目でも条件付きで販売延長の可能性も有るけれど、現在はBTOパソコンなら普通に7 Home~入りも売っているのでBTOメーカーの通販をお勧めしております。

リンク用ソース

コメント(10)

>以前より更に強化されているので見て参りましょう
おっ! またWindows8叩きが始まるらしいぞw

>ページの最下部付近に上のような誘導がございました
>販売終了と言いつつ、VALUESTAR GとLaVie Gはまだ売っており
なんかもう内容がダメですなぁ… NECはもうレノボと適当にやってろw

>富士通もトップページにて、XPサポート終了からの誘導
これは完全に法人向けのアピールですな。

>しかし高めな設定ですな。無印の8は2千円くらいの価値しか無いように
大丈夫それであってるw

>東芝もNECのようにほぼ全機種、OS別で販売しております
売り方自体はカスタマイズで選択よりこっちのほうがいいでしょうな。

>ソニーがデスクトップ単体をやっていないなど法人に力を入れていない
Windows8インパクトの影響に関してソニーはそれで大丈夫なんですかねw

>どこが大手と言えるか、2012年の国内出荷台数シェアをMM総研より
いまは「NECレノボ」って表記されてるんですねw
いや、なんだろう、名前ですごく訴求力減ってない?コレw

>2014年10月26日には7の販売が完全に終わる可能性が高いと推測
うんコレね、私はXPサポ終了とWindows7収束に備えて今年のはじめ頃に、Windows7Proのリテールパッケージを買ってるんですが、その頃と比べると最近の販売価格はジワジワと上がってきてますなw
XPの時と同様、収束確定が流れると一気に跳ね上がることでしょうw
当時確かXP Proのリテールパッケが7~8万円位にまでなってたハズw

>毎回やらかしてくれております。いや、本当にDPS版というものが存在
ねぇよw 1秒あたりのダメージ版とかナニそれコワイw 
フロンティア暇だからモンハンとかFF14やり過ぎなんじゃねw

>マウスが7全てに「DSP版」と表記し始めたならOEM版は終りという事
この場合のライセンス口上の辻褄合わせは、いったい何のパーツと組み合わせになるんでしょうね?

>Windows 8にはDSP版は存在せず全部リテールとなり
なんかココに書いてあるっぽいw
http://www.microsoft.com/ja-jp/atlife/tips/windows/windows8/017/default.aspx

>現在はBTOパソコンなら普通に7 Home~入りも売っているので
>BTOメーカーの通販をお勧め
今日のコレは全面的に記事で煽っといてからのーだから相当効くw

> Windows7収束に備えて

一瞬「終息」の誤変換かとおもったけど、「収束」でもいい気がしてきた。うん、合ってるw

いや、普通に誤変換ですからw
タッチタイプできないのにムダに長いやつを3連投とかすると、無理がたたってこういうことになるw

>新しいWindows発売から2年後に1つ前のバージョンの販売を終了する
細かいバージョンは除くとして、メジャーなバージョンを抜き出すと
1995年=Windows95(2000年12月に販売終了)
1998年=Windows98(2002年6月に販売終了)
2000年=Windows2000(2004年3月に販売終了)
2001年=WindowsXP(2010年10月に販売終了)
2007年=WindowsVista(2011年10月に販売終了)
2009年=Windows7(2014年10月に販売終了?)
2012年=Windows8
調べながら書きましたけれど、このような感じでしたっけ。確かに何となく、2年後に終了しているサイクルですね。


消費税8%前の3月に盛り上がるかと思いましたが、その前に7終了カウントダウン開始で多少の盛り上がりを見せるかもしれませんね。

実はウィキペディアにはサポート終了については明記されていますが、販売終了時期については明記されていなかったのですよね。ですから、販売終了日はMicrosoft社のウェブサイトや大手サイトのニュースやブログ、個人ブログ等を横断して検索閲覧し明記しました。

実はあんな短いコメントを書くのに1時間半くらい掛かった事は秘密。

Windows8以降はDSP版がなくてパッケージしかないのだとすると、Windows7のHome Premiumにあたる8無印が13Kで、Windows7のProfessionalにあたるWindows8PROが2.5Kってのは7までDSP版買ってた人からしたら実質値上げだと思うのw

7はDSP版ならHOMEで10K、PROで15Kくらいで買えたよね?

いや、Win7打止の話出たからにはもう既に上がり始めてそうではありますがw

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パソコン工房

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初心者や実用重視のPCユーザー向け。デスクトップ以外にノートも多数有り価格と性能のバランスが良く選びやすい。全国に実店舗が多数有るBTO PCメーカー。

マウスコンピューター

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パソコン工房と同様に機種が多くノートの取扱も有りゲーム用やクリエイター向けPCも有り。送料が比較的高額なので総額注意。知名度は国内トップクラス。

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デスクトップPCならパソコン工房とマウス以外にドスパラも見る価値有り。秋葉原に本拠地を構える昔ながらのBTOパソコンメーカーで知名度はマウス並に高い。

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2011年頃から安く無くDELLを選択肢に入れる理由が薄く回線抱き合わせ販売の価格がまぎらわしい。ゲームPCのAlienwareは見た目重視コスパ最悪なので要注意。

日本HP

高性能: ★★★★ 長保証: ★★

コスパ: ★★★☆☆ 安保証: ★★

部品選: ☆☆☆☆

高性能ノート以外は見る価値が薄く高額なLenovoという感じ。早々にWindows 7を捨て8に切り替えたので7が必要なら行っても無駄。2012年後半から迷走中。

TSUKUMO

高性能: ★★★★ 長保証: ★★

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ヤマダ電機による買収後はマニアックな感は無くなり家電通販のような普通のパソコン屋に。BTO PCは機種が少なくやや割高。ツクモファンなら選択肢へ。

FRONTIER

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2013年7月に(株)KOUZIROが倒産しヤマダ電機子会社インバースネットが続投。長期保証が消滅。これと言った特徴が無く難点は有れど利点が見当たらない。

サイコム

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自作しない中~上級者のPCユーザ向け。初心者にはカスタマイズが難しく動かない構成でも購入できるので注意。パーツへのこだわりや知識が有るなら。

※並びはBTOメーカーの知名度の順。大小関わらず信用できない要素があるメーカーは未掲載。

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プロフィール

ヒツジ先輩

書いてる人:

BTOパソコンの元修理担当。ハードウェアに超詳しいワケではありませんが、どうしたら故障するのか何となく解るので壊れにくいパソコンを紹介します。