3D対応パソコンの仕組が複雑「3種類の方式」とは?

2010年5月29日

3D対応のパソコンは来るのか?

というタイトルにしようかと思いましたが、来るかどうかを見ようと各所で調べると、その方式や仕組みの複雑さに呆れて書くのやめようかと思った程です。知ってしまえば大した事は有りませんが情報が少ない為か、かなり混乱したので先に要点から参ります。

後で一緒に混乱しましょう。

先日、3Dは酔うかも知れないと言う阿保な記事を書いたばかりですが、今回は真面目です。ASUSやマウスコンピュータのみならず、NECや富士通も本気でやるらしい。

 

3Dステレオ(3D立体視)の仕組は大きく分けて3種類

先に、OKWaveの回答者(3Dメガネの仕組み)が素晴らしく詳しかったのでまとめつつ、私でも解るように説明を書いて行きます。

アナグリフ(赤と青の昔からある方式)

立体視と言えば私の知る限りでは、左右に赤と青のフィルムを入れたおもちゃの眼鏡で見るアナグリフ。最近、Googleがアナグリフの立体視を採用したと何かのニュースで読んだ覚えが有ります。

赤と青を左右の目の前に。立体視対象の何かを赤と青の二重に描けば錯覚で飛び出して見えます。フィルタというかセロハンのような薄いものが厚紙のメガネに貼ってあるやつですね。

偏光板方式(NECが6月に発売する一体型PCで採用)

アナグリフなどとは違い一気に高度になり、モニタの横のラインを行として、モニタとメガネ側でその行が左右の目に入り立体的に見えるという仕組み。

ITmediaが分かり易い画像を載せていたので、それを見た方が分かり易い。後程。

フレームシーケンシャル(NVIDIAが推奨)

NVIDIA(エヌビディア)が最近やたらと3D3D言っているなと思えば、メガネなど一式が結構高価かつ最もきれいに立体視出来るらしい方法。

モニタは左右の目用映像が高速で入れ替わり、並行して何とメガネ側のシャッターが左右交互に入れ替わるという、そこまでやるのかと驚きの方式です。NEC大丈夫でしょうか。

もう一つ、裸眼で3D映像になるというシャープの技術が気になり調べた所、モニタに偏光フィルタを貼った状態で左右の目に入る映像を映すそうです。2D映像は表示できないでしょうな。

 

NECのバリュースターNが3D対応の一体型パソコン

6月に発売予定とニュースサイトから情報が飛びまくっておりますが、予想価格はNECにしては安めなのか22万円前後。有名メーカーのパソコンも安くなりましたね。3年前は平気で40万とかしておりました。

「VALUESTAR N 3D対応モデル」6月下旬発売 - ITmedia +D PC USER
http://plusd.itmedia.co.jp/pcuser/articles/1005/27/news017.html

仕様を引かせて貰い箇条書きします。

VALUESTAR N 3D対応モデル

  • モニタ:20型ワイド液晶ディスプレイ(1600x900)*偏光板方式
  • OS:Windows 7 Home Premium 64bit
  • CPU:モバイル Core iシリーズの新モデル
  • メモリ:4GB
  • HDD:1TB
  • 光学ドライブ: Blu-rayドライブ(Blu-ray 3D対応)
  • その他:Office Home and Business 2010、地デジ など
  • 付属:偏光メガネx1、PowerDVD 3D など

更なる詳細はITmediaをご参照あれ。かなり詳しく解説されておりますが、最後に有る偏光板とフレームシーケンシャルの図解が大変分かり易い。

3D映像の再生方式の違い。偏光板とフレームシーケンシャル

 

富士通も夏モデルに3D対応パソコンを発売準備中

富士通は何方式か書かれていませんが、3D対応パソコンかつ3Dの映像を撮る事の出来るパソコンを発売するようです。富士通幹部様のコメントより。

NEC、富士通 3D対応パソコン 「激安」歯止め - SankeiBiz(サンケイビズ)
http://www.sankeibiz.jp/business/news/100527/bsb1005270504005-n1.htm

同社は「見るだけでなく、撮影するという新たな楽しみを付けることで、他社と差別化を図りたい」(幹部)とアピールする。

撮影とは凄いdすね。

パソコンなのか家電(ビデオカメラ)なのかテレビか良く判らなくなって来ております。富士通では有りませんが、某大手から差別化を図りたいとする真意が産経BIZ2ページ目のラストに書かれております。

国内各社は「当初想定した価格を付けづらくなった」(大手幹部)としており、発売前から価格競争に陥る悪循環に直面している

ASUSがいきなり国内で安く出してしまったので、折角ネットブックなどの価格競争から抜け出せると思ったらまたかよという状態に。ナショナルブランドはパソコンから手を引いた方が良いのでは無いかと思いますが如何に。

 

パソコンを3D対応にするには何のパーツが必要なのか?

ここからが混乱ポイント。自称初心者にはきついかも知れませんが、私も新製品などは初心者と変わらない程度なのでよろしければご一緒致しましょう。

バッファローから3D対応のブルーレイが発売

3D映像が楽しめる USB 3.0接続のブルーレイドライブ - MdN Design Interactive
http://www.mdn.co.jp/di/newstopics/13440/

3D対応のブルーレイドライブ、しかもUSB3.0(規格速度は2.0の10倍くらい)で参上。3D対応はモニタとメガネの事であって、後はグラフィックカードやCPUの性能によるものと考えておりましたが話がやや違います。こちらはもっと解りません。

既存DVDを3Dで楽しめる(略)PC用DVDドライブ|バッファロー
http://buffalo.jp/products/new/2010/001144.html

3D映像は大量のデータが必要なため対応ドライブとして発売したのでしょうか。付属するCyberLink PowerDVD 9をメーカーサイトで調べると3Dの動画を再生可能と有り、これも指しているのかも知れません。

NVIDIAより「ブルーレイ3D」をサポートしたドライバがリリース予定

3D対応では無く、やたらとブルーレイスリーディーという言葉が目に付きます。

【PC Watch】 NVIDIA、Blu-ray 3Dをサポートしたドライバ256シリーズ
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/news/20100525_369282.html

何がどのようにアップデートしたのか。

NVIDIA 3D Visionを用いたBlu-ray 3Dをサポートしたのが大きな特徴

NVIDIA 3D Visionとは、先に出たNVIDIAお勧めのフレームシーケンシャル方式が使えるという意味でしょう。まだベータ版なので安全に行くなら待ちですが、アップデートする事でGT240以上のグラボで3Dを楽しめそうです。

しかし気になるBlu-Ray 3Dとやら。やや古めですが、今年1月に書かれた小笠原先生の解説にBlu-Ray 3Dの解説が書かれております。

【笠原一輝のユビキタス情報局】 Blu-ray 3DをPCで楽しむための要件
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/column/ubiq/20100122_343853.html

6割程度読み進め斜め読みに変更。難しすぎて意味が解りません。

最後付近のNVIDIAとインテルとAMDの辺りが今回の3D対応に関するメガネや再生について。嫌になるほど詳しく書かれておられます。失礼。

初心者用に解説出来る方が居られたら、ぜひコメントやトラックバックお願いします。

 

マウスコンピュータが分かり易く3D対応を表記

ここまで読むとマウスコンピュータの3D対応はフレームシーケンシャル方式だと一発で見抜ける程の3Dマニアになっているかと思います。

ニュースリリース 2010年度|マウスコンピューター
http://www.mouse-jp.co.jp/company/news/2010/news_20100524_01.html

株式会社マウスコンピューター(代表取締役社長:小松永門、本社:東京都)は、パソコンの3D化を促進することを目的とした「3D-PCロゴプログラム」 を発表します。

3D-PCロゴプログラム

勝手に3D-PCロゴプログラムなど名乗るとは天晴れとしか言いようが有りません。見た目だけで言えば判りやすい。分かり易ければ私ら買う側にしてみれば何と言い張ろうとどうでも良い事。

しかしマウスコンピュータ、単に自己主張しているのみでは無し。引用にて抜粋。

「3D-PCロゴプログラム」賛同パートナー各社のコメント(50音順)

  • エヌビディア コーポレーション 日本代表 兼 米国本社ヴァイスプレジデント
  • LGエレクトロニクス・ジャパン株式会社
  • サイバーリンク株式会社 代表取締役社長

NVIDIAにまで賛同されたと来れば3D-PCロゴプログラムを名乗るには充分。別にどこのBTOメーカーが勝手に何と名乗ろうと自由ですが、先にやったもの勝ちは大有りでしょう。

ナショナルブランドでは価格競争で苦戦しつつNECと富士通が参入。BTOメーカーは今のところマウスコンピュータ以外聞いておりませんが、もしかすると3Dモニタで当然の時代が来るのかも知れませんね。私は要りませんが。

今月のオススメBTOパソコン

リンク用ソース

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BTOパソコンメーカー比較

マウスコンピューター

高性能: ★★★★ 保証: ★★★

コスパ: ★★★★★ 安定: ★★★

初心者: ★★★★★

令和時代の鉄板スタンダードなPC初心者向けメーカー。標準構成のバランス感覚が突出しており、私でさえケチを付けることが滅多にできない。性能の下から上まで幅広く実用的。

パソコン工房

高性能: ★★★★ 保証: ★★

コスパ: ★★★★★ 安定: ★★

初心者: ★★★★

性能とパーツの相場がある程度わかる人なら標準構成が多いのでコスパ重視で選びやすい。同じに見える同じ価格でも仕様の違いがどうなのか判る人には最適。

ドスパラ

高性能: ★★★★ 保証: ☆☆

コスパ: ★★★☆☆ 安定: ★★

初心者: ★★★★

昔はドスパラ=BTOだったけれど最近は普通のパソコンに力を入れておらず、2018-2019年の偽インテルチップ中華SSDの件が未解決なので信用問題的に何とも言えない。

DELL

高性能: ★★★☆☆ 保証: ★★

コスパ: ★★☆☆☆ 安定: ☆☆

初心者: ☆☆☆☆

10年以上前まではDELL=初心者向けの安いパソコン、それはもう通用しておりません。クーポン適用後が適正価格だと見抜けるパソコン詳しい人向け、または大人買いで割安になる法人向け。

日本HP

高性能: ★★★☆☆ 保証: ★★

コスパ: ★★★☆☆ 安定: ★★

初心者: ★★★☆☆

コスパと性能以外にも見た目も重視したいならHPのノートも選択肢としてアリ。自社製造状態なのでBTO=ダサい印象は払拭されるかと。デスクトップは法人用、ゲーミングは海外向け。

TSUKUMO

高性能: ★★★★★ 保証: ☆☆

コスパ: ★★★★ 安定: ☆☆

初心者: ☆☆☆☆

昔のマニアックな感は無くなり家電通販のような普通のパソコン屋に。機種が少なく特徴的な少数精鋭状態なので選べる人を選ぶが、それにしても選びにくい。

FRONTIER

高性能: ★★☆☆☆ 保証: ☆☆☆

コスパ: ★★★☆☆ 安定: ☆☆☆

初心者: ★★★☆☆

フロンティア神代の解散後、現所長のパワハラがひどいとタレコミが複数あり、私から内情を運営会社へ伝えると逆ギレされて私を訴えるぞと謎すぎる返しがあり困惑中。

サイコム

高性能: ★★★★★ 保証: ★★★

コスパ: ★★★☆☆ 安定: ★★★

初心者: ☆☆☆☆☆

PC自作しない中~上級者向け、昔ながらの2chおっさん御用達な鉄板メーカー。動かない構成でも購入できるので初心者にはおすすめ不能。量産系BTOのようにコスパ悪くならないのでサイコムだけは自由なカスタマイズを激しくおすすめ。

※並びはBTOメーカーの知名度の順(暫定)で、大小関わらず信用できない要素があるメーカーは未掲載。

勝手に評価シリーズ

結果として宣伝になっていますが依頼されたわけでは無く、依頼されてもやりません。

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あなたの街の~を勝手に評価
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プロフィール

ヒツジ先輩

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BTOパソコンの元修理担当。ハードウェアに超詳しいワケではありませんが、どうしたら故障するのか何となく解るので壊れにくいパソコンを紹介します。