ストレージの種類と台数などの調査結果(2017年11月)

2017年12月 6日

先月実施のアンケート結果発表。

タイトルの通りストレージの種類や台数など皆さんどのように使われているか聞いてみたところ、全752件の回答を頂戴した次第。個人ブログにしては分母かなりデカいと思われ、ご協力に感謝。

本題の前に属性や形態の結果を少々。

まずはデスクトップかノートPCか。

メインPCの形態

ぶっちぎりでデスクトップが優勝。

世間一般ではノート利用率が多い印象があるものの、なぜこのような結果になるかは、アンケートに答えてくれる人の10割近くが当サイトのリピーターや常連の皆様な為で、以前の調査では自作PC率56%というPC変態な傾向。

ちなみに2013年に結果発表したグラボ搭載率は約8割という高さなので、まあそういう人たちが答えているのだろうとしてここから下の結果をご覧あれ。 

単発では特に意味の無い年代について。

年代の分布

高齢化が進んでいる模様。

あまりにも10代が少ない、20代も他の年代より低いので「30歳未満」としたものの、4種類の内で最も低い割合。40代>50代>30代>>最近の若者、ですな。やはりメインはパソコンよりスマホなのだろうか。

 

ストレージの種類と台数などの調査結果

1.接続しているストレージの台数

ストレージ台数

何が何台繋がっているか。

答えやすいようにフォームを工夫したところ、結果が見づらくなったのでエクセルで円グラフ化した。上の棒と下の円は同じ意味。

SSD搭載率は驚異の83.1%という高さとなっており、2台以上接続している猛者が17.4%も居られる。全体の3人中2人がSSD1台搭載。

HDDは搭載率9割くらいなので、HDD無いという事はSSDのみ。ノートPC以外に激安2in1 PCとか超小型PCはSSD1台とかeMMCのみも珍しくは無い。HDD1台が46.8%に対し複数台は合計41.4%。

外付が意外に多いと思った、利用率合計6割くらい。最近はUSBが速くなって来たので外付も手軽に高速化出来るので今後もっと増えるやも知れず。

4台以上が10.4%、3台が4%、2台が14.5%なので、4台どころでは無く沢山繋いでいる人が結構居られるはず。SCSI(大昔のHDD接続端子)でデイジーチェーン(数珠つなぎ)を思い出したが今時そんなわけは無い。

複数台SSDは、もしかすると故障が怖いので故障する前におかわりし、新旧SSD全部載せしているやも知れず。

2.バックアップ頻度

バックアップ頻度

最多は、「気が向いた時」とはバックアップの意味あるのか。

また、毎日以外のバックアップ頻度が約7割もデカすぎると思った。年に数回ではやはり意味があるのか疑問に感じてしまう私は毎日&手動で実行後の自動で同期派。

バックアップしている率は約9割と高いものの、毎日では無い割合が7割は自作ユーザ多めな回答属性として低すぎると思った。

また、バックアップしていない率が1割となっているならば、世間一般のバックアップしていない率はもっと高いといえそう。

ヒツジ先輩推奨フリーソフトを2つ。他にも紹介したけれど、このいずれかを使う方法が簡単かつ話が早く転送速度も速い。 

BunBackupは全自動なので簡単、FastCopyは速いけれどバッチファイル作成が少々手間かかる。これら以外の方法でも良いのでデータは退避しておきましょう。

それ以前にバックアップ用ストレージが無いなら買って接続しましょう。内蔵なら接続方法は何でも、外付はUSB3.0以上をおすすめ。どちらもHDDでOK。

差分同期はファイルチェックして差分のみ上書きコピーなので全コピーより速い。私のPCを例にすると、SSD->HDD約120GB分のデータ+HDD->HDD約2TB分がFastCopyで10分もかからないし、終わればシャットダウンするので気にもならない。

3.RAID構成利用率と種類

RAID利用率と種類

今でもRAIDは流行っているのだろうか?と思ったので聞いてみた。

残念ながらか当たり前なのか、RAIDしていない率は9割くらいとなっており、している率がダントツで低い。

その低いRAID率の中での人気順は、1>0>1や0以外>01or10であり、0で遊んでいる人がミラーリング(1)より少ない辺りは意外だと思った。

しかしよく考えてみると、昔はHDDまたはSSDがまだ今ほど高速ではなかったのでストライピングで2台以上を0構成にしてSATA3の限界に挑戦するベンチマーク遊びが流行っていたけれど、現在はNVMeというPCIe接続がクソ速いので意味が無くなった感。

そのNVMeでもまだ2GB/s前後が一般的な速さなので、これをRAID0にできるならPCIe x4の理論値限界となる一方向4GB/sを目指せるのか。出来たとしても体感は難しそう。

私はバックアップ変態な割にRAID1しない理由は、リビルド失敗した経験があるためで、RAIDは安心できるはずなのに全般的に信用できなくなってしまったトラウマから。 

しかし読み書きアクセス随時ミラーリングはRAID1最大の利点、バックアップとか同期とか面倒だと思うならRAID1によるバックアップも考えても良さそう。

本気でやるならRAIDカードも買うべきか。価格はピンきり、数千円から20万円くらいまであるので、前知識が必要な点では面倒な事には変わりなし。 

4.PCのタイプ別SSD搭載率と台数

タイプ別SSD搭載率

デスクトップとノートで分けてみた。

デスクトップは分母として全体の86.3%と高いので全体とだいたい同じくらいの割合に。ノートはSSD1台か無しかでほぼ2分。2台以上ノートに載せるくらいならデスクトップでやれということなのか。

デスクトップで2台以上は合計19.2%なので約2割くらいの人が複数のSSDを接続されているという。低容量が安くなったためか、金をじゃぶじゃぶ使い大容量で俺TUEEされているのだろうか。 

5.デスクトップPCのHDD搭載台数

デスクトップPCのHDD数

ノートはSSD以上に2分されてしまったので省略。

デスクトップのHDD数は1台が最も多く、台数が増えるに比例して割合が小さくなって行く。私はメインPCで3台、事務用のサブPCは1台。

  • メイン・・・SSD->HDD + HDD->HDD=3台
  • サブ機・・・SSD->HDD(->NASのHDDx2※RAID1)=1台

これが基本なので逆に2台が気になる。

  • HDD->HDD=2台
  • SSD->HDD->HDD=2台

こういう事なのだろうか?

実は一時期もっとバックアップ変態な事を考えていた頃があり、データ用の大容量HDDが空いているのでこうしようと考えてみたことも。

SSD->HDD(250GB)->HDD(4TB)->HDD(4TB)

こうするとSSDのバックアップが3つになるので何それ凄いとは思ったものの、普通に考えてSSDと250HDDが2台同時に故障するような状況、地震・雷・火事・戦争ならば全部壊れるだろうと思ってやめた。

6.年代別バックアップ頻度の違い

年代別バックアップ頻度

年代で差が出るかやってみた。ほんのり出ておりますな。

予想はこの逆で、30~40代のバックアップ頻度が高く、若い世代やシニアは低めだろうと思えば違う結果に。最もバックアップ頻度の低い層が40代、最もバックアップしない層が30代。

意外と皆さんデータ吹き飛んでも問題ないのだろうか。

ふと思い出した事例がメーカーの修理現場に居た頃で、故障の5割くらいはWindows丸ごと工場出荷となりデータ吹っ飛ぶHDD交換、またはリカバリとか再インストール。

データ消えてもOKと紙で同意する人は体感2割くらい。ほとんどの場合が問い合わせになるのでコールセンターへお任せになった後、10割近い確率で消してOKと了解もらっておりました。

消すなら修理せず返せ、もしくは消さずに直してくれと泣きつく人は1割どころか数%であり滅多にそう言う人はいなかった。ちなみに泣きついても無理。

昔と今を比較すると、昔はデジカメで撮影したファイル整理をPCでしていたけれど、現在はスマホで撮影しクラウドへ自動でバックアップ。以前よりPCデータ消えても痛くないのかも知れませんな。 

7.年代別RAID利用率と種類

出してみたけれど年代でRAID利用率の変化は見られず、グラフにしても無駄なので数値でいうと、全年代でRAID率は11~13%の間。

RAIDしている人の数、分母も小さいのであまり良いデータとは言えず。 


以上。結果発表日をスルーしてしまえども独自調査結果のページからリンクするので見逃した際はこちらからどうぞ。

ご協力有難うございました。

今月のオススメBTOパソコン
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リンク用ソース

コメント(1)

>デスクトップかノートPCか
相変わらずの高いデスクトップ率。新宿駅あたりで出口調査をしたら、少なくともデスクトップが5割を超えることは無いはず。とはいえサイト名はBTOパソコン.jpな訳で。BTOパソコンといえばノートではなくデスクトップが思い浮かぶ以上、デスクトップユーザが多く集まるのは仕方ない話。

>接続しているストレージの台数
試みとしてSSHD(キャッシュ用に小容量のSSDを搭載したHDD)のシェアも聞いてみたら良かったやも。自作ユーザや少々マニアックなPCユーザの需要も低い、という結果を白日の下に晒せた可能性が。既に自明の理な気がしないことも無い。

>外付が意外に多いと思った、利用率合計6割くらい。
物理的にHDDを追加できないノートPCとか、PCケースを開けることに抵抗のあるPC初心者とか、緊急時は3秒で外して持ち出せるから重要データを入れるのに最適とか、それなりに需要が高いのかもしれません。

>「気が向いた時」とはバックアップの意味あるのか。
本当に気が向いた時ではなく、重要なデータを保存した後とか、HDDの使用量が10GBくらい増えた時とか、不定期であれ自分なりのスケジューリングがある方も居るのでは。私は週末のバックアップが基本ですが、必要が無いと判断すれば実行しませんから、不定期です。

>デスクトップで2台以上は合計19.2%
RAID率の低さと自作率の高さから考えると、M.2とSATAの組み合わせが多そう。

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BTOパソコンメーカー比較

マウスコンピューター

高性能: ★★★★ 保証: ★★★

コスパ: ★★★★★ 安定: ★★★

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令和時代の鉄板スタンダードなPC初心者向けメーカー。標準構成のバランス感覚が突出しており、私でさえケチを付けることが滅多にできない。性能の下から上まで幅広く実用的。

パソコン工房

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初心者: ★★★★

性能とパーツの相場がある程度わかる人なら標準構成が多いのでコスパ重視で選びやすい。同じに見える同じ価格でも仕様の違いがどうなのか判る人には最適。

ドスパラ

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コスパ: ★★★☆☆ 安定: ★★

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昔はドスパラ=BTOだったけれど最近は普通のパソコンに力を入れておらず、2018-2019年の偽インテルチップ中華SSDの件が未解決なので信用問題的に何とも言えない。

DELL

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初心者: ☆☆☆☆

10年以上前まではDELL=初心者向けの安いパソコン、それはもう通用しておりません。クーポン適用後が適正価格だと見抜けるパソコン詳しい人向け、または大人買いで割安になる法人向け。

日本HP

高性能: ★★★☆☆ 保証: ★★

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コスパと性能以外にも見た目も重視したいならHPのノートも選択肢としてアリ。自社製造状態なのでBTO=ダサい印象は払拭されるかと。デスクトップは法人用、ゲーミングは海外向け。

TSUKUMO

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昔のマニアックな感は無くなり家電通販のような普通のパソコン屋に。機種が少なく特徴的な少数精鋭状態なので選べる人を選ぶが、それにしても選びにくい。

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PC自作しない中~上級者向け、昔ながらの2chおっさん御用達な鉄板メーカー。動かない構成でも購入できるので初心者にはおすすめ不能。量産系BTOのようにコスパ悪くならないのでサイコムだけは自由なカスタマイズを激しくおすすめ。

※並びはBTOメーカーの知名度の順(暫定)で、大小関わらず信用できない要素があるメーカーは未掲載。

勝手に評価シリーズ

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プロフィール

ヒツジ先輩

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BTOパソコンの元修理担当。ハードウェアに超詳しいワケではありませんが、どうしたら故障するのか何となく解るので壊れにくいパソコンを紹介します。