メインPCの性能や容量の調査結果(2020年8月)後編

2020年11月18日

昨日の前編に続き後編。

結果発表7つは前回すべて晒しており今回はクロス集計編とでも申しましょうか、素の回答を2つ掛け合わせてどのような傾向があるかを分析。これをやるために色々お聞きしたといえども過言なし。

ご協力ありがとうございます。

メインPCの性能や容量の調査結果・後編

主にコア数との掛け合わせなのだけれども、あまりにも分母が小さいコア数は雑音になってしまうので除外しております。基準は10未満。

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<目次>

  1. コア数とストレージの関連性
  2. コア数と起動ドライブ容量
  3. コア数とメモリ容量
  4. コア数とVRAM容量
  5. VRAMとメモリ容量

1.コア数とストレージの関連性

1.コア数とストレージの関連性

「それ・・・(以上)」が切れており失礼。仕事ではないのでやり直さない。

ここから以降の4つのグラフは左の数字がコア数で、「それ以上」とは12コアを超えている場合。今や16コアとか普通に市販されているので少数ながらウルトラ多コアな人も。

コア数が多い、要するにCPU性能高めなパソコンほどSSDしかも超高速なNVMeが採用される傾向があり、境界線は6と8コアで普通の2.5インチSSDとNVMeが入れ替わる。

メモリ4GB以下でも少数ながらNVMe利用がありつつも、このクラスになるとやはり最多は2.5インチSSDですな。NVMe対応でマザーやSSDにカネかける前にCPU性能上げろともいえそう。

HDDは8コアを超えると誰も起動ドライブにはしておらず、2コア層でも2割少々までご利用率の低下。

全体的に見るとSSDはまだ2.5インチが主流と言えそうなながらNVMeへの転換期に入っているとも見える。いずれ全員全部がNVMeになるわけではなく、私は発熱がイヤ&速度が体感差不明なので次回は2.5インチに出戻る予定。

2.コア数と起動ドライブ容量

2.コア数と起動ドライブ容量

こちらもコア数の多さに比例して容量デカい。

しかしながら2TBはごく少数、2TB超えは2コア層だけなのでHDDが3TB以上なのでしょう。SSDで2TBは起動ドライブ用としてはまだまだ割高なので現実的ではなく。

4コア以下で見ると128GB以下、なのでSSD、が現役でメインPCに搭載されており、過半数が250GBクラスを超えていない模様。

500GB級が優勝し始めるのが6コアから。分母が小さいながら12コアを超えるパソコンには1TBが最も多く積まれているという。これはコア数が多い=容量もデカい、のではなく単純にPC関連にカネかける割合が高まるのだろうと推測。

何か当たり前すぎる結果になってしまい書くことが無い。

3.コア数とメモリ容量

3.コア数とメモリ容量

自分のメインPCのメモリが8GBだからという思い込み基準で回答を設定するとこうなる、のような良い悪い例となっており失礼。

人気あるコア数の4~8周辺では16GBが最多となっており、2コア層でさえ8GBは当たり前風に最多、4コア超えると4GBとかゴミ扱いとなり、8コア超えると8GBでさえ消滅し16GB以上。

これもストレージと同じくコア数が多い=CPUカネかかっているのでメモリも盛るという理由、だけではなく、パソコンにかけているカネの価値観の違いにより高性能CPU搭載PCではメモリが特盛になるのでしょう。

回答の選択肢を24GBで止めてしまい「それ以上」の前に32と64GBを設定しなかったことが悔やまれる。特に8コアの分母は小さいとは言えないため、6コア以上の32/64GBの割合が出て欲しかった。

とりあえず8GBはもう終わりですな。考えてみると4GBx2枚する時のその4GB2枚セットがもうほとんど販売されていない。

更に深読みするとチップがここまで暴落しているのだから、4GB用に基板を使い製造してパッケージして輸送費使うのは作る側も売る側も馬鹿らしいのでは?と憶測。 

4.コア数とVRAM容量

4.コア数とVRAM容量

左のラベルはここまで同様CPUのコア数。

対してグラフと下段の数値はVRAM(ビデオメモリ)容量としており、単純にVRAM容量がデカいほどグラボが高性能なはず、としております。

また青の「1」は注意書きとして「グラボ非搭載の場合は1をセレクトしてどうぞ」的に促したため、多くの1GBがグラボ非搭載と見てよろしいかと。

下から行くと、2コアの場合はグラボ非搭載率が8割くらいとなっており、CeleronやPentiumでグラボ搭載しようと思っている私はアホほど少数派なのかと知った。GTX 1650あたりなら2コアでも良いかなと思っております。

4コアになるとグラボ非搭載率は盛大に落ちて4割を切り、代わりにVRAM 2GBのグラボが全コアの中で最多。1~2万円台の手の出しやすいグラボをご使用中と見た。

そして6コアと8コアあたりになるとグラボ非搭載は1割以下となり、VRAM 2GBも圧倒的に少なめ。多くはVRAM 6~8GB、なので4~10万円級のハイスペックなモノでゲームなさっている印象。

ラストは12コア以上となると1~2人くらいの単位でVRAM容量10GB超えを達成しており、何と戦っているのかお聞きしてみたいところ。RTX 3090なら24GBなので不思議な数値ではないとしても割と頭おかしい(自作PC的には褒め言葉)

5.VRAMとメモリ容量

5.VRAMとメモリ容量

ラストはCPUコア数ではなく、メモリとVRAMの関係性。

左の数値がVRAM容量で1はグラボ非搭載含むとしており、下段の4GBから始まる方がメインメモリの容量。ここでも10票未満の容量は除外しております。 

メモリとVRAM容量に何か関係や法則性があるかと期待してみたけれど、単純に高性能なグラボを搭載しているならばカネかけるだろうからメモリも特盛になって行くというだけに見える。

4コアからがゲーミングPCの基準として考えると、ゲーマーは最低でも16GBくらいメモリを搭載していても驚かないのは上でも書いた、今どき4GBx2とかほとんど売っていない。8GBx2も安めなので2セット購入し32GBも普通にあり得る。

ゲーマーということはCPUやグラボを比較的短期間といえる2~4年で交換するとすると、その時に買える価格のメモリをモリモリするのでしょう。私もゲーマーなら8GBではなく、今の暴落価格なら16GBx2にしてRAMディスクにキャッシュ作る。

VRAM容量別のメモリ側割合の移り変わり。

  • 4GB・・・ガン無視レベルで瞬殺されており草
  • 8GB・・・グラボ性能向上に比例しなだらかに減る
  • 16GB・・・グラボ有無や性能問わず全体的に使用率高め
  • 24超え・・・8GBとは逆にグラボ性能向上に比例しなだらかに増える

メモリ容量だけは単発のミニアンケートで年に一度はお聞きしてみた方が良さそうですな。私がこのブログいつまでやるかは別として。


以上、アンケートへのご協力に感謝。調査結果のリンク一覧はこちら

自分でもクロス集計してみたいという変態用にcsvファイルも上げておいたのでセルフサービスするならどうぞ>20201111.zip(約3.5KB)

今、貴様が学生なら社会人になるまでにピボット使えるようになれば一目置かれるやも知れず。中小企業なら2~4目置かれるレベルなのに難しくはない。

クリックで覚えるピボットテーブルとマクロの使い方 - BTOパソコン.jp
https://btopc.jp/etc/pivot-table-macro.html

マクロの方はスルーで。大企業ならやはり一目置かれそうながら、中小は「仕事なのに楽をするな」というマジキチ組織がガチで存在するし、私は過去に上司から嫉妬されて職場に居づらくなったので(中小生きたいのにマクロまでやるつもりなら、)脳あるならば爪は隠しましょう。

今月のオススメBTOパソコン
| コメント(1)

コメント(1)

>コア数とストレージの関連性
6コア8コアで起動ドライブがHDDはけっこう挑戦的ですね。もしかして10本くらいRAID0で繋いでいる猛者かもしれませんが。

CMANインターネットサービス|RAID0「ストライピング」のアクセス速度
https://note.cman.jp/server/raid/speed/raid0/

>SSD
コードを繋ぐのが面倒だったり、SATAコネクタがあるぶんだけHDDをガン積みしたかったり、ケース内エアフローの乱れには予断を許さない方だったりすれば、単に「ソケットに入れてネジ止めするだけ」のM.2形状SSDは便利ですね。速度を気にせず発熱や価格を抑えたいなら、SATA接続のM.2-SSDを選べば良いですし。

>コア数と起動ドライブ容量
目分量ですけれど、4コアで2TBが7人ほどいらっしゃいますね。これぞ自作ユーザという体で良い塩梅です。

>CeleronやPentiumでグラボ搭載
何世代か前の Celeron や Pentium は最大映像出力が2画面まででしたけれど、最近は3画面まで対応しているので「画面を拡張するためだけにグラボを積む」という事態は防げていますね。3枚ともデジタルで繋げるかはマザボの仕様にもよりますけれど。

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