パソコンのメモリに関する調査結果2(2019年4月)後編

2019年5月18日

アンケート結果発表の後編。

前編はこちらで前後で各5問分。後半も依然としてマニア向けな質問が多く設定されており、普通の人はそんな数値は把握していないだろう的なPC変態向けな内容となっております。

ご協力ありがとうございました。

メモリモジュールに関する調査結果2(後編)

属性情報などは前編で書いたので省略。

  1. マルチチャネルこだわり率4人中3人
  2. 仮想メモリを0にしている人約16%
  3. メモリ解放ツールの不使用率は8割
  4. メモリ使用量は5~7割くらいの範囲
  5. 当サイト常連PC変態率は5割くらい

1.マルチチャネルこだわり率4人中3人

マルチチャネルこだわり率4人中3人

最多は「なるべくマルチ」となっており、必ずとの合計74.9%なので4人中3人がマルチチャネルで動作させたい派。あまり意識しない人は1割少々、全く気にしない人との合計は18.9%なので5人中1人はマルチにこだわらない。

私もなるべく派であり、デスクトップPCのような当たり前にメモリスロットが4本とかあるならプラス2枚する際はデュアルが2組になるように。

マルチしないあるあるな例としては、ノートPCでスロット2つ、既に1枚搭載されているならば+数GBを1枚としてメーカーやチップ合わせるの面倒なので容量重視で適当に増設する。

10年以上前にそんなことをしたなら高確率で相性問題出ていただろうけれども、最近はその問題が出ない確率の方がなぜか高く、どうして相性問題が出なくなったのか不思議すぎる。

相性問題が出るとは、電源を入れても画面が真っ暗で進まない以外、Windows起動途中や起動後の作業中に突然ブルースクリーンのサプライズをしてくれたり。

メモリが原因なのか確認するためにはMemtest 86+でチェックしてみましょう。ブルスクの頻度が高いほど画面真っ赤になるはず。

2.仮想メモリを0にしている人約16%

仮想メモリを0にしている人約16%

意外と多い気がする回答は仮想メモリゼロ率の高さ。

手動で設定している人も割と多く、合計で20.9%なので5人中1人が何らかの意図があり決め打ちされているのでしょう。

最多は当然ながらシステム管理サイズ、これがWindowsでは標準なので把握していない人も含まれるとするならば合計57.7%がシステム管理サイズであろうと推測可能。

現在のメモリ価格はDDR3が1GBあたり500円、DDR4が560円、8GBx2でいうとDDR3が8千円なら4が9千円くらいであり、DDR3は過去最安と並ぶレベルの安さ。

大容量な割に安価になったので盛られている人が多いとしても、メモリあればあるだけ使うChromeブラウザの存在により仮想メモリ(ページファイル)ゼロ設定は少々怖いと思う。

完全に0にすると本当に物理メモリ以外に書かれなくなるため、ダンプファイルも作られなくなり、今この文章見て私が何言っているのかわからない人は0はやめておいた方が無難。システム管理サイズを激しく推奨。

3.メモリ解放ツールの不使用率は8割

メモリ解放ツールの不使用率は8割

さすがにもう使われていないかと思いきや、予想より使用率高い。

  • 日常的に・・・4.3%
  • たまに・・・4.9%
  • 稀に・・・8.1%

今でも17.3%の人が意識してメモリ解放をしているという。

使用していない率の約8割の中にはメモリの解放が何のことかわからない人も居られましょう。今落としてみたところインストーラがウザいので入れなかったけれど、私は昔これを使用しておりました。

めもりーくりーなー
https://crocro.com/pc/soft/mclean/

使うと何が起こるかは、メモリの使用量が確か80%、正確には空き容量が20%を切ると自動的にメモリを解放してくれて空き容量を確保するフリーソフト。

なぜそんなことをする必要性があるかは、プログラムによりメモリリークという、使わなくなったメモリの領域を解放し忘れるバグへの対策で、現在でも無意味ではございません。

なぜ利用者が減ったか理由は2つと見ており、1つはメモリが大容量かつ安価になったので空き容量に余裕があり解放するまでもない、もう1つはフリーソフトよりもブラウザで何かする時代になったのでメモリリーク遭遇率が減ったとか。

毎日シャットダウンや再起動するなら良いけれど、24時間営業しているパソコンならば現代でも利用する意味はあるかも知れませんな。

4.メモリ使用量は5~7割くらいの範囲

メモリ使用量は5~7割くらいの範囲

メモリアンケート2のラストは実際の使用量。

最多は半分くらいの使用量、次いで割と多めなのは7割くらい使用されている人で、逆の3割くらいも18.4%は少ないとも言えない大きさ。

私を例にしてみると現在8GB中5GBくらい使用なので6割少々。YouTube垂れ流しつつ画像リサイズのバッチ処理をしても100%は行かないので足りております。

搭載するべきメモリ容量の目安は使用率5~7割の範囲、より安心を買うならば3割に抑えておけば良い、ということなのでしょう。

ちなみに2番(Q6)仮想メモリをゼロに設定して100%超えるとパソコン固まるとかシャットダウンしたり不具合出るはずなので心当たりあるならシステム管理サイズにて。

CドライブがSSDなら、しかもNVMeとかならますます仮想メモリは使い勝手の良い保険として有効ですな。NVMeならスワップが起これども気付かないほど速そう。 

5.当サイト常連PC変態率は5割くらい

当サイト常連PC変態率は5割くらい

約半数の人がこのレベルならば何ということも無いという。

アンケートはより多くの人の有効回答を集めたいため、あまりにもマニアックな設問は避けたく一応聞いてみた。このくらいが限度と認識。私もこれ以上難しくなると正直答えられる自信がない。 


以上。

この手の調査結果は発表日をスルーしてしまえども独自調査結果のページからリンクするので見逃した際はそちらからどうぞ。

ご協力ありがとうございました。

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リンク用ソース

コメント(3)

>マルチチャネル
過去には「クロックや容量は同じだけれどレイテンシが違うからマルチ動作しない」こともありました。デュアルチャネル登場から1年以内だったはずですが。今はけっこうアバウトでもOKですから自作派にとっては楽な時代。専門知識による職人芸の出る幕が無くなり、つまらなくなった、とも言えますが。

>仮想メモリ
SSDが流行った当初は「空き容量を増やすため」と「無駄な書き込みを減らすため」と「速度低下を防ぐため」に、仮想メモリゼロを推奨するWeb記事や雑誌が乱舞しましたから、その記憶が仮想メモリを0に設定させている方は少なからず居るやも。

>メモリ解放ツール
よほど下手な作りでない限り、メモリリークの発生するソフトは少ないですね。ブラウザなんぞは快適性を維持するためなのか、意図的に大量のメモリを使うこともありますけれど。最初の起動が遅いからって、OS起動時にバックグラウンドで起動しておくとかWin10かよと思うブラウザもあり。

>メモリ使用量
4GB搭載なら2~3GBくらいですか。OSを起動しただけで3GB前後の使用量な私は、やはり環境が重めらしいです。

> NVMeならスワップが起これども気付かないほど速そう。
それはないと思いますよ。
NVMeよりもはるかに速いRAMディスクにページングファイル置いてますが
スワップが起こる瞬間わずかに止まります。
仮想メモリは物理メモリと同じように使われるんではなく
今、物理メモリにあるデータの中で使用頻度の低いものを
いったん退避させて物理メモリを空ける使われ方をするので
その瞬間、一瞬止まるんではないでしょうか。
32bitなので結構あります。

連投申し訳ない。
私は常時タスクマネージャのパフォーマンスタブを開きっぱなしなので
スワップが起これば目視でわかります。
物理メモリの使用量がガクッと下がる割に
物理+仮想を現すコミットは全然減らないので。

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