オーバークロックに関する調査結果(2019年4月)後編

2019年6月 5日

アンケート結果発表の後編。前編はこちら

後半はQ6~9と最後にお聞きした年代をかませたクロス集計を3つぶち込んでみたところ、意外かも知れない結果が出てしまった。結論からいうと年代上がるとOCへの情熱は消えてしまうという。

ご協力ありがとうございました。

オーバークロックに関する調査結果(後編)

属性情報などは前編で書いたので省略。

  1. OC考慮せずPC買う人は3人中2人
  2. OCする気無い率7割で逆は25%
  3. 未来予想ではOCの将来性は暗め
  4. OCに情熱は特に無い人が約65%
  5. 年代が若いほどOCへの関心高め
  6. 30歳超えるとOCの関心は下がる
  7. 30歳以上はOCへ期待していない

オーバークロック=OCにて。

1.OC考慮せずPC買う人は3人中2人

OC考慮せずPC買う人は3人中2人

OC前提が10人中1人、考慮する派4人中1人くらい。

6割以上の人がOCは考えずにパソコンを買う、または構成しているようで、2chまとめで見かけるチップセットZやK付インテルCPU至上主義は少数派と判明したという、少ないからこそ目立つ法則が発動。

しかしできないよりはできる方が良いとする人も割と多く、いつかOCするかも知れないという絶対にしないフラグを立てている人が無駄金払っていそう。私もそう。

OCするならインテルのチップセットはZが付くやつ、CPUはKとか付くやつ。AMDはよくわからないけれど何でもアリな気がするものの一応調べてどうぞ。

2.OCする気無い率7割で逆は25%

OCする気無い率7割で逆は25%

調査結果後編はロマンが足りませんな。

OCしている率は相変わらずの1割少々、準備OKも1割と少しで計4人中1人くらいでしかなく、やる気なし率が圧倒的に高い3人中2人以上という結果に。

OCこそ自作の華のような時代があった気がしないでもないけれど、今はもうそういう時では無いのかも知れない、と言いたいけれど、後で出る年代別でそうでもない気がしないでもない結果がございます。 

3.未来予想ではOCの将来性は暗め

未来予想ではOCの将来性は暗め

半数が特に期待しておらず、どうでも良さそう率が約2割は高めか。

表舞台&明るいと思う人は計22.8%であり、4~5人中1人ほどの割合でしかOCの将来性には期待しておられぬご様子。私も特に期待していない、というのは、ここ10年以上でクロックは3.6くらいからようやく5.0になる程度なため。

コア数が増えてもプレイヤーは1人なので価値が謎な段階と思われ、その1人が多重プレイするほどクロックは低くないしコア数増えまくろうと意味が薄まりすぎていると思う。 

4.OCに情熱は特に無い人が約65%

OCに情熱は特に無い人が約65%

質問が熱くなるほど回答が冷めて行くスタイル。

計り知れない情熱を持つ人はバチクソ少なく1.7%しか居られず、少ない順で、それなり、多少は、と続いた残りが「ない」、ズバリなし。圧倒的なし。

大昔の3GHz台の頃は4GHz超えとか何それ凄い感があった気がするけれど、今はもう4GHz当たり前で先日8コア全部5GHz動作するCore i9-9900KSとかインテル公式で出てしまい何か白ける。

最近の若者のOC離れか、と思いながらの年代別3種類。

5.年代が若いほどOCへの関心高め

年代が若いほどOCへの関心高め

個人的に予想外、非常に真逆だった。

てっきり今どきの若者はOCとか興味がなく、40代や50歳以上のアニキ達の遊びになってしまったのかと思えば反対で、年代が高まるほどOCに対する興味が薄れるという。

特に30歳未満と以上で大きめに差がつき、30代と40代は割と近い、とはいえ開きはあり、50歳以上になると興味ある率は2%、30歳未満の1/10にまで減ってしまい「それなりに興味ある」を合わせても2倍以上の差。

30歳未満は約7割がOCに興味あるとは驚いた。

私も割と若くない方になってしまったのでこの現象が何なのか推測すると、面倒、これに尽きるのではなかろうか。またはOCするくらいなら金パワーで最初から上位のCPU買うとか。

何が面倒か別のことに置き換えると、若い頃はWindowsの設定をいじりまくりカスタマイズして喜んでいたけれど、最近はエアロ切るくらいしかしない、私は会社のPCとかノートは壁紙さえそのまんまWindows 7と富士通の工場出荷状態。

6.30歳超えるとOCの関心は下がる

30歳超えるとOCの関心は下がる

まさかのOC経験者まで最近の若者寄りに。

年代が高いほどOC経験アリが多くて当然だろうと思いきや、最多が30歳未満、次いで1つ飛ばし40代、そして30代から50歳以上へと続く。

常用率だけを見ると40代より30代の方が高く出ており、やはり年代が若いほどOC遊び、もしくは実用としてクロック上げているのでしょう。

常用+何度か~が40代だけ高くなっている原因はパソコンの世代の問題と思われ、50歳以上となるとPC-9821や9801どころか8001やMZ-2500世代まで行くやも知れず、当時はクロック上げるとか怖くてできなかったはず。なぜかはパソコン平気で50万円とかしていた上にやり方わからん。

しかしこのアンケートは今、現在、ナウ。なので世代が高いほどPC仕様歴は長いとするならOC経験者多くて良さそうなものの、やはり面倒が関係しているのだろうか。

それにしてもいきなり50歳以上になるわけではないのだから説明不能。

7.30歳以上はOCへ期待していない

30歳以上はOCへ期待していない

これまた30歳未満と以上で大きめに分かれた。

30歳未満の期待度は計50%に対して30代以上は12~18%程度とかなり期待されていないようで。

今回ほど年代を聞いておいて良かったと思ったことはなく、年代は要らないと感じても入れた方が良いかも知れませんな。なお、年代は任意であり全690票に対して687は99.6%。

できるだけムダな質問は減らしたいと思っていたけれど、ソースのCSVも公開しているのだからクロスしたい人用に可能な限り年代入れましょうか。 


以上。

この手の調査結果は発表日をスルーしてしまえども独自調査結果のページからリンクするので見逃した際はそちらからどうぞ。

ご協力ありがとうございました。

今月のオススメBTOパソコン
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リンク用ソース

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クルマに置き換えてみたら理論
馬力=クロック

>OC考慮せずPC買う人
出題のときから気になっていたのですけれど、回答の「想定せずに買う・組む」と「しない」は同意ですよね。回答数がどちらも同じくらいだったから問題なさそうですが。深読みすれば

想定せずに買う・組む:OCできるか否かを気にせず構成を選ぶ
しない:OCできない構成を選ぶ

という層の違いを表している、と捉えることもできない事はありませんが。

>OCする気無い率7割
しかしながら過半数は自分の構成・環境でOCが可能なことを知っている訳で。ならばOCに明確なメリットでも生まれればOCする派が増えるやも。具体的に言うと

1.2コア→4コア化が可能
2.2コア2.5GHzが2万円、2コア3.0GHzが3万円とランクの上下で大きな値幅がある
3.スティックPCでも1ヶ月の利益が0.5万円くらいまでマイニングが高利益化する
4.個体差により2.0~2.5GHzほどクロックの上げ幅が変わるため、いわゆる「当たり石」の市場価格が高騰する
5.PCメーカが「構成Aのモデルが10万円、構成BをOCして構成Aと同スペックにしたモデルが8万円」といったOCモデルを展開する

こういう類の風潮。

>OCの将来性
絶望的が10%に届かないのは意外。30~40%くらいの方が絶望視しているかと思っていました。それくらいOC市場って活気が無いですし。

>OCに情熱
30%が「あった」はけっこう高いですね。渋谷で街頭アンケートしたら1%を切るはず。

>年代が高まるほどOCに対する興味が薄れる
例えば「ハッキング」や「クラッキング」に興味があるか、という質問でも似た傾向になりそう。

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BTOパソコンの元修理担当。ハードウェアに超詳しいワケではありませんが、どうしたら故障するのか何となく解るので壊れにくいパソコンを紹介します。