オーバークロックに関する調査結果(2019年4月)前編

2019年6月 4日

先日実施したアンケートの結果発表。

以前のメモリ調査パート2に引き続き今回もマニアックなアンケート内容となっており、答えづらいかと思いきや690件もの投票。ここからオーバークロックOCと略した表記で参ります。

ご協力ありがとうございました。

オーバークロックに関する調査結果(前編)

私の感想文が不要なら結果のみはこちら。

オーバークロックに関するアンケート
https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLScGqvkf3fZODNYgupgbHw6Vtb5zDZ_SB97rLh51xiptlu5uiQ/viewanalytics

回答者は40代中心、世間一般より自作PCやゲーマー率高めで6割くらい。今回は年代も答えてもらったので貼っておきましょうか。

回答者年代

庶民Aさんと私の注釈も添えて。

OCの対象は主にCPUとグラボですが、ほかOCできる環境があるなら電子機器の括りである限り何を想定しても良し。 ※通常はCPUやGPUのGHzの数値を手動で規定値以上へ上げて固定すること=OC

  1. OCに興味ある人の割合は4割少々
  2. OCしたことない人の割合は約5割
  3. ギリギリにクロック上げる人5.5%
  4. 約半数がOCするなら冷却も考える
  5. OCのために予算取る人4割くらい

1.OCに興味ある人の割合は4割少々

OCに興味ある人の割合は4割少々

1問目からいきなり予想外。

ここでOC興味ない率があまりにも高ければ2問目以降が成り立たないだろうと思っていたところ、興味ある率が計44.6%は想像以上にデカかった。

「ほとんど」興味がない人も「全く」無いわけではないとするなら8割くらいがOCをスルーしているわけでもないという。

勝手なイメージとしてはOCに強い興味がある人は100人中2~3人くらいと思っていたため、約1割もOC大アリな人が居るとは思わなかった。

2.OCしたことない人の割合は約5割

OCしたことない人の割合は約5割

これまた予想外、OC常用率15.5%はアニキ達変態すぎないだろうか。

先ほどからなぜ驚いているかは、大昔のOCは実用的、低いクロックをどこまで上げるかユーザ自己責任による高性能の追求が、現在は金さえ出せば高クロックのCPUは手に入るため。

常用以外のやったことある率2種類を合計すると32.2%、常用合わせると47.7%の人がOC経験アリ。私もあるけれど何が違うのか体感できずすぐ戻した。という人も多そうな気がする。

もしかしてOCそのものが難しい行為だと思われている人も居るかも知れないため、実際にクロック変えている画像をどうぞ。

倍率変更可能?

私のメインPCのBIOS(UEFI)画面で上の画像は3.3-3.7GHzのCPUを最大2.0GHzへUC(アンダークロック)したもの。

メーカーやBIOSにより表記が違うかも知れないけれど、CPU Ratio(比率)が倍率なのでこれを上げるだけ。但し上げすぎると起動しなくなるのでCMOSリセット知らないとか壊れたら困る場合はやめておきましょう的な作業。

興味本位で手軽にやるものではないでしょうな。そういう心構えでCPU外して戻して見事にマザーとCPUぶっ壊した人を知っている。※私

3.ギリギリにクロック上げる人5.5%

ギリギリまでクロック上げる人6%

数字見えない青は5.5%、18人中1人の割合でOC変態。

ギリまでOCするとは主に3つの意味があり、1つはCPU温度が100℃(人により違う)ぶっちぎらない限界、2つ目はCPUの電圧上げて大丈夫な限界、3つ目はCPU内蔵GPUクロックまで限界を目指すなど。

GPUまで行くならば、もっと言えばメモリクロックも上げたりできるため、ガチなOC変態は常用できる限界まで上げたりを個人ブログ記事も見たことある。

そのギリ派約6%に対して3人中1人が少し余裕見る、もしくは定格少々にとどめる派なのでギリまでやらない派が3人中2人という。

よく解らないことは、今どきのCPUをOCして体感でその差がわかるのだろうか的な疑問で、例として私のメインPCは3.3-3.7GHz、4コア/HTなし。これを全コア3.7GHzにしても1割程度の差でしかないはず。

その割に温度が普段より10度上がるなどするならリスクでしかないと思うのだけれども、ベンチマークスコアへのこだわり、自己満足の世界、ロマンでOKなのだろうか。

ちなみに私の2.0GHzへUC中PC、室温25℃でもコアの温度40℃行かない。CPUクーラーにファン付けるともっと下がるのだろうか、と思いつつも面倒なので付けていない。掃除した時に試せば良かった。

4.約半数がOCするなら冷却も考える

約半数がOCするなら冷却も考える

最多は多少は考える派、次いで特に何もしない、そして冷却強化。

やはりOCするなら冷却考える人が多く過半数となっており、私のように特に何も考えないどころかCPUクーラーのファン外した状態で3.5GHz固定とかしてみるアホな人は少なめですな。いや、そんなことする人はいないと思うけれど。

完成品PCを買う人は考えなくて良いとしても、自作PCや改造で高性能CPUをOCするなら水冷おすすめ。ゲーマーな友人が3連ファンの簡易水冷にして驚いていた。

CPUはCore i7の何か忘れた、12cmファンx1のサイドフローで80℃行っていたCPUが水冷にすると60度行かなくなったという。

超高性能グラボは水冷にするとサーマルスロットリングまで温度上がらないとか、サイコムやマウスの超高性能なフラグシップモデルは水冷が多い点でも証明されております。

問題はPCケースで、安易に簡易水冷のデカいやつとかチューブの長さや固さを考えずにクーラー選ぶとケース買い換えるハメになるのでご注意あれ。

友人PCの簡易水冷化の時はケースに合う水冷を探す点でかなり面倒だった。本格水冷にはない難しさもあるのでご注意あれ。特に自作ではなく完成品を改造する時。

ここまで簡易水冷が普及したなら電源のATXなどように簡易水冷も何らかの名前付けて規格化して欲しい。

5.OCのために予算取る人4割くらい

OCのために予算取る人4割くらい

最多は多少突っ込む程度、僅差で特に予算は盛らない。

強化する人が約13%も居るとはこれまた意外な多さと感じており、そこまでして数百MHzの性能アップが欲しいのかと不思議になるのは私がOC興味ないためでしょうな。

OCするために金をかけるならばそれは単なる趣味やも知れず、趣味ならば金をかけても当たり前とも言えるわけで。

全然関係ないけれど、先日自動車が趣味の友人と飲んでいてタイヤ(ホイール?)カスタマイズして25万と聞いて驚き、それが4つの価格ではなく1つ、要するに100万と知りチューダー吹いた。※焼酎のサイダー割(鳥メロ(ワタミ系)のやつ)

そう考えるとPCハードウェア趣味でOCに少々金かけるくらいは大人の趣味としては安い方でしょうな。

ゲーミングPCが30万とかも安い趣味な気がして来た。


ソースのCSV圧縮ファイルはこちら。後編は明日、公開になるとこの下へリンクが出るはず。

ご協力ありがとうございました。

今月のオススメBTOパソコン
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リンク用ソース

コメント(1)

>OCの対象
私はあとメモリくらいしか知らず。ヒツジ先輩に限定すればアルコールでユーザがOCでしょうか。OC状態が正常とも言えますが。

>興味ある人の割合
最近のマザボってドライバにOCツールが同梱されていることも多いですし、OC自体の敷居が低いのは確か。OS上からワンクリックでOC可の場合も多し。そのぶんマニアからは白けられる結果になったと思っていましたが、同時にOC界隈の裾野は広がったのでしょうかね。

>OCしたことない人
なおCPUとかGPUとかの自動ブースト(ターボブーストやPrecision Boost、GPU Boostなど)もOCの範疇に含めれば、OCしていないユーザはごく少数になるはず。

>OCそのものが難しい行為だと思われている人も居る
だいたいの環境で正常動作する人気のOCツールが存在するため、CPUよりGPUの方がOCは楽やも。

AKIBA PC Hotline!|大作PCゲームを快適に、性能100%超かつ暴走させない常用OCテクニック
https://akiba-pc.watch.impress.co.jp/docs/sp/726756.html

>CPU温度が100℃(人により違う)ぶっちぎらない限界
それパーツの寿命が早く減りそうですね。特にマザーボードへの負荷が激しくなりそう。

>予算
クーラーやファンの買い替え、グリスのグレードアップ、あたりが順当でしょうか。

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BTOパソコンメーカー比較

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※並びはBTOメーカーの知名度の順(暫定)で、大小関わらず信用できない要素があるメーカーは未掲載。

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BTOパソコンの元修理担当。ハードウェアに超詳しいワケではありませんが、どうしたら故障するのか何となく解るので壊れにくいパソコンを紹介します。