ディスプレイ設定に関する調査結果(2020年9月)後編

2020年9月19日

アンケート結果発表の後編。

前編はこちらで、後編はQ6~10の5つ、前回も書いたけれど投票数は515。年代などは関係ないとして今回はお聞きしておらず、クロス集計は無しな素の10問中で後半5問分となっております。

ご協力ありがとうございます。

ディスプレイ設定に関する調査結果(後編)

私の感想文が不要なら結果のみはこちら。

ディスプレイの設定に関するアンケート 
https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLScm0s-LhNVYQVvF3B6PRVO7NZlAon1bDUSin_4sJlMlEI-NUA/viewanalytics

<目次>

カラープロファイルは変更しないが7割

カラープロファイルは変更しないが7割

先にカラープロファイルとはこれ。

lcd-minires-06-2.gif

変更する率の2割は多い気がするけれど、色調整のことだと思っている人も存在しそうな気配。また、「しない」と回答した人の中にはしないのではなくカラープロファイルという言葉に心当たりが無いのでそう答えた可能性も。

プロファイルをどう設定するかは、例として上の画像の三菱モニタ(RDT232WLM)ならばこのページから inf や icm ファイル詰め合わせのzipファイルをダウンロード可能。

また、手持ちの3枚のモニタでは三菱とEIZOはプロファイルがあるけれど、IOの安物は汎用となっておりプロファイル自体が存在しない模様。これのせいで薄いグレーが白になってしまうのだろうか。

これらどう設定するかは、した記憶が無いので少なくともWindows 7以降ならば自動的にドライバ扱いで入るのだろうと予想。

デザイナとか色を扱う職人でEIZOモニタとか高級品を使っているなら、上司や同業の人にどう取り扱うか聞いた方が良いかも知れませんな。普通は最初から入っているやつで良いと思う。

正直、私はよくわからない。気にしたことがなかったレベル。

約7割の人がモニタ購入時に設定を確認

約7割の人がモニタ購入時に設定を確認

7択+その他(自由記入欄)となっており、7択を%降順で。

  • 1.ディスプレイ購入・交換時(70%)
  • 4.色がおかしいなどの異常時(40%)
  • 2.グラボ着脱時(25%)
  • 3.動画や写真表示など状況に合わせて(14%)
  • 6.変更や確認はしない(9%)
  • 5.月ごと・年ごとなど定期的に(2%)
  • 7.分からない(1%)

最多は7割の人が購入時に確認や変更をされており、私も輝度暗めが当たり前と思っているのでいじるものの、色などのその他設定は一応種類を見るだけでそのまんま。

異常時の4割は体験したことがないけれど、突然青寄りになったとかなら調整で何とかなるか故障として買い換えるかは考えるでしょうな。

グラボ着脱時25%はモニタの設定よりもドライバ側の設定をよく見た方が良いと思う。確かNVIDIAのグラボの一部で初期設定は性能落ちている話を何かで読んだ。

自由記入欄の「1」を上から順に。グラフでは文字が消えているため。

  • グラフィック系ソフトを入れたとき
  • 気分的に
  • 照明を暗くしたとき(夜)
  • 思い出した時に
  • ふと気になったときに
  • 20年モノなのでボタンが潰れて動かずグラボ設定で調整
  • ゲームで洞窟(暗い)or外(明るい)で明るさを変更。
  • 思い立った時
  • 目の調子に合わせる
  • ゲーム機ごとに設定
  • 今の設定に飽きてきたら。

少数派ながら調整頻度の高い人が居られるようで、最近はゲーム用の高リフレッシュレートとか、24型フルHDくらいなら当たり前に2万円切っていたりするので複数モニタを使い分けると良さそう。

ちなみに私はベヨネッタやロケットリーグのような動きクソ速いゲームでIPSは厳しいと思い知ったため、メイン(正面)のEIZOではなく右側にある三菱モニタ(TN方式)で映すようにしております。

特にロケットリーグのズーム時は60HzなIPS方式では無理ゲー。コマが見えすぎて何しているのかわからなくなる。

キャリブレーションする人は1割くらい

キャリブレーションする人は1割くらい

最多は未対応、次いでわからない、これらを除くと対応しているが触らない派が「行う」より多め。キャリブレーションする率は1割となっております。

「ハードウェアキャリブレーション」なので私はてっきりモニタの前に吊るす3万円くらいするこれかと思っておりました。

71WmZ18dJOL._AC_SL1500_.jpg

source:Amazon.co.jp:Datacolor SpyderX Pro ディスプレイキャリブレーションツール SXP100

庶民Aさんに問い合わせるとこちらの方。

content_3.jpg

source:そのモニタに写っている色は正しい? | いちあっぷ

まぎらわしいかと思ったものの、あえて補足は無しで答えてもらうことにして1割ならばモニタ側の設定でこれやる人、知っている人、機能として付いているモニタ、などが少ないのでしょう。

モニターの色温度・輝度は経時変化する(中略)

200時間に1回程度の頻度でキャリブレーションを行うと、常に安定した色を保つことができます。

source:なぜ必要?モニターのキャリブレーション | EIZO株式会社

らしいので、色や輝度にこだわりがある人は定期的な確認が必要なのかも知れない。しかもEIZOが自社製品のモニタを指して200時間と言っているならば、ショボいモニタはもっと早く変色する可能性も。

約半数が映像入力切替を使う機会がない

約半数が映像入力切替を使う機会がない

切替しないが過半数の50.7%。

しかしまれに、と日常的を合計するとこれまた約半数くらいになるわけで、メーカーはもっと切替しやすくなるよう設計するべきなのでは。

EIZOモニタなぞリモコン付。

FR-12_FS2331_FS2332.jpg

source:リモコンの購入について | EIZO株式会社

単品価格見てビール吹けるお値段何と5千円。ちなみにモニタ一式販売当時3万円なのでモニタ本体2.5万円なのか。

ここまでしなくて良いとしても、昔からの慣わしのように切替ボタン含む設定ボタンが押しにくい、フニャフニャする、数年で壊れて効かなくなるスタイルはどうにかならないのか。

別にベゼル狭くしなくて良いし半数もの人が切替を使用しているのならば、もっと目立つ押しやすい位置にボタンを設置しても良さそうなところ、進化や変化しない原因はそこまで考えていない、ならば怠慢でしょう。

大昔のモニタはD-Sub15pin1本が当たり前で切替は無かった。その流れのまんま入力端子の種類や本数が増えて来たので切替の需要を考えていないのかと。

手持ちの3台のモニタの場合。

  • I/O-DATA・・・設定ボタン底面(見えない)、正面に印字も無い
  • 三菱・・・設定ボタン底面(見えない)、正面に印字アリ
  • EIZO・・・設定ボタン正面(見える)、正面に印字アリ

IOモニタはどのボタンが何かわからないので押してみるしかなく、三菱はボタンの効きが悪くなっているので何度か押してみる状態。対してEIZOはわかりやすく押しやすい、加えてリモコンまで付属。

せめて切替だけでも見やすく押しやすい位置に付けるべき。

スピーカー搭載のモニタは意外と多い?

スピーカー搭載のモニタは意外と多い?

ラストはスピーカーの内蔵について。

最多は「常にミュート」が4割少々、次いで「非搭載」が3割弱、音量「固定」や「随時調整」は合計で3割弱。

ということはスピーカー搭載率が7割くらいを占めることになり、最近のモニタは普通にスピーカー付けているのかとやや驚いた。私の手持ちはEIZOモニタだけスピーカー搭載で常時ミュート、他2台は非搭載。

なぜ常時ミュートかはHDMI接続すると音を拾ってしまうので音量ゼロにしておかなければクソ音質な音まで出てしまうのでオフ。

10Wもないオマケのようなスピーカーをなぜ付けるのか謎だったけれど、使用している人も居られるようで。個人的にはコストダウンできるなら標準で無しにして欲しいほど嫌い。

最近のマザーボードの音源チップはかなり進化しており、10年くらい前に購入したX58マザーの時点でサウンドカードは捨てたくらい(このカードのためにPCIスロット付にしたにも関わらず)、現在のZ97でもサウンドカードやDACを買おうとは思わないほど。

モニタのクソ小さいスピーカーでは素人耳な私でも嫌気がさすほど音質が悪く、明らかに2千円前後のスピーカーでさえ雲泥の差なので、音にこだわりがなくともモニタのスピーカーの音質悪いなら外付おすすめ。

どのくらい違うかは、そのモニタのスピーカーから音と、まともなイヤホンをマザーボード(PC本体背面の緑ピンジャック)に挿して音比べしてみましょう。 


以上、アンケートへのご協力に感謝。調査結果のリンク一覧はこちら

今月のオススメBTOパソコン
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リンク用ソース

コメント(1)

>カラープロファイル
変更する率20%は高すぎ。東京で無作為にアンケートをとったら1%を切るはず。

要は赤青黄緑などの色を「どんな色で表示しているか」保存するものですから、単体のPC内だけでカラープロファイルを保存しておく必要はほぼ無いです。一般的には「他のパソコン」や「プリンタ」などで色差が生じないよう色指定しておく、というのが狙い。

会社PCで資料を作るときなどは、PCとプリンタで同じカラープロファイルを使うよう設定(ヒツジ先輩の画像「ディスプレイ:2 MITSUBISHI~」のクリックすると使用しているプリンタが出てくるはず)しておくと、画面表示の色と印刷された色が違う、という事態をある程度は防止できます。

>突然青寄りになったとかなら調整で何とかなるか
アナログな話をすると、映像ケーブルが抜けかかっていると色表示がおかしくなることもありますね。過去に1回だけですが、画面が緑っぽくなっているモニタの映像ケーブル(モニタもPCも古かったからD-Subだった気がする)を強く差し込んだら直ったことがあります。

>ハードウェアキャリブレーション
ヒツジ先輩があげている高級なキャリブレーションツールを使うのもハードウェアキャリブレーションです。ですが、ハードウェアキャリブレーションはあくまで「モニタの設定をモニタ側で変更する」もの。Windowsのコントロールパネルやツール系ソフトを使ったソフトウェアキャリブレーションではない、というだけです。

そのへんをご存知のいわゆる「ディスプレイマニア」がどれくらい居るのかな、という率を調べるだけの質問だと思って頂ければ良いです。ヒツジ先輩の意図で質問するなら「モニターキャリブレータ(カラーキャリブレータ)は使いますか?」あたりが適当でしょうか。

※ヒツジ先輩が貼った画像の中心にある、コードで吊られた三角形の機器がキャリブレータ。

>昔からの慣わしのように切替ボタン含む設定ボタンが押しにくい
安物モニタでも設定ボタンにタッチセンサーを採用しているモデルはいくつかありますね。いつぞや人気だったアイ・オー・データの激安モニタもタッチセンサー式でしたし。

PC Watch|完売になっては在庫復活を繰り返す8,180円の20.7型液晶を買ってみた
https://pc.watch.impress.co.jp/docs/column/yajiuma-mini-review/748640.html

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プロフィール

ヒツジ先輩

書いてる人:

BTOパソコンの元修理担当。ハードウェアに超詳しいワケではありませんが、どうしたら故障するのか何となく解るので壊れにくいパソコンを紹介します。