ノートの性能や形態や故障に関する調査結果(2018年)

2018年7月14日

先々月実施のアンケート結果発表その2。

またもや忘れており失礼。2ヶ月前に実施したアンケートの結果で計10問、すべてノートPCに関する質問であり、自作やBTOなどデスクトップPCユーザ多めな当サイトではやや厳しいかと思いきや574票。

ご協力ありがとうございました。

概要。クリックすると飛ぶので全部読むならスルーで。

  1. ノートPCの性能は約半数が中程度
  2. 予算6~10万円中心に上下へ割れる
  3. ノートでのテンキーは不要が過半数
  4. 外付のマウスが必要な人は約8割
  5. モバイルノートは1.5kg以下が中心
  6. ストレージはSATA接続SSD8~9割
  7. 保証終了後の致命的故障は買い替え
  8. ノートPCのバックアップは外付7割
  9. 持ち運び時は半数がバソコンバッグ
  10. ノートはサブPCとしての使用が中心

私の感想文が要らないならこちらで結果のみ閲覧可能。

ノートPCに関するアンケート
https://docs.google.com/forms/d/1_3HYmXRSdrNyxD-UKTmNMMU6LfHB_MUQHbpbd3b8Odc/viewanalytics

 

ノートの性能や形態や故障に関する調査結果(2018年)

項目多いのでコメントは短めで。

1.ノートPCの性能は約半数が中程度

ノートPCの性能は約半数が中程度

きれいに分かれましたな。

最も多い求められる性能はミドルスペックとなっており、事務作業よりも上の用途でまともに動くモノでなければと考える人が半分くらい。それ以上とそれ以下は半々くらいに割れた。

世間一般より比較的ゲーマーの多い当サイトの調査でさえ3Dゲームできる級のハイスペックはあまり求められておらず、2.8%16票なので最近のBTOメーカーによるゲーミングノート発売連発は大丈夫なのだろうかと思った。

予算は次。

2.予算6~10万円中心に上下へ割れる

予算6~10万円中心に上下へ割れる

こちらもきれいに分かれた。

最多は6~10万円で3人中1人がこの価格帯となっており、私もメインPCにするならこのくらいが妥当として、以前代理で選んだパソコン工房のノートもここに該当する8万円クラス。

しかし当調査結果最後の10問目での回答はサブPCとして使う人が多い、その割に6~10万円が多めな辺りは皆さんパソコンに対する価値観が私の感覚より高いのだろうと感じております。私はサブPCノートなら6万円未満が基準。

その価格帯の上下、3~6万と10~15万円も2割以上な点は、質問の1番でハイスペックは不要と答えた率とやや矛盾。10~15万円を出せばゲーミングPCに手が届くレベル。3~6万は軽作業としてだいたい合っている印象。 

3.ノートでのテンキーは不要が過半数

ノートでのテンキーは不要が過半数

意外だと思ったテンキー有無は過半数が不要と回答。

何が意外かは単に私がノートでもテンキーあった方が良い派な以外、以前やったメインPCのキーボードにテンキー付いているかの調査ではあると答えた人が4割の約2倍になる8割近くになったため。

テンキー有無

source:キーボードのテンキー有り無しアンケートへご協力を

条件は自宅で使用しているメインPCの最も利用率の高いキーボード、2014年の調査なので4年で感覚が変わったのか、単純にテンキー要らないけれど付いているだけなのか。

なぜ最近のノートにテンキーが付いているかは、昔と同じ15型級でもワイドモニタという16:9が主流になったため、キーのサイズやピッチが同じなら画面が横長な分キーボード側のスペースが左右に余ってしまうため。

あればあるで良いとするべきか、何か別の機能でもあった方が良いのか。Enterキーと近い場合はややジャマだと思うことがある。

4.外付のマウスが必要な人は約8割

外付でのマウスが必要な人は約8割

圧倒的にマウス必要。

確かにノートを使っている人を見るとだいたいマウスを接続して使用しており、テンキーに続きタッチパッドも要らないのでは、とか思った。実際、タッチパッドの誤動作がイヤで切っている人も多そう。

個人的には15.6型ノートを持っていた時は時々トラックボールを接続していたものの、こいつは結構重いのでモバイルする時はトラボは自宅で留守番しておりました。しかしACアダプタやノート本体がすでに重いのだから持って行けば良かったとも感じることも。

次いで13.3型ノートを持つ今はバッテリが8時間以上もつため、1泊の出張ならばノート本体のみでOK、マウスは邪魔くさい、外付は邪道とかよくわからない思考回路。

作業効率を求める用途か、メールチェックして簡単な返信をする程度かでも変わるでしょうな。ちなみに私がなぜタッチパッドで操作するかは、ノート修理していた頃に一々マウスとか付けていられないため慣れた。 

5.モバイルノートは1.5kg以下が中心

モバイルノートは1.5kg以下が中心

許容範囲を引き算して行ってみましょう。不明な11.3%除く。

  • 1.0kg超え・・・73.5%
  • 1.5kg超え・・・32.7%
  • 2.0kg超え・・・15.3%
  • 2.5kg超え・・・8.9%

100人中74人くらいは1kg超えてもOK、ところが1.5kgを超えても良い人は100人中33人まで減少しており、現実的な数値としては1.5kgが境界線、または2.0kgを超えるとほとんどの人がモバイルとしてくれないのでここが壁かといったところ。

私は現在1.5kg切れる13.3型をモバイルすることがあり、出張時の元のかばんの重さが2kgくらいなので1.5kg+ACアダプタ+モバイルルータとなり2倍くらいになるので割と重く、ノート要らない時は持たない、とするとモバイルと言えるか疑問だと思った。

必要ならノート本体が2kg以上だろうと、どうしてもならプロジェクタでも運ぶけれど、やはり軽さは重要。 

6.ストレージはSATA接続SSD8~9割

ストレージは2.5インチSSD8~9割

複数回答トップ3。誤字失礼。

  1. SSD(SATA)・・・85.0%
  2. SSD(NVMe)・・・44.8%
  3. HDD・・・23.7%

トップがSSDのSATA接続ならOKとした85%の人は、SSDならばとりあえず良しとして、できればNVMeが良い45%という感じなのかと。NVMeは高額、そして発熱するのでノート用にそこまでして超高速は、と思った。

意外と多めと感じたモノはHDDが23.7%となっており、ノートならゲームや映像編集したりではなくブラウザとかオフィス使う程度とするなら、用途次第ではHDDでも良しとされるのかと推測。

7.保証終了後の致命的故障は買い替え

保証終了後の致命的故障は買い替え

マザーボードの故障=致命的な故障とした理由は、私でさえ手持ちのノートのマザーが故障したなら、メーカーへ修理依頼するかあきらめるかの2択になるためで、原因は2個1するしかない+マザー交換で直る保証がないため。

6割の人があきらめて買い替える、次いで多いのは捨てる、この2つは諦めるという点では同じなので修理しない率は計73.5%、4人中3人くらい。何らかの方法で修理したい率は計21.5%。

やはりノートは使い捨て感がありますな。BTOでさえ5万円以下のノートでマザー交換なら5万円超えてしまう可能性が高く、NECとかならそれどころではないはず。

ならば丸ごと一式6~10万円の予算で、と考える人が多いのか。使用した年数とか元の値段の高さにもよるかと。1年1ヶ月で30万のノートのマザーが故障したなら私でもどうするべきか迷う。

注意することは、本当にマザー交換だけで直るのか。いや、故障箇所が違うという意味ではなく、CPU、メモリ、その他もしディスクリートGPUまでマザーに溶接なら巻き添えを喰らいマザー交換=中身ほぼ全取替の見積りになる可能性。

メーカー修理するなら、送料と見積りキャンセル時にいくらかかるかを前もって聞いておきましょう。キャンセル代を要する理由は、一度修理してみて直ったなら見積り発行->キャンセル->元の故障した状態へ戻すためであり、キャンセルされた方が現場としては手間が増える。

8.ノートPCのバックアップは外付7割

ノートPCのバックアップは外付7割 

複数回答、トップ3。

  • 外付・・・70.7%
  • NAS・・・24.0%
  • クラウド・・・18.8%

内蔵は1割にも満たず、バックアップしない率よりも低い。私の場合はノートでたいした作業をしないため基本クラウド、帰社して取り出す、または実験用ノートはバックアップしないくらい消えて困るデータなし。

というわけで、メインPCなノートならば外付のHDD、そうではないならUSBメモリでデータをバックアップするか取り外して別PCへ移すとか多そう。

9.持ち運び時は半数がバソコンバッグ

持ち運び時は半数がバソコンバッグ

意外と多いと思った、バソコンバッグの使用率。

合計するとパソコンバッグ利用率は49.8%、「ほとんど使わない」は使わないけれど持っていることを意味しており、ここまで合計すると62.7%なので6割くらいの人がバッグ所有。

「サンワサプライの福袋で毎年パソコンバッグが増殖しますか?」というアンケートしようと思ったけれど分母が小さそうなのでやめておきましょう。ちなみに私は一度も使っていないバッグが3つ、内2つは他人へ差し上げた。

10.ノートはサブPCとしての使用が中心

ノートはサブPCとしての使用が中心

これもきれいに分かれた印象。

サブPCとしての利用が最多で4割少々、次いでメイン+サブとメインが半々くらいの1割少々。驚くべきはノートPC所有率が9割くらいになるため、メインと答えた約1割を除くと8割くらいの人がデスクトップ+ノートなPC変態率の高さ。

現在は修理現場にはいないのでわからないけれど、デスクトップPCのコンデンサが優秀になり故障しにくくなった気がするように、ノートも故障しづらくなっている->出荷台数減少も考えられると思った。

もちろんタブレットやスマホだけで良くなった人も一定数は存在するとして。当初はタブレットが最も中途半端な位置にあると感じたものの、実はノートが一番中途半端なのかもとも。


以上。

この手の調査結果は発表日をスルーしてしまえども独自調査結果のページからリンクするので見逃した際はこちらからどうぞ。

ご協力ありがとうございました。

今月のオススメBTOパソコン
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リンク用ソース

コメント(2)

>ノートPCに求める性能
ノートがメインPCの方は11%、サブPCの方が42%という結果を考えると、ミドルスペックを求めるユーザが50%近いのは納得の結果。

>私はサブPCノートなら6万円未満が基準
サブPCとはいっても、たとえば

1.ノートPCはデスクトップPCが故障したときくらいしか使わない
2.外出時のブログ更新などある程度は日常的に使う
3.デスクトップPCで重い作業中に別作業を行うとき使う

こんな感じに使用頻度や用途は個々人で異なるでしょうから、サブノートPCに割く予算が高額化してもおかしくは無し。

>テンキー
サブ用途が42%ですから、ノートPCの想定サイズがモバイル用途、13型くらいまでを想定した方が多かったのですかね。もしくはサブ用途ならテンキーが無くても我慢できる、そのぶん価格を抑えられる、キーボードの配列に無理が出ないからテンキー無しでOK、とか。

私はノートPCでもテンキーは欲しい派ですが、テンキー無しのキーボードでもそこそこな速度で数字の打鍵はできますから、無ければ無いで我慢できます。

>モバイルノートは1.5kg以下が中心
そらモバイルならね、ではありますけれど、モバイル用途で2.0kgまで許容範囲の方が17%もいることに驚き。私はノートPCに小ささを求めていないため、モバイル用途でも15型くらい=重量は2.0kg超え、ですから同じような方々が多いのでしょうか。

>ストレージ
複数選択ですから、私なら「SATAのSSD+HDD」ですけれど、割合からするとSSDのみを選ぶ方が多いようで。

>マザーボードの故障
メーカー修理が7.7%に対し、自分で修理が11%と高いのは、自作PCユーザの割合が多いBTOパソコン.jpならではの結果。ただノートPCが「めったに使わないサブ用途」なら、中古で同じノートPCを買って、ストレージだけ交換するのもアリかなとは思います。

>パソコンバッグ
やや分厚いビジネスバッグといった外見のパソコンバッグも多いですから、外出時は自然とパソコンバッグを使用する方も多いのでしょうか。電車内でノートPCを広げている方々も、ほぼ全員がパソコンバッグにノートPCを入れていますし。

>1年1ヶ月で30万のノートのマザーが故障したなら私でもどうするべきか迷う。
デスクトップなら故障美味しいという私でも。ノートの場合は延長保証を付けます。
最低3年ぐらいは、かけた方が良いと思いますよ。
延長保証切れ時点で、PCの更新時期とも思いますから。

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BTOパソコンメーカー比較

パソコン工房

高性能: ★★★★ 長保証: ★★

コスパ: ★★★★★ 安保証: ★★

部品選: ★★★☆☆

初心者や実用重視のPCユーザー向け。デスクトップ以外にノートも多数有り価格と性能のバランスが良く選びやすい。全国に実店舗が多数有るBTO PCメーカー。

マウスコンピューター

高性能: ★★★★★ 長保証: ★★

コスパ: ★★★★ 安保証: ★★

部品選: ★★★☆☆

パソコン工房と同様に機種が多くノートの取扱も有りゲーム用やクリエイター向けPCも有り。送料が比較的高額なので総額注意。知名度は国内トップクラス。

ドスパラ

高性能: ★★★★★ 長保証: ★★

コスパ: ★★★★ 安保証: ☆☆

部品選: ★★★☆☆

デスクトップPCならパソコン工房とマウス以外にドスパラも見る価値有り。秋葉原に本拠地を構える昔ながらのBTOパソコンメーカーで知名度はマウス並に高い。

DELL

高性能: ★★★☆☆ 長保証: ★★

コスパ: ★★☆☆☆ 安保証: ☆☆

部品選: ☆☆☆☆

2011年頃から安く無くDELLを選択肢に入れる理由が薄く回線抱き合わせ販売の価格がまぎらわしい。ゲームPCのAlienwareは見た目重視コスパ最悪なので要注意。

日本HP

高性能: ★★★★ 長保証: ★★

コスパ: ★★★☆☆ 安保証: ★★

部品選: ☆☆☆☆

高性能ノート以外は見る価値が薄く高額なLenovoという感じ。早々にWindows 7を捨て8に切り替えたので7が必要なら行っても無駄。2012年後半から迷走中。

TSUKUMO

高性能: ★★★★ 長保証: ★★

コスパ: ★★☆☆☆ 安保証: ★★

部品選: ★★☆☆☆

ヤマダ電機による買収後はマニアックな感は無くなり家電通販のような普通のパソコン屋に。BTO PCは機種が少なくやや割高。ツクモファンなら選択肢へ。

FRONTIER

高性能: ★★★☆☆ 長保証: ☆☆☆

コスパ: ★★☆☆☆ 安保証: ☆☆☆

部品選: ★★☆☆☆

2013年7月に(株)KOUZIROが倒産しヤマダ電機子会社インバースネットが続投。長期保証が消滅。これと言った特徴が無く難点は有れど利点が見当たらない。

サイコム

高性能: ★★★★★ 長保証: ★★

コスパ: ★★☆☆☆ 安保証: ★★★

部品選: ★★★★★

自作しない中~上級者のPCユーザ向け。初心者にはカスタマイズが難しく動かない構成でも購入できるので注意。パーツへのこだわりや知識が有るなら。

※並びはBTOメーカーの知名度の順。大小関わらず信用できない要素があるメーカーは未掲載。

勝手に評価シリーズ

結果として宣伝になっていますが依頼されたわけでは無く、依頼されてもやりません。

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ヒツジ先輩

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BTOパソコンの元修理担当。ハードウェアに超詳しいワケではありませんが、どうしたら故障するのか何となく解るので壊れにくいパソコンを紹介します。